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恒春、四重渓温泉
恒春は墾丁公園入口の町で、古色蒼然とした南門をはじめ、 いくつもの城門が残る台湾最南端の町。四重渓温泉は50〜60度の 炭酸泉が湧き出る台湾有数の大温泉で、墾丁巡りの基地にもよい。 近くには海口金沙という砂漠や海口海水浴場もある。
恒春
高雄の南123kmの台湾最南端の町。1875年から4年間かけ、 周囲3km、高さ6mの城壁が造られ、台湾最後の城下町。 現在でも東西南北の城門と城壁の一部が残り、 赤レンガ造りの「南門」は原形をとどめている。 恒春は気候が恒に春のようであることから名づけられた。
四重渓温泉
恒春の東北15kmの四重渓沿いにある台湾最南端の温泉。 「霊泉」ともいわれる泉質のよさは台湾でもトップクラス。 日本地代の建物も残る。近くには牡丹社事件に端を発した 日本軍とパイワン族の石門古戦場がある。
四重渓温泉のホテル
富悦大飯店
ローマ帝国の宮廷を模した設計で、総面積が4000坪もある。 プールなどの施設も充実している。
TEL 08-889-8888


南台湾観光大飯店
6階建ての近代的な建物。男女別と混浴の3つの露天風呂がある。
TEL 08-882-2301


景福山荘
日本統治時代からの歴史を持ち蒋介石総統が宿泊したこともある。
TEL 08-882-1310


清泉山荘
高松宮殿下が滞在、入浴された浴槽がのこる由緒ある宿。
TEL 08-882-4120


関山
恒春の北3kmに聳える海抜152mの小山。猫鼻頭から白沙湾が 一望でき、台湾海峡に沈む夕日が美しい。夕日の名所とし て台南八景のひとつになっている。

猫鼻頭
台湾最南端の恒春半島の先はふたまたに分かれているが、 西側の長さ5km、幅3kmの小半島の先端の岬が「猫花頭」 である。怒涛さかまく隆起サンゴ礁の断崖をなし、峰の 巣状に浸食された百畳敷や、多くの洞窟と奇岩怪石が続く。 そのひとつに猫がうずくまっているような形の大きな岩 があることからこの名がある。岬上の展望台からは海を 隔てた墾丁海岸方面の眺めが素晴らしく、恒春八景のひ とつ。特に夕日が美しいのでぜひ訪れたい。
恒春からバスで20分。
台湾-墾丁・蘭嶼
         
         
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    墾丁    蘭嶼  
         
台湾-墾丁
フィリピンとの間のバシー海峡に突き出た 台湾最南端の恒春半島一帯が台湾最初の国家(立)公園の 墾丁だ。墾丁の名は壮丁(青年)を開墾に当たらせたこと からつけられた。エメラルドグリーンの海が広がるサンゴ礁 の海岸が60kmも続き、あらゆるマリンスポーツが楽しめる。

内陸には1200種もの熱帯植物が茂る墾丁公園もあり、 山と海が一体となった美しい風景が墾丁の最大の魅力と なっている。

高雄初の台湾汽車客運観光バスの利用が便利。 墾丁賓館で40分、墾丁公園で3時間、猫鼻頭で30分の休憩 があり、ゆっくり見物できる。高雄まで戻らず 墾丁で下車して翌日マリンスポーツを楽しむこともできる。

観光バスツアーは毎日出ている。所要9時間で各ホテル発。 安くあげるなら、時間がある人は休日意外は恒春までバス で行き、恒春バスターミナルから各見どころ行きのバスを 利用するとよい。時間がなければホテルからタクシーを 利用しよう。

墾丁公園
かつては海底であった海抜230m〜300mのなだらかな丘陵 に広がる435万m2の熱帯植物園。正式には「墾丁森林遊楽区」 という。冬でもカラフルな花々が咲き乱れ、蝶が舞い、 1200種類もの熱帯植物が繁茂している。うっそうたるジャングル を縫って遊歩道が複雑にめぐらされている。

根が地上に1m以上も張り出し四方に伸びる銀葉枝根や、太い 幹が空洞になっている樹齢300年の巨木、長さ137mの仙洞、 男性のシンボルの形をした石筍宝、迷宮林などの名所がある。

6階建ての観海廊の屋上展望台からはバジー海峡、太平洋、 台湾海峡を一度に眺めることができる。後方の中央山脈も雄大。  恒春からバスで25分。

墾丁海岸
青年活動中心から墾丁賓館分館まで約1km続く薄茶色の美しい 砂浜。さながらワイキキビーチを彷彿させるような眺望が 素晴らしい。コーラルグリーンの海に色とりどりの熱帯魚が 泳ぎ、台湾一美しいビーチとして有名。海水浴場は4月〜10月 がシーズンだが、落山風という冷たい風が吹く日以外は 年中可能だ。

大尖石山
海抜318mの墾丁のシンボル。牛肉や羊が草を食む墾丁牧場や 1300種もの熱帯植物が茂るジャングルを通る。山頂からは 墾丁の全景が一望できる。
墾丁から徒歩1時間30分。

オールアンピー
世界の船乗りたちから魔の海峡と恐れられるバシー海峡に 臨む台湾最南端の岬で、1882年に建造された高さ21.4mの 白亜の灯台が立っている。隆起サンゴ礁の海岸一帯は うっそうたる300種もの熱帯植物が茂る原生林の公園になっている。

園内を迷路のように散策路が入り組んでいる。灯台前から 緑の芝と熱帯樹を前景に青い墾丁の海、バックに聳える マッターホルンのような大生母山の眺めは素晴らしい。
恒春からバスで30分。

墾丁のホテル
凱徹大飯店
08-886-1888
墾丁ビーチに面した台湾初の本格的リゾートホテル。3階建てでヤシ林に囲まれた 広い温水プールを取り巻くようにコの字形に建っている。 ガラス張りのロビーからは大尖山の奇峰の眺めが見事。テニスコートやパットゴルフ、 アーチェリー場もある。釣りやダイビングの用具も借りられる。 鉄板焼きが人気の日本料理店、昼は飲茶が楽しめる広東料理レストラン、 ビアガーデン、カラオケバー、パブ、ラウンジなどの施設も充実している。 高雄駅から空港経由のシャトルバスも1日3本運行している。
墾丁歓克山荘
08-886-1601
帆船石ビーチに面した白亜の3階建てリゾートホテル。 海の見える野外プールやテニスコート、ディスコ、海鮮料理レストランなどがあり、 マリンスポーツの機材も完備。
墾丁賓館
08-886-1370
ビーチと墾丁公園の間のお洒落なホテル。 蒋介石総統が別荘として利用していたスイートもある。 芝生の庭にあるプールが素敵。
墾丁青年活動中心
08-886-1221
ビーチと墾丁公園の間のお洒落なホテル。 蒋介石総統が別荘として利用していたスイートもある。 芝生の庭にあるプールが素敵。
リイエンチン活動中心
08-885-1210
6棟の家族用コテージがある。レストランやコーヒーショップ もある。



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国立台湾科学教育館
台湾MRT士林駅から徒歩で10分ほど行くと、 地上10階立ての近未来的な建物があります。まるで宇宙ステーションのような造りは、 科学教育を目的に設立され、未来の台北を担う子供たちの 夢と希望がいっぱい詰まっています。



台湾-蘭嶼
台東の東南の太平洋上に浮かぶ火山島。 島の特産の野生の胡蝶蘭から名づけられた。サンゴ礁で 囲まれ、断崖と岩礁が続く。海岸沿いに1周道路が通じて いる。住民の大半はヤミ族で、今でも伝統的なバウイと 呼ばれる半地下式の堅穴住居に住む者が多く、タガカルという 高床式の涼台で涼をとる。丸木船のタタラなどでトビウオ漁 をして、おもに生計をたてている。この丸木船は彩色模様で 飾られ、海岸のあちこちで見かける。蘭嶼で最大のものだ。

蘭嶼への日帰りは空路のみ可能。蘭嶼最大の見所はヤミ族 そのものなので、少なくとも1泊はして、毎晩行なわれる ヤミ族の踊りを見てみたい。髪踊りのほか、船漕ぎの舞いや、 円藤の舞、勇士の舞、精魂の舞など2時間にわたる充実した 舞踏ショーだ。島内1周はホテルのバスのほか50ccのレンタル バイクも便利だ。冬場は船はほとんど出航しない。

東清村
東海岸にある旧イラヌミルク社。村の大半が伝統的な地下式 住居のバウイで、多くのタタラが海辺に並んでいる。船小屋に しまわれたタタラも沢山見かける。日の出も美しい。

情人洞
太平洋の荒波が造った銅門の中から、朝日が昇ることで有名。 結婚を許されない恋人同士がここで一夜を過ごすと、親の 同意が得られるという言い伝えからこの名がある。

軍艦岩
沖合いに軍艦が2隻並んでいるように見える岩。 第2次大戦中、米軍が日本の軍艦だと思い込み数時間も砲撃した というほどよく似ている。その他にタンクに見える岩や ライオンが2匹寝ているように見える岩や男女のシンボルが 並ぶ岩などがある。


ヤミ族の髪踊り
週末や夏シーズンは毎晩ヤミ族の舞踏ショーがある。 首輪や足には鈴をつけ、揃いのスカート姿でヤミ族のの女性たち が長髪を「ハイヤーホイヤー」と前後に振るミバラチニが見もの。


蘭嶼大飯店
フェリーが発着する開元港にある。食事は定食で海鮮料理が味わえる。
TEL 089-732-032


蘭嶼別館
海水浴ができる紅頭村にあり、海に面している。 格安な部屋もある。
TEL 089-732-111


佳楽水
太平洋に面した美しい海岸に、まるで空母のような石船や石雨傘、 仙人脚跡、牛角石、黒石鼻などと名づけられた奇岩怪石が延々と 2kmも続き、南部野柳ともいわれている。風吹砂は砂嵐が舞い、 砂丘や砂河などの珍しい地形が見られる。恒春からバスで20分。

南湾
猫鼻頭と墾丁海岸の間の美しいカーブを描く長さ600mの砂浜。 純白の砂は極めて柔らかく、透き通ったブルーの海では海水 浴やダイビングが楽しめる。
恒春からバスで15分。