おやがおやならこもこ 親思う心に勝る親心(おやおもうこころにまさるおやごころ) 名詞 じゅうぶんにじゅくりょせよとい 切る手遅かれ(きるておそかれ) 名詞 じぶんのおもいとおりになるかど 叶わぬ恋に心を尽くすより犬猫を飼え(かなわぬこいにこころをつくすよりいぬねこをかえ) 名詞 こうきはめったにめぐってこない 時は得難くして失い易し(ときはえがたくしてうしないやすし) 名詞 せけんしらずだということ 総領の甚六(そうりょうのじんろく) 名詞 あわてるこじきはもらいがすくな 合わせ物は離れ物(あわせものははなれもの) 名詞 いつまでもはなしこんでながいす 行く行くの長居り(いくいくのながおり) 名詞 てがらをたてること 先鞭をつける(せんべんをつける) 名詞 おのをかかげてふちにはいる 己を以て人を量る(おのれをもってひとをはかる) 名詞 どりょくすることがかんじんであ 辛抱は金挽臼は石(しんぼうはかねひきうすはいし) 名詞 よこどりするたとえ 漁夫の利(ぎょふのり) 名詞 めいじんでもしっぱいするたとえ 弘法にも筆の誤り(こうぼうにもふでのあやまり) 名詞 いいだしたものからじっこうせよ 隗より始めよ(かいよりはじめよ) 名詞 きがえをもっていないことをいう 替え着なしの晴れ着なし(かえぎなしのはれぎなし) 名詞 このおかげでおやはくろうすると 子宝脛が細る(こだからすねがほそる) 名詞 すこしのどりょくやもとででおお 蝦で鯛を釣る(えびでたいをつる) 名詞 こいするきもちをそのあいてにつ 山路が笛(さんろがふえ) 名詞 こはおやににるもので 蛙の子は蛙(かえるのこはかえる) 名詞 びょうきをなおすのにもっともひ 一に看病二に薬(いちにかんびょうににくすり) 名詞 びんぼうなもののところにはしん 富貴には他人集まり、貧賎には親戚も離る(ふうきにはたにんあつまり、ひんせんにはしんせきもはなる) 名詞 よういをわすれるな 四つ晴れに傘放すな(よつばれにかさはなすな) 名詞 きんせんのせきちからはいだいで 阿弥陀も銭で光る(あみだもぜにでひかる) 名詞 くいきせんもんのやぼなものにも 花より団子(はなよりだんご) 名詞 なまけもののたいしょくたびょう 仕事幽霊飯弁慶、その癖夏痩せ寒細り、たまたま肥ゆれば腫れ病(しごとゆうれいめしべんけい、そのくせなつやせかんぼそり、たまたまこゆればはれやまい) 名詞 ざいさんをなくすほどだというこ 京の着倒れ大阪の食い倒れ(きょうのきだおれおおさかのくいだおれ) 名詞 おおふなかがひじょうにむつまじ 比目の魚(ひもくのうお) 名詞 こころがけによるというおしえ 禍福己による(かふくおのれによる) 名詞 ちゅうこくをききいれないようす 蛙の面に水(かえるのつらにみず) 名詞 しんけいをなやますということの 盃中の蛇影(はいちゅうのじゃえい) 名詞 しょうばいのたねはどこにもある 商売は草の種(しょうばいはくさのたね) 名詞 おとることのたとえ 千羊の皮は一狐の腋に如かず(せんようのかわはいっこのえきにしかず) 名詞 ふるいせいかつしゅうかんなどを 昔は昔今は今(むかしはむかしいまはいま) 名詞 きがきくことのたとえ 鑿と言えば槌(のみといえばつち) 名詞 ようじんぶかくゆだんのないたと 轡の音にも目を覚ます(くつわのおとにもめをさます) 名詞 あとさきのかんがえのないえどっ 江戸っ子の往き大名婦り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき) 名詞 あさとびがなくとあめがふるから 朝鳶が鳴けば隣七軒出でがならぬ(あさとびがなけばとなりしちけんいでがならぬ) 名詞 つきひはすばやくさっておこなっ 光陰矢の如し(こういんやのごとし) 名詞 くちにすべきではないといういみ 怪力乱神を語らず(かいりょくらんしんをかたらず) 名詞 うたがってはならないといういま 七度尋ねて人を疑え(ななたびたずねてひとをうたがえ) 名詞 どうしようもないということ 惚れた病に薬なし(ほれたやまいにくすりなし) 名詞 ちょうがちぎれるほどにつらくか 断腸(だんちょう) 名詞 こうつごうなことのたとえ 鴨が葱を背負って来る(かもがねぎをしょってくる) 名詞 きんのちからによるものであると 金が言わせる旦那(かねがいわせるだんな) 名詞 じんせいにしっぱいすることがあ 恋の山には孔子の倒れ(こいのやまにはくじのたおれ) 名詞 かならずなにほどかのそんをする 会えば五厘の損がゆく(あえばごりんのそんがゆく) 名詞 きんほどたいせつなものはないと 人間万事金の世の中(にんげんばんじかねのよのなか) 名詞 かおをあわせることがなくなると 去る者は日々に疎し(さるものはひびにうとし) 名詞 そのひぐらしのたとえ 手が明けば口か明く(てがあけばくちがあく) 名詞 つまらないことでちょっとしたけ 思う仲のつづり諍い(おもうなかのつづりいさかい) 名詞 としごろになるとひとりでにいろ 毬栗も内から割れる(いがぐりもうちからわれる) 名詞 さわやかであること 思う仲は涼しい(おもうなかはすずしい) 名詞 ものごとがよりよいじょうたいに 雨降って地固まる(あめふってじかたまる) 名詞 つかいなれたなべがまがしっくり 女房と鍋釜は古いほどよい(にょうぼうとなべかまはふるいほどよい) 名詞 ゆめをみるのはないぞうのつかれ 夢は五臓の疲れ(ゆめはごぞうのつかれ) 名詞 しったかぶりへのいましめとして 知らざるを知らざると為せ是知るなり(しらざるをしらざるとなせこれしるなり) 名詞 こわいかおになるというにんじょ 借りる時の地蔵顔済す時の閻魔顔(かりるときのじぞうがおなすときのえんまがお) 名詞 かねもちにはかねもちのなやみが 大きな家には大きな風(おおきないえにはおおきなかぜ) 名詞 おもいがけないことやひとのさそ 牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり) 名詞 ひとのおだてやかんげんにはのり 煽てと畚には乗るな(おだてともっこにはのるな) 名詞 うらにはうらがある 烏有に帰す(うゆうにきす) 名詞 りくつでせめるよりもうまくいく 理詰めより重詰め(りづめよりじゅうづめ) 名詞 びんぼうがいちばんつらいという 四百四病より貧の苦しみ(しひゃくしびょうよりひんのくるしみ) 名詞 いきおいがなくなりみじめなけっ 頭でっかち尻つぼみ(あたまでっかちしりつぼみ) 名詞 ひどいめにあわされることをたと 飼い犬に手を噛まれる(かいいぬにてをかまれる) 名詞 とりけせないものであるというい 綸言汗の如し(りんげんあせのごとし) 名詞 はっきりとわかることをいう 傍目八目(おかめはちもく) 名詞 よういがととのってからはじめよ 膳部揃うて箸を取れ(ぜんぶそろうてはしをとれ) 名詞 いえになければならないそんざい 家に無くてならぬものは上がり框と女房(いえになくてはならぬものはあがりかまちとにょうぼう) 名詞 けんせいをふるうようになるとい 時に遭えば鼠も虎になる(ときにあえばねずみもとらになる) 名詞 うしなうようなことはないという 酒飲み本性違わず(さけのみほんしょうたがわず) 名詞 たにんのためにいそがしくはたら 汗馬の労(かんばのろう) 名詞 のこされているということ 五十なれば五十の縁あり(ごじゅうになればごじゅうのえんあり) 名詞 あさのあめはどんなにおおぶりで 朝雨博奕裸の基(あさあめばくちはだかのもと) 名詞 よいことばかりはつづかないので 大吉は凶に還る(だいきちはきょうにかえる) 名詞 いつのあいだにかかねもちになっ 損と元値で蔵を建て(そんともとねでくらをたて) 名詞 みるだけはただだからみなさいと 見るは法祭(みるはほうらく) 名詞 うしをうまにのりかえる 後ろに柱前に酒(うしろにはしらまえにさけ) 名詞 ゆだんしてはいけないということ 風は万病の元(かぜはまんびょうのもと) 名詞 じぶんをぎせいにしてひとのため 蝋燭は身を減らして人を照らす(ろうそくはみをへらしてひとをてらす) 名詞 のぞみをたっすることができない 宝の山に入りながら空しく帰る(たからのやまにいりながらむなしくかえる) 名詞 たいせつさをといたもの 堪忍五両思案十両(かんにんごりょうしあんじゅうりょう) 名詞 あきのふぜいをたのしむこと 林間に酒を煖めて紅葉を焼く(りんかんにさけをあたためてこうようをたく) 名詞 いちじしのぎではうまくいかない 壁の穴は壁で塞げ(かべのあなはかべでふさげ) 名詞 ねているときのあんらくさをたと 寝る間が極楽(ねるまがごくらく) 名詞 じぶんがこのまないことはたにん 己の欲せざる所は人に施す勿れ(おのれのほっせざるところはひとにほどこすなかれ) 名詞 せいいがだいじであるというたと 長者の万灯より貧者の一灯(ちょうじゃのまんとうよりひんじゃのいっとう) 名詞 ひんよくさのたとえ 後生大事や金欲しや死んでも命のあるように(ごしょうだいじやかねほしやしんでもいのちのあるように) 名詞 ひとめをぬすんでしごとをなまけ 油を売る(あぶらをうる) 名詞 りえきをえようとするよくのふか 転んでもただは起きぬ(ころんでもただはおきぬ) 名詞 きけんをおかしてまでふぐじるを 河豚汁や鯛もあるのに無分別(ふぐじるやたいもあるのにむふんべつ) 名詞 たよりにならないものにもすがろ 溺れる者は藁をも掴む(おぼれるものはわらをもつかむ) 名詞 のがしてはならないというおしえ 鉄は熱いうちに打て(てつはあついうちにうて) 名詞 ゆだんするようではいけないとい 大敵と見て恐れず小敵と見て侮らず(たいてきとみておそれずしょうてきとみてあなどらず) 名詞 ふとうなりえきをえること 行きがけの駄賃(いきがけのだちん) 名詞 いのちあってのものたね 猪も七代目には豕になる(いのししもしちだいめにはいのこになる) 名詞 おんをうけておきながらそのおか 恩を仇で返す(おんをあだでかえす) 名詞 ときによってはひつようなことも 嘘も方便(うそもほうべん) 名詞 ありがたあじがうすれることのた 能書きの読めぬ所に効き目あり(のうがきのよめぬところにききめあり) 名詞 せいこうするみこみがなくあきら 匙を投げる(さじをなげる) 名詞 じぶんからもとめてでもくろうは 若い時の苦労は買うてでもせよ(わかいときのくろうはこうてでもせよ) 名詞