グドゥン・キルティヤ
グドゥン・キルティヤ
バリ島の各地に残るロンタル文書を収集、保護し、研究や解明する目的で1928年に建立された政府の図書館。ロンタル文書とは、ヤシの葉の表面を彫り、ティンキという木の実で黒い色をつけるという方法で作成された14世紀頃の書物。
宗教的な教義や儀礼、規律の際の唱え文句などがサンスクリット語と繊細な絵で書かれていて、バリ島の歴史を学ぶ上での重要かつ貴重な資料になっている。
ここにあるものはすべて、バリ島の各地で個人が所有している文書のレプリカで1970年代に作成されたもの。現在4000以上のロンタル文書を保存展示している。