プノン・バケン

プノン・バケン プノン・バケン
プノン・バケンからの眺め
アンコールの第一次都城の中心に位置し、遺跡の全貌が見渡せるとあって、できればスケジュールの前半に訪れたいスポット。(遊園地の観覧車に最初に乗る感じ?)。

 

プノンバケンから東の方角に、遠く聖山プノン・ボック、北にプノン・クーレン丘陵を眺望。プノン・クーレン丘陵までは約40kmの距離にあり、アンコール遺跡の重要な石切り場だった。現在も砂岩などが切り出されている。当時はここからシェムリアップ川の支流や運河を利用して石材を運搬したと考えられている。

 

南に目を向けるとプノン・クロムの雄姿も確認できる。西側には近景に西バライが見え、とても人間の造ったものとは思えないほどの広大な貯水池が眺望できる。

 

西バライは11世紀末に造られ、東西8km、南北2kmの壮大な規模を誇る。現在はその西半分にしか水が溜まっていないが、それでも度肝を抜くスケールだ。

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