クボ・エダン寺院

クボ・エダン寺院
クボ・エダン寺院
現在はヒンドゥー教の寺院となっているクボ・エダン寺院だが、13世紀ごろに、大乗仏教の一派でバイラワ・ビマ派の寺院として創建されたのがはじまり。高さ3.6mの巨大なビマ像は寺院のシンボル的存在になっていて、「踊るビマ像」とも呼ばれる。

 

その姿は恐々たるもので、手首や足首にはヘビがからみつき、死体の上に悠然と足を乗せた風貌から死の踊りを表しているといわれ異様な威圧感がある。ビマは『マハーバーラタ』の登場人物で、左向きの4つの男根を持ち、強力なブラック・マジックを使う戦士。

 

ビマ像の向かいには小さなガネーシャ像がありガネーシャは象の形をしたヒンドゥー教の知恵の神様で、額をなでると頭がよくなるという言い伝えがある。ちなみにクボ・エダンとは、「狂った水牛」という意味。

 

■クボ・エダン寺院
■場所:ウブド中心部から車で12分
■時間:朝〜夕方
■料金:お布施