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サンモリッツ-セガンティーニ美術館
サンモリッツの町を見下ろす丘に一際目を引く建物があります。
1908年に建築家のニコラスにより、記念館として設計されたもので、
巨大なドームが目印です。サンモリッツドルフの中心部からは少し距離がありますが、
徒歩でも行けます。
ジョバンニセガンティーニはアルプスの画家で、
19世紀末のヨーロッパ象徴主義芸術を代表する画家の1人です。
アルプスの美しき風景を描き続け、この地で最後の5年間を過ごし、
41歳という若さでこの世を去っています。
1858年、イタリア北部のアルコという小さな町で生まれ、
後にスイスに移住し、アルプスの自然とそこに暮らす人々を描き続けました。
館内は1階にアルプスの高原の生活などを描いた小品が多く展示され、
2階には"生"、"自然"、"死"と題された3枚の絵が並んでいて、
アルプス3部作といわれます。その迫力に圧倒されるでしょう。
展示数は30点ほどで、多くはないですが、
アルプスの麓に繰り広げられる日々の暮らしや
家路に向かう牧夫と婦人。その前で、
水場にたたずむ牛、大きな松の木陰に腰をおろした
母親が子どもを抱いている様子など、アルプスの
情景が浮かび上がってくるような、内容の濃い
博物館といえるでしょう。
■開館日:5月20日〜10月20日/12月10日〜4月20日
■時間:10:00〜12:00/14:00〜18:00
■休館:月曜、祝日
■場所:サンモリッツ駅から徒歩15分
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