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ルツェルン/ワーグナー博物館
ルツェルンというと、スイス中央エリアに位置し、湖を望む素晴らしい
ロケーションにあり、大自然のパノラマが美しいアルプスに
囲まれたた街です。19世紀のドイツが生んだ偉大な音楽家、
ワーグナーが1866〜1872年に住んでいた家が現在ワーグナー博物館
として観光のスポットになっています。
その背景は、1864年ドレスデン革命で指名手配を受けたワーグナー
がドイツを追われスイスのチューリヒへ移り住み、ルツェルン郊外
のトリブジェンに次女、"コジマ"と暮らし始めた白い3階建
の家に端をはっします。
その後「コジマ」を正式に妻にめとり、1866年から1872年まで、
2人の子供に恵まれ家族と一緒暮らしています。ここでは"ニュル
ンベルグのマイスタージンガー"や、"ジークフリート"「神々の黄昏」
などを生み出しました。当時交流の深かったニーチェはトータル23回も訪れ
たといわれます。また、バイエルン王ルートヴィヒ2世や妻コジマの
父親の音楽家フランツリストなど、この邸宅に招待されています。
史実では古楽器は最初からここにあったわけではなく、のちに
コレクションされたもので、楽器博物館として改装しています。
館内にはワーグナーの曲が流れ、彼が愛用した楽器をはじめ、
自筆楽譜、写真、手紙や私物など貴重な資料が展示されています。
また、施設の2階は楽器博物館も兼用しています。
1938年には、後に有名となる、国際音楽祭(ルツェルンフェス
ティバル)の始まりとなる、トスカニーニ指揮によるガラコンサートが
家の前で開催された。
■開館時期:3月15日〜11月30日
■開館時間:火曜〜日曜/10:00〜12:00/14:00〜17:00
■休館日:月曜、12月1日〜3月14日
■住所:Richard-Wagner Weg 27 ., Luzern
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旧兵器庫 1609年〜1614年の間に建てられた旧兵器庫。 元来、食物貯蔵庫として使われていたものが転用され たもので、ヨーロッパで最大の武器をコレクションしています。 現在は主に古文書が保存されているが、以前街を敵軍から守った といわれる旧式大砲などが5つ保存されています。
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