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砂糖王公園(シュガーキングパーク)
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砂糖王公園(シュガーキングパーク)
ガラパン地区東、ミドルロード沿いにあるシュガーキングパーク。
サイパンの「砂糖王」であり、南洋興発株式会社初代社長の
松江春次氏の業績をたたえて設立された公園です。
公園内には松江春次氏の銅像や、1944年まで砂糖きび運搬用として
使用されていた機関車が飾られています。
特にこの銅像は、1934年に建てられたもので、その後の第二次世界大戦の戦闘
でも倒されることはなかったといわれます。
周辺には北マリアナ諸島博物館や、日本刑務所跡などもあり、
散策するにはここを拠点にすると良いでしょう。
■場所:ガラパン地区東/ミドルロード沿い
松江春次氏
サイパンの「砂糖王」であり、南洋興発株式会社初代社長。
戦前は5万人もの日本人がサイパンに入植し暮らしていました。
日本軍がサイパンの戦いに敗れ、アメリカ軍の統治下になった
のりも、「キング・オブ・シュガーの像」としてその栄誉を
称え続けられたいる。
現地では砂糖製造を中心に開発事業に成功し
優れた開拓者として語り伝えられている松江春次氏。
青年時代は大日本製糖に入社しアメリカのルイジアナ大学に留学。
砂糖科を卒業しています。
その後、技術習得のためにヨーロッパへ修行。
グローバルな感性を養い、31歳で帰国。
日本初の角砂糖の製造に成功しました。
大きな転換期となったのが台湾での製糖業の
成功で、こらが自身にとっての大きな基盤となる。
サイパン島へ渡った松江春次は、当時現地に入植
していた日本人の多くが飢えに苦しんでいて、
飢餓をすくうべく南洋興発株式会社を設立。
事業は成功し、やがて5万人もの入植者を迎える
ことになる。
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