屋久島縦走-宮之浦岳ヘッドロック
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縄文杉
縄文杉(標高1312m)が近くなると、遊歩道も整備され、木道や階段などで人の行き交いにも配慮されているようだ。それでも、ピーク時は何分も足止めをくらい、順番を待って縄文杉展望台へと足を進める。幸い私たちの到着した時間はすっかり縄文杉見物の人だかりはなく、何か物静かな感じだ。縄文杉展望台までの最後の階段を一段一段登っていく。そしてその瞬間は訪れた。悠然と佇む縄文杉。辺りは静寂につつまれ、神々しいまでのオーラが漂う。確説としても語り継がれる7200年の息遣いが、閑居な佇まいに木霊する。


屋久島縦走-大株歩道入口
屋久島地図


屋久島・大株歩道入口周辺は休憩する人で賑わう 楠川分かれから80分程度で標高910m、大株歩道入口へ到着。 ここからのルートは縄文杉登山で最も過酷な道のりと なるため、皆さん必ずといって休憩をとる。トイレや 水場もあるため一息つく人が多い。私たちも類にもれず、 小休止だ。背中のザックを肩から降ろして腰掛ける。 全身の疲労が湧いて出てくるようだ。

振り返ると登山スタート から4時間強が経過している。摂るものもそこそこに、 途中沢へ降りて水分補給をしたり、持参した粉末ポカリで 栄養を補給したり、簡単な道のりではなかった。

本格的な屋久島登山が始まる 腰を下ろした後、持病の左膝にギクッと激痛が走る。 あたたたー。やっぱりきたかー。思ってはいたものの やはり普段から痛い場所へ負担がかかっている。が、 まだ我慢できないほどでもなかった。

大株歩道はいきなり 急斜面からのスタートだ。いままでの平坦なトロッコ道 とは違い、本格的な登山となる。しかも日帰り登山の人たちの 復路とのすれ違いもピークになるためゆっくりとゆっくりと 進んでいく。両手を使う場面も極端に増えていくのも ここからだ。急斜面では蔦や木の根をつかんで登ったり、 ロープを掴んで歩いたりする場所も出てくる。より慎重な 歩行を要する区間でもある

屋久島・大株歩道の案内板 大株歩道〜翁杉(20分)
翁杉〜ウィルソン株(35分)
ウィルソン株〜大王杉(70分)
大王杉〜夫婦杉(5分)
夫婦杉〜縄文杉(50分)

屋久島・大株歩道入口近くのトイレ 大株歩道入口近くにあるトイレ。ここから縄文杉までは トイレが無いです。

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飛流おとし
管理等より10分程度登ったところにある飛流おとしです。標高800メートル、白谷川のきれいな渓流を代表する観光スポットにもなっています。白谷雲水峡には、推定樹齢2000年の弥生杉や奉行杉などの屋久杉が手軽に眺められ、白谷雲水峡の沢には、苔類が繁茂して、森林の緑と香りが神秘的な世界を描きだしています。