澎湖諸島

澎湖諸島

台湾本島と中国大陸の間の台湾海峡に浮かぶ64の島々。澎湖とは本島と白沙島、 西嶼の3島に囲まれた湾が湖のように静かなことから名ずけられた。 ゛風の島″といわれ、特に10〜3月の冬期は強風が吹く。本島より400年も古い歴史を持ち、 史跡に富んでいる。サンゴ礁で造られた壁や石垣などわ福建省の建物外観と似ている。 漁業が盛んで、新鮮な魚介が食べられるのも魅力。サンゴ礁の美しい海に囲まれ 釣りやダイビングのメッカ。サンゴと、シシリー島と澎湖だけに産する文石、ピーナッツが 特産。時間があれば、クルーズでほかの島を回るのもいい。

澎湖諸島 澎湖諸島
見所は徒歩で。澎湖本島各地、陸続きの白沙島、西興へは約1時間ごとに 出ている路線バスを利用し、西台古堡、通染大榕樹、林投公園などを1日で 見て回れる。タクシーの利用も便利だ。東南旅行社の定期観光バスも 出ている。各島を巡るクルーズやグラスボートもある。

 

澎湖諸島 澎湖諸島
天后宮
明万暦20年(1592年)に建立された木造りの台湾最古の廊で、 海の女神、媽祖を祀っている。屋根の曲線は典型的な福建建築 様式。独特の形と飾りの多い屋根、木彫りが見事で、 鮮やかで古さを感じさせない。前が海水浴場になっていて 海の景色も楽しめる。夕日は格別のもの。
馬公港から徒歩5分。

 

林投公園
高さ5mほどの木麻黄が9万株も繁茂する澎湖随一の 森林地帯。隣接して長さが1km以上の島でいちばん 美しい白砂のビーチがある。 馬公からバスで25分。
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望安島
18の小島からなるサンゴと文石の産地。 天人菊の花が咲き乱れることから、天人菊の島とも いわれ、釣りとダイビングのメッカになっている。 馬公から定期船で40分。

 

七美島
人口5000人の釣りとダイビングの島。 明代に海賊が島を襲った際、7人の美少女が井戸に 身を投げ、村人がねんごろに弔ったところ、7株の 木が生え、そこからよい香りがしたという伝説がある。 馬公から船で60分。