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プノン・クロム
アンコール遺跡・プノン・クロム
 
プノン・クロム
 アンコール遺跡群から離れたトンレサップ湖畔にある。プノン・バケン、プノン・ボックと同様に、ヤショーヴァルマン1世によって造られた丘上式の寺院である。ヤショーヴァルマン1世は、都をロリュオスからアンコールに移し、 800余年に渡るクメール王国の礎を築いた王。

4方向に楼門がある。ラテライトに囲まれた中央に、ひとつの基壇の上に載った3つの祠堂がある。そのレンガ造りの祠堂にはヒンドウー教の三大神であるヴィシュヌ(北祠堂)、シヴァ(中央祠堂)、ブラフマー(南祠堂)が祭られ、三神一体のヒンドゥー教の宇宙観と世界観を表している。

雨季になると、大量の雨が降り注ぎ、山の麓までをも多い尽くす、水面に覆われる。 まるで、湖畔に浮かぶ神秘の小島のようだ。 かつて、トンレサップ湖をさかのぼってくる水軍を監視し、迎え打つには格好の砦であった。

ゆえに、1994年頃までは、ここにカンボジア国軍が駐屯していた。それはクメール人が作り上げた 知恵と偉大なる遺産が、脈々と現在に受け継がれて、不変の要塞として息づいている。

プノン・クロムは、絶景の夕日が見れるポイントとしても知られ、 近年多くの観光客が足を運んでいる。湖面に映し出される神秘的な夕景と、 樹海に浮かぶ、アンコールの遺跡群を見るにはおすすめだが、 若干治安も悪く、一人での単独行動は控えておきたい。

アンコール遺跡・プノン・クロム アンコール遺跡・プノン・クロム
湖畔にある、重厚な石段を登っていく。頂上からは360度のパノラマが広がる。




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