淀川登山口〜宮之浦岳 |
淀川登山口 |
駐車スペースが狭いのでマナーを守りましょう。
林道脇にはログハウスのトイレが設置されている。
毎年6月の第一日曜日はシャクナゲ登山が行われていて、
この日は車の乗り入れは出来ない。また、シャクナゲの
シーズンには駐車場も混雑するので注意したい。
|
40分 |
淀川小屋 |
淀川登山口から起伏の激しい歩道を40分ほど歩くと、標高1280m
にある淀川小屋に着きます。小屋の室内は2段になっていて
定員は40名程度。無人の山小屋です。水場とトイレあり。
山小屋脇の淀川支流の清流は登山者の喉の渇きを潤してくれます。
シーズン中は登山客で賑わいます。譲り合いを大切に。
小屋の横を流れる淀川には橋が架かっています。橋の上から
眺める清流は水面の位置がわからないほど透き通っていて
見るものの心を和ませてくれます。清流沿いにはヤマグルマ、
ヒメシャラ、スギなどの高木とシャクナゲ、ハイノキなどの低木が
混在して見られます。
|
60分 |
展望所 |
淀川小屋から40分程登ると歩道の左手に展望所があります。
そこからは標高1711mの高盤岳を望むことができます。
その山頂のトーフ岩の奇岩が目を引きます。いかにも包丁で
切ったような形がなんとも神秘的な気もします。また、
登山道右手には温帯針葉樹林が展望できます。
|
10分 |
小花之江河 |
花之江河の手前にあるこじんまりとした湿原です。枯存木などが
神秘的な風景をかもし出します。湿地を傷めないよう歩道から
外れないようにしましょう。
|
10分 |
花之江河 |
標高1630m、日本最南端の代表的高層湿原です。
花之江河は淀川登山口から約2時間、距離にして4kmで、ここから
宮之浦岳もおおよそ4kmある。淀川登山口からはちょうど中間地点
にあたる。
天候の良い日などは景色が開けて黒味岳を望むことができます。
寒い朝などは歩道が霜で凍っていて滑りやすくなっています。
|
15分 |
黒味岳分岐 |
黒味岳への分岐点。宮之浦岳への日帰り登山の際は避けたほうが無難です。
|
15分 |
投石平 |
花之江河から黒味岳を左に見て30分ほど進むと標高1680mに
投石平がある。平らな岩の上からは、黒味岳北東斜面や投石岳南斜面
の温帯から亜高山帯にかけての森林がみられます。白骨化した枯存木
を中心にヤクシマシャクナゲなどの低木林が見られます。
見晴らしが良く、黒味岳が望めます。また、天気が良ければここで
初めて宮之浦岳の頂が見えてきます。
ここでは携帯電話が機種にもよりますが繋がります。
|
100分 |
宮之浦岳 |
標高1935.3mの九州最高峰宮之浦岳。山頂は以外と広く30名程度
は十分に座れる広さです。
天気が良ければ北に薩摩半島最南端にある開聞岳を拝むことができ、
南に黒潮の流れを一望することができます。特にヤクシマシャクナゲ
が咲いている季節は言葉では言い尽くせないほどの景観です。
眺望に見とれていて長居は禁物です。遅くとも午後1時ぐらいにはここを発ちましょう。
|