プノン・ダ
プノン・ダ
タケオ州から東に約15km、プノン・ダの丘に連なる聖なる丘、プノン・バケン山にプラサット・プノン・ダ遺跡がある。 小高い山の上に、ラテライトとレンガで造られた大規模な祠堂が1塔建っている。 周辺には数多くのプノン・ダ様式と呼ばれる最古のヒンドウー教彫像が発見されていている。
プノン・ダは聖山として信仰を集め、僧院と考えられているアスラム・マハー・ルセイも 近くに位置する。アスラム・マハー・ルセイは未完成ではあるが、独特な平面設計は、 内部の構造を2重にしてその外周を回るように配置され、インドに見られる神殿とどこか 共通している。
プノン・ダから北西に約3.5kmの所にあるアンコール・ボレイの博物館には、プノン・ダ遺跡から 出土した、彫像やレリーフが展示されているので、時間があったら立ち寄ってみたい。 ただし、悪質な運転手など、運賃を途中で値上げしてくるので、信頼の置けるタクシーなどを チャーターしたい。
アンコール遺跡・プノン・ダ アンコール遺跡・プノン・ダ 迷路のような水路をボートに乗って行く。乾季は四輪駆動車で近くまで行けるが、雨季はボートで行くことになる。