陽明山

陽明山

陽明山といえば温泉のイメージが強いのだが、 台北からも近いので、景色も良いし涼しいので、 ドライブがてらに温泉でも入りに行こうということで 友人と出かけたことがある。

 

台北市街を抜け、綺麗に整備されている道路を車で駆け上がって いく。40分程度で海抜300mくらいの陽明山公園の中腹あたりに 公共の温泉浴場がある。小さい小部屋のついた貸切風呂が人気 だったが、自分は開放感のある露天風呂が好きなので、露天風呂 に入ってみた。

 

温泉好きの私がいうのもなんだが、それはそれは広い敷地に 無数の湯船がある。あまりにも広すぎて開放感というより、 大き目の公園で裸になっているような状況だ。そこが露天風呂 ということを忘れて、ちょっと気恥ずかしい感じだった。

 

露天風呂から眺める景色も最高で、台北市街を一望できる。 台北温泉も数ある中で、贅沢な景色を楽しむなら陽明山温泉 をお勧めしたい。バスは頻繁に運行しているので、ぶらりと 出かけてみては。

 

陽明山概要

台北盆地の北に位置し、海抜200mから1120mの間にある国家公園。 もともと草山などと呼ばれ、人もよりつかないような雑木として いたが、1985年に正式に陽明山国家公園設置計画が公告された。

 

それから1985年9月16日と翌年の3月13日に相次いで国家公園管理処 および警察隊が開設されて現在に至っている。

 

毎年2月〜3月は花見のシーズンで、色とりどりのツツジが園内に 咲き誇り、カンヒザクラが山一面を彩る。 夏場は避暑地やドライブコースとして最高だ。亜熱帯気候に属する 台北において、ここ陽明山は涼しげな風を浴びることができる。 また、定期バスも運行しているので、陽明山公園を散策し、 温泉入浴も楽しむことができる。

 

大屯山や七星山の火山群を中心とする陽明山国家公園には、46種類の 鳥類、100種類以上の蝶がおり、夢幻湖の貴重な植物、ミズナラなどもあって 自然の宝庫となっている。中心は中国式庭園のある陽明山公園で、温泉も湧く。

 

台北の来た16kmにあり妙帽山と七星山の間の標高443mの斜面に広がる。 中国式林園。日本統治時代には「草山」と呼ばれ、戦後は儒学者、 王陽明にちなんで陽明山となった。

 

中国式朱色の亭や楼閣、花時計、噴水などが点在し、展望台からは 淡水河や台北市街、大屯山や七星山の眺めがすばらしい。

 

陽明山バスターミナル付近に湧く48度の白濁した硫黄泉で、皮膚病や 神経諸病に効く。湯量は豊富で、湯が滝となって流れているほど。 保養地、避暑地としても有名で、訪れる人が多い。

 

アクセス
台北駅北口からバスを使うと45分。
新北投温泉からバスで40分程度。

 

白雲山荘

台湾原産の胡蝶蘭など世界各地のラン5000種、100万株を栽培。 年中美しい花が見られる。蘭花茶もある。早朝の雲海や夜景も 素晴らしい。

 

時間:8:00〜18:00
陽明山からバスで15分。白雲山荘下車。