屋久島縦走-宮之浦岳ヘッドロック
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白谷小屋
標高825m。 登山道からは少し入ったところにある白谷小屋がある。 定員は40名程度で5月〜11月までは連日利用者で賑わう。 この日も沢山の人だかりで賑わっていました。昼食をとるひと、 休憩する人等様々ですが、私たちの目的は何といっても水場での水分補給です。


屋久島縦走-焼野三叉路
屋久島地図


屋久島・焼野三叉路から永田岳を望む 平石から約30分。焼野三叉路(標高1780m)に到着。宮之浦岳と 永田岳への分岐点になるところだ。ここから宮之浦岳山頂までが 30分。永田岳山頂まで50分かかる。宮之浦岳アタックの 最終段階に入ってきた。目の前には宮之浦岳が聳え立ち巍然屹立 と私たちを待ち構えている。怯めない、挫けないと叱咤激励して 一歩一歩足を進めていく。

屋久島・焼野三叉路から本格的に宮之浦岳を登ることになる ここからの登山道は意外と整備されていて、歩きやすかったが、 登り斜面はかなりきつく、やはり亀の足だ。すれ違う人も殆んどいなかった のだが、ここへ来て始めて登山客とすれ違う。外国人のカップルだった。 あちらは降りでルンルン笑顔だ。ハロー!こんにちは!と挨拶を交わすと、 「We are the animals I saw three times!」、、、なにやら英語で 話しかけてきた。即答できるはずもなくOK! OK!と返事する。

日本人の本能であろうか、とりあえずOK!しか出てこない。 それで、グッバイ!、サヨナラ!と気持ちを交わした。 その後息子に何て言ってたと聞いたら、動物が3回なんとかかんとか と、、、。そこへヤクジカがシャカシャカと現れ、 あれかー!と指差すと、外国人のカップルもにこやかに笑って答えた。 言葉は通じなくても気持ちの通い合う清清しい場面だった。私たちは 手を振り合ってお互いの旅路を恩愛した。グッドラック。







平石
平石岩屋から15分。平石(標高1710m)に到着。花崗岩が風化して平らになっているところだが、宮之浦岳アタックの最後の休憩所的な場所でもある。荷物を降ろしてしばし休憩だ。標高も1700mを越え肌寒くなってくる。今回レンタルしたレインウェアもやっと出番が廻ってきた。この辺りにくると天候も千変万化で、雲の通路を進む場面も多々あるので事前に羽織っておくと安心だ。