ププタン広場

ププタン広場
ププタン広場
デンパサールの中心地ともいえるププタン広場。東西約150m、南北約200mの広さを持ち芝生が敷き詰められた広場の一角には、オランダの侵略に決死の覚悟で立ち向かったバトゥン王国の人々の勇気をたたえ、戦死した人々を慰霊する戦士の像が立っている。

 

昼間は子供たちの遊び場となっていて、屋台なども出るのどかな市民の憩いの場だ。家族連れやカップルなどがのんびり過ごす様子が伺える。広場に面しているスラパティ通りとウダヤナ通りの交差点には、守護神であるチャトゥル・ムカ像が立っている。

 

■ププタン広場
■場所:トゥガル・ベモ・ターミナルから徒歩20分

 

ププタン広場
フフタンの歴史
20世紀初頭に入りバリ島はオランダに侵攻される。王国の多くは降伏したが、バドゥン王国の人々は違った。1906年デンパサールの宮殿に対し砲撃が始まり、敗北が確実となった際、ラジヤをはじめ女性や子供を含む親族、高臣たちは「玉砕(ププタン)」を選んだ。最上の衣装に身を固め、ダイヤモンドが埋め込まれた武器を手に戦った。あるものは砲弾に倒れ、あるものは自害をしたのだった。