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淀川登山口まで残り1.5km。といっても1時間30分。
ここから気合で乗り切るぞ!怒りの推進力を無くした親子は、
ここから気合で歩きだした。オース!、オース!、ヨイショー!
ヨイショー!トー!、トー!、おりゃー!、おりゃー!、、、
二人の掛け声が静まり返った山懐に響き渡る。それでも幾度となく
斜面が立ちふさがる。めげずにめげずに突き進む。だが、なんとなく
感じていたが、小高いピーク超えはジャブのようにじわりじわりと
心を折っていく。目の前に急な斜面が迫るとまたかーと心が折れる。
途中、淀川小屋を経由して水場へ直行。澄み切った淀川に飛び込みたい
くらい身体も火照っていたが、バスの時間も迫っていて、
足早に水分を補給する。
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三叉路 登山開始から40分程度。楠川歩道と原生林歩道とがぶつかる分岐です。暖帯性広葉樹の中にスギ、モミ、ツガなどの針葉樹が混在し、下層植生が奥行きのある自然美を醸し出す。この辺までは白谷雲水峡のみ散策される方で賑わい、装備も軽装の人が多いです。家族連れの方も多く、行きかう人々の「こんにちは!」の軽快な挨拶が飛び交います。
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