グヌン・カウイ

グヌン・カウイ
グヌン・カウイ
タンパクシリン渓谷に広がる美しいライステラスの中にある11世紀に建造された石窟遺跡グヌン・カウィ。ワルマデワ王朝の第6代アナッ・ウングス王家の陵墓として造られたもの。

 

墓といっても実際には埋葬されることはなく、王や王妃が死の世界から復活することを願って造られたいわばモニュメントのようなもの。中にチャンディと呼ばれる石彫りをほどこした9基の陵墓が並ぶ。

 

グヌン・カウイ
パクリサン川に続く長い石段を谷底へと下って行くと遺跡がある。アーチ型に岩肌を削ったダイナミックな4基のチャンディが印象的だ。アナヅ・ウングス王の4人の妃のものといわれている。

 

川の向こう岸には、アナッ・ウングス王と家族のチャンティがある。王のものは高さ7mに達する岩肌に遣られていて、岩を彫って造られたチャンティの迫力に圧倒される。

 

ヒンドゥー教と仏教の2つの宗教の影響を受けていると思われ、インドのアジャンタやエローラの石窟に見られるものと同じ様式をしている。墓の隣にある庵は僧たもの修行の場とされており、靴やサンダル脱きは遠慮しておく。