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サオ・チン・チャー(大ブランコ)
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サオ・チン・チャー(大ブランコ)
ワット・スタット正面にある全高21.15メートルの大ブランコで、
赤い漆塗りの鳥居状の建築物はバラモン教の神シヴァに捧げるために
ワット・スタット建立に先駆けて造られました。
建造は1784年、ラーマ1世の命によるもので、サオは柱、チンチャーはブランコ
の意味をもちます。
ヒンドゥー教の儀式で米の収穫を祈るために、ブランコとして使われたものですが、
毎年旧暦の2月、横木に4人乗りのブランコを吊るし、
バラモン教の司祭がここに吊らされたブランコに乗り、
マストの先のお金入りの袋を口で取るという行事で、ブランコから落下する
事故が絶えず、1930年代に時の王であったラマ3世によって中止された。現在はブランコの腰掛ける
部分はなく、枠だけが鳥居のように残っています。
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