イェッ・プル

イェッ・プル
イェッ・プル
1925年に発見されたイェッ・プルはバリ島最古の遺跡の一つで、14世紀後半に造られたとされる。高さ2m、長さ25mほどの岩肌にレリーフがびっしりと彫られているのが特徴的で、モチーフは男たちが狩りをする姿や、しとめた獲物を持ち帰る姿など勇敢な姿が描かれている。どの場面も生き生きと描かれていて、バリ島にしては珍しく宗教色が薄いものとなっている。

 

レリーフは全部で5つの場面に分かれ、一番奥にガネーシャのレリーフがある。イェッ・プルの語源は「聖なる水が湧き出るところ」という意味があり、レリーフの脇からは現在でも清らかな湧き水が流れ出ている。

 

周囲は閑静な自然が広がり、田園風景を楽しみながら歩ける絶好の散策路となっている。チケット売り場から約200m、見事なレリーフを見ながら悠久の歴史に触れてみたい。

 

バリ島・イェッ・プルバリ島・イェッ・プル

 

■イェッ・プル
■場所:ウフド中心部から車で15分
■時間:8〜18時
■料金:Rp.3100
イェッ・プル