早起きの効用

もしあなたが仮に、100日間いつもより2時間早く起きることができ、 その2時間を計画に基づいてきちんと実践に活用できるなら、あなたは 必ず以下のような効用を得ることができます。

 

  • 健康を取り戻すことができる
  • ストレスが解消できる
  • 何事にも積極的人間になれ、人生に目的ができる
  • 脳細胞が活性化され、集中力が増す
  • 家族や友人に対して素直になれる
  • 朝食前の時間が有効に使える
  • 自分を変えることができる
  • チャンスに恵まれ、人生にツキがまわってくる

 

要約すると、究極的には次の3つに絞られます。

  1. 生活のリズムを正すことができる
  2. 人生の目的が明確になる
  3. 性格的な長所を生かすことができる

なぜ生活のリズムを正すことができるのか?

毎朝早起きすることで、人間が古来より持っていた自己免疫力(自然治癒力)を高めるようになり、結果として毎日の生活リズムが正される。肉体が 健康を回復するばかりか、体調の変化にも敏感になる。 もし仮に病気になっても、自分で早く気づくことができ、早期発見・早期治療に役立てられる。

 

なぜ人生の目的が明確になるのか?

早起きによって生じた自分だけの時間の中で、その日 の過ごし方をよく考えるようになる。だらだらした生活 からは、人生の目標は生まれない。また、持っていた 目標も反対に見失うことになるだろう。毎朝冴えた頭で数10分自分の目標に向けて集中すれば、その日の計画 ばかりでなく、将来にわたっての長期プランも湧いてくる。 そして、さらに積極的にその目標に向かって邁進できるようになる。

 

なぜ「性格的な長所を生かすことができる」のか?

早起きをすれば考え方に幅ができ、それによって生じた 心の余裕が素直で澄んだ心を生むことになる。人は誰でも 長所と短所を共に持っているが、夜更かし遅起きの人は どうしても一人でクヨクヨ考え込んでしまい、自分の欠点 や短所ばかりを思い悩む。その点、早起きをすれば考え方 が積極的になるばかりか、性格の長所を生かすようになる。 早朝の自然に接することで、人は誰でも心を開き、自分の良い面を伸ばしていこうとする。

 

気力が増す

気力とは積極的な意欲、つまり"ヤル気"が起こる、という ことです。 東洋医学の見地から「気」が人間の健康にな んらかの作用を及ぼしているのではないかと、色んな方面 で論じられ、また実証結果も公表されるようになりました。ここでいう「気」とは、「病は気から」といわれるその 「気」ですが、人間の健康のもとは 「精気、元気、鋭気」の三つだといわれています。

 

「精気」とは、万物が生じ発展する根本の気、また活動を続ける心身の根気
「元気」とは、活動のもとになる気力
「鋭気」とは、鋭く強い気性・気勢

 

この三つの気力.....精気・元気・鋭気.....が 体内に満ち、常に循環すれば、ヤル気に満ちた生活を送ることができ、人間としてもっとも充実するとい われています。人間はもともと、本来そうした気力に よって生かされてきたのです。気分転換し新鮮な気力 を絶えず注入することが、心身ともに健康への道となるのです。