宮之浦周辺

宮之浦周辺
宮之浦港は屋久島の北東岸に位置する地方港湾で、鹿児島や種子島への定期フェリーや高速船が就航しています。

 

古くは屋久杉の積み出しが盛んでしたが、縄文杉をはじめとする数々の巨木の発見や、平成5年に屋久島が我が国ではじめて「世界自然遺産」に登録されたことにより、その知名度は全国的なものとなり、多くの観光客が屋久島を訪れています。

 

現在は、国内の代表的な観光船が多数寄港しており、港は全国からの来島者で賑わいをみせています。

 

宮之浦周辺

 

屋久島総合自然公園

近くには宮之浦川が流れ、自然に囲まれた場所です。園内には育苗舎があり、ヤクシマシャクナゲやヤクタネゴヨウの苗が育てられています。園内には野外ステージもあり、イベント会場としても利用できます。

 

屋久島総合自然公園入園料 大人:300円
   小中高生:100円
   団体割引あり

 

開園時間 8:30〜17:00
休日   12/29〜1/3
連絡先  (0997)42-2727

 

宮之浦周辺

屋久島環境文化村センタ−
(徒歩5分)

宮之浦港から徒歩5分のところにあり、館内には、展示室、映像室、おみやげ品店、レストランがあります。世界自然遺産登録地屋久島に関する総合的な情報の提供、交流、案内の拠点となる施設です。

 

映像室では、幅20m×高さ14mの迫力の大画面で屋久島の紹介の映像が見ることができます。ここはぜひチェックしておきましょう。

 

屋久島環境文化村センタ−入場無料
(展示、映像室500円)
月曜日、12月28日〜1月1日は休館日
(GW、夏休みは 無休。)
TEL0997−42−2900

 

 

 

歴史民俗資料館
縄文時代から現代までの屋久島の歴史と人々の生活史を、実物展示を交え紹介しています。

 

入館料 大人:100円 小中高生:50円
 団体20名以上:大人70円 子供30円
開館時間 9:00〜17:00(入館は16:30まで) 土曜日は12:00まで
休日 月曜日・土曜日午後 12/28〜1/4
連絡先(0997) 42−0100(上屋久町役場)
施設内容 島民の暮らしと産業の歴史

 

 

なごりの松原(徒歩5分)
宮之浦港のすぐ近くにあり、観光客や家族連れで賑わいます。のんびりと過ごすには最適な場所です。お弁当を広げるのも家族連れにはおすすめです。

 

また、近くには屋久島観光センターがあり、記念品やお土産を買う人で賑わいます。

 

バス停(宮之浦港入り口)、まつばんだ交通、ライフセンタ−などがあります。

 

 

宮之浦城ヶ平城跡
宮之浦城ヶ平城跡(みやのうらじょうがひらじょうあと)は、曲輪(くるわ)、空掘(からぼり)、土塁(どるい)などが残る中世戦国時代の貴重な史跡・記念物として上屋久町指定文化財になっています。

 

天文12年(西暦1543年)、大隈半島南部の禰寝(ねじめ)氏は、種子島(たねがしま)13代恵時(しげとき)の悪政を正すとの名目で種子島に来襲し、種子島氏を敗り屋久島を奪いました。

 

城ヶ平城は屋久島を手に入れた禰寝氏が、種子島氏の攻撃に備えて築城途中の山城でした。しかし、翌年屋久島奪還を企てた種子島氏から攻撃を受け、禰寝氏は城ヶ平城から敗走しました。

 

 

憩いの広場(徒歩8分)
宮之浦の商店街(通称あきんど通り)のほぼ中心にある公園です。学校帰りや日曜日は、子供達や親子連れが、遊んでいます。園内には、噴水があり、夜には、ライトアップされます。

 

12月中旬からクリスマスにかけては、町役場職員の青年部が、園内のもみの木に電飾を飾り付け、夜はイレミネェ−ションされて、クリスマスの一色です。また、1月下旬の日曜日には、通り会主催の「あきんどまつり」が開かれ、餅つき等、色んな催し物があります。

 

 

森・水開き(3月)(上屋久町宮之浦)
登山や水遊びのシーズンを前に安全祈願の神事が益救神社にて行われます。

 

 

宮之浦春祭り(4月)
益球(やく)神社の例祭です。かつては毎年4月10日に行われ宮之浦地区の住民だけでなく屋久島全島から人々が集まり、神事や余興が奉納されていました。現在は、宮之浦地区の春祭りとして人々に愛されています。

 

超自然・屋久島ツーデーマーチ(5月)
新緑のまぶしい屋久島の大自然の中を気の向くまま歩いてみよう。これは屋久島の世界自然遺産登録記念して行われるようになり、全国各地から人々が参加されます。二日間で全部で6つのコースがあり、自分に合ったコースをそれぞれ選んでチャレンジできます。。

 

上屋久町宮之浦
宮之浦地区公民館
0997-42-2486

 

しゃくなげ登山(6月)
「気兼ねなく山に登りたい」「個人で行くのはちょっと不安だ」「しゃくなげを見てみたい」そんな方に安全で楽しい登山をどうぞ。参加者すると記念品がもらえます。

 

屋久島観光協会
0997-49-4010
◆宮之浦岳頂上コース ◆黒味岳頂上コース ◆花之江河コース

 

 

屋久島ご神山祭り(8月)
山の神に感謝をし、里の人々の末永い平和を祈る祭りです。最初に、白装束の若者が白谷雲水峡の益救雲水で「お水取り」の神事を行い、里に持ち帰って祭り会場のやぐらの上から集まった人々に榊でこの水(ご神水)をふりかけ、無病息災・家内安全を祈願します。

 

続いて、やぐらに組み込まれた丸太を、巻きつけてある縄で双方から引き合って火を起こし、宮之浦川の中の大きなかがり火に矢を打って点火します。この火で山の神を迎え、勇壮な屋久島太鼓を奉納します。
また、町民の方々の楽しい出し物や大勢の踊り連が繰り出し、お祭りを盛り上げます。

 

上屋久町宮之浦
上屋久町役場
0997-42-0100

 

 

上屋久町ドラゴンボート大会(8月)
宮之浦川で繰り広げられます。
照りつける太陽の中、船頭の太鼓の音に8人の漕ぎ手達と舵取りが一つになったドラゴンボートレースが行われます。

 

 

益救神社(やくじんじゃ)

 

益救神太鼓年越祭(12月)
上屋久町宮之浦益救神社

 

益救神社(やくじんじゃ)(徒歩5分)
923年につくられた「延喜式」神明帳に記録されている由緒ある神社。祭神は、山幸彦で、宮之浦岳がその奥宮であることから、山岳信仰とのかかわりがあります。

 

境内では町の指定文化材の「仁王象」や「手水鉢」が見られます。 毎年、4月29日(みどりの日)に益救神社大祭が行われ、神事のあと、巨大みこし(祭神様をお移し、して)鎧武者を先頭に巨大みそし、子供みこしが、神社→宮之浦の商店街→神社をパレ−ドします。

 

その後は、境内では、宮之浦地区による「春祭り」が行われ、各集落の町民による演芸大会があり祭も盛り上がります。大晦日の夜、11時45分からは、境内で屋久神太鼓が奉納され新年を迎えます。