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ロレイ
アンコール遺跡・ロレイ
 
ロレイ
シェムリアツブから国道6号線を南東に13km行ったあたりがロリュオス遺跡群がある。 かつて、790年頃ジャヤヴァルマン2世が礎を築いたとされ、 インドラヴァルマン1世が本格的な造営をはじめ、その中央に、インドの聖山とされる須弥山を 模したバコン、王の両親に捧げた寺院プリア・コー、大貯水池インドラタターカの中心にはロレイが建立されている。

ロレイはアンコール地域にある東西メボン寺院の原型であるとされ、 アンコール王都を造営する際にも重要な試金石とされている。 当時は、大貯水池(インドラタターカ)の中央の小島の上に建設されていて、 現在の建物の配置は後に造られたものとされる。

現在でも多くの信仰者が訪れ、 境内の一部には上座部仏教の新寺院が建設され、仏に捧げられた線香の香りや、 読経の声が絶えない。

大池の船着場の跡である東側の階段は、北側の2基の祠堂の延長線上にあり、 島の中心と建物群の中心とが微妙にずれている。 このことは、計画が途中で変更されたことを裏付けている。

アンコール遺跡・ロレイ アンコール遺跡・ロレイ
東西メボン寺院でも同じように、人々の生活の源ともいえる、水を崇高な ものと仰ぎ、神聖なる聖水を四方に分け与えた。その起点ともなる 神聖なる建物である。

4基の祠堂の中央に十字形に配された砂岩製の樋を見ることができる。 樋の交点にはリンガが設置され、その上に聖水を注ぐと、四方に流れ出す仕組みになっている。 乾季における、十分な水の確保を祈ると同時に、クメールの治水技術を民衆にアピールする 狙いも見え隠れする。




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