屋久島縦走-宮之浦岳ヘッドロック
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---The 屋久島縦走---
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三叉路
登山開始から40分程度。楠川歩道と原生林歩道とがぶつかる分岐です。暖帯性広葉樹の中にスギ、モミ、ツガなどの針葉樹が混在し、下層植生が奥行きのある自然美を醸し出す。この辺までは白谷雲水峡のみ散策される方で賑わい、装備も軽装の人が多いです。家族連れの方も多く、行きかう人々の「こんにちは!」の軽快な挨拶が飛び交います。


屋久島縦走-準備その4その他
屋久島地図


屋久島縦走には登山用具、食料以外にも 必要なものがたくさんあります。登山届けや 救急用品などの身の安全を守るものから、 地図、コンパス、予備電池などの遭難した 時に必要になるものもあります。 どれも必要になる可能性がありますので、 できるだけ携行していくことをお勧めします。
実際に携行したものを表にまとめてみました。 必ずしも必要でないものもありますが、 参考にされてください。
用具 必要性
登山届け(白谷雲水峡入口にて投函)
保険証コピー(怪我などの際に必要)
救急用品一式(特にテーピングテープ)
行動計画表
万能ナイフ
携帯電話
携帯電話充電器(乾電池式)
乾電池(予備)
カメラ
地図
コンパス
とけるティッシュ
虫除け
メモ帳/ボールペン
ジップロック
ゴミ袋
免許証

登山届けは必ず提出します。屋久島では毎年数人の 方が遭難にあわれています。その殆んどの人が 登山届けを出さずに山に入っていて、捜索が難航 するケースも出ています。登山届けには登山開始日や 下山予定日、ルート計画などを記す必要があり、 下山したら必ず下山報告をするよう義務づけられて います。したがって、下山予定日を過ぎて24時間 下山報告がなければ機関が捜索に動く仕組みに なっています。電波の届かない山中で遭難した 場合、登山届けを出しているかいないかは 命をも左右するものとなります。

救急用品一式
これはあるのとないのでは安心感が全然違います。 また、もし怪我や腹痛などの病を患った時に誰も 助けてくれませんので必須アイテムです。 特に実用的なのが、テーピングテープです。 膝や足首に巻きます。これで2日目はだいぶ 助けられました。

行動計画表
常にポケットに入っていたのがこれです。ポイント ポイントでタイムチェックしたりしました。 後半は汗でぼろぼろになりましたので、 専用の防水シートなどに入れて持ち歩くと 良いです。

携帯電話とデジカメ
今回悩んだ一つに撮影用のカメラでした。 もちろんカメラは必要なのですが、手持ちの デジカメの予備バッテリーがなかったので、 おそらく初日でカメラの役目は終了と思い、 乾電池式の安価なデジカメを購入して持参しました。 これが結果的に裏目になりました。 屋久島の森の中では遠くの被写体を撮影 するケースが多く、安物のカメラでは露出機能が 悪く、どうしても暗く写ってしまいます。 それで、携帯電話に変更して撮影したところ 結構、携帯のカメラは侮れませんでした。 乾電池式の充電器も活躍しました。

ジップロック
本来、雨対策で荷物を収納するために 使用しますが、調理用の水を汲む容器がなかったため 予備のジップロックで代用しました。収納するのも 軽いしコンパクトになります。これは使えますね。

免許証
登山用具をレンタルする際に身分証明として 必要になります。また、レンタカーなど を利用する際にも必要になります。







栗生岳
栗生岳。標高1867m。背後には左から翁岳1880m、安房岳1847m、投石岳1830m、が控える。宮之浦岳登山道も焼野三叉路からのルートは整備されているが、栗生岳側は結構な悪路だ。斜面もあり、危険箇所も数箇所ある。それに荷重が加わるので、滑らないよう注意しながらゆっくりと降りていきます。