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阿里山鉄道
嘉義〜阿里山間71.9kmの阿里山鉄道はかつては ミニSLが牽引していた。小回りがきくので登山鉄道には 最適だったが、残念ながら今はディーゼルに代わってしまった。

阿里山鉄道は日本統治時代、明治神宮や伊勢皇大神宮に使われて いる阿里山のヒノキを運ぶため、東京帝国大学の琴山河合博士 が設計、1911年(明治45年)に完成した。

当時はトンネルの枠や橋桁にヒノキを使っていた。 沿線には17の駅と77の橋、最長768mの56ものトンネルがある。 海抜500mまでの熱帯林、1500mまでの暖帯林、それ以上の 温帯林と3つの植物分布圏にまたがる鉄道は世界でも例がなく、 車窓はさながら生きた植物園のようで、移り行く垂直分布 の様相を眺めることができる。

海抜30mの嘉義を出るとまず、熱帯林を眺めながら、ゆるやかに 登る。海抜536mの樟脳寮駅を過ぎると、植物分布が孟宗竹の 竹林が目立つ暖帯林(亜熱帯林)に一変する。霧が出て、 トンネルの数も増す。やがて独立山の急勾配にさしかかる。 列車は螺旋状に3回も山をグルグルと回り中間点の交力坪(997m) を過ぎ、1405mの沿線最大の集落、奮起湖に着く。

やがて杉林が多くなり、十字路駅にはツォウ族の集落が点在している。 1517mの多林駅を過ぎると高さ30mもの紅檜やタイワンツガなど 針葉樹林が圧倒的に多くなる。スイッチバックを3回繰り返すと 巨大な檜、神木が眼前に立ちはだかる。最後のスイッチバックをして 海抜2190mの中国宮殿式の阿里山駅に着く。
阿里山
         
         
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阿里山
阿里山とは台湾最高峰の玉山(3952m)前衛の18の山々の 総称で、ツォウ族の英雄アバリ(阿巴里)に由来する。

阿里山鉄道でも有名。ヒノキの原生林が広がり、 雲海と夕景、御来光など「阿里山に行かなければ台湾の美しさ、 台湾の山岳の雄大さがわからない」と言われるほど。 台湾では避暑地としても人気が高い。

嘉義駅から阿里山鉄道で約3時間25分。

観光コースとしては、御来光が圧巻だから、山上で1泊 し、片道は世界でも珍しい車窓風景抜群の阿里山登山鉄道を 利用したい。切符は前もって台北の旅行社などで手配して おこう。

阿里山鉄道は夕刻山上に着き、運がよければ雲海の夕景がみられる。 翌日は御来光のあり、眠月線で石俣まで往復(約2時間)し、 森林遊楽区を徒歩で1周(約2時間)。午後下山する プランがおすすめ。


阿里山概要
阿里山(ありさん)とは、台湾嘉義県にある15の山々の総称である。 最高峰は大塔山の2663m。面積は約32700ヘクタールで、そのすべてが 国家風景区(国定公園)に指定されている。その内1400ヘクタールが 「阿里山国家森林遊楽区」に指定されており、日の出・夕霞・雲海・ 鉄道・神木の「五大奇観」が有名である。

戦前の日本統治下、1934年に隣接する玉山とともに、新高阿里山国立 公園として日本の国立公園に指定されていた。

阿里山の森林が初めて日本人に発見されたのは1900年のことで、1904年 から林学博士である琴山河合により調査が始められた。

植物は、熱帯・暖帯・温帯の植物が見られる。1800m以上になると樹齢 1000年を超えるタイワンヒノキ(中国語 紅檜)が多く自生しており、 靖国神社の神門や橿原神宮の神門と外拝殿、東大寺大仏殿の垂木など、 日本の多くの神社仏閣に阿里山のタイワンヒノキが使われている。さら に明治神宮の一代目大鳥居にも使われていたが、1966年7月22日の落雷 で破損し、現在大宮氷川神社の鳥居として第二のお役に立っている。 また、3・4月には桜が満開となり「桜の名所」としても名高い。

Wikipedia参照


神木
海抜2150mの神木駅前に立ちはだかるように聳え立つ 高さ35mm、直径4.66m、周囲15mの巨大ヒノキがある。 樹齢3000年以上の紅檜で、阿里山のシンボルになっている。 1954年に落雷で梢の一部を焼いたが、枯死をまぬがれた。

粟餅と雪中茶
阿里山名物の粟餅は、駅前の「玉山軒」が有名。 後味がすっきりする雪中茶も名産で、遊歩道の 売店で飲める。阿里山賓館の上海料理レストランでは 牛肉のスープなどがおすすめ。祝山の観日楼では 飲み物とケーキのセットで身体を温めて御来光を 待ちたい。


阿里山のホテル
阿里山賓館
(05)267-9811
阿里山駅から徒歩15分ほどの阿里山随一を誇る最高級リゾートホテル。レストランから 雲海や夕景が素晴らしい。フロントで御来光列車のチケットが買え、駅までも送ってくれる。 その他駅までの迎えや、貸しジャンパーなどもある。
阿里山火車廂旅館
(05)267-9621
阿里山駅から徒歩15分の沼平駅近くにある、一風変わった「SLホテル」。 阿里山鉄道で活躍した2両のSLがそれぞれ6両の赤い客車を連結して 客室になっている。
阿里山閣国民宿舎
(05)267-9611
茶色の近代的な国民宿舎。阿里山賓館についで設備がよく、レストランもある。 日本人観光客も多い。
阿里山青年活動中心
(05)267-9874
二萬平駅前にあるホテルで、雲海が鑑賞できる展望台が4ヶ所、森林 鑑賞のバルコニーが2ヶ所ある。



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台北-龍山寺
台北の浅草ともいえる所。 萬華に清乾隆3年(1738年)建築された豪華絢爛たる 中国の代表的寺院。その彫刻は見る人を魅了する。 1942年に再建されたが、釘やかすがいは1本も使用していない。



三代木
年代の異なる3本のヒノキ(紅檜)が重なり合うように寄生 しているユニークな木。樹齢は根が残っているだけの1代目は 1万年以上。2代目も約3000年、3代目が100年余り。  神木から徒歩15分。


高山博物館
1912年建築の日本式家屋で、このあたりの地形模型やツォウ族 の生活用具、鉄道模型、高山植物、昆虫、鳥類の標本と化石 などを展示している。 神木から徒歩15分。


慈雲寺
緑の瓦で青い軒。タイ国王から贈られた七宝の仏像が祀られている。 雲海と夕日の名所でもある。  神木から徒歩10分。


祝山
海抜2484mの展望台で、正面に台湾最高峰の玉山などの雪を頂く 玉山連峰が一望できる。呼び物は玉山脇から昇る御来光。 空がオレンジ色に変わり、稜線が浮かび上がる。雲が白くなり 、雲海を千変万化に彩りながら黄金色の太陽が峰間から 神々しい光とともに顔をだす。
阿里山駅から列車で25分。


受鎮宮
道教の神様・玄天上帝を祀る廊。湖蝶仙女が恩返しのため、 上帝の誕生日(旧暦3月3日)に7匹の湖蝶を遣わすという 伝説がある。
神木から徒歩15分。


石侯石
石侯駅脇にそびえる高さ31m、直径9mのサルに良く似た奇岩で 、昔は「だるま石」と呼ばれた。思わず噴出しそうになる サルの後ろ姿がある。ここを起点に1周1時間の 石侯遊楽区があり、炭焼き釜や涼亭がある。2〜4月には 天然記念物の一葉欄が薄紫色の花を咲かせる。
阿里山駅から列車で30分。