ティルタ・ウンプル寺院

ティルタ・ウンプル寺院
ティルタ・ウンプル寺院
古くから尊い聖水が沸くとされる由緒ある寺院で、伝説では「神々と魔王マヤデナワの戦いで、魔王が毒を流した川の水を飲んで次々と神々が亡くなったとき、ただ一人生き残ったインドラ神が大地を杖で叩いて不老不死の水アメルタを湧き出させ、神々を生き返らせた」という言い伝えがある。

 

ティルタ・ウンプル寺院
聖水は泉の一部はプヌンガン・トゥプサナ神殿近くから湧き出ていて泉の底には砂や小石をまき上げながら、澄んだ水がこんこんと湧き出ているのが見れる。近くには大きな休浴場も隣接していて、聖なる泉から水を引いている。かつては体を清める人の姿が多く見られた。

 

寺院を見下ろす丘の上には故スカルノ大統領が1954年に建てた別荘跡が残っていて、現在は政府のレストハウスとなっている。

 

ティルタ・ウンプル寺院