準備その4 その他

準備その4その他

 

屋久島縦走には登山用具、食料以外にも必要なものがたくさんあります。登山届けや救急用品などの身の安全を守るものから、地図、コンパス、予備電池などの遭難した時に必要になるものもあります。どれも必要になる可能性がありますので、できるだけ携行していくことをお勧めします。
実際に携行したものを表にまとめてみました。必ずしも必要でないものもありますが参考にされてください。

その他必要なもの

用具 必要性
登山届け(白谷雲水峡入口にて投函)
保険証コピー(怪我などの際に必要)
救急用品一式(特にテーピングテープ)
行動計画表
万能ナイフ
携帯電話
携帯電話充電器(乾電池式)
乾電池(予備)
カメラ
地図
コンパス
とけるティッシュ
虫除け
メモ帳/ボールペン
ジップロック
ゴミ袋
免許証

登山届けは必ず提出します。屋久島では毎年数人の方が遭難にあわれています。その殆んどの人が登山届けを出さずに山に入っていて、捜索が難航するケースも出ています。登山届けには登山開始日や下山予定日、ルート計画などを記す必要があり、下山したら必ず下山報告をするよう義務づけられています。したがって、下山予定日を過ぎて24時間下山報告がなければ機関が捜索に動く仕組みになっています。電波の届かない山中で遭難した場合、登山届けを出しているかいないかは命をも左右するものとなります。

 

救急用品一式

これはあるのとないのでは安心感が全然違います。また、もし怪我や腹痛などの病を患った時に誰も助けてくれませんので必須アイテムです。特に実用的なのが、テーピングテープです。膝や足首に巻きます。これで2日目はだいぶ助けられました。

 

行動計画表

常にポケットに入っていたのがこれです。ポイントポイントでタイムチェックしたりしました。後半は汗でぼろぼろになりましたので、専用の防水シートなどに入れて持ち歩くと良いです。

 

携帯電話とデジカメ

今回悩んだ一つに撮影用のカメラでした。もちろんカメラは必要なのですが、手持ちのデジカメの予備バッテリーがなかったので、おそらく初日でカメラの役目は終了と思い、乾電池式の安価なデジカメを購入して持参しました。これが結果的に裏目になりました。屋久島の森の中では遠くの被写体を撮影するケースが多く、安物のカメラでは露出機能が悪く、どうしても暗く写ってしまいます。それで、携帯電話に変更して撮影したところ結構、携帯のカメラは侮れませんでした。乾電池式の充電器も活躍しました。

 

ジップロック

本来、雨対策で荷物を収納するために使用しますが、調理用の水を汲む容器がなかったため予備のジップロックで代用しました。収納するのも軽いしコンパクトになります。これは使えますね。

 

免許証

登山用具をレンタルする際に身分証明として必要になります。また、レンタカーなどを利用する際にも必要になります。

トピック