台北-基隆

台北-基隆
台湾へ航路で渡る場合はここ基隆が最初の玄関口となる。那覇から宮古、石垣経由で基隆へ。豪華客船「飛龍21」が基隆へ週２便（不定期）、高雄へ週１便（不定期）運行している。

１日目の夜に出航し、到着は３日目の朝と、実質上は１日を費やすだけで済む。プロムナードや本格的料理が味わえ、バーもある。船首に広がる大パノラマを眺めながら軽い飲み物のオーダーもできる。その他設備も豪華。

石垣島や竹富島、西表島など八重山諸島も旅したい人は、石垣から基隆、高雄行の飛龍21に乗船すればよい。
運賃などの詳細はＨＰを参考にしてほしい。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~hiryu21/

　
台北-基隆概要
台北から30k弱の、三方を山に囲まれた天然の良港で、高雄、台中、花蓮と並ぶ台湾の４大国際港のひとつ。キールンの名で知られた、日本から台湾への海の玄関で、海路台湾入りする人は基隆港に上陸することになる。地形の関係で雨が多く、「雨港」とも呼ばれる。

駅前の故蒋介石総統の像もマントをはおっている。魚港としても有名で、海鮮料理の旨いことでも知られている。

アクセス
區間車（西部幹線）
電車/ロングシート/冷房
乗車券通用当日限り (日付を跨ぐ列車は終点駅まで有効)
急行・復興號（西部幹線）
客車/リクライニングシート/冷暖房/全席指定
乗車券乗車６日前～当日売り

特急・/自強號（西部幹線）
自強＝客車/リクライニングシート/冷暖房/全席指定
光＝客車/リクライニングシート/冷暖房/全席指定
乗車券乗車６日前～当日売り

台湾鉄路局
http://service.tra.gov.tw/tw/TripPlan/TripPlan.aspx

台北-基隆の夜市
通称「廊口」で知られる仁三路から愛四路にかけて、屋台街がある。仁三路は常設の屋台街で、魚介を陳列ケースに並べて水槽でエビや魚が泳ぐ海鮮料理の屋台が多い。
愛四路は夕方からの屋台街で食べ物のほか、衣料品やアクセサリー、靴などの屋台も出る。基隆名物の天ぷらはさつま揚げのことで、屋台グルメの代表。ピリリとしたタレをつけて食べる。そのほかに、いなり寿司や海苔巻き、みそ汁なども食べれらる。

愛四路から愛五路にかけては、夜は車の通行を止めて大々的に夜市が行われる。仁四路の東側沿いは生鮮食品の市場街で、こちらは午前中が最もにぎやかである。フルーツや肉、魚、野菜などの屋台がずらりと並ぶ。

中正公園

信二路から階段を上がると、市街と港を見下ろす公園に出る。園内には高さ22.5mの白い観音像が立ち、５階建ての内部を上がると目の部分が展望台になっている。旧暦７月の中元節にはイルミネーションに飾られ美しい。

仙洞

波触によってできた洞窟で、中に観音様を祀った代明宮あある。展望台からは港を一望することができる。

和平島

港の北にある陸続きの小島。島の北側には通称「豆腐岩」という千畳敷や、萬人堆という奇岩群、藩字洞という洞窟などがある。