日月潭

日月潭

台湾-日月潭
台湾のほぼ真ん中の海抜748mの高原にある周囲24kmm、水深27mの エメラルド色した天然湖。湖中に浮かぶ光華島の北側湖面が日輪に、 南側が月輪に似ているのでこの名がある。

 

周囲を水社大山(2485m)や大尖山(2107m)などの山々に囲まれ、 朝な夕なに刻一刻とその表情を変える。特に朝もやにかすむ早朝の 景色は幻想的で一見の価値がある。夕景もまた美しく、 「阿里山の日の出、日月潭の夕日」といわれるほど。

 

台中から日月潭へは直通バスが便利だが、直通バスが終了後も 湖手前の町埔里までのバスは頻繁に運行されているので、埔里 で乗り換えて日月潭へ行けばよい。帰りは水里に出て二水駅へ 至るコースがおすすめです。湖畔を半周できる。

 

日月潭 日月潭
日月潭は立ち寄るだけの観光客も多いが、朝もやや夕景が素晴らしい ので日月潭ではぜひ一泊したい。モーターランチ(遊艇)による 湖めぐりは約2時間で2〜5人乗りのものから11人乗りの もののある。

 

光華島

モーターランチか手こぎボートを利用。
湖の真ん中やや左に浮かぶ直径10m程の小島。 イブキが沢山植えられ、濃い緑に包まれている。 男女の縁を取り結ぶ老人、月下老人の銅像が立ち、 恋愛中のカップルなど訪れる人が多い。

 

 

玄光寺

日月潭バスターミナルからバスで30分。
湖を見下ろすように立つ1956年建造の寺。 玄奨寺に移されるまでは三蔵法師の霊骨を祀っていた。 現在は釈迦を祀る。

九族文化村

日月潭より30分程行ったところにある。
40haの広大な敷地に台湾先住民族9種族の集落を再現し、 伝統的な家屋や生活用具を展示。伝統衣装を着けた各種族の人たちが機織り、木彫りなどを 実演し、民族料理を食べさせてくれる。民族舞踊ショーも 見られる。
日月潭
9種族の村をめぐる遊歩道を左回りに1周しよう。 第一村はヤミ(雅美)族の村。半地下式住居バウイや 丸木船のタタラが見もの。第三村はタイヤル(泰雅)族。 敵楼と呼ばれる見張り台がユニーク。第五村はツォウ族。 杵歌など独特の音楽を持ち、わら葺き屋根が並ぶ。 第六村はブヌン族。薄い石屋根と石の壁が特色。 第八村はルカイ族。石造りの家に住み、有名なブランコ もある。第九村はバイワン族。平たい石を積み重ねた 家に住み、彫刻芸術が素晴らしい。

 

第七村はビナン族。高床式の少年会所に上がれる。 第四村はサイシャット族。竹製の家が並び、竹細工が 見られる。最後は第二村のアミ(阿美)族。有名な アミ族の豊年祭が見られる。

 

時間:7:30〜17:30