アンコール遺跡-巡礼の旅
 HOME »» アンコール遺跡» バンテアイ・サレム
主な観光スポット
その他のスポット
 


バンテアイ・サレム
           バンテアイ・スレイ プノン・クーレン
          クバール・スピアン  ベンメリア
         
         
         
         
         
         
       東バライ  
   西バライ        
    アンコールトム           バンテアイ・サレム
         
  アック・ヨム        
    アンコールワット    
         
         
         
          ロレイ
      シェムリアップ    
        プリア・コー
           バコン
         
     プノン・クロム      
バンテアイ・サレム
アンコール遺跡・バンテアイ・サレム
 
バンテアイ・サレム
環濠と高塀で囲まれた砦の名にふさわしい重厚な外観が印象的。 バンテアイ・サムレは「サムレ族の砦」という意味を持ち、サムレには入墨という意味もある。 バイヨン形式のつくりになっていて、回廊に囲まれた中に中央祠堂が建ち、 その回廊の周りをテラスが取り囲んでいる。

また、中央祠堂には拝殿が付属しており、その拝殿は東塔門と近接して配置されている。 その東西の塔門は分離して造られており、周壁と中央祠堂とを回廊で連結する造営が アンコール・ワットでは実践されている。

第一、第二周壁にもそれぞれ東西南北の4つの塔門が配されていて、 第二周壁の内部には西向きに2棟の経蔵がある。 同じ時期に造られたチャウ・サイ・テボーダやトマノン遺跡での祠堂と拝殿の連結手法を受け継いでいる といわれる。

アンコール遺跡・バンテアイ・サレム アンコール遺跡・バンテアイ・サレム
バイヨンの造営のヒントにもなった動線。回廊のテラスを歩けば伽藍内部を一周できるという発想は、 アンコール・ワット造営の直後に建てられたこの寺院で、すでにその造営法が考えられていたと。 バイヨンとの違いを発見する際の楽しみにもなるだろう。




アンコール遺跡-巡礼の旅検索