屋久島縦走-宮之浦岳ヘッドロック
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翁杉
大株歩道に入り、最初に出会う屋久杉が翁杉だ。樹高23.7m、幹周り12.6m、標高1000m、推定樹齢2000年の名木だ。凛とした佇まいが印象的で、苔むした表面は幾重にも絡み合うように、ヒノキやヤマグルマ、サクラツツジ、ナナカマドなどの着生植物が根が張り、生命の躍動感さえ感じ取れ圧倒される。


屋久島縦走-大王杉
屋久島地図


縄文杉が発見されるまでは屋久島一の大木だった ウィルソン株からは1時間程度。標高1190m、大王杉が天高く聳え立つ。 その存在感は縄文杉をも凌ぐもので、縄文杉が発見されるまでは 屋久杉の王者に君臨していた杉だ。

その威光は現在でも少しも衰えることなく、見るものを圧倒 する。周囲の木立から抜きん出る大木は遠めに見ても 圧倒的な存在感を漂わせる。気品といい貫禄といい、 威風堂々たる容姿は大王杉という名に恥じることなく 人々を魅了し続けている。

大株歩道もこの辺りから架橋に入る。疲労度もピークに 達してくるころだ。ここから概ね1時間弱、縄文杉までの 道のりが続く。

屋久島登山・大王杉はかなり近い位置から見ることができる 根元には3箇所の亀裂があり、中はかなり大きな空洞になっている。 以前は大王杉の上部の根元を登山道が通っていたが、根の踏みつけなど が心配され現在では迂回するルートになっている。この辺りからが 世界自然遺産地域に登録されている。

屋久島登山・大王杉周辺 近くには風雨などの影響で巨木が倒れています。 倒れた巨木の上には、ぽっかり陽のあたる場所ができます。 その明るい倒木の上に杉の種が落ちると芽が出て育っていきます。 これを倒木上更新と呼んでいます。倒れた木の上に新たに芽が出て育ってい きます。屋久島では何千年もかけて世代交代していきます。







ウィルソン株
標高1030m。翁杉から30分程度。若干スケジュール的には押してきたようで、疲労の色は隠せない。もののけ姫の森でも書いたが、ウィルソン株の美しさもそれに劣らない、神がかり的な高貴な雰囲気が漂う。目に飛び込んでくるような、一瞬で記憶に刻まれる「絵葉書」のような美しさだ。