屋久島一周ドライブ

屋久島一周と屋久杉訪問
屋久島は生命の島だ。洋上に浮かぶその雄姿はサンゴ礁にかこまれた楽園で、世界遺産指定から時を経た今でも観光客の足が途絶えることが無い。人はなぜ屋久島に足を運ぶのか?人はなぜ屋久島に招かれるのか?そんな魅力満載の屋久島をドライブしながら紹介してみたいと思います。

 

屋久島を反時計廻りにドライブする観光スポットを紹介したいと思います。旅の日程に組み込まれる方は参考にしてください。
縄文杉などの登山を計画している場合は、日程の調整は天候を優先して、事前に調べておいて天気の良い日などは登山を優先して計画されることをおすすめします。あくまでもレンタカーなどの車での散策ですので、多少天候が悪くても出来ると思います。

 

屋久島一周にかかる時間は、半日を目処にしておくと十分かと思いまが、個別にじっくり時間を費やしたい方などは多少ゆとりをもっておいた方が無難かと思います。

 

レンタカーなどを手配されるときは、宮之浦周辺や安房などにも沢山ありますので、事前に予約を入れておいた方が良いです。予約なしで行かれた場合でもフェリー乗り場周辺には沢山の業者の方々がおられますので、ピーク時以外なら当日でもOKかと思います。

 

屋久島一周ドライブ

宮之浦周辺

今回、屋久島一周の起点として宮之浦を出発しました。屋久島随一の町で、さまざまな観光スポットや島の行事が行われています。宿泊先や食事処なども豊富にあります。

25分

ガジュマル公園

屋久島一周と屋久杉訪問
馬のしっぽのような気根が垂れ下がった亜熱帯性植物であるガジュマルやアコウが密生する。神秘的なガジュマルと海を見ながら歩ける、1周10分ほどの歩道がある。

 

樹齢500年以上と言われる巨大なガジュマルをはじめ、ガジュマルの木や、クワズイモ等の亜熱帯植物を見ることができます。

 

また、県道のそば、中間川のほとりに屋久島最大のガジュマルがあります。 事前に虫除けスプレーなどを持参していくと良いです。

 

志戸子ガジュマル祭り(5月)
志戸子地区のガジュマル公園前漁港広場で開催されます。志戸子地区で採れた野菜や魚介類を販売する露店が建ち並び、観光客の方も立ち寄られ賑やかな祭りです。

15分
一湊

大浦温泉
宮之浦から一湊の町を過ぎて海岸に出たところにあります。眼の前に海が広がり小じんまりとした温泉です。

 

布引の滝
一湊海水浴場から一湊の町に向かって徒歩3分位の所に布引の滝を見る事ができます。滝下の周辺はゆっくりと休める休憩舎も設置されています。なんとなく女性的な美しさを感じる滝です。水量はやや少なめです。

 

この先の方には、屋久島で最も古い縄文前期の土器等が発見されている松山遺跡もあります。

10分
吉田

平成14年に放送されたNHKの朝の連続テレビ小説「まんてん」の主人公 日高満天の故郷のモデルになったのを記念して行われるようになりました。ドラマの撮影風景を写した写真展や特産品の露天市が開かれ大変な賑わいです。

15分

永田いなか浜

屋久島一周と屋久杉訪問
永田いなか浜です。屋久島の西海岸に位置し、コバルトブルーの海と白い高波が特徴で、日本一のウミガメの産卵地でも有名です。実際にウミガメと出会うには事前の準備が必要ですが、めったに見れない美しい海に出逢えるだけでも貴重な体験です。

 

当日は風が強かったせいか波も高く、打ち寄せる波しぶきにチビちゃん達はおおはしゃぎでした。数メートルにも及ぶ高い波、美しく輝く青い海。感動の情景に浸っているのはつかの間、子供達が波にさらわれはしないかとヒヤヒヤでした。

15分

屋久島灯台

屋久島一周と屋久杉訪問
屋久島の西側、永田岬の突端にあります。明治30年に設立
されて以来、海上の安全を守り続けている無人灯台です。

 

光源は1000W、光の到達距離は40km。灯台の下は、花崗岩の
深い岩礁に荒波が打ち寄せます。

 

正面に口永良部島を眺めることができます。
水平線は僅かに丸く見えて、地球の表面をを感じとる事ができます。

20分

西部林道

屋久島一周と屋久杉訪問
屋久島で唯一、海岸線から世界遺産に登録されている西部林道を車で走る。険しい山岳地帯を想像していたがとても走りやすいです。

 

日本最大の照葉樹林で世界遺産の根拠となった垂直分布が一望でき、東シナ海に面した無人地帯に広がる。絶滅危惧種ヤクタネゴヨウの
自生地としても最大の地域で、標高300メートルより上には照葉樹林などの原生林が見られます。

 

上屋久町の永田から屋久町の栗生の区間の世界自然遺産登録地域に指定されている。山手側には屋久杉、ヤクタネゴヨウ松や照葉樹林などの原生林がみられます。

 

ところどころ台風により樹木上部が立ち枯れ状態の樹林が様々な形をして見られ、歩いてみると「緑のトンネル」とも呼ばれる天然の木々に覆われた林道です。このあたりの上部の森林は手付かずの自然が残されている原始の森です。

25分

大川の滝

屋久島一周と屋久杉訪問
屋久島で最大級の滝。照葉樹林と粘板岩の崖を落ちる落差88mの滝で迫力満点。 日本の滝100選にも選ばれています。

 

大きさ、水量ともに数ある屋久島の滝のなかでも最大級を誇ります。吹き上がるしぶきを浴びながら滝壺の真下まで近づけるので、滝のダイナミックさを感じることができるでしょう。千尋の滝と同じく、雨の翌日にはさらに迫力が増します。

 

近くには名水100選にも選ばれ、飲めば健康にいいと古くから言われている「大川湧水」も湧き出しています。 午後3時頃には滝にかかる虹が見れることもあり、屋久島の自然を感じる絶好の場所の一つです。

 

栗生から車で5分(栗生から4km)

20分

栗生

屋久島一周と屋久杉訪問
栗生の海岸に見られる天然の水族館タイドプールは見所です。干潮時には潮溜まりの中にいろんな生き物を発見できます。海水浴場もあり、シーズンにはウミガメも産卵にやってきます。

10分
中間

屋久島フルーツガーデン

開園時間  8:00〜17:00
休日  無休
連絡先(0997) 48-2468

15分

湯泊温泉

屋久島一周と屋久杉訪問
屋久島にある露天風呂では一番ポピュラーな温泉かもしれません。 湯泊地区の海岸にも温泉が湧き出ており、駐車場、トイレなど整備されています。 お食事処もあります。

 

昔は真ん中の仕切りはなかったのですが、最近では男女が別々に入れるようになっています。満潮時にも海中に沈むことなく年中入浴できます。 海岸に面した露天風呂で、景色もよく波音を聞きながら夕日・月見・星見風呂などが楽しめます。

 

単純硫黄泉

15分

平内海中温泉

屋久島一周と屋久杉訪問
屋久島を代表する温泉の一つですが、話のネタのために入ってみました。360度自然に囲まれ?て、見晴らしも抜群なのですが、廻りからもスケスケなのがひとつ難点です。これも自然の風景を壊さないよう地元の方々の配慮なのでしょう。

 

脱衣所もなく、衝立もありません。あるのはただ、ここから土足禁止と書いてある白線だけです。もちろん水着着用も不可です。

 

でも、屋久島を愛する人であるならばその訳はすぐに実感できるはずです。ゆるやかな坂道を素足で一歩一歩湯船に近づくにつれ心が自然と一体化して恥ずかしさなんてすぐに吹き飛ばしてくれます。

 

湯船につかり、空を見上げるとまるで屋久島の空を独り占めしたような錯覚を覚えます。お湯がちょっとぬるいな〜とか、岩でごつごつして痛いな〜とか、言ってるうちに、不平不満ばかり言っている自分に気づかされます。

 

そんなちっぽけな自分を捨てて、波の音を聞きながら空を見上げて湯船につかろう。あー気持ちいい。

 

平内海中温泉は、身体はあまり温まりませんが心はとっても温まる温泉でした。

20分

尾之間温泉

屋久島一周と屋久杉訪問
数ある名湯の中でも唯一無二の名湯のひとつです。見た目はごく普通の温泉ですが、地元の方が一番多く集う温泉で、愛され親しまれているのが泉質でわかりました。

 

黒川も湯布院も湯破した経験から名湯中の名湯とまで言わしめるほどのものでした。若干旅の雰囲気と先入観から気分が高揚していたせいもあり、その分割り引いても惚れ惚れした温泉でした。

 

施設や設備がやや手薄な分、泉質がより際立っている温泉で、玄人好みのお湯です。やや深めの湯船は湯量の多さを裏付けされ、やわらかく肌に溶け込むようなお湯が、じわりじわりと全身に沁み込んでゆく感覚です。
身体の芯まで温まり、旅の疲れを癒す一品でした。

 

尾之間温泉
350年前に発見されたと言われている硫黄泉質の少し熱めの温泉です。建物は杉で建てられており、浴槽は岩風呂になっています。湯船の底には玉石が敷き詰められ、足の裏が心地よい刺激となって疲れを癒してくれます。観光客も多く訪れます。

 

営業時間 7:00〜21:00
定休日 月曜 午前中
連絡先 47-2872

20分

トローキの滝

屋久島一周と屋久杉訪問
落差は6m。ですが、海に直接落ちる滝は全国でも2箇所しかありません。 とても珍しい滝です。鯛之川の赤い橋とモッチョム岳を背に、その素晴らしい景観があります。ぽんたん館向かい側の入り口より徒歩5分ほどでその光景を眺めることが出来ます。

 

千尋の滝や 大川の滝に比べるとやや迫力に欠けますが、希少価値の高いその風貌に心癒されるに違いありません。

15分

千尋滝

屋久島の落差80メートルの豊富な水量を誇る滝と約200メートルの花崗岩の一枚岩との組み合わせは、日本最大級。遠くからしか見られませんが、その景色には圧倒される迫力があります。

 

V字型になった巨大な花崗岩に吸い寄せられるように落ちる水しぶきは遠くからは意外と小さく見えるかもれませんが、滝の左手に見える壁は200m×400mの花崗岩の一枚岩で、千人が手を広げたほどの大きがあるということで、人が両手を広げた長さを「一尋」と呼ぶことから、千人分で「千尋の滝」と名付けられました。

35分

安房

観光するのには利便の良い安房です。フェリーの発着はありませんが、高速船トッピーの乗り場として便利です。屋久島を観光するには安房に宿泊した方が便利な場合が多いです。 屋久島は飛び魚の漁で日本一です。特にここ安房港では年間1000tの水揚げがあります。 その他、屋久島自然館や屋久島世界遺産センターなどがあります。

40分

楠川温泉

屋久島一周と屋久杉訪問
楠川から1キロくらい東の湯ノ河地域に楠川温泉があります。泉質は無色透明のアルカリ性単純泉で冷泉のため、沸かして適温にしています。
楠川温泉は古くから地元の人々に湯治として親しまれてきました。効能は、神経痛やリウマチ、皮膚病などに効果があると言われています。
すぐ側には湯之河が流れており、水の流れを聞きながら風流に温泉を楽しめます。登山や旅の疲れも癒してくれる温泉です。

15分