像のテラス
像のテラス
ジャヤヴァルマン七世によって造られた、象のテラス、ライ王のテラスは、バプーオンと一体化するように立ち並ぶ。王宮前にあるテラスで、挙兵する際など王族達が閲兵を行ったとされる。
像のテラスと言うように中央の階段には、ハスの花を摘む鼻を柱に模した象が3頭が砂岩に彫刻されている。ライ王のテラスまでおよそ300m、その区間にある、象の上に乗った象使いたちの躍動感のある姿が見所。当時、像に乗って狩りを行っていたといわれている。
その他、ライオンとガルーダが一体化したガジャシンハや、5つの頭を持つ馬、ガルーダとナーガの絡みも興味深い。テラス北側は壁が二重になっていて、内側にも像の鼻で遊ぶ子供などの彫刻がある。