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屋久島縦走中、随所に岩屋と名のつくポイントがある。
岩屋とは単なる名前かと思いきや、緊急避難所もかねる
れっきとした屋を兼ねていることを発見する。
急な悪天候に見舞われたり、怪我などで動けなくなった
時など、一夜を過ごすビバーグ的な場所でもあるのだ。
また、激しい雨に見舞われたりした時などは雨宿りをできる
ポイントだったりする。縦走中はこれらの岩屋のポイントを
事前に確認しておくことも大切だ。
岩の上部には、ヤマグルマ、ナナカマド、サクラツツジなどの
植物が生息する。
■写真
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大株歩道入口 楠川分かれから80分程度で標高910m、大株歩道入口へ到着。ここからのルートは縄文杉登山で最も過酷な道のりとなるため、皆さん必ずといって休憩をとる。トイレや水場もあるため一息つく人が多い。私たちも類にもれず、小休止だ。背中のザックを肩から降ろして腰掛ける。全身の疲労が湧いて出てくるようだ。
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