収穫のポイント

収穫のタイミング

収穫のポイント
いよいよ待ちに待った収穫です。どこから摘み取ったらよいのか?。どのタイミングで 収穫したらよいのか?。

 

これは、単に食べるためだけのものだけではなく、早摘みして 他の葉を大きくしたり、芽の成長を促進したり、冬場などは今摘みとっておかないと 食べられなくなる!なんて場面もあります。ある意味栽培する人のセンスも必要とされる 作業でもあります。

 

基本的な収穫

雲南百薬の基本的な収穫は先端の芽から50cm〜100cmが目安です。この場合、葉だけでも かまいませんが、なるべくなら茎ごと収穫します。収穫した後の状態は少なくとも土表面から100cmぐらいは残しておきましょう。

 

ここで、せっかく伸びた芽がもったいない!と思われるかもしれませんが、心配いりません。収穫してしばらくたつと、残った葉の根本から脇芽が出てきます。 そこからまたすくすくと成長していくわけです。伸びたらまた収穫といったところです。脇芽はけっこう勢い良く伸びていきます。

 

よくある失敗は、下の方の葉だけを収穫していると、のちのち歯抜け状態になり、見栄えがよくありません。特に緑のカーテンなどにする場合は注意が必要です。

 

早摘み目的の収穫

みかんやトマトの栽培でも同じ手法が取られていますが、雲南百薬の場合もこれと 同じです。葉の大きさや高さを求めないのならその必要もないかもしれませんが、繁殖の仕方に興味があるのであれば、ここはポイントとして押さえておきたいところです。

 

特に地面に近い部分にはたくさんの葉がつきやすいので、見栄えが悪くならない程度でよいので、葉の直径が4cm程度になったら間引きしてあげましょう。こうすることで、他の葉へ栄養分が多く行き渡るようになり、先端の芽の成長も 盛んになります。また、茎の太さもだんだんと大きくなるので、のちのち繁殖させるときに強い苗をつくることができます。

 

今収穫しなければ!

これは冬場室内で栽培しているケースに多く見られる現象ですが、青々とした葉がだんだんうす緑に変化し、最悪黄色に近くなることもあります。これは体験からすると 2つの原因が考えられます。1つは陽あたりが十分でないケース。もう1つはプランター の土の状態にあります。(この2点を改善すると次第に色も濃くなっていきます。)

 

どうしても冬場は日照時間が短くなりますので、出来れば反日以上は確保したいところ です。しかし実際に栽培する場合、こういった条件に恵まれるケースは少ないのが現状です。名残り惜しいですが、収穫してあげましょう。

収穫のポイント