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湯川内温泉かじか荘
湯川内温泉かじか荘
泉質の良さでは県内随一とも言われる 老舗の温泉宿。かじか荘の歴史は古く、 およそ240年も前に発見され、120年間もの間、 津家御用達の温泉として利用された。

その後明治時代に入り、一般にも利用される ようになったと言われる。ややぬるめの泉温ながら 体の芯から温まる名湯で、とくに夏場には避暑地 としても人気の宿となっている。


国道から山間に入る事20分弱、狭く入り組んだ道を ゆっくりと進む。車の離合できるところもないような 道で、それゆえに、かじか荘の周囲は山に囲まれ、 まさに人里離れた異空間に出現するやすらぎの宿と 表現できるだろう。


受付には愛想の良い笑顔のご主人が迎えてくれた。 浴槽は男女それぞれに、内湯が天然100%掛け流しの浴槽と 、加温用の浴槽が一つずつある。また、離れ(写真上右)もあり、 それぞれ男女内湯がある。

この日は特に寒い日であったが、たまたまボイラーの 調子がわるく加温用の浴槽が使用できないとのことで 天然100%の内湯の泉温が38.5度のみとの事だった。

泉温が38.5度というと夏場では最適だが、真冬には 肌寒い印象もあったのだが、かじか荘のご主人曰く、 ゆっくりと時間をかけて入湯するとあたたまりますよ! とのことだったので、その言葉に安心して入湯した。

内湯にはストーブが炊かれて思ったより温かい。 斜め下に視線を移すと、常連の年配の方が先客で 入湯されていた。浴槽は、大人5人程度が入れるくら いの広さだったので、2人だとゆったりと会話も楽しみ ながら名湯を味わうことが出来た。

浴槽はかなり深い。直接湯底に腰を降ろせば 頭のてっぺんまで沈んでしまうくらいで、その為 浴槽の内側には木の枠をくみ腰掛られるように なっている。湯底は岩と小石で敷き詰められ、 よく見ると時より小さな泡が底からブクブクと 湧き上がってくる。

老練な先客の方が温泉が底から湧き出ている ことを教えてくれた。そう、ここの温泉は 湯底から湧き出ているのだ。通常とは全く 違った温泉の光景に斬新さと歴史を感じさせる思い が交互に行き交うようだった。

また、以前は湯治客が多く、特に ここのお湯は皮膚に良いと。やけどや擦り傷に よく効くとおっしゃっていた。常連さんの言葉は かなりの説得力があった。さつまのお殿様も 火傷を治しに足を運ばれたという言い伝えだ。 老練の史談はこのあとも続き、にこやかに話す 顔がとても印象的だった。

毎年4月頃からは「かじか」が鳴き始め、 季節の移ろいを感じさせてくれる宿。 名湯数あれど、故事来歴に思いを馳せる 一休品のお湯だと称したい。

かじか荘の温泉は飲用も可能で、良識のある程度なら 持ち帰りもできる。味は甘く硫黄の香りがくせになる。


■日帰りプラン
湯治室1日休憩 1000円〜(1人利用・入浴料込)
4000円〜(1室5人利用の場合の室料・入浴料込)

湯治室素泊まり2500円(人数によって異なる)
バス、トイレ付き。

■宿泊
・1泊2食付 ¥7,660〜
・1泊自炊 ¥2,630〜
・自炊室(入浴料込み) ¥1,000〜
・自炊室 長期滞在(5日以上) 1日あたり¥1,890〜
・お正月、GW、お盆は別料金


・客室数:20室(湯治室14)(一般客室6)
・自炊室数:15室 自炊施設有り



■定休日:不定休
■営業時間:7:00〜21:30
■露天:-
■家族風呂:120分/3500円貸切湯
■食事:-
■宿泊:○
■TEL:0996-62-1535
■HP:-
■アクセス:鹿児島県出水市武本2060
■地図:周辺MAP
■泉質:アルカリ性単純硫黄温泉。
(低張性・アルカリ性温泉)
■効能:神経痛・リュウマチ・胃腸病・自律神経失調症などによい。
■写真 



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