グーグル日本語入力-慣用句辞書の導入
慣用句を見ていきましょう。慣用句はどういった時に活用するかというと、筆者の場合は、より深く表現したい時や、ちょっと大人の文章的なニュアンスが欲しい時、また、文章全体にスパイス的に取り入れて、読者の興味を惹きつけたい時などです。目的はどうあれ、慣用句があるのとないのでは文章の印象が大きく変わってきて、よりオリジナリティーのあるものになってきます。
また、慣用句を使うにしても、言葉自体がわからないといった場合もでてきます。あの時の表現は確か○○になんとか、、、なんだっけーといった時です。せっかく慣用句辞書を導入したとしても本末転倒で使いこなせません。これは筆者もよく経験していることでしたので、こういった場合に対応できるように慣用句の逆引き辞書的なものを類語辞書データに数多く採用しました。
例えば、上記の○○に何とか、が「焼け石に水」だったとします。普通に「やけいしにみず」と入力すれば、入力途中から候補が次々と絞られていって、最後に「焼け石に水」だけが候補に残りますが、類語辞書と併用することで、「やくにたたない」と入力することでも「焼け石に水」が候補に上がってくるようになっています。