ジンバラン

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ジンバラン
ジンバラン
ングラ・ライ国際空港の南側に位置するジンバラン。フォーシーズンズリゾートやバリアットシンパランペイ、リッツ・カールトン バリなどの高級リゾートホテルが立ち並ぶ注目のスポット。

 

空港や繁華街の近くにありながら、喧騒とは無縁の静かなビーチが魅力となっている。周辺はまたまだ素朴な漁村の風景か広がる。バドゥン半島BukitBadungの先端にある絶景で知られるウルワトゥ寺院PuraUuwatuなどが見所で、ウルワトゥ通りを南下して車で30分程度。

 

政府の指導のもとヌサ・ドゥアに続くリゾートとして開発が進められたジンバラン。宿泊客以外の観光客が少ないため静かでのんびりとしたロケーションだ。静かな漁村の風景か残っている、このエリアは観光地特有の喧騒もなく、ビーチには人ちまばらで風光明媚。
ジンバラン

 

 

時間があれば、ビーチ北端の桟橋近くにある魚市場パサール・イカンPasarkanや、村の中心にある野菜や日用品を売るパサール・ジンバランPasarJimbaranに足を運びたい。ビーチ両岸にあるリゾートホテルからジンバラン・ビーチや魚市場まではかなり距離があるので、タクシーを利用したほうがよいだろう。

 

漁村ならではの風景はバリ島の人々の生活ぶりを垣間見る絶好の場所といえる。どちらも朝5時頃から開いており特にパサール・イカンは船が漁から戻ってくる早朝をねらって出かけるのがベスト。旬の魚介類がところ狭しと並んでいる。

 

近年地元でも人気を集めているのがジンバラン・ビーチの屋台村イカン・バカールkanBakar(ジンバラン・カフエとも呼ばれている)だ。ビーチには人気の屋台村が十数軒、軒を連ねシーフードグリルを主とした料理を提供している。

 

ビーチにテーブルと椅子を並べてバーベキューの燃料はヤシの殼炭などで立ち上る煙で適度にスモークされたロブスターや魚はなかなかの味だ。レモンで好みに味つけして食べるとおいしい。

 

ビーチの屋台村は祝日以外の毎日、23時ごろまで営業しているが、おすすめはサンセットタイム。夕日と空港を離着陸する飛行機の灯が美しい。

 

ウルワトゥ寺院
バドゥン半島の西端にあり、インド洋に面した絶壁の上に立つウルワトゥ寺院。 ウルワトゥ寺院Pura Luhur Uuwatuとダルム・ジュリッ寺院Pura Daem Juit という隣り合わせに立つ2つの寺院の総称がウルワトゥ寺院で、 バリ6大寺院の一つに数えられる。

 

高さ約70mの断崖絶壁の突端に立つ姿が印象的で夕暮れどきは最も美しい姿を見せる。 ルフゥール・ウルワトゥ寺院は、ジャワの高僧ウンプ・クトゥランによって9〜10世紀ごろに建立されたもので、 後世に高僧ダン・ヒャン゛ニラルタがバリ島の最高神、サンヒャン・ ウィディを祭る堂、パドマサナを増築したとも伝えられている。

 

境内からは広大なインド洋を望み、目の前に圧倒的なパノラマとなって迫るダイナミックな 景色が見事。ダルム・ジュリッ寺院では、ブラフマ神とヴィシュヌ坤を祭る堂に加えてニラルタを祭る堂も見られる。

 

さらに、崖沿いに設けられた遊歩道を歩くとウルワトゥ寺院の全景を見ることができる。 切り立った絶壁と寺院のシルエットが美しい。ただし、この遊歩道にはエサをねだりに来る猿が多く 多くの観光客が猿害の洗礼を受けているので注意したい。

 

ウルワトゥ寺院
■場所:ジンバランから車で30分
■料金:Rp.3000

 

ジンバラン ジンバラン

 

ウンガサン
観光客も少なくプライベートなビーチを楽しみたいならウンガサンがおすすめ。バドゥン半島南部のウンガサン一帯は滞在型で楽しむリゾートとなっている。観光スポットは少なく、美しい海と深い緑の手付かずの自然が売りだ。

 

最南部には高級リゾートホテル、バリ・クリフ・リゾートBaiCiffResortがあり、切り立った崖の上に立っているので視界を遮るものはなにもなく、果てしなく広がるインド洋から朝日が昇り、夕方には燃えるような太陽が沈む自然の営みが体感できる。プライベートビーチのほか、絶景の大きなプールも人気だ。

 

また、バドゥン半島の西部から南部にかけての海岸線はサーフポイントが続いている。特に、ウルワトゥ寺院の北の海は「ウル」の名で世界的に知られたポイントで、上級者向けで難易度は高い。パダン・パダンPadan9Padan9やバランガンBaanganなどもサーフポイントとして見逃せない。

 

■パダン・パダン
■ジンバランから車で30分