さかさまにおとすこと さかさまに落とすこと。「―に落とす」【逆落(と)し】(さかおとし) 名詞 よろいのどうのじょうぶのぜんごでむねとせ 鎧(よろい)の胴の上部の前後で、胸と背とをおおう部分。【立挙】(たてあげ) 名詞 のこってたまるもの 残ってたまるもの。残りのしずく。「今引いて行った波の―の黄なるを踏んで」【残溜】(ざんりゅう) 名詞 こうしつのかしきんにもとづきにほんがくし 皇室の下賜金に基づき、日本学士院賞日本芸術院賞の受賞者のうち、特に1名ずつに授与される賞。【恩賜賞】(おんししょう) 名詞 ほんらいかんせいてきにんしきについてのり 本来、感性的認識についての理論をさしたが、転じて美学を意味する。【感性論】(かんせいろん) 名詞 ようふくのうわぎやこーとなどでうちあわせ 洋服の上着やコートなどで、打ち合わせが浅く縦1列のボタンで留めるようにしたもの。シングル。【片前】(かたまえ) 名詞 えのぐとりょうなどでがんりょうをきんとう 絵の具塗料などで、顔料を均等に分散付着させる媒体となる液状成分。油絵の具におけるボイル油など。ビヒクル。【展色剤】(てんしょくざい) 名詞 だいがくをそつぎょうしていること 大学を卒業していること。また、その人。【大卒】(だいそつ) 名詞 りゅうせいのもえのこりがちじょうにらっか 流星の燃え残りが地上に落下してきたもの。成分により石質隕石石鉄隕石隕鉄に分類される。隕石落下で生じる隕石孔は5【隕石】(いんせき) 名詞 きんゆうしょうひんのあたいうごきをりよう 金融商品の値動きを利用して短期的な利益を追求する、投機的な経済活動全般を指す。株式等のデイトレードや、実需を伴わな【投機経済】(とうきけいざい) 名詞 つよくたたく 強くたたく。手荒く打つ。「顔を―く」[可能]ひっぱたける【引っ叩く】(ひっぱたく) 名詞 かわのりょうがわにせっするち 川の両側に接する地。川のほとり。かし。【川岸/河岸】(かわぎし) 名詞 せいこうにつくられたこうかなこうげいひん 精巧に作られた高価な工芸品。⇔下手物(げてもの)。【上手物】(じょうてもの) 名詞 くにをまもるためまたはせんそうをするため 国を守るため、または戦争をするために必要な兵員兵器軍事施設などをそろえること。また、その装備。【軍備】(ぐんび) 名詞 きんぞくにちょうこくすること 金属に彫刻すること。また、金をちりばめること。また、それらの細工。【鏤金】(るきん) 名詞 てきがせんぷくしているかどうかをさぐるた 敵が潜伏しているかどうかを探るために、弾丸などを発射すること。【捜射】(そうしゃ) 名詞 きょうとしふしみくにあるまことげんしゅう 京都市伏見区にある真言宗醍醐(だいご)派の総本山、醍醐寺の本坊。永久3年(1115)醍醐寺第7世勝覚の創建。豊臣秀【三宝院】(さんぼういん) 名詞 じけんなどがつづけざまにはっせいすること 事件などが続けざまに発生すること。「事故が―する」【連発】(れんぱつ) 名詞 よのなかのわずらわしいことがら 世の中の煩わしい事柄。俗事。【世累】(せいるい) 名詞 こうがいがたてにさけているきけい 口蓋が縦に裂けている奇形。胎児期に左右の上顎突起(じょうがくとっき)が完全に融合しなかったもの。口腔と鼻腔がつなが【口蓋裂】(こうがいれつ) 名詞 てこのげんりをおうようしたどうぐでものを てこの原理を応用した道具で物を動かすときに力を加える所。→支点→作用点【力点】(りきてん) 名詞 ちょうかのじょせい 町家の女性。町方の女性。素人(しろうと)女。「気のつくこと、―はまたあるまじき粋(すい)さまなり」【町女房】(まちにょうぼう) 名詞 おんなとたわむれあそぶこと 女とたわむれ遊ぶこと。一説に、女らしい遊び、無邪気な遊びなどの意。「おのが命(を)を死【姫遊び】(ひめなそび) 名詞 ほうのじゅんじょ 法(ほうろう)の順序。出家後の年数。【次/臘次】(らっし) 名詞 しゅしをつつむまいのしゅひのうちうちが 種子を包む2枚の種皮のうち、内側のもの。⇔外種皮。【内種皮】(ないしゅひ) 名詞 こっかやくんしゅのめいれいをうけたこくに 国家や君主の命令を受け、他国に派遣される人。「―【使節】(しせつ) 名詞 たえずひがもえつづける 絶えず火が燃えつづける。また、一面に燃え広がる。「―る火のほとりにはありながら」【燃え渡る】(もえわたる) 名詞 やちんをとってかすいえやみせ 家賃を取って貸す家や店。【貸し店】(かしだな) 名詞 かんがえがかわる 考えが変わる。気持ちが改まる。「いづくをまた―るべき折とか待たむ」【思ひ直る】(おもいなおる) 名詞 ふねやくるまにものをみつるせてはこぶこと 舟や車に物を載せて運ぶこと。【運載】(うんさい) 名詞 ぎゃうずしゅぎょうをする ぎゃうず修行をする。「道を―ずる」【行ずる】(ぎょうずる) 名詞 まんどころのはつおんのむひょうき まんどころの撥音の無表記。盆(ぼに)のこと、年ごろは―にものしつるも【政所】(まどころ) 名詞 しょうせっかいにえんそをきゅうしゅうさせ 消石灰に塩素を吸収させて作った白色の粉末。パルプ繊維などの漂白、上下水道の殺菌消毒などに利用。クロルカル【晒し粉】(さらしこ) 名詞 めざめていることとねむっていること 目覚めていることと眠っていること。「―の境にかく逍遥して居ると」【寤寐】(ごび) 名詞 こまかくさしぬいにしたたび 細かく刺し縫いにした足袋。また、その足袋を縫うこと。うね刺し足袋。【刺(し)足袋】(さしたび) 名詞 しちふくじんとたからものをのせたふねのえ 七福神と宝物をのせた船の絵。元日または2日の夜、枕の下に敷いて寝ると、よい初夢を見るとされた。宝船。【敷き寝の船】(しきねのふね) 名詞 さきものをうること 先物(さきもの)を売ること。⇔先買い。【先売り】(さきうり) 名詞 すっかりたべてしまう すっかり食べてしまう。「携帯した食料を―す」【食(い)尽(く)す】(くいつくす) 名詞 とってなくす 取ってなくす。とりのける。「不純物を―く」【取り除く】(とりのぞく) 名詞 かんしょくがないこと 官職がないこと。「無位―」⇔有官(うかん)。【無官】(むかん) 名詞 かえろうとしているとき 帰ろうとしている時。帰りがけ。「―にそっと耳うちする」【帰り際】(かえりぎわ) 名詞 やぶになっているひろいとち 藪になっている広い土地。「はろばろに言(こと)そ聞こゆる島の―」【藪原】(やぶはら) 名詞 しんでんづくりのひがしのたいあるいはにし 寝殿造りの東の対、あるいは西の対。東北の対に対して東の対、西北の対に対して西の対をいう。【一の対】(いちのたい) 名詞 ゆうきがなくものごとにしょうめんからとり 勇気がなく、物事に正面から取り組もうとしないこと。正々堂々として【卑怯】(ひきょう) 名詞 ちからがぶったいにさようするときさようて 力が物体に作用するとき、作用点を通って、力の方向に引いた直線。【作用線】(さようせん) 名詞 なのかぼんにおなじ 七日盆(なぬかぼん)に同じ。【七日日】(なぬかび) 名詞 すこしずつけずる 少しずつけずる。「材(き)を―る斧(よき)の音」【削る】(はつる) 名詞 はいりらんれてさわぐこと 入り乱れて騒ぐこと。また、秩序をかき乱すこと。騒乱。「三味線の音で…談話は―されてしまった」【擾乱】(じょうらん) 名詞 きゅうにほんかいぐんでてんのうにちょくぞ 旧日本海軍で、天皇に直属して艦隊鎮守府などの指揮統率に当たった職。【司令長官】(しれいちょうかん) 名詞 まったくまるい 全くまるい。完全な円形または球形である。「―い十五夜の月」【真ん丸い/真ん円い】(まんまるい) 名詞 よそくする 予測する。「浅茅原はかなく置きし草の上の露をかたみと―けきや」【思ひ掛く/思ひ懸く】(おもいかく) 名詞 くうのむのそんけいご 食う飲むの尊敬語。召し上がる。そなたは二粒づつ―れ【御参る】(おまいる) 名詞 えきびょうにかからないようにまじないなど 疫病にかからないようにまじないなどをすること。また、そのまじない。【疫病除け】(やくびょうよけ) 名詞 へびのれいいをおそれへびをしんかくかした 蛇の霊威をおそれ、蛇を神格化したもの。【蛇神】(へびがみ) 名詞 みつに 密に。ぎっしりと。「忘れ草垣も―植ゑたれど」【茂みみに】(しみみに) 名詞 とちのさかい 土地のさかい。領域のさかい。「自国の―を守り」【地境】(ちきょう) 名詞 しんぞくじょうのみぶんやかんけいによって 親族上の身分や関係によって発生する権利。親権夫権など。→身分権【親族権】(しんぞくけん) 名詞 きんゆうしじょうのうちきぎょうのせつびし 金融市場のうち、企業の設備資金や長期運転資金などの取引が行われる市場。株式社債などの証券市場をさすことが多いが、【資本市場】(しほんしじょう) 名詞 ひをつけるえき 火をつける役。転じて、事件論議などのきっかけをつくる役。また、その人。「ブームの―」【火付け役】(ひつけやく) 名詞 かんてんなどをながしこんでかためるはこが 寒天などを流しこんで固める箱形の器具。【流し箱】(ながしばこ) 名詞 あるものにもとからそなわっているせいしつ あるものにもとから備わっている性質。そのものだけに特有な属性。【固有性】(こゆうせい) 名詞 あかぎれがきれる あかぎれが切れる。ひび割れがする。「稲舂(つ)けば―る吾(あ)が手を今夜(こよひ)もか殿の若子(わくご【皸る】(かかる) 名詞 がいしゅつのいふく 外出の衣服。余所行(よそゆ)き。「何処かへ外出するらしい―をして出かかるのと」【余所着】(よそぎ) 名詞 たんばくりのべつめい 丹波栗(たんばぐり)の別名。【出落栗】(ててうちぐり) 名詞 どうふしんにおもう 動不審に思う。あやしむ。「おきてゆく涙のかかる草まくら露しげしとや人の―めむ」【怪む】(あやむ) 名詞 よりあわせたかしょ より合わせた箇所。【縒り目/撚り目】(よりめ) 名詞 しごきとっていれる しごき取って入れる。「池水に影さへ見えて咲きにほふあしびの花を袖に―れな」【扱きる】(こきる) 名詞 まだせいせいしてないこくしょくのえきじょ まだ精製してない黒色の液状の砂糖。【蜜砂糖】(みつざとう) 名詞 ひふねんまくやぞうきのそしきにえんしょう 皮膚粘膜や臓器の組織に、炎症などによって生じた管状の穴。体内で連絡するものと、体表に開口するものとがある。胃瘻【瘻孔】(ろうこう) 名詞 いさましいしゅっぱつ 勇ましい出発。雄々しい門出。「未踏峰登頂の―に就く」【雄途】(ゆうと) 名詞 ぎじゅつじょうのくふう 技術上の工夫。特に、芸術の制作や表現における技術的な工夫。テクニック。「―を凝らす」【技巧】(ぎこう) 名詞 さざなみ さざなみ。小波。【漣/漣猗】(れんい) 名詞 こうおんでのたいしょくせいあるいはきょう 高温での耐食性あるいは強度にすぐれた合金。代表的なものは耐熱鋼で、鉄クロムニッケルコバルトなどが主成分。【耐熱合金】(たいねつごうきん) 名詞 そそのかすにおなじ そそのかす1に同じ。家中の物を小盗みしたり、人の娘を―したり【唆す】(そそなかす) 名詞 くにがぎょうせいのきそしりょうをえるため 国が行政の基礎資料を得るために、人口およびそれに関連する諸種の事項について、全国一斉に行う調査。日本では、10年ご【国勢調査】(こくせいちょうさ) 名詞 にんぎょうじょうるりのげきじょう 人形浄瑠璃の劇場。元禄年(1703)初世豊竹若太夫が大坂道頓堀に創設。西の竹本座に対して東の芝居とよばれ、人形【豊竹座】(とよたけざ) 名詞 かわのみずにながされること 川の水に流されること。【川流れ】(かわながれ) 名詞 おとこえしのべつめい オトコエシの別名。【男郎花】(おとこめし) 名詞 かたかたのせいぶつのみがりえきをうけたほ 片方の生物のみが利益を受け、他方には利害がないと考えられる共生。カクレウオとフジナマコの場合など。【片利共生】(へんりきょうせい) 名詞 いっぱんみんしゅうのせいかつのなかからう 一般民衆の生活の中から生まれた、素朴で郷土色の強い実用的な工芸。民衆的工芸。大正末期、日常生活器具類に美的な価値を【民芸】(みんげい) 名詞 しまのほとり 島のほとり。島の付近。「潮さゐに伊良虞(いらご)の―漕ぐ舟に」【島辺】(しまべ) 名詞 ものになぞらえること 物になぞらえること。【擬物】(ぎぶつ) 名詞 だてなきもの だてな着物。はでな着物。【伊達着】(だてぎ) 名詞 ゆびさきでひねってつぶす 指先でひねってつぶす。「虫けらを―す」【捻り潰す】(ひねりつぶす) 名詞 だいばんをおくところ 台盤を置く所。宮中では、清涼殿(せいりょうでん)の一室で女房の詰め所。貴族の家では、食物を調理する台所。【台盤所】(だいばんどころ) 名詞 くわしくしらべたりかんさつしたりすること くわしく調べたり観察したりすること。「提出された報告書を―する」【審察】(しんさつ) 名詞 かんとうちほうのだいちやきゅうりょうをお 関東地方の台地や丘陵を覆う赤褐色の風化した火山灰層。更新世に、箱根富士男体赤城浅間などの火山から噴出したも【関東ローム】(かんとうローム) 名詞 がんかをせんもんとするいし 眼科を専門とする医師。【眼科医】(がんかい) 名詞 おうぎをつかうこと 扇を使うこと。扇であおぐこと。【扇使い】(おうぎづかい) 名詞 つきでたものがもとのほうもとのじょうたい 突き出たものが、元のほう、元の状態に戻る。「ダイエットで腹が少し【引っ込む】(ひっこむ) 名詞 いままでみていたもののしょざいがわからな 今まで見ていたものの所在がわからなくなる。「人込みの中で友達を―う」「目標を―う」【見失う】(みうしなう) 名詞 まったくたいらなこと 全くたいらなこと。また、そのさま。「波一つなく―な海面」【真っ平ら】(まったいら) 名詞 いそにそってめぐること 磯に沿ってめぐること。【磯廻】(いそみ) 名詞 いきごみがくじけよわること 意気込みがくじけ弱ること。意気消沈(いきしょうちん)。【意気阻喪/意気沮喪】(いきそそう) 名詞 あとまでのこっているいんぞうふかいしみじ あとまで残っている、印象深いしみじみとした味わい。よせい。「旅の―にひたる」【余情】(よじょう) 名詞 つなぎあわされたぶぶん つなぎ合わされた部分。つなぎめ。むすびめ。【結節点】(けっせつてん) 名詞 さんかかんげんはんのうでたのぶっしつをか 酸化還元反応で他の物質を還元し、自身は酸化される物質。水素硫化水素アルカリ金属など。【還元剤】(かんげんざい) 名詞 くうふくをいちじてきにしのぐこと 空腹を一時的にしのぐこと。また、その食物。他の欲望についてもいう。虫押さえ。【虫養い】(むしやしない) 名詞 じょうどきょうであみだぶつのすくいをとく 浄土教で、阿弥陀仏(あみだぶつ)の救いを説く比喩(ひゆ)。火の河と水の河を人の貪欲と怒りにたとえ、この間にある白い【二河白道】(にがびゃくどう) 名詞 おなじいみのごをかさねたいいかた 同じ意味の語を重ねた言い方。「豌豆豆(えんどうまめ)」「半紙の紙」「馬から落馬する」など。じゅうごん。【重言】(じゅうげん) 名詞 きしょうのさっぱりしたかんじのよいおとこ 気性のさっぱりした、感じのよい男。快男児。好漢。【快漢】(かいかん) 名詞 ころぶこと ころぶこと。ひっくり返ること。また、ころがすこと。ひっくり返すこと。「マットの上でからだを―す【反転】(はんてん) 名詞 こっかのとうちけんのしゅべつ 国家の統治権の3種別。すなわち、立法権司法権行政権。【三権】(さんけん) 名詞 うまやうしにていてつをつけること 馬や牛に蹄鉄をつけること。【装蹄】(そうてい) 名詞 てきなどをせいばつする 敵などを征伐する。「とがあるを―じて」【討ず】(とうず) 名詞 めがみ 女神。また、彦神(男神)の配偶神。【姫神/比売神】(ひめがみ) 名詞 ちょうこくをすること 彫刻をすること。また、その技術。彫刻。【彫り物】(ほりもの) 名詞 とぼしくすくないこと とぼしく少ないこと。また、そのさま。「所従なども―なりけり」【乏少】(ぼくしょう) 名詞 ごもくすしをうすやきたまごでつつみかんぴ 五目鮨を薄焼き玉子で包み、干瓢(かんぴょう)や細昆布でしばったもの。茶巾。【茶巾鮨】(ちゃきんずし) 名詞 ひこうのせいへきのあるしょうねんしょうじ 非行の性癖のある少年少女を保護教育してその矯正を図る事業。【感化事業】(かんかじぎょう) 名詞 しましにどうじ しましに同じ。―もひとりありうるものにあれや島のむろの木離れてあるらむ【暫しく】(しましく) 名詞 じんこうえいせいやじゆうらっかするぶった 人工衛星や自由落下する物体の内部などで、引力と慣性力が釣り合って、重さを感じなくなる現象。無重力状態。【無重量】(むじゅうりょう) 名詞 こだいちゅうせいかんとについたりでしとし 古代中世、官途に就いたり、弟子として入門したり、家人(けにん)として従属したりする際、貴人長上師匠に身分証明【名簿/名符】(みょうぶ) 名詞 ちそうやがんせきちゅうにすいちょくにちか 地層や岩石中に、垂直に近い角度で貫入してできた板状の火成岩体。【岩脈】(がんみゃく) 名詞 すうきすうきにおなじ すうき(数奇)に同じ。―な運命【数奇】(さっき) 名詞 わりふにどうじ 割り符に同じ。【符節】(ふせつ) 名詞 へいあんじだいたけしふゆのしゅんのさいに 平安時代、孟冬の旬(しゅん)の際に開かれた酒宴。【孟冬の宴】(もうとうのえん) 名詞 なつのしょさをわすれようときぶんをまぎら 夏の暑さを忘れようと気分を紛らすこと。また、その物や方法。【暑さ凌ぎ】(あつさしのぎ) 名詞 みんじそしょうにおいてしんぱんのたいしょ 民事訴訟において、審判の対象となるもの。原告が訴訟上の請求として、その存否を主張する権利関係。訴訟の目的。訴訟の客体。【訴訟物】(そしょうぶつ) 名詞 ぼきでしてんかいけいをどくりつさせたばあ 簿記で、支店会計を独立させた場合、本支店間の貸借関係を処理するために、本店の帳簿に設ける勘定科目。【支店勘定】(してんかんじょう) 名詞 ほしのようにかがやくはた 星のように輝く旗。【星旄】(せいぼう) 名詞 ちゅうおうぶがえんよりうすいれんず 中央部が縁より薄いレンズ。光を発散させる働きがあり、近視用眼鏡などに使用。⇔凸レンズ。【凹レンズ】(おうレンズ) 名詞 ておのでけずったあと 手斧で削った跡。【手斧目】(ちょうなめ) 名詞 じごくめぐりのからくりのなかでざいにんを 地獄めぐりのからくりの中で、罪人を追いつめる、作り物の鳥。寛文(73)のころ評判になった。「一年は―【閻魔鳥】(えんまちょう) 名詞 すいとうのいしょう 水痘(すいとう)の異称。【風痘】(ふうとう) 名詞 しばるをつよめていうご しばるを強めていう語。こそどろを―る【ふん縛る】(ふんじばる) 名詞 つきがのこっているあけがた 月が残っている明け方。「―明けまく惜しみ」【朝月夜】(あさづくよ) 名詞 よぐそみねばりのべつめい ヨグソミネバリの別名。【峰榛】(みねばり) 名詞 かろとうせんにおなじ 夏炉冬扇(かろとうせん)に同じ。【冬扇夏炉】(とうせんかろ) 名詞 よいひんしゅ よい品種。また、よい種子。【良種】(りょうしゅ) 名詞 いくつかのげんいんのなかでもっともちょく いくつかの原因の中で最も直接的なもの。⇔遠因。【近因】(きんいん) 名詞 せんぞのおこなったあくじのむくいがわざわ 先祖の行った悪事の報いが、災いとなってその子孫に残ること。⇔余慶(よけい)。【余殃】(よおう) 名詞 ふしんをだく 不審を抱く。疑わしく思う。「更にな―ひ給ひそ」【思ひ疑ふ】(おもいうたがう) 名詞 ぎゃくしゅうすること 逆襲すること。【逆寄せ】(さかよせ) 名詞 しりょくがないためにせいとうなほうりつじ 資力がないために正当な法律上の保護を十分に受けられない者を援助する社会的制度。無料法律相談、訴訟費用弁護士報酬の【法律扶助】(ほうりつふじょ) 名詞 いしのかけら 石のかけら。いしころ。【石片】(せきへん) 名詞 よるよったじょうたいになる よるよった状態になる。ねじれからまる。よじれる。「―れた背広」「腹の皮が―れる」【縒れる/撚れる】(よれる) 名詞 てんきずじょうであたたかいしめったきりゅ 天気図上で、暖かい湿った気流が舌状に進入している部分。前線などと結びついて大雨を降らせる。【湿舌】(しつぜつ) 名詞 とうぎぬにおなじ 唐衣(からぎぬ)に同じ。まだ御裳、―奉りながらおはしますぞいみじき【唐の御衣】(からのおんぞ) 名詞 あらたまったとし 改まった年。新年。開歳。【改歳】(かいさい) 名詞 つくづくとみること つくづくと見ること。じっと見つめること。凝視。「手に取って―する」【熟視】(じゅくし) 名詞 よぞくのありさま 世俗のありさま。世間の事情や人情。「―に疎い」【俗情】(ぞくじょう) 名詞 よのなかでせいかつしていくこと 世の中で生活していくこと。世渡り。口すぎ。「身過ぎ―」「こころなき悪文をつづり―する我の」【世過ぎ】(よすぎ) 名詞 はしりたかとびのとびかたのいち 走り高跳びの跳び方の一。バーに背を向けながら跳び、背面でアーチをつくるようにしてバーを越える。フォスベリーフロップ【背面跳び】(はいめんとび) 名詞 あめのふるあんやなどにぼちやしっちのくう 雨の降る暗夜などに、墓地や湿地の空中を漂う青い火。燐化(りんか)水素の燃焼によるとする説もあるが不明。陰火。幽【鬼火】(おにび) 名詞 それとみとめるほどのものでもない それと認めるほどのものでもない。たいしたこともない。「懸想人の、いと―き足もとを見つけられてはべらむ時」【物気無し】(ものげなし) 名詞 きょうとのきたのてんまんぐうでがつか 京都の北野天満宮で、7月7日に行われる祭り。祭神菅原道真(すがわらのみちざね)の神前へ、神宝松風の硯(すずり)と梶【御手洗祭】(みたらしまつり) 名詞 ひとににくまれるようなことをいうこと 人に憎まれるようなことを言うこと。また、その言葉。「―をたたく」【憎まれ口】(にくまれぐち) 名詞 うんげんによるさいしきのあいだにかちょう 繧繝による彩色の間に花鳥菱(ひし)などの文様を配置した錦。畳茵(しとね)などの敷物のへり、表具の装飾に用いる。【繧繝錦】(うんげんにしき) 名詞 ものごとをすること 物事をすること。振る舞い。行為。行動。「万が一君にどんな間違った―があったとしても」【行い〔行ない〕】(おこない) 名詞 たがいにまけまいときょうそうしあう 互いに負けまいと競争し合う。「成績を―う」【競い合う】(きそいあう) 名詞 ひじょうのばあいにやむなくつかうしゅだん 非常の場合にやむなく使う手段。また特に、暴力的、強圧的な手段。「―に訴える」「―をとる」【非常手段】(ひじょうしゅだん) 名詞 さむさによるくるしみ 寒さによる苦しみ。凍えるような寒さ。「―に責められる」【寒苦】(かんく) 名詞 さびうるしをしたじにぬること 錆漆(さびうるし)を下地に塗ること。錆塗り。【地錆】(じさび) 名詞 しごのうわさばなし 死後のうわさ話。死後の評判。「―も恥づかしとて」【無き世語り】(なきよがたり) 名詞 さらふさらうにどうじ さらふ「浚(さら)う」に同じ。「堀の泥を―える」【浚える/渫える】(さらえる) 名詞 ゆうじんにあたいするだけのかち 友人に値するだけの価値。友人としてふさわしい付き合い。【友達甲斐】(ともだちがい) 名詞 ゆびのさき 指の先。ゆびさき。【指頭】(しとう) 名詞 はをくろくそめること 歯を黒く染めること。上代から上流婦人の間に行われた風習。平安後期には公家や武家の男子も【御歯黒/鉄漿】(おはぐろ) 名詞 どくりつえいようにおなじ 独立栄養に同じ。⇔有機栄養。【無機栄養】(むきえいよう) 名詞 せいしんをしゅうちゅうすること 精神を集中すること。また、そのさま。「何ほど―に心を用うとも」【専精】(せんせい) 名詞 いちまんのいちまんばい 一万の一万倍。[補説]かつて、日本の総人口が一億人であったことから、「一億総中流化」など「全国民」の意で用いられた。【一億】(いちおく) 名詞 しゃかにゅうめつのときあつまってかなしん 釈迦(しゃか)入滅のとき、集まって悲しんだという52種類の生き物。人間をはじめ鳥獣虫魚など。【五十二類】(ごじゅうにるい) 名詞 おうぎのいしょう 扇の異称。「持参の扇を見ては…、―はかたじけなや、と礼あるを」【五明】(ごめい) 名詞 てんのうのよつぎ 天皇のよつぎ。皇嗣。【皇儲】(こうちょ) 名詞 とうにゅうにぎょうこざいをくわえかたにい 豆乳に凝固剤を加え、型に入れて加熱し、そのまま固めた豆腐。布でこさないので、きめが細かく柔らかい。ささのゆき。あわ【絹漉し豆腐】(きぬごしどうふ) 名詞 しょぞくするだんたいなどをはなれること 所属する団体などを離れること。その団体に籍がなくなること。「チームを―する」【離籍】(りせき) 名詞 せきえいのけっしょうのしゅうごうたいぎょ 石英の結晶の集合体(玉髄(ぎょくずい))で、色や透明度の違いにより層状の縞模様をもつもの。色は乳白灰赤褐色など【瑪瑙】(めのう) 名詞 そのばにいないひとにようけんをかいておい その場にいない人に、用件を書いて置いておくこと。また、その文。置き手紙。「―をする」【書き置き】(かきおき) 名詞 じゅんおくりにしごとのばんにあたること 順送りに仕事の番に当たること。また、その番に当たる人。「炊事―」【当番】(とうばん) 名詞 しんじないこと 信じないこと。信用できないこと。「―の念を抱く」「政治―」【不信】(ふしん) 名詞 はんぎしけいをしょぞうしていること 版木紙型を所蔵していること。また、それで印刷した書物。【蔵版/蔵板】(ぞうはん) 名詞 おなじやくめ 同じ役目。また、その人。相役。【同役】(どうやく) 名詞 きのきりくず 木の切りくず。きくず。【木屑】(こくず) 名詞 はっきりときていされてあるじょうぶん はっきりと規定されてある条文。【明文】(めいぶん) 名詞 ふでをもってかくこと 筆を持って書くこと。また、その役。書記。「弓取り―小弓の矢取りとか」【筆執り/筆取り】(ふでとり) 名詞 きんやぎんのうすいたをいろいろなかたちに 金や銀の薄板をいろいろな形に切ったもの。きりかね。【細金/截金】(さいきん) 名詞 かたくぴんとはっていること かたくぴんと張っていること。こわばっていること。また、そのさま。「―した考え方」「芒の―【硬直】(こうちょく) 名詞 まめである まめである。誠実である。勤勉である。「人がらも―しく、いとねんごろに思ひきこえ給へれば」【忠実し】(まめし) 名詞 きぬおりもの 絹織物。また、絹で作った衣服。【絹物】(きぬもの) 名詞 どくりつのせいけいをいとなむものにふかし 独立の生計を営む者に賦課した地方税。昭15年()に廃止。【戸数割り】(こすうわり) 名詞 しんちくまたはてんきょしたあたらしいすま 新築または転居した、新しい住まい。また、結婚して新しく住む所。「―を構える」【新居】(しんきょ) 名詞 たすうのほけんがいしゃがそれぞれひきうけ 多数の保険会社がそれぞれ引き受けた保険契約の全部または一部をプールしておき、それを個々の加盟会社の引き受け能力や実【再保険プール】(さいほけんプール) 名詞 まあまにおなじ 摩尼1に同じ。【摩尼珠】(まにしゅ) 名詞 いがくせいぶつがくしんりがくしゃかいがく 医学生物学心理学社会学などの面から老年期における諸問題を総合的に研究する学問。老人【老年学】(ろうねんがく) 名詞 しるこのうえにけずりこおりをかけたもの 汁粉の上に削り氷をかけたもの。《季夏》【氷汁粉】(こおりじるこ) 名詞 いきどほろししくどうしいきどおるのけいよ いきどほろしシク]《動詞「いきどおる」の形容詞化》憤りを覚えるさま。腹立たしい。「この何者か【憤ろしい】(いきどおろしい) 名詞 おおごえをあげてさけぶこと 大声を上げてさけぶこと。叫喚。「学徒が救いを求めて―している」【喚叫】(かんきょう) 名詞 じょういのときけんじをせんていからしんて 譲位のとき、剣璽を先帝から新帝に承継する儀式。【剣璽渡御】(けんじとぎょ) 名詞 たがいにはなしをする 互いに話をする。語らう。「友と国際情勢を―う」【語り合う】(かたりあう) 名詞 ききまちがい 聞きまちがい。聞き誤り。「余(わ)れ豈に―せんや」【誤聞】(ごぶん) 名詞 みちすうについてのむりしきをふくむふとう 未知数についての無理式を含む不等式。【無理不等式】(むりふとうしき) 名詞 ゆうがたにおくつゆ 夕方におく露。《季秋》【夕露】(ゆうつゆ) 名詞 たまをつくったりばいったりするみせ 玉2をつくったり売ったりする店。また、その人。【玉屋】(たまや) 名詞 あいやむらさきのせんいをくものとんでいる 藍(あい)や紫の繊維を雲の飛んでいるように散らして漉(す)き込んだ鳥の子紙。【飛雲紙】(とびくもがみ) 名詞 てつどうしゃりょうじどうくるまなどのしゃ 鉄道車両自動車などの車体を支える、弧状の重ね板ばね。たんばね。【担い発条】(にないばね) 名詞 かしこまったせきではなくにちじょうのせい かしこまった席ではなく、日常の生活で使用すること。「―のバッグ」「―の器」【不断使い】(ふだんづかい) 名詞 きらきらひかりかがやく きらきら光り輝く。「―く星座」「―く才気」【煌めく】(きらめく) 名詞 たにんのものをよこあいからうばいとること 他人のものを横合いから奪い取ること。「弟の財産を―する」【横取り】(よこどり) 名詞 ものごとのあらましをみわたすこと 物事のあらましを見渡すこと。また、大体のありさま。「世界の情勢を―する」【概観】(がいかん) 名詞 えぞのひとのはくいき 蝦夷(えぞ)の人の吐く息。また、その息によって起こるという霧。「―吹かば【胡沙】(こさ) 名詞 むすびめががくのまえにくるようにしてしめ 結び目が額の前にくるようにして締めた鉢巻き。⇔後ろ鉢巻き。【向こう鉢巻き】(むこうはちまき) 名詞 ものをかおうとするきもち 物を買おうとする気持ち。⇔売り気。【買(い)気】(かいき) 名詞 さまざまなそしきのさいぼうへとぶんかでき さまざまな組織の細胞へと分化できる能力を持つ未分化の細胞。再生医療に役立つとして研究されている。細胞(胚性幹細【万能細胞】(ばんのうさいぼう) 名詞 のきからおちるあまだれ 軒から落ちる雨垂れ。【簷滴】(えんてき) 名詞 よこみつとしかずのしょうせつ 横光利一の小説。昭5年(30)発表。心理主義的手法が高く評価された。【機械】(きかい) 名詞 ほにゅうるいのめすにみられるはつじょうじ 哺乳類の雌にみられる発情状態の周期。また、発情における生理状態の周期的な変化。卵胞の成熟排卵黄体化の時期を繰り【発情周期】(はつじょうしゅうき) 名詞 かんしょくにつかないでしせいにかくれすむ 官職に就かないで、市井に隠れ住むこと。また、その人。【市隠】(しいん) 名詞 かんしょうしないでしたいようにさせること 干渉しないで、したいようにさせること。「子供を―する」「汚職を―する」【放任】(ほうにん) 名詞 がらすたまにでんきをとおすとはっこうたい ガラス球に、電気を通すと発光体となる物質を封入した照明用の電気器具。白熱電球。ネオンランプや水銀灯をいうこともある。【電球】(でんきゅう) 名詞 どじょうちゅうでどうしょくぶつがふかんぜ 土壌中で動植物が不完全に分解してできる黒褐色の有機質。【腐植】(ふしょく) 名詞 ものがのびひろがったりたかくそびえたりし 物が延び広がったり高くそびえたりしているさま。また、多く盛んなさま。「―として【偃蹇】(えんけん) 名詞 おおどうぐのせいさくかざりつけなどをたん 大道具の製作飾りつけなどを担当する人。【大道具方】(おおどうぐかた) 名詞 そそけるにどうじ そそけるに同じ。コートの裏地が―つ髪の毛が―つ【そそけ立つ】(そそけだつ) 名詞 ばぐのめんつなぎむねつなぎじりつなぎのこ 馬具の面繋(おもがい)胸繋(むながい)尻繋(しりがい)のこと。押し掛け。【三繋/三懸/三掛】(さんがい) 名詞 うえじに うえじに。餓死(がし)。【餓え死に】(かつえじに) 名詞 ゆきづまってよゆうのなくなること 行き詰まって余裕のなくなること。事態が差し迫ること。「情勢が―する」「財政が―する」【逼迫】(ひっぱく) 名詞 こくぶんぽうでいうれんようけいのふるいい 国文法でいう連用形の古い言い方。東条義門の用語。【連用言】(れんようげん) 名詞 ちゅうごくでてんしのそんしょう 中国で天子の尊称。【陛下】(へいか) 名詞 くれないいろのかすみ くれない色のかすみ。夕焼けなどでくれない色に染まった雲。「今富士の巓(いただき)にかかりし―は」【紅霞】(こうか) 名詞 まつなどのねもとがふくれてこぶのようにな 松などの根もとがふくれて、瘤のようになったもの。【根瘤】(ねこぶ) 名詞 かすかにきく かすかに聞く。「―けど、よくはえ知らぬは」【仄聞く】(ほのきく) 名詞 かいじょうじえいたいのりゃくしょう 海上自衛隊の略称。【海自】(かいじ) 名詞 たいないにたいじをにつもつこと 胎内に胎児を二つもつこと。【双胎】(そうたい) 名詞 おだやかなとし 穏やかな年。平な年月。「希臘(ギリーク)に―なかるべきを以て」【寧歳】(ねいさい) 名詞 かっぱんいんさつではじめぼうぐみにしてこ 活版印刷で、はじめ棒組にして校正を終えたものを、本式にページに組むこと。また、その組版。【本組(み)】(ほんぐみ) 名詞 おやとこ 親と子。おやこ。【親子】(しんし) 名詞 ぎょぎょうとそれにせきれんするしごとにし 漁業とそれに関連する仕事に使用する船。【漁船】(ぎょせん) 名詞 せんきょのとうひょうでこうじゅつまたはき 選挙の投票で、口述または記名を求め、投票がだれによってされたかを秘密にしない方法。⇔秘密投票。【公開投票】(こうかいとうひょう) 名詞 くるくるまわること くるくる回ること。また、回すこと。「嵐の音をたてて―する渦巻」【旋転】(せんてん) 名詞 さむさのいきおい 寒さの勢い。寒気の激しさ。「途次の―また察す可きなり」【寒威】(かんい) 名詞 かなもじにたいしてかんじ 仮名文字に対して、漢字。真名(まな)。【本字】(ほんじ) 名詞 しぜんかいのどうしょくぶつをとること 自然界の動植物をとること。「ウナギの稚魚を―して養殖する」【採捕】(さいほ) 名詞 ちえをしょうじるむげんのくどくをそなえた 智慧を生じる無限の功徳を備えた仏の眼相を人格化したもの。大日如来などの変現とされ、菩薩行(ぼさつぎょう)で結跏趺坐【仏眼尊】(ぶつげんそん) 名詞 でんきききのせいのうこしょうのうむしょと 電気機器の性能、故障の有無、諸特性を調べるために、回路を短絡させて行う検査。【短絡試験】(たんらくしけん) 名詞 いちばんおおもとのいえ いちばんおおもとの家。また一般に、いちばんのおおもと。「たこ焼きの―は大阪だ」【本家本元】(ほんけほんもと) 名詞 かみをおってしゅじゅのもののかたちをさく 紙を折って種々の物の形を作る遊び。また、それに使う紙。ふつう、正方形の色紙(いろがみ)【折り紙】(おりがみ) 名詞 こんきょのないことばやはなし 根拠のない言葉や話。つくりごと。【根無し言】(ねなしごと) 名詞 ちいさいてんぐ 小さい天狗。武芸に秀でた若者のたとえ。「剣道界の―」【小天狗】(こてんぐ) 名詞 めぐみ 恵み。潤い。恩沢。【膏沢】(こうたく) 名詞 みさだめること 見定めること。見きわめ。「さっぱり―がつかない」【見定め】(みさだめ) 名詞 くるまをちんがしすること 車を賃貸しすること。また、それを業とする人。【車貸し/車借】(くるまかし) 名詞 こわれたいえ 壊れた家。破屋(はおく)。【壊屋】(かいおく) 名詞 わかくげんきのいいあゆ 若く、元気のいいアユ。こあゆ。《季春》「―の二手になりて上りけり/子規」【若鮎】(わかあゆ) 名詞 よこにながいかたちのもの 横に長い形のもの。特に、横に長くかかれた書画や、それを表装した軸物や額。【横物】(よこもの) 名詞 よこにたおすこと 横に倒すこと。また、横に倒れること。「電車が脱線して―になる」【横倒し】(よこだおし) 名詞 たきぎのもえたあとにのこっているひ たきぎの燃えたあとに残っている火。おき。【焚き落(と)し】(たきおとし) 名詞 すうりょうやじかんがいっていのげんどをこ 数量や時間が、一定の限度をこえること。「予算を―する」「―料金」【超過】(ちょうか) 名詞 おもいもかけず 思いもかけず。意外にも。「―同じ列車に乗り合わせた」【図らずも】(はからずも) 名詞 ならぶものがないほどすぐれていること 並ぶものがないほどすぐれていること。また、二つともこの上なくすぐれていること。「才美―の春子君」【双絶】(そうぜつ) 名詞 もんこやしつないなどにかかげるよこになが 門戸や室内などに掲げる横に長い額。横額(よこがく)。【扁額】(へんがく) 名詞 はっせいのかていやぞうきそしききかんのさ 発生の過程や、臓器組織器官の再生維持の過程で、細胞を供給するもととなる母細胞のこと。別【幹細胞】(かんさいぼう) 名詞 はかまいりをすること 墓参りをすること。墓参。《季秋》「母子は…父の―の旅をし」【展墓】(てんぼ) 名詞 みまわりのへいそつ 見回りの兵卒。巡邏兵。【邏卒】(らそつ) 名詞 ひときわたかくそびえること ひときわ高くそびえること。ずば抜けてすぐれていること。また、そのさま。「その―なる個性とその一種奇矯な【嶄絶/巉絶】(ざんぜつ) 名詞 なつのあいだかいすいよくきゃくのためにか 夏の間、海水浴客のために、海浜につくられる宿泊施設や、更衣休憩食事などのための仮小屋。《季夏》【海の家】(うみのいえ) 名詞 やまぶしがおいのうえにのせるこばこ 山伏が笈(おい)の上にのせる小箱。経文仏具などを入れる。【肩箱/形筥】(かたばこ) 名詞 てんげんつうてんがんつうにおなじ てんげんつう(天眼通)に同じ。【天眼通】(てんがんつう) 名詞 ちょうしはずれのにごったふといこえ 調子はずれの濁った太い声。胴声。「人の顔をのぞくものや、―に歌うものや」【胴間声】(どうまごえ) 名詞 かえること 帰ること。出発点の方へ戻ること。また、その時や、その道筋。「―を待つ」「―が遅くなる」「―は船【帰り/還り】(かえり) 名詞 せいたいがじこをぼうぎょいじするためにび 生体が、自己を防御維持するために、病因となる環境条件や薬剤の作用、微生物の侵入、異種細胞の移植などに対して抵抗す【抵抗性】(ていこうせい) 名詞 たいきのあつしたび 大気の温度。ふつう地上1.5メートルの高さの通風のよい日陰で計った温度をいい、百葉箱に入れた温度計を用いる。【気温】(きおん) 名詞 どうばんぶりきいたなどでつりがねけいのわ 銅板ブリキ板などで釣鐘形の枠を作り、中に自由に回転できるろうそく立てを取り付けた提灯。光が正面だけを照らすので、【強盗提灯】(がんどうぢょうちん) 名詞 ばくちうち ばくちうち。博徒。やくざ。【渡世人】(とせいにん) 名詞 じゅきょうとぼくしのおしえ 儒教と墨子の教え。【儒墨】(じゅぼく) 名詞 かうのをみあわせる 買うのを見合わせる。また、買う量を少なめに抑える。「高値なので―える」【買(い)控える】(かいひかえる) 名詞 とりつなのせきついどうぶつのそうしょう 鳥綱の脊椎動物の総称。体は羽毛で覆われ、前肢が翼となって飛翔(ひしょう)に適し、くちばしをもつ、卵生の恒温動物。世【鳥類】(ちょうるい) 名詞 あれこれめんどうなことをいうさま あれこれめんどうなことを言うさま。なんのかのと文句を言うさま。副詞的に用いる。つべこべ。→四の五の言う【四の五の】(しのごの) 名詞 わるいてんをしてきしていましめること 悪い点を指摘していましめること。【箴諫】(しんかん) 名詞 はのひょうめんにふちゃくしたしょくもつの 歯の表面に付着した食物のかすや細菌。はくそ。【歯垢】(しこう) 名詞 のわきらしいかぜがふく 野分きらしい風が吹く。「―ちて、にはかに肌寒き夕暮れのほど」【野分き立つ】(のわきだつ) 名詞 きんぞくざいりょうをろうをもちいてせつご 金属材料を、鑞を用いて接合すること。鑞接(ろうせつ)。【鑞付け】(ろうづけ) 名詞 でんきかげせいどのつよいふたつのげんしか 電気陰性度の強い二つの原子間に水素原子が入ってできる結合。通常の共有結合よりはるかに弱いが、水分子間や生体の【水素結合】(すいそけつごう) 名詞 ちょうしがよくのびのびしていること 調子がよく、のびのびしていること。また、そのさま。「どんなに―な脳髄の人でも」【快暢】(かいちょう) 名詞 かたがたをめぐりあるくこと 方々をめぐりあるくこと。遊歴。「日本各地を―する」【歴遊】(れきゆう) 名詞 かまのはのようにさゆうのしゃめんがきゅう 鎌の刃のように左右の斜面が急傾斜している尾根。【鎌尾根】(かまおね) 名詞 げんざいをふくんでいるとし 現在を含んでいる年。この年。こんねん。「去年(こぞ)―」《季新年》「―から丸儲(まるもうけ)ぞよ娑婆(しゃば)遊【今年】(ことし) 名詞 かずあてゆうぎのいち 数当て遊戯の一。例えば、配り手の甲が、1回につき乙に1個、あるいは丙に2個与えるという約束のもとに、あらかじめ決め【左左立て】(さっさだて) 名詞 にらめっこにおなじ にらめっこに同じ。【睨み競】(にらみくら) 名詞 たけのみきでつくったさお 竹の幹で作った竿。【竹竿/竹棹】(たけざお) 名詞 にんじょうがこまやかでそぼくなうつくしさ 人情がこまやかで、素朴な美しさがあること。また、そのさま。「―な風俗」【醇美/淳美】(じゅんび) 名詞 たのはたらきかけによってかんがえがぐらつ 他の働きかけによって考えがぐらつくこと。また、他に働きかけて動かすこと。「公衆に演説し、以て輿【傾動】(けいどう) 名詞 たちどまってたにんのかいわをこっそりきく 立ち止まって他人の会話をこっそり聞くこと。盗み聞き。「廊下で―する」【立(ち)聞き】(たちぎき) 名詞 きふるしたころもふく 着古した衣服。古着。ふるぎぬ。「―打棄(うちつ)る人は秋風の立ち来る時に物思ふものそ【古衣】(ふるごろも) 名詞 だいじょうかんだいじょうかんにおなじ だいじょうかん(太政官)1に同じ。【太政官】(おおいまつりごとのつかさ) 名詞 はやごうにおなじ 早合(はやごう)に同じ。【早具】(はやご) 名詞 ごしんぞうのおとへんか ごしんぞうの音変化。長倉の―が意外だと思ったように【御新造】(ごしんぞ) 名詞 しゅくんのそばちかくにつかえるえき 主君のそば近くに仕える役。また、その人。近侍。【側役】(そばやく) 名詞 やきゅうでないやにとんだだきゅうがひっと 野球で、内野に飛んだ打球がヒットになったもの。【内野安打】(ないやあんだ) 名詞 さんずちる さんず散る。ちりぢりになって、なくなる。また、散らす。「聴衆が―ずる」「春嵐が桜【散ずる】(さんずる) 名詞 ちのまじったへど 血のまじったへど。非常な苦難のたとえにも用いる。「―をはく思い」【血反吐】(ちへど) 名詞 みしまゆきおをきねんしてあきらねん 三島由紀夫を記念して昭63年(88)に創設された文学賞。年に1回、小説評論詩歌戯曲作品を対象として選考【三島賞】(みしましょう) 名詞 しんのうないしんのうにしなにおうじてたま 親王内親王に、品(ほん)に応じて賜った封戸(ふご)。【品封】(ほんぷ) 名詞 ねるときからだのうえにかけるふとん 寝るとき、からだの上にかける布団。かけぶすま。《季冬》【掛(け)布団】(かけぶとん) 名詞 かわなどのみずのながれでるおおもと 川などの水の流れ出るおおもと。みなもと。「利根川の―を探る」「―地」【水源】(すいげん) 名詞 べつのぎょう 別の行。特に、文章中で行を改めて書くこと。「引用部分は―に書く」【別行】(べつぎょう) 名詞 じぞくてきにていどがたかまるさま 持続的に程度が高まるさま。ますます。より一層。「―雨が激しくなる」【愈/愈々】(いよいよ) 名詞 おおぞらのなか 大空の中。そら。なかぞら。【空中】(くうちゅう) 名詞 ものごとがおちついていてはげしいへんどう 物事が落ち着いていて、激しい変動のないこと。「心の―を保つ」「物価が―する」【安定】(あんてい) 名詞 じっぽうにむりょうむへんにそんざいするし 十方に無量無辺に存在する諸仏の浄土。十方土。十方仏土。【十方浄土】(じっぽうじょうど) 名詞 にゅうようじやほこうのふじゆうなひとがつ 乳幼児や歩行の不自由な人がつかまりながら移動するための自助具。【歩行器】(ほこうき) 名詞 ものごとのありさま 物事のありさま。状態。ようす。「都市生活の―を写す」【態様/体様】(たいよう) 名詞 たからがいかにぞくするまきがいのぞくしょ タカラガイ科に属する巻き貝の俗称。特に大形のハチジョウダカラガイをさすことが多い。安産のお守りとされた。《季春》【子安貝】(こやすがい) 名詞 とうけんのふぞくひんをちょうこくすること 刀剣の付属品を彫刻すること。また、その彫ったもの、およびその職人や職人の用いる道具。【腰元彫り】(こしもとぼり) 名詞 しめきってそとからひとがいれないへや 締めきって外から人が入れない部屋。「―殺人」【密室】(みっしつ) 名詞 めいよとりえき 名誉と利益。【栄利】(えいり) 名詞 どうをまもること 堂を守ること。堂の番人。【堂守】(どうもり) 名詞 きりすときょうでようじいえす=きりすとと キリスト教で、幼児イエス=キリストと母マリアおよび父ヨセフの三人の家族。家族の原形とされ、しばしば絵画や彫刻の題材【聖家族】(せいかぞく) 名詞 ふとしようけいのばんめのわくせい 太陽系の5番目の惑星。太陽からの平均距離は7億7830万キロすなわち5.2026天文単位、周期9【木星】(もくせい) 名詞 てんのいっしゅ 癜(なまず)の一種。皮疹の色が白いもの。尋常性白斑。しらはだ。しらはたけ。【白癜】(しろなまず) 名詞 かたがきをもちっていること 肩書きを持っていること。また、その人。【肩書き付き】(かたがきつき) 名詞 どうろのおうらいをとめること 道路の往来をとめること。往来止め。通行止め。【道止め】(みちどめ) 名詞 かぜがくさやこのはなどをかすかにゆらす 風が草や木の葉などをかすかに揺らす。「秋風が梢(こずえ)を―す」【戦がす】(そよがす) 名詞 じょろうかいにおなじ じょろうかいに同じ。【女郎買い】(じょろかい) 名詞 ほたるをいれておくかご 蛍を入れておくかご。《季夏》「ことのほか蒸す夜となりぬ―/万太郎」【蛍籠】(ほたるかご) 名詞 いくさでくびのかわりにきりとったてきへい 戦で首の代わりに切りとった敵兵の耳を埋めた塚。特に、文禄慶長の役の際の京都東山方広寺大仏殿西のものが有名。【耳塚】(みみづか) 名詞 はんざいやかさいなどのはっせいしたげんば 犯罪や火災などの発生した現場に出かけて行う検証。【実地検証】(じっちけんしょう) 名詞 へいあんじだいさんじょうてんのうのさとだ 平安時代、三条天皇の里内裏となった邸宅。三条坊門小路の北、東洞院大路の西にあった。【三条院】(さんじょういん) 名詞 ゆうがたにだけはっこうされるしんぶん 夕方にだけ発行される新聞。タブロイド判が多い。【夕刊紙】(ゆうかんし) 名詞 としがわかくてこどもっぽさをのこしている 年が若くて子供っぽさを残している妻。多く十代の妻についていう。【幼妻】(おさなづま) 名詞 とんぼかあかねぞくのとんぼ トンボ科アカネ属のトンボ。体長4センチくらい。体は橙褐(とうかつ)色、翅(はね)はほぼ基部のほう半分が橙色。夏から【黄蜻蛉】(きとんぼ) 名詞 しょがやぶんしょうにすぐれていること 書画や文章にすぐれていること。また、その人やその作品。「現代の百―」【名筆】(めいひつ) 名詞 おなじこうぞうせいのうにつくられたせき 同じ構造性能につくられた2隻以上の船。【姉妹船】(しまいせん) 名詞 えいきゅうにわかれること 永久に別れること。また、その別れ。永訣(えいけつ)。死別。「父に―する」【永別】(えいべつ) 名詞 くわしくしらべあきらかにすること 詳しく調べ、明らかにすること。「勧農の術を―せり」【精究】(せいきゅう) 名詞 よるのあけがたにしばしばなくとり 夜の明け方にしばしば鳴く鳥。にわとり。「四辺も震うばかりにて―は高く唱えり」【八声の鳥】(やごえのとり) 名詞 はおりやはかまをつけずにふくをきる 羽織や袴(はかま)をつけずに服を着る。また、着物を無造作に着る。「荒い縞の着物をぞろりと―して【着流す】(きながす) 名詞 でんしかんでかねつによりでんしをほうしゅ 電子管で、加熱により電子を放出する陰極。【熱陰極】(ねついんきょく) 名詞 ほうりつによってきょうせいつうようちから 法律によって強制通用力を与えられた貨幣。【法貨】(ほうか) 名詞 やせおとろえたかお やせ衰えた顔。やつれた顔。【衰顔】(すいがん) 名詞 くんどくくんどくにおなじ くんどく(訓読)1に同じ。漢字を―する⇔音読み。【訓読み】(くんよみ) 名詞 ぜんごかくにはばでしたてたひざたけくらい 前後各二幅で仕立てた、ひざ丈くらいの袴。裾が少し狭く、革の菊綴(きくとじ)が2か所つけてある。中間(ちゅうげん)や【四幅袴/四布袴】(よのばかま) 名詞 ひえいざんえんりゃくじのとうとうさいとう 比叡山延暦寺の東塔西塔(さいとう)横川(よかわ)。また、延暦寺の異称。三院。【三塔】(さんとう) 名詞 ただしいしこうのこうぞうおよびかていをし 正しい思考の構造および過程を、思考の内容を捨象してもっぱらその形式法則の面から取り扱う学問。一般に、アリストテレ【形式論理学】(けいしきろんりがく) 名詞 ぬいものやししゅうをしょくぎょうとするひ 縫い物や刺繍(ししゅう)を職業とする人。縫い物師。【縫(い)師】(ぬいし) 名詞 そばをはなれずにいる そばを離れずにいる。ぴったりつく。「影の形に―うようにいつも一緒に【添う/副う】(そう) 名詞 むすびのかみにおなじ 結びの神に同じ。―の門番くらいの役は【結ぶの神】(むすぶのかみ) 名詞 なつのさいちゅう 夏の最中。夏の盛り。「―に秋を知らするもみぢ葉は色ばかりこそ変はらざりけれ」【夏中】(なつなか) 名詞 しまにすむひと 島に住む人。しまびと。【島人】(とうじん) 名詞 そとこきゅうのいち 外呼吸の一。肺で行われる炭酸ガスと酸素との交換。【肺呼吸】(はいこきゅう) 名詞 へいあんじだいしゅうかくをほうじょうえの 平安時代、収穫を放生会の費用にあてるため諸国に置かれた不輸租田。【放生田】(ほうじょうでん) 名詞 めのかくまくやすいしょうたいなどがきゅう 目の角膜や水晶体などが球面となっていないため、光線が網膜上の一点に集まって像を結ぶことのできない状態。また、その目。【乱視】(らんし) 名詞 みずのあわ 水のあわ。はかないことのたとえにもいう。「―なすもろき命も縄(【水泡/水沫】(みなわ) 名詞 しんせんをととのえるとのしゃ 神饌(しんせん)をととのえる殿舎。伊勢神宮では豊受大神宮内院にある。みけでん。【御饌殿】(みけどの) 名詞 しんあいのきもちをこめてあいてをよぶご 親愛の気持ちを込めて相手を呼ぶ語。「朝髪の思ひ乱れてかくばかり―が恋【汝ね】(なね) 名詞 てんしてんのうのおとうと 天子天皇の弟。【皇弟】(こうてい) 名詞 おおきになるおめざめになるのいのにょうぼ お起きになる、お目覚めになるの意の女房詞。「―りて、けふもむめほうしにて大ふくまゐる」【御昼成る】(おひるなる) 名詞 めぐみ 恵み。慈しみ。「―の情が深い」【恩愛】(おんあい) 名詞 ひとまえでじっさいにやってみせること 人前で実際にやってみせること。「料理の仕方を―する」「―販売」【実演】(じつえん) 名詞 よろめくさま よろめくさま。「只―として踉々(ろうろう)という形で吾妻橋へきかかったのです」【蹌蹌】(そうそう) 名詞 にせてものごとをする 似せて物事をする。まねる。「かやうの万物の品々をよく―せたらんは」【仕似す/為似す】(しにす) 名詞 しょうまれつきそなわったすがたやせいしつ 生まれつき備わった姿や性質。てんこち。「―仁ならず、生命を殺すことを喜ぶ」【天骨】(てんこつ) 名詞 てんをおさめるかみとちをしはいするかみ 天を治める神と、地を支配する神。天神地祇(ちぎ)。【皇天后土】(こうてんこうど) 名詞 かんがえをめぐらすこと 考えをめぐらすこと。【計慮】(けいりょ) 名詞 そのばですぐにはたらくちえ その場ですぐに働く知恵。「諸将も―を感じ、即ち牝馬を繋ぎ駐め」【即知/即智】(そくち) 名詞 さいがいなどがぜんたいにおよぶこと 災害などが、全体に及ぶこと。「火災は市街地を―にした」【総嘗め】(そうなめ) 名詞 くさきなどがあおあおとしげっているさま 草木などがあおあおと茂っているさま。「夏草が―と生い繁って」【菁菁】(せいせい) 名詞 ものをせいさんするためについやされるにん 物を生産するために費やされる人間の精神的、肉体的な能力。【労働力】(ろうどうりょく) 名詞 ひとつのけっしょうけいのなかでたいしょう 一つの結晶系の中で、対称面が少なく、結晶面が完面像の半分であるもの。【半面像】(はんめんぞう) 名詞 いえをはなれてたのとちへいくこと 家を離れて他の土地へ行くこと。旅をすること。たび。「マイカーで―する」「観光―」「海外―」【旅行】(りょこう) 名詞 はるのおおしおのときにたすうのたいがうき 春の大潮のときに、多数の鯛が浮き上がること。また、その鯛。潮流などの影響で水圧が急に減少し、浮き袋の調整ができなく【浮き鯛】(うきだい) 名詞 ようへいのくきにつくところにあるふくらん 葉柄の、茎に付く所にある膨らんだ部分。【葉枕】(ようちん) 名詞 じょうもんぶんかのどき 縄文文化の土器。縄文をもつものが多いところからの命名。セ氏0800度程度で焼成した赤暗褐色の軟質土器で、深【縄文土器】(じょうもんどき) 名詞 ほうえきぬいわきのほうほうにおなじ ほうえき(縫腋)のほう(袍)に同じ。【縫腋の袍】(まつわしのうえのきぬ) 名詞 くものうえ 雲の上。雲の外。雲外。「―に聳(そび)ゆる山の如き姿」【雲表】(うんぴょう) 名詞 ちゅうごくいがいのかくとしでちゅうごくじ 中国以外の各都市で、中国人が多く集まり住んでいる地区。中国料理店や中国産品店が多く、中国風の生活様式を保っている。【中華街】(ちゅうかがい) 名詞 たるみがなくなりかたくしまる たるみがなくなり、固く締まる。「―った筋肉」【引き締(ま)る】(ひきしまる) 名詞 がくしきじんかくともにすぐれたりっぱなひ 学識人格ともにすぐれた、りっぱな人。人格者。「聖人―」【君子】(くんし) 名詞 しゃかだいにとかれたきょうせつをさんじ 釈迦1代に説かれた教説を三時期に分類したもの。法相宗では、初時教を有教(うきょう)(阿含(あごん)経など)、第二時【三時教】(さんじきょう) 名詞 しおかぜのためにきのえだやみきがじめんに 潮風のために、木の枝や幹が地面にはうように生えていること。また、その木。「をちこちに花咲きぬれば鷺のゐる―の松に見【磯馴れ】(そなれ) 名詞 てんのなんきょくあたりにあるりゅうこつざ 天の南極辺りにある、竜骨座のカノープスの中国名。老人星、または南極老人ともいう。人の寿命をつかさどるとされ、この星【南極星】(なんきょくせい) 名詞 めをこまかくあんだたけかご 目を細かく編んだ竹かご。勝間(かつま)。筐(かたみ)。「無目(まなし)―を以て浮け木に為(つく)りて」【堅間】(かたま) 名詞 きだいをとりまぜてはいくをよむこと 季題をとりまぜて俳句を詠むこと。また、その季題。混題。乱題。【交題】(こうだい) 名詞 かんちょうなどであるかんににんめいされる 官庁などで、ある官に任命されるまで、事務の見習いをする者。「外交官―」【試補】(しほ) 名詞 じょせいがさいこんすること 女性が再婚すること。再縁。「入夫又は―することあるも」【再嫁】(さいか) 名詞 けむだしにおなじ けむだしに同じ。【煙出し】(けむりだし) 名詞 かまどろなどのひをかきだしたりかきたてた かまど炉などの火をかき出したり、かき立てたりすること。また、その道具。「―棒」【火掻き】(ひかき) 名詞 けいさつかんのかいきゅうのいち 警察官の階級の一。巡査部長の下で最下位。【巡査】(じゅんさ) 名詞 いそがししくどうしいそぐのけいようしかお いそがしシク]《動詞「急ぐ」の形容詞化》多くの用事に追われて暇がない。多忙である。「目が回る【忙しい】(いそがしい) 名詞 よしとしてほめたたえること よしとして、褒めたたえること。「御―にあずかる」【嘉賞/佳賞】(かしょう) 名詞 ちょうかいをおこなうけんげん 懲戒を行う権限。【懲戒権】(ちょうかいけん) 名詞 したいそんかいなどつみがあげるこういのう 死体損壊等罪が挙げる行為のうち、人の死体などを埋葬せずに放置する罪。【死体遺棄罪】(したいいきざい) 名詞 ぜんせいのさまである 全盛のさまである。「さわがしう―しき所に」【時めかし】(ときめかし) 名詞 ふさくいによってこうせいされるはんざい 不作為によって構成される犯罪。多衆不解散罪不退去罪や母親が乳児に授乳しないで餓死させる行為など。→作為犯【不作為犯】(ふさくいはん) 名詞 ろうどうしゃはけんのけいたいのひとつ 労働者派遣の形態の一つ。派遣会社が常時雇用している派遣労働者を派遣する。派遣期間が終了しても派遣会社と労働者の雇用【常用型派遣】(じょうようがたはけん) 名詞 はげしいいきおいでつっこむこと 激しい勢いでつっこむこと。「敵陣内に―する」【突入】(とつにゅう) 名詞 ちそうのむかいしゃぶにできたたに 地層の向斜部にできた谷。【向斜谷】(こうしゃこく) 名詞 いくつものそうにかさなっているさま いくつもの層にかさなっているさま。「文化の―な構造」【重層的】(じゅうそうてき) 名詞 いくつかまぜあわせてつくること いくつかまぜ合わせてつくること。また、まじり合ってできること。「日米の選手を―したチーム」「―部隊」【混成】(こんせい) 名詞 ばていぎんのいしょう 馬蹄銀(ばていぎん)の異称。【元宝銀】(げんぽうぎん) 名詞 こえがかすれるさま 声がかすれるさま。声がかれ衰えるさま。「余命のなさそうな虫が…―に鳴いている」【嗄れ嗄れ】(かれがれ) 名詞 おうぎをこしにさすこと 扇を腰に差すこと。また、その扇。「迷ひを開く―」【腰扇】(こしおうぎ) 名詞 でんきでようきょく 電気で、陽極。磁石で、極。⇔負極(ふきょく)。【正極】(せいきょく) 名詞 ひらうちのうどん 平打ちのうどん。名古屋地方の名物。ひもかわうどん。【棊子麺/碁子麺】(きしめん) 名詞 つまらないはいく つまらない俳句。へたな俳句。自分の俳句を謙遜していうときにも用いる。【駄句】(だく) 名詞 むかしちゅうごくでてんしののるくるまをお 昔、中国で天子の乗る車をおおう、きぬがさ。転じて、天子帝王を敬っていう語。【黄屋】(こうおく) 名詞 くやししくぶつことがおもうとおりにならな くやしシク]物事が思うとおりにならなかったり、はずかしめを受けたりして、あきらめがつかず、腹【悔しい/口惜しい】(くやしい) 名詞 あるもくてきのためにしようするふね ある目的のために使用する船。【用船】(ようせん) 名詞 ひとのこういをあてにするきもち 人の好意をあてにする気持ち。「考え方に―が残る」【甘え】(あまえ) 名詞 ようじきからのしたしいこうさい 幼児期からの親しい交際。【総角の好み】(そうかくのよしみ) 名詞 すばやくたくみなわざ すばやく巧みなわざ。また、すばやい動作や行為。「電光石火の―」【早技/早業】(はやわざ) 名詞 らいごうをうやまっていうご 来迎を敬っていう語。【御来迎】(ごらいごう) 名詞 たさいぼうどうぶつのはっせいしょきにそと 多細胞動物の発生初期に外胚葉と内胚葉との間に構成される細胞群。骨格筋肉循環器生殖器などに分化する。【中胚葉】(ちゅうはいよう) 名詞 こがたのもーたーではねぐるまをかいてんさ 小型のモーターで羽根車を回転させて風を起こす機械。《季夏》「―吹き瓶の花撩乱(りゃうらん)す/虚子」【扇風機】(せんぷうき) 名詞 あれこれとこころをくだく あれこれと心をくだく。努める。「とかうものすることなど、―く人多く【労く】(いたずく) 名詞 あらそいごと 争いごと。ごたごた。「―が絶えない」「―に巻き込まれる」【揉め事】(もめごと) 名詞 そらのひくいところ 空の低い所。「―ゾンデ」【低層】(ていそう) 名詞 りゅうたいのかくぶぶんがふきそくにこんご 流体の各部分が不規則に混合しながら流れる流れ。大気や河川の流れが障害物に当たって生じる流れの多くはこれである。→層流【乱流】(らんりゅう) 名詞 すきまをつくるためにものとものとのあいだ すきまを作るために、物と物との間に棒などをはさむこと。また、そのもの。「片角に木枕を―にして」【掻い詰め】(かいづめ) 名詞 あわせるかおがない 合わせる顔がない。恥ずかしい。面目ない。「はしたなかるべきやつれを―く御覧じとがめられぬべきさまな【面無し】(おもなし) 名詞 ろをこぐときろのみずのなかにつかるぶぶん 櫓をこぐとき、櫓の水の中につかる部分。【櫓脚/艪脚】(ろあし) 名詞 りつりょうせいでもろかしょりょうのかきゅ 律令制で、諸司諸寮の下級官人に支給された米塩布など。【大粮】(たいろう) 名詞 こういぎょうつむぎなどをほめることをしる 行為業績などをほめることを記した文書。賞状。【褒状】(ほうじょう) 名詞 ぶしゅうぎにおなじ 不祝儀(ぶしゅうぎ)に同じ。【不祝言】(ぶしゅうげん) 名詞 このうえもなくとうといこと この上もなく尊いこと。【至貴】(しき) 名詞 ちゅうもんどおりであること 注文どおりであること。希望どおりであること。また、そのさま。「開会式に【誂え向き】(あつらえむき) 名詞 しょくぶつのおやかぶからわかれてできたか 植物の親株から分かれてできた株。⇔親株。【子株】(こかぶ) 名詞 しんぶつにみつぐおさむするためによんだう 神仏に奉納するために詠んだ歌。【奉納歌】(ほうのうか) 名詞 ひのかずのむっつ 日の数の六つ。6日間。むゆか。【六日】(むいか) 名詞 ちぎょうのばしょやこくだかなどをしるした 知行の場所や石高(こくだか)などを記した文書。【知行付け】(ちぎょうづけ) 名詞 けつえんにもとづくおやとこ 血縁に基づく親と子。本当の親子。実の親子。【実親子】(じつしんし) 名詞 ためらうきもちをふりきってものごとをする ためらう気持ちを振り切って物事をするさま。決心して。「―秘密を打ち明ける」【思い切って】(おもいきって) 名詞 やろうをかうこと 野郎を買うこと。野郎頭の俳優や、かげまを買って遊ぶこと。また、その人。「―と見える」【野郎買ひ】(やろうかい) 名詞 せんにんがすむというところ 仙人が住むという所。また、俗界を離れた静かで清浄な土地。仙界。【仙境/仙郷】(せんきょう) 名詞 なかなかてにはいらないめずらしいしょもつ なかなか手に入らない珍しい書物。希覯本(きこうぼん)。【希書/稀書】(きしょ) 名詞 どせいのなべ 土製の鍋。熱を長く保つので、鍋焼きうどんや湯豆腐などの鍋料理に用いる。【土鍋】(どなべ) 名詞 しちゅうにすむひと 市中に住む人。庶民。【市井の臣】(しせいのしん) 名詞 がっこうのたてもの 学校の建物。【校舎】(こうしゃ) 名詞 じょうるりこいむすめむかしはちじょうのよ 浄瑠璃「恋娘昔八丈(こいむすめむかしはちじょう)」の四段目の通称。また、それを移した新内節の通称。【城木屋】(しろきや) 名詞 かんじゃのくつうなどにかまわずてあらくち 患者の苦痛などにかまわず、手荒く治療すること。【荒療治】(あらりょうじ) 名詞 ほんのすこしのあいだ ほんの少しのあいだ。つかのま。「―の出会い」【時の間】(ときのま) 名詞 しゅみやこのみがおなじであること 趣味や好みが同じであること。また、その人。「―の士」【同好】(どうこう) 名詞 いちじのいきにまかせてさきのことをかんが 一時の意気に任せて、先のことを考えない勇気。向こう見ずの一時的な勇気。「―にはやる」【血気の勇】(けっきのゆう) 名詞 さかなをとるためにしばづけをしかける 魚を捕るために、柴漬(ふしづ)け1を仕掛ける。「―けし淀の渡りを今朝見ればとけむごもなく氷りしにけり【柴漬く】(ふしづく) 名詞 ひょうめんをおおっているものがはげておち 表面をおおっている物がはげて落ちること。また、はぎ落とすこと。「金箔が―する」「外壁のタイルを―する」【剥脱】(はくだつ) 名詞 はなたれてとんでいくやのいきおい 放たれて、飛んでいく矢の勢い。「切って放したる―、弦音(つるおと)、弓倒し」【矢色】(やいろ) 名詞 まれーしょとうおよびにゅーぎにあとうせい マレー諸島およびニューギニア島西部の、旧オランダ領有時代の称。第二次大戦後にインドネシアとして独立。蘭領東印度(イ【蘭領インド】(らんりょうインド) 名詞 じじつとしてみとめないこと 事実として認めないこと。承認しないこと。「罪状を―する」⇔是認。【否認】(ひにん) 名詞 したのせんたん 舌の先端。【舌先】(したさき) 名詞 ちょうじかんをついやしてしごとやけんきゅ 長時間を費やして、仕事や研究などを完全にしとげること。「事業を―する」「近代医学の―者」【大成】(たいせい) 名詞 れんあいかんけいにあるひと 恋愛関係にある人。情事の相手。愛人。いろ。じょうにん。【情人】(じょうじん) 名詞 ならへいあんじだいしょこくでちこだのとう 奈良平安時代、諸国で地子田の等級や損益などを記入し、中央官庁に提出した帳簿。【地子帳】(じしちょう) 名詞 げたのはをいれかえること 下駄の歯を入れ換えること。また、その職業。【歯入れ】(はいれ) 名詞 とほりぬくあるところをかよってそのさきへ とほりぬくある所を通ってその先へ出る。「トンネルを―ける」【通り抜ける】(とおりぬける) 名詞 ぼくじょうでほうぼくされているうま 牧場で放牧されている馬。平安時代の琵琶の名器。醍醐天皇御物。【牧馬】(ぼくば) 名詞 すいばのべつめい スイバの別名。《季春》【酸模】(すかんぽ) 名詞 みることができる 見ることができる。上一段活用の「み(見)る」を可能動詞化したもの。「みられる」(「みる」の未然形+可能【見れる】(みれる) 名詞 しょうがつ0かのこと 正月20日のこと。正月の祝い納めの日として、餅や正月料理を食べ尽くしたり飾り物を納めたりする。骨正月。《季新年》【二十日正月】(はつかしょうがつ) 名詞 ゆるゆるとえらそうにあるきまわる ゆるゆると偉そうに歩きまわる。「あはれ、いみじう―きつるものを」【揺るぎ歩く】(ゆるぎありく) 名詞 きじんのところやきしょからたいしゅつする 貴人の所や貴所から退出する。⇔参る。「藤壺の宮、なやみ給ふことありて―【罷出】(まかず) 名詞 じゅうぶんまんぞくするまで 十分満足するまで。思う存分。心ゆくばかり。「―本を読む」【心行く迄】(こころゆくまで) 名詞 まくらなつあさをはたけのうねからひくあさ 枕]夏麻を畑の畝から引く、麻を績(う)むなどの意から、「う」「うな」に掛かるといわれる。「―宇奈比(うなひ【夏麻引く】(なつそびく) 名詞 うたをうたいふえをふきならすこと 歌をうたい、笛を吹き鳴らすこと。遊芸や遊興。【歌吹】(かすい) 名詞 ほしのりでたべものをまくこと 干し海苔で食べ物を巻くこと。また、巻いたもの。【海苔巻き】(のりまき) 名詞 ひようをおしまないでぜいたくなつくりのけ 費用を惜しまないで、ぜいたくなつくりの家を建てること。【大名普請】(だいみょうぶしん) 名詞 いちめんにちがやのはえているところ 一面にチガヤの生えている所。茅原(ちはら)。「浅茅原(あさぢはら)―に足踏み心ぐみ我(あ)が思ふ児らが家のあたり見【茅生】(ちふ) 名詞 みなぎりあふれること みなぎり、あふれること。【漲溢】(ちょういつ) 名詞 もののうえのほうになったがわ 物の上のほうになった側。うわべ。うわっかわ。【上側】(うわかわ) 名詞 あるじだいやしゃかいのぶんげいのなかにそ ある時代や社会の文芸の中に、創作上の根源として共通に流れている思想。【文芸思潮】(ぶんげいしちょう) 名詞 しごとをさいごまでやりとげずにとちゅうで 仕事を最後までやり遂げずに途中で投げ出すさま。投げやり。おざなり。無責任。「―なやり方【好い加減】(いいかげん) 名詞 やまのなかのいわや 山の中の岩屋。山中の洞穴。【山窟】(さんくつ) 名詞 ていはつしてそうやあまになること 剃髪(ていはつ)して僧や尼になること。【剃度】(ていど) 名詞 うみのなか 海のなか。また、海の真ん中。「―の小島」【海中】(かいちゅう) 名詞 はしらすさしもふたはしるようにしていそい はしらすサ下二]走るようにして急いで行かせる。「車を―せる」「使いを―せる」【走らせる】(はしらせる) 名詞 しゅくしょをかえること 宿所を変えること。やどがえ。「明日にも―することに決心して」【転宿】(てんしゅく) 名詞 えいぞうをすくりーんなどにあらわしだすこ 映像をスクリーンなどに現し出すこと。【映し】(うつし) 名詞 きゅうせいのもんぶしょうきょういんけんて 旧制の文部省教員検定試験の通称。【文検】(ぶんけん) 名詞 ことがまだすんでいないこと 事がまだ済んでいないこと。特に、返済が済んでいないこと。「―の借金」⇔既済。【未済】(みさい) 名詞 うわあごのまえばがぜんぽうにつきでている 上あごの前歯が前方に突き出ていること。また、その歯。【出っ歯】(でっぱ) 名詞 いせいしゃのとりしまりかたなどにかんする 為政者の取り締まり方などに関する話。「酒も大方に過ぎて所の―」【仕置き話】(しおきばなし) 名詞 そらたかくとぶ 空高く飛ぶ。「み空行く雲にもがも―ぶ鳥にもがも」【高飛ぶ】(たかとぶ) 名詞 せいぶつががいかいからゆうりちっそやむき 生物が外界から遊離窒素や無機窒素化合物をとり入れて、体内で生体に必要なたんぱく質などの有機窒素化合物をつくる作用。【窒素同化作用】(ちっそどうかさよう) 名詞 まけそうなけいせい 負けそうな形勢。「―を立て直す」⇔勝勢。【敗勢】(はいせい) 名詞 えんぴつだけでかいたが 鉛筆だけで描いた画。スケッチや画稿として描かれる。【鉛筆画】(えんぴつが) 名詞 くだけたかけら 砕けたかけら。破片。【砕片】(さいへん) 名詞 ぞくじんのすむよのなか 俗人の住む世の中。世間。民間。【俗間】(ぞっかん) 名詞 ゆっくりあるくこと ゆっくり歩くこと。【遅足】(おそあし) 名詞 さらしもめんしゃくをそのままもちいるだ 晒(さら)し木綿6尺をそのまま用いる男性の下帯。【六尺褌】(ろくしゃくふんどし) 名詞 しゅくばからしゅくばへにもつをおくりとど 宿場から宿場へ荷物を送り届けること。宿(しゅく)つぎ。馬つぎ。【駅逓】(えきてい) 名詞 てつひそいおうからなるこうぶつ 鉄砒素硫黄からなる鉱物。斜方晶系。銀白色で金属光沢がある。菱形の断面をもつ柱状や塊状粒状で産出。砒素の原料鉱【硫砒鉄鉱】(りゅうひてっこう) 名詞 こんごうすずのいち 金剛鈴(こんごうれい)の一。五鈷杵(ごこしょ)の一方に鈴がついたもの。【五鈷鈴】(ごこれい) 名詞 あにをうやまっていうご 兄を敬っていう語。【兄さん】(にいさん) 名詞 ものをひだりにおること 物を左に折ること。特に、烏帽子(えぼし)の上部を左に折ること。「三番の―に折りて給はり候へ」【左折り】(ひだりおり) 名詞 きのうまたはかこにおかしたあやまち 昨日、または、過去に犯した過ち。前非。「願わくは尊叔君の教を得て―を改めん」【昨非】(さくひ) 名詞 ほどくむすんだりぬったりもつれたりしたも ほどく結んだり、縫ったり、もつれたりしたものがとけて離れる。とける。「帯が―【解ける】(ほどける) 名詞 ぞうぶつしゅがつくったもの 造物主がつくったもの。万物。自然。造化。【造物】(ぞうぶつ) 名詞 わかれてはなれること 分かれて離れること。また、分けて離すこと。「ドレッシングの油が―する」「中央―帯」「政教―」【分離】(ぶんり) 名詞 じひぶかいかお 慈悲深い顔。慈愛にみちた優しい顔つき。【慈顔】(じがん) 名詞 うつくしいひじ 美しいひじ。玉のように美しいうで。美人のひじの形容として用いる。【玉臂】(ぎょくひ) 名詞 みずにはいること 水にはいること。「―前の準備運動」【入水】(にゅうすい) 名詞 ものをつらぬいてはんたいがわにいたる 物を貫いて反対側に至る。「串が―る」A一方の口から差し入れて他方の口に出る。「袖に手が【通る/徹る/透る】(とおる) 名詞 ただちにさいけつすること ただちに裁決すること。「会議に諮(はか)らず―する」【直裁】(ちょくさい) 名詞 えだなどがたわみしなうさま 枝などがたわみしなうさま。「下の蜜柑は…大きな木ばかりへ―にまぶれ附いて実(な)っている」【撓撓】(たわたわ) 名詞 ゆかにふしながらりょこうきをよんだりちず 床にふしながら旅行記を読んだり、地図や風景画を眺めたりして自然の中に遊ぶこと。中国、東晋の画家宗炳(そうへい)が居【臥遊】(がゆう) 名詞 かぶぬしそうかいのしゃいんそうかいがぎじ 株主総会の社員総会が議事を中止し、後日これを続行することを決議した場合、その後日に開催される総会。【継続会】(けいぞくかい) 名詞 さむさやきょうふのためにからだのけがさか 寒さや恐怖のために、からだの毛が逆立つ。身の毛がよだつ。「―つような怖い話」【身の毛立つ】(みのけだつ) 名詞 こころにへだたりのあるおもい 心にへだたりのある思い。打ち解けない心。遠慮。「―なく意見を出し合う」【隔意】(かくい) 名詞 とうじうつわがらすやすみなどをつくるとき 陶磁器ガラスや炭などを作るときに、素材を高温度で焼いたり溶かしたりするための装置。【窯/竈】(かま) 名詞 しちなんがただちにほろびふくがもたらされ 七難がただちに滅び、福がもたらされること。下に「七福即生」と続けて用いられる。【七難即滅】(しちなんそくめつ) 名詞 すもうでおおぜきのじいこむすびのじょうい 相撲で、大関の次位、小結の上位。三役の一。せきわき。【関脇】(せきわけ) 名詞 たやすいこと たやすいこと。楽なこと。「―に流れる」⇔難(かた)き。【易き】(やすき) 名詞 すすどしくどうさがきびんである すすどしク]動作が機敏である。すばしこい。「―い馬かは知れませぬが優美な毛色ではありません【鋭い】(すすどい) 名詞 ちかいをむすぶこと 誓いを結ぶこと。同盟を結ぶこと。【結盟】(けつめい) 名詞 ねむったふりをすること 眠ったふりをすること。そらね。「―して返事をしない」【空眠り】(そらねむり) 名詞 あたまをさげてれいをすること 頭を下げて礼をすること。拝むこと。はいらい。「神前に―する」【拝礼】(はいれい) 名詞 ちきゅうをしゅうかいするかたのてんたいへ 地球を周回するか、他の天体へ行くことを目的とする有人の飛行体。【宇宙船】(うちゅうせん) 名詞 きょうぎにはいそうきかがくこうぎにはたい 狭義には位相幾何学、広義には対象を通常の空間から位相空間(抽象空間)にまで広げ、その性質を位相的方法を用いて研究す【位相数学】(いそうすうがく) 名詞 へいあんじだいさいぐうとなったおうじょも 平安時代、斎宮(いつきのみや)となった皇女もしくは女王が、伊勢への出発を前に参内して別れを告げるとき、天皇がみ【別れの櫛】(わかれのくし) 名詞 なる なる。できる。また、成し遂げる。成就する。「無上菩提を―じて一切衆生を度せむと思ふ」【成ず】(じょうず) 名詞 どうめいやじょうやくをむすぶこと 同盟や条約を結ぶこと。また、その同盟や条約。「―国」【締盟】(ていめい) 名詞 びょうきにかかっているあいだ 病気にかかっている間。「―を慰める句作などをした時分は」【病間】(びょうかん) 名詞 すじがねがはいっていること 筋金がはいっていること。転じて、身体や思想などが十分に鍛えられていて強固なこと。「―の活動家」【筋金入り】(すじがねいり) 名詞 ちのいろとちがったいろがまだらにまじって 地の色と違った色がまだらにまじっていること。また、そのもの。植物では葉花びらなどにみられる。【斑入り】(ふいり) 名詞 きらいはしのいち 嫌い箸の一。食事の際、どのおかずをとろうかと、箸をあちこちに向けること。迷い箸。【惑い箸】(まどいばし) 名詞 さしだしてみせること 差し出して見せること。「必要書類を―する」「契約内容を―する」【提示】(ていじ) 名詞 ごみしおとましおとのいりまじったちょうり 込み潮と真潮との入りまじった潮流。【込(み)真潮】(こみましお) 名詞 つうたつはいたつがおくれること 通達配達が遅れること。【遅達】(ちたつ) 名詞 りつりょうせいできゅうちゅうのはじょやぎ 律令制で、宮中の掃除や、儀場の設営などをつかさどる役所。また、その職員。弘仁11年(820)、宮内省の内掃部司と大【掃部寮】(かもんりょう) 名詞 さんやのえんきんこうていきょりなどをそく 山野の遠近高低距離などを測量すること。また、それを記した図。【分見/分間】(ぶんけん) 名詞 いふくのちりなどをはらうためにつかうぶら 衣服のちりなどを払うために使うブラシ。木製の台に獣毛を植えつけたもの。【毛払い】(けはらい) 名詞 たにんのおこしたじけんにひきこまれてそん 他人の起こした事件に引き込まれて損害をこうむること。掛かり合い。ひきあい。そばづえ。「―を食う」「隣の火事の―【巻き添え】(まきぞえ) 名詞 なきまね 泣きまね。うそ泣き。「―して同情を引く」【空泣き】(そらなき) 名詞 こうなってしまったいじょうは こうなってしまった以上は。「―たれもたれもえ憎み給はじ」【今は】(いまは) 名詞 つりばりのいち 釣り針の一。鳥の羽などを針に巻いてえさに見せかけた擬餌針(ぎじばり)。蚊針。【毛針/毛鉤】(けばり) 名詞 けんちくのつまかざりりのいち 建築の妻飾りの一。扠首の中央に束(つか)を立てたもの。【豕扠首】(いのこさす) 名詞 しくみがこまかくよくできていること 仕組みが細かくよくできていること。また、そのさま。「―なからくり」【精巧】(せいこう) 名詞 まっしろにおなじ まっしろに同じ。―な手の戦くのが、雪の乱るるようであった【真白】(ましろ) 名詞 ひとをほうもんすること 人を訪問すること。【叩扉】(こうひ) 名詞 まえにのべたことがらにあとからかんたんな 接]前に述べた事柄に、あとから簡単な補足などを付け加えるときに用いる。ついでに言うと。「―、新郎と新婦は幼いころ【因みに】(ちなみに) 名詞 たりないところをうめること 足りないところをうめること。不足を補うこと。【填足】(てんそく) 名詞 かわとうみ 河と海。【河海】(かかい) 名詞 せけんにみとめられないこと 世間に認められないこと。志を得ないこと。「―不遇」「妾等、何ぞ独り―(げっこつ)、浮【轗軻/坎/坎軻】(かんか) 名詞 かみなりいかのしじょうめい カミナリイカの市場名。特有の斑紋がある。【紋甲烏賊】(もんごういか) 名詞 おいたてる 追いたてる。せきたてて追う。「牛を―ってさくの中に追い込む」【駆る/駈る】(かる) 名詞 まごころ まごころ。赤心。赤誠。誠意。【丹款】(たんかん) 名詞 ふたりがいちくみになってよこにならびとな 二人が一組みになって横に並び、隣り合う足をひもで結んで、3脚で走ること。また、その競技。【二人三脚】(ににんさんきゃく) 名詞 よそうしていたよりもすぐれていること 予想していたよりもすぐれていること。⇔心劣り。「―しぬべきことにも侍るなるかな」【心勝り】(こころまさり) 名詞 うたのそうこう 歌の草稿。歌の下書き。詠草。【歌稿】(かこう) 名詞 れつくるまがしはつえきでしていされたばん 列車が始発駅で指定された番線にはいること。「臨時列車が―する」【入線】(にゅうせん) 名詞 だいいちのばいしつないをすすむひかりやり 第一の媒質内を進む光や粒子線などが、第二の媒質との境界面に達すること。投射。【入射】(にゅうしゃ) 名詞 すめたなさっきょくのおぺら スメタナ作曲のオペラ。1866年プラハで初演。ボヘミアの農村を舞【売られた花嫁】(うられたはなよめ) 名詞 おうしゅうにはけんすること 欧州に派遣すること。「―使節」【遣欧】(けんおう) 名詞 あってはなしあうこと 会って話し合うこと。また、その話し合い。「外国の首脳と―する」【会談】(かいだん) 名詞 へいあんきょうだいりじゅうしちどののいち 平安京内裏十七殿の一。清涼殿の北にあり、皇后中宮女御などの住居。こうきでん。に住む皇后中宮女御などの女性の称。【弘徽殿】(こきでん) 名詞 じゆうけいにしょせられたものをしゅうよう 自由刑に処せられた者を収容する施設。監獄の一種。→拘置所→留置場【刑務所】(けいむしょ) 名詞 しばる 縛る。くくる。「女めを梯子に―せ」【括す】(くくす) 名詞 もものいちひんしゅ 桃の一品種。早生種で、実は夏にできる。早桃(さもも)。【夏桃】(なつもも) 名詞 じゅうぶんにおしえる 十分に教える。「イヌに芸を―む」【教え込む】(おしえこむ) 名詞 いちぶをてつどうのえきしゃたのぶぶんをで 一部を鉄道の駅舎、他の部分をデパートや商店街などに使用するビルディング。ステーションビル。【駅ビル】(えきビル) 名詞 はいってくること はいってくること。多く「御入来」の形で他人の来訪を敬っていう語。じゅらい。「ようこそ御―くださいました」【入来】(にゅうらい) 名詞 うたのぼうとうぶぶんのく 歌の冒頭部分の句。短歌では第1句、または第3句までをいう。【頭句】(とうく) 名詞 きりひらくこと 切り開くこと。特に、治療のために医者が患部をメス、はさみなどで切り開くこと。「患部を―する」【切開】(せっかい) 名詞 いんどこだいのぶっきょうしょ インド古代の仏教書。1巻。竜樹著。9年に、鳩摩羅什(くまらじゅう)が漢訳。大乗仏教の空観の理を12章に分けて解【十二門論】(じゅうにもんろん) 名詞 じゅれいやじゅこうのことなるじゅもくでこ 樹齢や樹高の異なる樹木で構成され、樹冠の部分が何層にも分かれている林。自然林に多い。⇔単層林。【複層林】(ふくそうりん) 名詞 まだできあがっていないしなもの まだでき上がっていない品物。製作途中の品物。未完成品。【未成品】(みせいひん) 名詞 いっさんかちつすがくうきまたはさんそとは 一酸化窒素が空気または酸素と反応して生成する、刺激臭のある赤褐色の気体。有毒。常温では一部が重合して無色の四酸化二【二酸化窒素】(にさんかちっそ) 名詞 かんじょうなどがこみあげてくる 感情などがこみ上げてくる。「―る悲しみ」【沸き起(こ)る】(わきおこる) 名詞 えいうつるずるのかみいちだんか えい(映)ずるの上一段化。池に月影が―じる【映じる】(えいじる) 名詞 わき わき。また、わきに関するちょっとした動作にいう語。「―に抱える」「―にはさむ」【小脇】(こわき) 名詞 がんめんをおおうほどふかくつくったすげが 顔面を覆うほど深く作った菅笠(すげがさ)。飛脚旅人などが用いた。【三度笠】(さんどがさ) 名詞 こだいちゅうごくでつかわれたかたなこのか 古代中国で使われた刀子(とうす)の形を模した青銅貨幣。春秋戦国時代、斉燕趙魏で鋳造された。刀貨。刀幣。【刀銭/刀泉】(とうせん) 名詞 よういくするきじんのこ 養育する貴人の子。また、乳母(うば)が自分の養育した子をよぶ称。「―の、比叡の山に児(ちご)にておはしますが、ただ【養ひ君】(やしないぎみ) 名詞 さうざうししくものおとやひとごえがおおく さうざうしシク]物音や人声が多くてうるさい。さわがしい。「室内が―い」【騒騒しい】(そうぞうしい) 名詞 いえごと 家ごと。いえいえ。「人民―、炎夏の季に至り候て」【毎戸】(まいこ) 名詞 ふかくおもう 深く思う。思い続ける。「更に部屋の戸あかず、わびしと―ふ」【思ひ思ふ】(おもいおもう) 名詞 しょがでてほんをみてかくこととすきうつし 書画で、手本を見て書くことと透き写しにすること。りんぼ。【臨?/臨模/臨摸】(りんも) 名詞 こころうあしもふたものごとのじじょうやい こころうア下二]物事の事情や意味するところをよく理解する。のみこむ。わきまえる。「扱い【心得る】(こころえる) 名詞 かんしのりっしぜっくでごげんではしょくの 漢詩の律詩絶句で、五言では初句の第2字が平字(ひょうじ)で起こされるもの。七言では初句の第2字が仄字(そくじ)で【偏格】(へんかく) 名詞 あおあおとしげったまつ 青々と茂った松。青松。【翠松】(すいしょう) 名詞 ていぼうなどのうわつらをそとがわにそらせ 堤防などの上面を外側に反らせ、波がはね返るようにした工作物。波返し工。【波返し】(なみがえし) 名詞 くさむらなどにあるほこら 草むらなどにあるほこら。「―の露に御袖を片敷いて」【叢祠】(そうし) 名詞 ふにんふうふのいらいでつまいがいのじょせ 不妊夫婦の依頼で、妻以外の女性に妊娠、出産してもらうこと。体外受精した受精卵を第三者の女性の子宮に入れ出産してもら【代理出産】(だいりしゅっさん) 名詞 はげしいちからしごと 激しい力仕事。荒仕事。【荒働き】(あらばたらき) 名詞 しょうけんがいしゃがかぶしきさいけんなど 証券会社が、株式債券など有価証券の売買で生じた顧客の損失の全部または一部を補填すること。金融商品取引法で禁止。【損失補填】(そんしつほてん) 名詞 せいぞんちゅうのひとのとくをしたってかみ 生存中の人の徳を慕って神として祭った祠(ほこら)。【生祠】(せいし) 名詞 でぎぬにおなじ 出衣(いだしぎぬ)に同じ。【押し出だし衣】(おしいだしぎぬ) 名詞 おかしい おかしい。笑いたくてたまらない。「説法しすましたりと―しくぞ思はれけ【笑はし】(わらわし) 名詞 あきらかではっきりしていること 名明らかではっきりしていること。また、そのさま。「―な文章」【明晰/明ル】(めいせき) 名詞 たちきってふひつようなぶぶんをとりりのぞ 裁ち切って不必要な部分を取り除く。「枝を―す」【裁(ち)落(と)す】(たちおとす) 名詞 なぞをとくこと 謎を解くこと。【謎解き】(なぞとき) 名詞 りんこうをはっするぶっしつ 燐光を発する物質。【燐光体】(りんこうたい) 名詞 うまくふせぐこと うまくふせぐこと。【好防】(こうぼう) 名詞 いちとびにおなじ 一飛びに同じ。沖縄まで―で行ける―で結論に達した【一っ飛び】(ひとっとび) 名詞 こせこせとちいさなことにこだわるさま こせこせと小さな事にこだわるさま。「―たる小人物」【屑屑】(せつせつ) 名詞 りっぽうめーとるのこと 立方メートルのこと。【立米】(りゅうべい) 名詞 あばれうま あばれ馬。悍馬(かんば)。【荒れ馬/暴れ馬】(あれうま) 名詞 えんげきえいがなどでみせばがあってかんき 演劇映画などで、見せ場があって観客に受ける得な役。【儲け役】(もうけやく) 名詞 しかんのねもとのぶぶんをとりまいているね 歯冠の根もとの部分を取り巻いている粘膜。歯齦(しぎん)。歯茎。【歯肉】(しにく) 名詞 いしのなかにちいさいいしがはいりこんでい 石の中に小さい石が入り込んでいるもの。【子持(ち)石】(こもちいし) 名詞 わくせいのまわりをだえんきどうをかいてこ 惑星の周りを楕円軌道を描いて公転している天体。地球に対する月など。「人工―」【衛星】(えいせい) 名詞 おくがいにやどること 屋外に宿ること。野宿。「広場の隅に、…―の支度が出来ていた」【露宿】(ろしゅく) 名詞 たんこうやこうざんでさいくつさぎょうにじ 炭坑や鉱山で採掘作業に従事する労働者。【坑夫】(こうふ) 名詞 にんしんしゅうをけいかしてしゅっさん 妊娠42週を経過して出産が始まらない場合(過期妊娠)や胎盤の機能低下が見られる場合などに、陣痛誘発剤などの薬剤や子【誘発分娩】(ゆうはつぶんべん) 名詞 しんさくのぶつぞうなどにかいげんをするこ 新作の仏像などに開眼(かいげん)をすること。開眼。じゅげん。【入眼】(じゅがん) 名詞 たいしたこともせずにいきながらえること 大したこともせずに生き長らえること。⇔玉砕。「若(も)し採用されな【瓦全】(がぜん) 名詞 あたまやかおをおおうぬのせいのかぶりもの 頭や顔を覆う布製のかぶりもの。御高祖(おこそ)頭巾大黒頭巾宗匠頭巾苧屑(ほくそ)頭巾頭(ぼくとう)など日【頭巾】(ずきん) 名詞 たかいたてものにのぼること 高い建物に登ること。【登楼】(とうろう) 名詞 ぜひぜんあくなどをはんだんしてきめること 是非善悪などを判断して決めること。「豈(あに)凡傭(ぼんよう)之(これ)を―すべけん哉(や)」【判決】(はんけつ) 名詞 もものにく ももの肉。【髀肉/脾肉】(ひにく) 名詞 おしどりのつがい オシドリのつがい。【鴛鴦】(えんおう) 名詞 かするすみいんくなどがじゅうぶんにつかな かする墨インクなどが十分に付かないで、文字の線や描いた一部分が消え消えになっ【掠れる/擦れる】(かすれる) 名詞 かおやからだがねつをおびてあつくなる 顔やからだが熱を帯びて熱くなる。また、顔が赤くなる。「熱でからだが―る」「恥ずかしさに顔が―る」【火照る/熱る】(ほてる) 名詞 こだいいらいくつをはくときにもちいるふは 古代以来、沓(くつ)をはくときに用いる布帛(ふはく)製の履物。礼服(らいふく)には錦(にし【下沓/襪】(しとうず) 名詞 しゅうごうのようそにたいしてあるかんけい 集合の要素、、に対して、ある関係が定められていて、かつならばであるという法則。移動律。【推移律】(すいいりつ) 名詞 みずどろなどをとばしちらす 水泥などをとばし散らす。「ビシャリと水を―した」【撥ねかす】(はねかす) 名詞 きぞうされたものをうけいれること 寄贈されたものを受け入れること。「児童図書を―する」【受贈】(じゅぞう) 名詞 さきにたつ 先に立つ。先に行く。「中納言殿の車はとく詣で給ひければ、―ちゆく」【先立つ】(さいだつ) 名詞 はずかしさやおそろしさのためにひどくひや 恥ずかしさや恐ろしさのためにひどく冷や汗をかくこと。「―の思い」【冷汗三斗】(れいかんさんと) 名詞 なつのよるこがいにでるなどしてすずむこと 夏の夜、戸外に出るなどして涼むこと。《季夏》「―に脇目もふらず犬通る/誓子」【夜涼み】(よすずみ) 名詞 なかま なかま。つれ。伴侶。【侶伴】(りょはん) 名詞 へいあんじだいおとこえにたいしてつかわれ 平安時代、男絵(おとこえ)に対して使われた語。情趣に富んだ濃彩の絵をいうとするが、その内容ははっきりしない。一【女絵】(おんなえ) 名詞 さんどうのいち 三道の一。無学の位。【無学道】(むがくどう) 名詞 ぜんぶのきかいまたひこうき 全部の機械、また飛行機。【全機】(ぜんき) 名詞 こくどのひろいくに 国土の広い国。また、勢力の強大な国。「経済―」「超―」【大国】(たいこく) 名詞 こんいんせいりついわいをしただけでよめは 婚姻成立祝いをしただけで嫁は実家に帰って、婿が泊まりに通う妻問(つまど)い婚の形を一定期間とったのち、嫁が婿方【足入れ婚】(あしいれこん) 名詞 きげんがくること 期限が来ること。一定の期日に達すること。また、その時期。「保険が―になる」【満期】(まんき) 名詞 じじつをあやまってきく 事実を誤って聞く。聞きちがえる。「客の注文を―る」【聞き誤る】(ききあやまる) 名詞 のうぎょうにじゅうじするひと 農業に従事する人。農民。【百姓】(ひゃくしょう) 名詞 きけものにおなじ 利け者に同じ。今では新松坂の此春(このはる)、其君(そのきみ)、…なぞが―さ【利き者】(ききもの) 名詞 じぶつになぞらえるなどのぎこうをもちいた 事物になぞらえるなどの技巧を用いた、当意即妙の言葉や歌。「―と名付けて聞きも知らぬ歌の一両句【諷言】(そえこと) 名詞 おおざけをのんでだらしなくよう 大酒を飲んでだらしなく酔う。「失恋して毎晩―れている」【飲んだくれる】(のんだくれる) 名詞 わりやすかぶをちゅうしんにうんえいされる 割安株を中心に運営される投資信託のこと。【割安株ファンド】(わりやすかぶファンド) 名詞 こっかのりえき 国家の利益。「―を守る」【国益】(こくえき) 名詞 ちょさくぶつにぶぶんてきなおぎないをした 著作物に部分的な補いをしたり、訂正を加えたりすること。「百科事典を―する」「―版」【補訂】(ほてい) 名詞 すそがながくうしろにひきずるはかま 裾が長く、後ろに引きずる袴。近世、直垂(ひたたれ)大紋(だいもん)素襖(すおう)長上下(なががみしも)などの【長袴】(ながばかま) 名詞 そのじだいのてんのうをうやまっていうご その時代の天皇を敬っていう語。今上(きんじょう)天皇。わごおおきみ。「高光る日の御子やすみしし―」【我が大君】(わがおおきみ) 名詞 せんしょくほうのいち 染色法の一。文様を彫った薄板2枚の間に縮緬(ちりめん)その他の絹織物を挟んで固く締め、文様を白く染め抜いたもの。纐【板締(め)】(いたじめ) 名詞 かんせいしたせいほうとあんていしたこうの 完成した製法と安定した効能を持ち、古くから用いられている薬。医師の処方が不要な大衆薬の一。家庭に常備しておき、微熱【家庭薬】(かていやく) 名詞 かやぶきのいえ かやぶきの家。茅屋。「―の藁床の上に」【茅舎】(ぼうしゃ) 名詞 かみなどにおしたいんしょうのあと 紙などに押した印章のあと。【印影】(いんえい) 名詞 いふくちょうどひんなどをしゅうのうするへ 衣服調度品などを収納する部屋。中世以降、屋内の物置部屋をいい、寝室産室にも用いた。おなんど。【納戸】(なんど) 名詞 いぜんにあったことをおもいだしてひとりで 以前にあったことを思い出して、ひとりで笑うこと。【思い出し笑い】(おもいだしわらい) 名詞 くちびるのさき くちびるの先。くちさき。「笑声嗚咽(おえつ)共に―に溢れんとして」【唇頭】(しんとう) 名詞 とくていのぎょうせいもくてきをすいこうす 特定の行政目的を遂行するために設立された法人。公庫公共組合など。広義には国地方公共団体も含む。→私法人【公法人】(こうほうじん) 名詞 はちのてっぱんのはぎあわせのびょうあたま 鉢の鉄板のはぎ合わせの鋲頭(びょうとう)を大きくこしらえ、眉庇(まびさし)錏(しころ)などをつけた兜。【星兜/星冑】(ほしかぶと) 名詞 たいかぜんだいくにのみやつこのしていでこ 大化前代、国造(くにのみやつこ)の子弟で構成され、朝廷の警衛にあたった品部(しなべ)。靫部(ゆきべ)。【靫負部】(ゆげいべ) 名詞 なわをまきつけてしばること 縄を巻きつけてしばること。「氷を―にして運ぶ」【縄紮げ】(なわからげ) 名詞 たかくててのとどかないときにだいにするも 高くて手の届かないときに台にする物。踏み台。踏み継ぎ。「椅子とは―の下に箱を置いただけのこと」【足継ぎ】(あしつぎ) 名詞 しょうじきすぎてゆうずうがきかないこと 正直すぎて融通がきかないこと。また、その人や、そのさま。「―な人」【馬鹿正直】(ばかしょうじき) 名詞 とおくにあるぶったいをかくだいしてみるた 遠くにある物体を拡大して見るため、レンズや反射鏡を組み合わせて筒にはめこんだ光学器械。屈折望遠鏡反射望遠鏡などがある。【望遠鏡】(ぼうえんきょう) 名詞 じじつをいつわってたにんにがいをあたえる 事実を偽って他人に害を与えること。【詐害】(さがい) 名詞 たたかいすぽーつげーむなどであいてをせめ 戦いスポーツゲームなどで相手を攻めること。攻撃。「―が遅い」「―の相撲」【攻め】(せめ) 名詞 しんぞうせんのしんすいじにおこなうしきて 新造船の進水時に行う式典。【進水式】(しんすいしき) 名詞 しいかなどでとくにいみはないがちょうしを 詩歌などで、特に意味はないが、調子を整えるために置く言葉。休め字。「山の山鳥」の「山の」のようなもの。【休め言葉】(やすめことば) 名詞 さかずきのいっしゅ 杯(さかずき)の一種。高台(こうだい)が高く、そこを握って飲むもの。【馬上杯/馬上盃】(ばじょうはい) 名詞 きなれたころも 着なれた衣。なれぎぬ。「別れにし妹(いも)が着せてし―袖片敷きてひとりかも寝む」【馴れ衣/褻れ衣】(なれごろも) 名詞 きもんとはんたいのほうがく 鬼門と反対の方角。南西の方角。家相では鬼門とともに忌む。ひつじさる。【裏鬼門】(うらきもん) 名詞 かいとること 買い取ること。買いおさえること。「会社を―する」「用地―」【買収】(ばいしゅう) 名詞 みょうけんぼさつをしんこうするにちれんし 妙見菩薩を信仰する日蓮宗信者の集まり。【妙見講】(みょうけんこう) 名詞 かたいけ かたい毛。こわい毛。また、環形動物や昆虫の太くて短いキチン質の毛状突起。【剛毛】(ごうもう) 名詞 それほどみぶんのたかくないくげのしそく それほど身分の高くない公家の子息。「―の蔭妻(かげめ)にて、益なし」【生公達】(なまきんだち) 名詞 このじけいのけんちくようかなもの コの字形の建築用金物。柱と梁(はり)、小屋束(こやづか)と小屋梁(こやばり)などの結合に用いる。【箱金物】(はこかなもの) 名詞 きょうとしきたくうえかもじんじゃのひがし 京都市北区、上賀茂神社の東にある山。片岡の杜(もり)。歌枕]「ほととぎす声待つほどは―のもりの雫(しづく)に立ち【片岡】(かたおか) 名詞 しんしつ 寝間。ねや。【寝部屋】(ねべや) 名詞 せんそうをすべきではないとするぎろんしゅ 戦争をすべきではないとする議論主張。反戦論。【非戦論】(ひせんろん) 名詞 きのうはひとおもったこ 昨日は非と思ったこ【昨非今是】(さくひこんぜ) 名詞 そうぞくがいしゃがっぺいなどでたにんのけ 相続会社合併などで、他人の権利義務を一括して承継すること。→特定承継【包括承継】(ほうかつしょうけい) 名詞 にさんかなまりのこと 二酸化鉛のこと。過酸化物ではない。【過酸化鉛】(かさんかなまり) 名詞 とくていのちいきにぶんぷがかぎられるどう 特定の地域に分布が限られる動植物の種。日本のニホンザルなど。【固有種】(こゆうしゅ) 名詞 いちまるにぎりのながさ 一〇握りの長さ。一〇つかみの長さ。【十握/十拳/十束】(とつか) 名詞 ぶつかっていきおいよくとばす ぶつかって、勢いよく飛ばす。はじき飛ばす。「車に―される」「重圧を―す」【撥ね飛ばす】(はねとばす) 名詞 さゆういずれかいっぽうのほお 左右いずれか一方のほお。「男は三年に―笑う」【片頬】(かたほお) 名詞 ふだん ふだん。つね日ごろ。副詞的にも用いる。「―の努力」「―利用しているバス」【平素】(へいそ) 名詞 うたのみち 歌の道。歌道。「雲井より馴れ来たりて、今も―に遊び」【八雲の道】(やくものみち) 名詞 なげこむこと 投げ込むこと。【投(げ)込み】(なげこみ) 名詞 とうきゅうやじゅんじょをつけること 等級や順序をつけること。品定め。【位付け】(くらいづけ) 名詞 きかすさしもふたききめがあるようにする きかすサ下二]効き目があるようにする。「シーツにのりを―せる」「顔を―せて特別に配【利かせる】(きかせる) 名詞 ふでとすずり ふでとすずり。転じて、文章を書くこと。「―に親しむ」【筆硯/筆研】(ひっけん) 名詞 おぎなってせつめいすること 補って説明すること。また、その説明。「巻末で―する」【補説】(ほせつ) 名詞 まったくそんざいしないこと 全く存在しないこと。全然ないこと。また、そのさま。「欠席者は―である」残らず。ことごとく【皆無】(かいむ) 名詞 いがこくのいしょう 伊賀(いが)国の異称。【伊州】(いしゅう) 名詞 しゃかいふくしのぞうしんにつとめることを 社会福祉の増進に努めることを任務とし、要保護者の保護指導、地域住民の生活状況の把握、福祉施設の業務への協力などを行【民生委員】(みんせいいいん) 名詞 うわつらがぼこけいのきょくせんをなすはふ 上面が凹形の曲線をなす破風。⇔起(むく)り破風。【反り破風】(そりはふ) 名詞 あることをしてえられたよいけっか あることをして得られたよい結果。「研究の―」「―をあげる」【成果】(せいか) 名詞 どれほどのねんだい どれほどの年代。また、多くの年月。「われ見ても久しくなりぬ住吉(すみのえ)の岸の姫松―経ぬらむ」【幾世/幾代】(いくよ) 名詞 いかりやかなしみのあまりあふれでるなみだ 怒りや悲しみのあまりあふれ出る涙。血涙(けつるい)。「堪えがたい苦しみに―を流す」【血の涙】(ちのなみだ) 名詞 こうぶつのけっしょうのふたつのめんのなす 鉱物の結晶の二つの面のなす角度(面角)を測る器械。半円形の分度器に定規状の腕のついたもの。【接触測角器】(せっしょくそっかくき) 名詞 じょうきのあつりょくをりようしてどうりょ 蒸気の圧力を利用して動力を得る熱機関。高圧の蒸気をシリンダー内に導き、その圧力でピストンを往復運動させる。【蒸気機関】(じょうききかん) 名詞 よくじつのあけがた 翌日の明け方。【翌暁】(よくぎょう) 名詞 みなみがわのきし 南側の岸。【南岸】(なんがん) 名詞 かいちゅうのふゆうぶつやかいていのちんせ 海中の浮遊物や海底の沈積物などをすくいとる作業。【撈海作業】(ろうかいさぎょう) 名詞 ごしょやだいみょういえなどにつかえはじめ 御所や大名家などに仕えはじめたばかりであること。また、その人。新参者。「あれは―か、などわらはせ給ひて」【今参り】(いままいり) 名詞 こしょうがつにほうねんをよしゅくしてもち 小正月に、豊年を予祝して餅花をつけて飾るミズキやエノキなどの木。生業木(なりわいぎ)。【花餅の木】(はなもちのき) 名詞 おしつぶす 押しつぶす。ひしぐ。「其圧制を―ぎ」【取り拉ぐ】(とりひしぐ) 名詞 ひとにやとわれてものをつくること 人にやとわれて物を作ること。また、やとわれて働くこと。「或は―し、或は奴僕となり」【傭作】(ようさく) 名詞 すうりょうのおおいこと 数量の多いこと。あまた。数多く。「―の困難を切り抜ける」【幾多】(いくた) 名詞 ていえんをつくること 庭園を作ること。造園。【作庭】(さくてい) 名詞 おなじもののようにみなすこと 同じもののようにみなすこと。同一視。「俗輩と―されたくない」【同視】(どうし) 名詞 しょこうにふうじてかんしゃくをさずけるこ 諸侯に封じて、官爵を授けること。また、その領地と官爵。【封爵】(ほうしゃく) 名詞 りゅうばんめのきょうりゅうのそうしょう 竜盤目の恐竜の総称。腰帯の恥骨が前下方に、座骨が後下方に伸びて、トカゲ類のように開いた形をしているもの。ティラノサ【竜盤類】(りゅうばんるい) 名詞 おなじつき 同じ月。「同年―の生まれ」【同月】(どうげつ) 名詞 すぐれたくんしゅ すぐれた君主。名高い君主。【名君】(めいくん) 名詞 さけをばいばいすること 酒を売買すること。また、その酒。【沽酒】(こしゅ) 名詞 べんじょにはいること 便所にはいること。「便意を催し、―す」【上厠】(じょうし) 名詞 かおくのこうぞうではしらのうえにはりをか 家屋の構造で、柱の上に梁(はり)を架け、その上に軒桁(のきげた)を置いたもの。【折置】(おりおき) 名詞 ぐうすひとをもてなす ぐうす人をもてなす。待遇する。「客として丁重に―する」【遇する】(ぐうする) 名詞 えんおこしのよいかずとしてちょうじゅをい 縁起のよい数として、長寿を祝うときや、祝儀物の数に用いる語。「―の餅(もち)を蒔(ま)けば、これを拾ふ人大道もせば【五百八十】(ごひゃくはちじゅう) 名詞 こたいえきたいなどのしりょうをみっぺいし 固体液体などの試料を密閉し、精密に秤量するための小形のびん。【秤量瓶】(ひょうりょうびん) 名詞 もじをよむこと 文字を読むこと。「―力」【読字】(どくじ) 名詞 ごたまぜにおなじ 名「ごた混ぜ」に同じ。【ごった混ぜ】(ごったまぜ) 名詞 かんいさいばんしょがけいびなじけんにかぎ 簡易裁判所が、軽微な事件に限って、公判を開かずに書面審理で罰金科料を言い渡す簡易な裁判手続き。【略式手続き】(りゃくしきてつづき) 名詞 へいあんじだいきょうとのかもじんじゃにほ 平安時代、京都の賀茂神社に奉仕した未婚の内親王または女王。天皇即位ののち、卜定(ぼくじょう)によって選ばれた。いつ【斎院】(さいいん) 名詞 ひとつづきになるようにつなぎあわせること ひと続きになるようにつなぎ合わせること。「機関車に貨車を―する」【連結/聯結】(れんけつ) 名詞 ふねのかじのじくぎ 船の舵(かじ)の軸木。【身木】(みき) 名詞 あれこれまよわずいっきにそうするさま あれこれ迷わず、一気にそうするさま。思い切って。「いっそ―別れてくれ」【一思いに】(ひとおもいに) 名詞 じつぶつとおなじおおきさであること 実物と同じ大きさであること。「―の写真」【実物大】(じつぶつだい) 名詞 なげいれること 投げ入れること。投げて沈めること。「彼をして火中に―いたし候えば」【投没】(とうぼつ) 名詞 すぽーつなどのさいゆうしゅうしゃをきめる スポーツなどの最優秀者を決める試合や大会で優勝した個人または団体に与えられる資格。また、その試合や大会。「―保持者」【選手権】(せんしゅけん) 名詞 まだたたかいにさんかしないあらてのへい まだ戦いに参加しない新手(あらて)の兵。【生兵】(せいへい) 名詞 いつつのおしえにおなじ 五つの教えに同じ。【五つの道】(いつつのみち) 名詞 なまこのちょうをとりのぞきしおみずでにて ナマコの腸(はらわた)を取り除き、塩水で煮てから干したもの。ゆでてもどし、あえ物や中国料理に用いる。ほしこ。金海鼠【海参/熬海鼠/煎海鼠】(いりこ) 名詞 かわごえちほうでさんするしゃこきぬおりも 川越地方で産する斜子絹織物。【川越斜子】(かわごえななこ) 名詞 しおんのべつめい シオンの別名。【鬼の醜草】(おにのしこぐさ) 名詞 はったつしんりがくでさいから 発達心理学で14、5歳から24、5歳までの時期をいう。生理的には性的成熟に伴う急激な身体的変化が現れ、心理的には内【青年期】(せいねんき) 名詞 あうぐすてぃぬすのちょしょ アウグスティヌスの著書。13巻。4世紀末5世紀初めごろの作。回心に至【告白録】(こくはくろく) 名詞 ごすじなどをあらわすめいしのうえについて 語素]時などを表す名詞の上に付いて複合語をつくり、次の次、の意を表す。「―週」「―年度」【来来】(らいらい) 名詞 こうこくぬしとしんぶんざっしほうそうなど 広告主と新聞雑誌放送などの媒体との中間にあって業務を代行する営業。広告主に対しては市場調査、広告企画立案、広告【広告代理業】(こうこくだいりぎょう) 名詞 さかなのかたちにきをほってつくったいた 魚の形に木を彫って作った板。禅寺などで、時刻の合図などにたたく。魚鼓(ぎょく)。【魚板】(ぎょばん) 名詞 じゅうぶんにそなわる 十分に備わる。豊富である。ももちだる。「生ひ立てる―る槻(つき)が枝は」【百足る】(ももだる) 名詞 ようじのないあいだ 用事のない間。ひまな時。【閑中】(かんちゅう) 名詞 りゃくしきのいふく 略式の衣服。略装。【略服】(りゃくふく) 名詞 ながれをさかのぼっていくこと 流れをさかのぼっていくこと。「アユが急流を―する」【遡上/溯上】(そじょう) 名詞 かいどうのみちすじ 街道の道筋。「―の民家」【街道筋】(かいどうすじ) 名詞 くうかんてきじかんてきしんりてきにとおく 空間的、時間的、心理的に遠くはなれている。「ほととぎす鳴く音―し里遠みかも」【遥けし】(はるけし) 名詞 じょうきのあつりょく 蒸気の圧力。蒸気圧。【汽圧】(きあつ) 名詞 じんたいをこうせいしているもの 人体を構成しているもの。転じて、人体。【百骸九竅】(ひゃくがいきゅうきょう) 名詞 ていじょうのうんてんじょうたいででんげん 定常の運転状態で電源の周波数と同期した速度で回転する交流回転機。同期発電機同期電動機同期交流器など。【同期機】(どうきき) 名詞 どうとくにはずれたふめいよなおこない 道徳に外れた不名誉な行い。【汚行】(おこう) 名詞 げいしゃやしょうぎがはいぎょうするのをひ 芸者や娼妓が廃業するのを披露する祝い。【引き祝(い)】(ひきいわい) 名詞 あいてがじつげんをきぼうしていることをか 相手が実現を希望していることを仮定する気持ちを表す。もしよければ。「―私のほう【何なら】(なんなら) 名詞 きゃっかされたりとりさげたりしたそしょう 却下されたり取り下げたりした訴訟や嘆願をふたたび出すこと。【再訴】(さいそ) 名詞 しごとをさせるためにひとをさしむけること 仕事をさせるために人をさしむけること。「家政婦として―する」【派出】(はしゅつ) 名詞 じゅうようなものとしてちゅうもくすること 重要なものとして注目すること。「実績を―する」⇔軽視。【重視】(じゅうし) 名詞 おおじしんだいこうずいなどひろいはんいに 大地震、大洪水など広い範囲にわたり、被害額も大きい災害。【大規模災害】(だいきぼさいがい) 名詞 さわやかなそらき さわやかな空気。秋の涼気などにいう。【爽気】(そうき) 名詞 ものごとがはっきりしないさま 物事がはっきりしないさま。原因理由などがよくわからないさま。「―雲行きが怪しい」「―悲しい気分だ」【何だか】(なんだか) 名詞 かしょうのがんばんにできるえんとうけいの 河床の岩盤にできる円筒形の穴。岩のくぼみや割れ目に小石が入り込み、回転して深く削られたもの。ポットホール。かめあな。【甌穴】(おうけつ) 名詞 さつじんざいほうかざいのようにはんざいの 殺人罪放火罪のように、犯罪の種類を表す名称。【罪名】(ざいめい) 名詞 せんぱくがみなとにはいること 船舶が港にはいること。入港。にゅうつ。【入津】(にゅうしん) 名詞 よういである 容易である。たやすい。「手放(たばな)れも還来(をち)も―きこれ(=鷹ノコト)を【か易し】(かやすし) 名詞 てびょうしのいち 手拍子の一。3拍、3拍、7拍のリズムを繰り返すもの。【三三七拍子】(さんさんななびょうし) 名詞 しらぎまっきねんにけんかやがたてた 新羅(しらぎ)末期、892年に甄萱(けんけん)が建てた国。都は完山(全州)。936年、高麗(こうらい)の王建に滅ぼ【後百済】(ごくだら) 名詞 にっきゅうのかんのいち 日給の簡(ふだ)の一。宮中で、清涼殿の台盤所の御椅子と唐櫃(からびつ)との間に立て、女房の出勤日を記録した。【女房の簡】(にょうぼうのふだ) 名詞 みずのおちかたからみたたきのぶんるいのい 水の落ち方から見た滝の分類の一。落ち口から流れ出た水が、途中で岩などにぶつかって段を作りながら落下する滝のこと。二【段瀑】(だんばく) 名詞 ひじょうにおおくのきんやざいさんをもって 非常に多くの金や財産を持っている人。大金持ち。【億万長者】(おくまんちょうじゃ) 名詞 ほっそうしゅうでいうさんじきょうのうちだ 法相(ほっそう)宗でいう三時(さんじ)教のうち、第一時の教え。阿含(あごん)経など。いっさいのものは因縁によって成【有教】(うきょう) 名詞 じじゅうしょくのちょうかん 侍従職の長官。【侍従長】(じじゅうちょう) 名詞 しんぞうのかんじょうどうみゃくのけっせん 心臓の冠状動脈の、血栓などによる閉塞、急激な血流の減少により、酸素と栄養の供給が止まり、心筋が壊死(えし)した病態【心筋梗塞】(しんきんこうそく) 名詞 てんのうからさかずきをたまわったときその 天皇から杯を賜ったとき、その酒を移しかえて飲む土器(かわらけ)。「―賜りて、下りて、舞踏し給へるほど」【差し返し】(さしかえし) 名詞 さきものとりひきでうけわたしきじつがちか 先物取引で、受渡期日が近くないもの。⇔期近物(きぢかもの)。【期先物】(きさきもの) 名詞 でんとうてきにしくのかずやはいれつじゅん 伝統的に、詩句の数や配列順序に一定の形式をもっている詩。漢詩の五言七言の絶句や律詩、西洋のソネット、日本の短歌【定型詩】(ていけいし) 名詞 ぶつかってもとのほうへもどる ぶつかって、もとの方へ戻る。「ボールがフェンスに当たって―る」【跳ね返る】(はねかえる) 名詞 けがれをさるためにいんしょくなどをつつし けがれを去るために飲食などを慎む。物忌みする。斎戒する。「持ち―り仕へまつれる幣帛(みてぐら)を」【斎はる】(ゆまわる) 名詞 まだらのもよう まだらの模様。【斑紋/斑文】(はんもん) 名詞 あることをなしとげたてがら あることを成し遂げた手柄。すぐれた働きや成果。「―をたたえる」「―を残す」【功績】(こうせき) 名詞 にんげんがひびいとなむしごとやせいかつ 人間が日々いとなむ仕事や生活。いとなみ。【営為】(えいい) 名詞 ちちばなれをする 乳離れをする。離乳する。「まだ―れぬすて子なり」【乳離る】(ちばなる) 名詞 ものごとをありのままにうつしとること 物事をありのままに写しとること。「自然を写すにあたって、出来るだけ客観のままを―し」【真写】(しんしゃ) 名詞 かわのみずがうみやみずうみにながれこむと 川の水が海や湖に流れ込む所。川じり。かこう。【川口/河口】(かわぐち) 名詞 ふるくなってきたならしくなる 古くなって、きたならしくなる。古くなって色や形がはっきりしなくなる。「―けた看板」【古惚ける/古呆ける】(ふるぼける) 名詞 それからのち それからのち。それ以来。「―友好関係を保っている」【爾来】(じらい) 名詞 まえにのべたほうほうしゅだんによるさま 前に述べた方法手段によるさま。「―切るとうまくいく」「―食べるとおいしい魚だ」接]前述の事柄を受【然うして】(そうして) 名詞 うちゅうにそんざいするすべてのもの 宇宙に存在するすべての物。万物。万象。「英国の博物館は、世界の―を貯蓄して」【万有】(ばんゆう) 名詞 のうみんのすむいえ 農民の住む家。農家。【百姓家】(ひゃくしょうや) 名詞 いんどしなはんとうなんぶにくめーるじんが インドシナ半島南部にクメール人が建てた古代国家。12世紀ごろ成立し、南海貿易に従事、インド文化の影響を受けて栄え【扶南】(ふなん) 名詞 しなもののかちそうおうのねだんであるかん 品物の価値相応の値段である感じ。また、買い得であるという感じ。「連日の株価下落で―から買い戻しが入る」【値頃感】(ねごろかん) 名詞 まえもってがくしゅうすること 前もって学習すること。「次の課を―する」⇔復習。【予習】(よしゅう) 名詞 ひかりのなであらわしたしゅうかんのそれ 曜の名で表した、1週間のそれぞれの日。すなわち、日月火水木金土のこと。【曜日】(ようび) 名詞 ごだくをくんよみにしたご 五濁(ごじょく)を訓読みにした語。―深き世になどて生まれ給ひけむ【五つの濁り】(いつつのにごり) 名詞 ろんごたかつねなどのけいしょをこうきゅう 論語孝経などの経書(けいしょ)を講究すること。めいけい。【明経】(みょうぎょう) 名詞 いよいよいさみたつこころ いよいよ勇み立つ心。たけだけしくはやる心。【弥猛心】(やたけごころ) 名詞 とどくものをもっていきせんぽうへわたす とどく物を持っていき、先方へ渡す。「お歳暮を―ける」【届ける】(とどける) 名詞 じょうずめくのちょくおんひょうき じょうずめくの直音表記。上中のほどぞ、あまり引き入り―きてのみ侍るめる【上衆めく】(ぞうずめく) 名詞 いけばなですいばんやひらかごなどのたけの 生け花で、水盤や平かごなどの、丈の低い口の広い花器に盛るようにして生ける生け方。また、その花。【盛り花】(もりばな) 名詞 あたらしいひょうげんいけん 新しい表現意見。「いずれも明光と―と空想とに酔えるがごとくなりき」【新声】(しんせい) 名詞 ていかのぷんの 定価の2分の1。半分の値段。半値。【半価】(はんか) 名詞 じすこうきなひとやめうえのひとのそばちか じす高貴な人や目上の人のそば近くに仕える。はべる。「愛する者の臨終に―しているときなど【侍する】(じする) 名詞 なぐさみごと 慰みごと。すさび。「うなゐこが―に鳴らす麦笛の声におどろく夏の昼ぶし」【荒み/進み/遊み】(すさみ) 名詞 てのひらさむらいよんにんのうちのだいいち 掌侍(ないしのじょう)四人のうちの第一位の者。天皇への奏請の取り次ぎ、勅旨の伝達をつかさどる。長橋(ながはし)の局【勾当内侍】(こうとうのないし) 名詞 ぶんしょうでよだんをやめてはなしをほんだ 文章で、余談をやめて、話を本題に戻すときに、接続詞的に用いる語。それはさておき。あだしごとはさておき。【閑話休題】(かんわきゅうだい) 名詞 こしらふあるざいりょうをもちいてかたちの こしらふある材料を用いて、形の整ったものやある機能をもったものを作り上げる。ま【拵える】(こしらえる) 名詞 りつりょうせいでしょかんじにぶんぞくされ 律令制で、諸官司に分属され、品部(しなべ)雑戸(ざっこ)を管理した役人。とものみやつこ。【伴部】(ともべ) 名詞 あさはかでおとっていること あさはかでおとっていること。また、そのさま。「其学識固より―なりと雖(いえ)ども」【浅劣/劣】(せんれつ) 名詞 あしのついたなべ 足のついた鍋。ふつう、3本足。【足鍋】(あしなべ) 名詞 そのもののぜんたいのながさ その物の全体の長さ。【全長】(ぜんちょう) 名詞 ぬけおちたは 抜け落ちた歯。また、あちこち抜けている歯。【抜け歯】(ぬけば) 名詞 かみとほとけ 神と仏。「―の加護を願う」【神仏】(しんぶつ) 名詞 かんこうちょうきぎょうがっこうなどでかん 官公庁企業学校などで、管理または監督の任にある職。また、その任にある人。→名ばかり管理職【管理職】(かんりしょく) 名詞 しょくもつをつかさどるかみ 食物をつかさどる神。大宜都比売神(おおげつひめのかみ)保食神(うけもちのかみ)宇迦御魂(うかのみたま)豊【御食津神】(みけつかみ) 名詞 ぶりかえってみること 振り返って見ること。「万度(よろづたび)―しつつはろはろに別れし来れば」【顧み】(かえりみ) 名詞 そうるいのいちぐん 藻類の一群。淡水に多いが、海産もあり、黄緑色や金褐色をし、単細胞、あるいは群体をなす。不等毛類黄色鞭毛藻(べんも【黄色植物】(おうしょくしょくぶつ) 名詞 だんていはできないがそのかのうせいがある 断定はできないが、その可能性があることを表す。「あの建物は学校―ない」【かも知れない】(かもしれない) 名詞 かわかしたもち かわかした餅(もち)。乾燥させたのし餅。「はや―をとり散らし、掻餅(かきもち)霰餅(あられ)をきざみゐしが」【乾餅】(けんぺい) 名詞 さっさとたべる さっさと食べる。無雑作に食べる。「精進(さうじ)物のいとあしきを―ひ」【打ち食ふ】(うちくう) 名詞 るまたつくりのぞくしょう 殳旁(ほこづくり)の俗称。【ル又/殳】(るまた) 名詞 おおきなかめ 大きなかめ。大がめ。【大瓶】(たいへい) 名詞 とちゅうでやめてあとにのこす 途中でやめてあとに残す。「まだ―した仕事がある」【仕残す/為残す】(しのこす) 名詞 じんでらなどのもんぜきだいじょういんなど 仁寺などの門跡、大乗院などの院家に仕えて、警固や雑務に当たった法師。後世は妻帯して剃髪(ていはつ)せず、普通の侍【侍法師】(さむらいほうし) 名詞 かごやこしのかつぎぼうのうしろのほうをか 駕籠(かご)や輿(こし)の担ぎ棒の後ろのほうを担ぐ者。後肩(あとかた)。⇔先棒(さきぼう)。【後棒】(あとぼう) 名詞 いみきらわれるかず 忌み嫌われる数。四(死)や九(苦)など。【忌(み)数】(いみかず) 名詞 のせかくのせはじめる のせかくのせはじめる。のせようとする。「体重を―けて途中でやめる」【乗せ掛ける/載せ掛ける】(のせかける) 名詞 とうはなびしのいっしゅ 唐花菱(からはなびし)の一種。凹凸のある花菱。【大内菱】(おおうちびし) 名詞 とこのまのわきにいちまいいたでいっちょく 床の間のわきに一枚板で一直線に架けた棚。通り棚。→違い棚【一文字棚】(いちもんじだな) 名詞 だんたいのしょむをつかさどるえき 団体の庶務をつかさどる役。【監事】(かんじ) 名詞 どうしもうすのおとへんか 動詞「もうす」の音変化。または、「う」の無表記か。「一の御子敦仁の親王と―しけるぞ」【申す】(ます) 名詞 やまのいもなどをすりおろしてちょうみした ヤマノイモなどをすりおろして調味したもの。《季秋》「―吾に齢(よはひ)の高さなし/誓子」【薯蕷汁】(とろろじる) 名詞 ぬのやかみなどをすんぽうにあわせてたつこ 布や紙などを寸法に合わせて裁つこと。また、裁つことになっている布や紙。【裁(ち)物】(たちもの) 名詞 ほんぶんにつけくわえてかきしるすこと 本文に付け加えて書きしるすこと。また、その部分。「参考資料を―する」【付記/附記】(ふき) 名詞 でんばなかにおかれたげんしやぶんしがゆう 電場中に置かれた原子や分子が誘起される双極子モーメントと、電場の強さの比。【分極率】(ぶんきょくりつ) 名詞 しゅくいをあらわすのにもちいるもんよう 祝意をあらわすのに用いる文様。松竹梅蘭(らん)菊瑞雲(ずいうん)鶴亀(つるかめ)鳳凰(ほうおう)宝づく【吉祥文様】(きちじょうもんよう) 名詞 しょもつをひもといてよむこと 書物をひもといて読むこと。「研究書を二、三―する」【繙読】(はんどく) 名詞 おうかっしょくのうわぬりようかべつち 黄褐色の上塗り用壁土。数寄屋(すきや)建築に好んで用いられる。聚楽第跡付近からとれたのでこの名がある。【聚楽土】(じゅらくつち) 名詞 せいしつなどがうまれつきであるさま 性質などが生まれつきであるさま。【生得的】(せいとくてき) 名詞 みぶんのたかいひとのこにつきしたがってた 身分の高い人の子に付き従って大切に育てること。「王子を―する」【傅育】(ふいく) 名詞 ふねでともろのほじょとしてふなべりにとり 船で、艫艪(ともろ)の補助として船べりに取り付ける艪。わいかじ。【脇艪】(わきろ) 名詞 むりにひきとめること 無理に引きとめること。「―して客を帰さない」【悪止め】(わるどめ) 名詞 のきけたのじょうぶでたるきなどのあいだに 軒桁(のきげた)の上部で垂木などの間にできるすきま。【面戸】(めんど) 名詞 たいせきしかたまってできたがんせき 堆積し固まってできた岩石。成因により砕屑(さいせつ)岩火山砕屑岩生物岩化学岩に大別され、砂岩凝灰(ぎょうか【堆積岩】(たいせきがん) 名詞 こうきなひとがかみをそりおとしてぶつもん 高貴な人が髪をそり落として仏門に入ること。落髪。【落飾】(らくしょく) 名詞 ほねとにく 骨と肉。また、からだ。全身。【骨身】(ほねみ) 名詞 さんぽのためにつくられたみち 散歩のためにつくられた道。プロムナード。【遊歩道】(ゆうほどう) 名詞 かんたんでようりょうをえているさま 簡単で要領を得ているさま。手みじかではっきりしているさま。「―な表現」「―に要旨を述べる」【簡潔】(かんけつ) 名詞 いきおいのはげしいさま 勢いの激しいさま。「―と燃え上がる火」「―たる士気」【烈烈】(れつれつ) 名詞 ごこうせいようそのいち 語構成要素の一。単独で用いられることがなく、常に他の語に付いて、それにある意味や用法を添加するもの。語の上に付くも【接辞】(せつじ) 名詞 みうらはんとうとぼうそうはんとうとのあい 三浦半島と房総半島との間の水域。東京湾の入り口にあたる。【浦賀水道】(うらがすいどう) 名詞 もうしつぐこと 申しつぐこと。言いつぐこと。また、それをする人やその内容。「常葉(ときは)すでに参りしかば、伊勢守景綱―にて」【申し次ぎ】(もうしつぎ) 名詞 りょうほうのわきまたりょうほうのわきのし 両方の脇、また、両方の脇の下。「―に買い物袋を抱える」【両脇】(りょうわき) 名詞 そこいがいのべつべつのばしょ そこ以外の別々の場所。「―にては同じ顔をうつしとりたると見ゆるを」【外外】(ほかほか) 名詞 としのくれにそのとしにあったくろうをわす 年の暮れに、その年にあった苦労を忘れること。また、そのために催す宴。忘年会。《季冬》「拭きこみし柱の艶や―/万太郎」【年忘れ】(としわすれ) 名詞 よしのほのわたのようにみえるほそけ 葦の穂の、綿のように見える細毛。綿の代用にした。《季秋》「子ばかりのふとんに―かな/宗鑑」【葦の穂綿】(あしのほわた) 名詞 けいざいてきにめぐまれないがくせいせいと 経済的に恵まれない学生生徒に、学資を補助して勉学を助けるために設けられた団体。【育英会】(いくえいかい) 名詞 しゃしんさつえいにおいてひしゃたいのきょ 写真撮影において、被写体の距離が非常に遠方にあること。ピントを合わせるには、レンズの距離目盛を【無限遠】(むげんえん) 名詞 そくていかんさつてすとなどでえられるしょ 測定観察テストなどで得られる生の点数。数値変換を行って偏差値や百分率などにする前の基礎資料。【素点/粗点】(そてん) 名詞 そこにいるひとびとぜんぶ そこにいる人々全部。または、仲間の者全体。「有志―」【一同】(いちどう) 名詞 なかま 仲間。友人。特に、志を同じくしてともに仏道を修める仲間。【同朋】(どうぼう) 名詞 とうほうへせいとうにいくこと 東方へ征討に行くこと。【征東】(せいとう) 名詞 たけかんにおなじ 竹簡(ちっかん)に同じ。【竹冊】(ちくさく) 名詞 あさとよる 朝と夜。また、朝はやくから夜おそくまで。夙夜(しゅくや)。【晨夜】(しんや) 名詞 ほばしら 帆柱(ほばしら)。【帆檣】(はんしょう) 名詞 しんざんにすむというようかい 深山に住むという妖怪。山伏姿で、顔が赤くて鼻が高く、背に翼があり、手には羽団扇(はうちわ)太刀金剛杖を持つ【天狗】(てんぐ) 名詞 とうせいぐそくをおさめるふたつきのはこ 当世具足を納めるふたつきの箱。【具足櫃】(ぐそくびつ) 名詞 しつがすぐれていること 質がすぐれていること。また、そのさま。「―な(の)素材」⇔悪質。【良質】(りょうしつ) 名詞 てんしのみことのり 天子のみことのり。勅諭。【聖諭】(せいゆ) 名詞 しんきんちゅうおうきんこのりゃくしょう 信金中央金庫の略称。【信金中金】(しんきんちゅうきん) 名詞 こぶらかさんごへびぞくのどくへびのそうし コブラ科サンゴヘビ属の毒蛇の総称。全長80センチ。強い毒をもつが、性質は攻撃的ではない。赤黄黒の鮮やかな【珊瑚蛇】(さんごへび) 名詞 しなやかでしかもつよいさま しなやかで、しかも強いさま。「しんは―でいくら噛んでも噛みきれない」【柔靭】(じゅうじん) 名詞 ふつうのながさのぞうり 普通の長さの草履。足半(あしなか)に対していう。【長草履】(ながぞうり) 名詞 かいのじむ 会の事務。【会務】(かいむ) 名詞 あつまってきていっしょになること 集まってきて一緒になること。【来同】(らいどう) 名詞 うすくやいたたまごやきをほそながくきった 薄く焼いた卵焼きを細長く切ったもの。ちらしずしなどに使う。【金糸卵/錦糸卵】(きんしたまご) 名詞 さいぼうこきゅうにかんけいするちとくろむ 細胞呼吸に関係するチトクロムなどの酵素が鎖状に並んでいるもの。ミトコンドリアの内膜などに存在し、解糖過程やクレブス【呼吸鎖】(こきゅうさ) 名詞 ほっぽうあじあしょみんぞくのあいだでおこ 北方アジア諸民族の間で行われた男子の髪形。清国を建てた満州民族の場合、頭の周囲の髪をそり、中央に残した髪を編んで後【弁髪/辮髪】(べんぱつ) 名詞 みぶんにそうおうしていること 身分に相応していること。身の程。分際。「―を計らざるに似たりといへども」【涯分】(がいぶん) 名詞 ときのはやくすぎていくのをおしむこと 時の早く過ぎていくのを惜しむこと。また、少しの時間を惜しんで努力すること。【惜陰】(せきいん) 名詞 さんずのかわのきしにいてもうじゃのいふく 三途(さんず)の川の岸にいて、亡者の衣服をはぎ取り、衣領樹(えりょうじゅ)の上に待つ懸衣翁(けんえおう)に渡すとい【奪衣婆/脱衣婆】(だつえば) 名詞 とりわけ とりわけ。「花の中では、バラの花が―好きだ」→特に用法]【殊に】(ことに) 名詞 そのがいけんせいしつなどのとくちょうによ その外見性質などの特徴によって与えた、人名のような呼び名。非常にやせている人を骨皮筋右衛門、好色な人を助平(すけ【擬人名】(ぎじんめい) 名詞 こまかなこと こまかなこと。取るに足りないこと。小事。「空名―に懸念して、斯る大事を決せざるは」【細故】(さいこ) 名詞 もじなどをおおきくかくこと 文字などを大きく書くこと。また、文意を誇張して書くこと。「特筆―する」【大書】(たいしょ) 名詞 ひどくこまる ひどく困る。すっかり困ってしまう。「手の付けようさえ無くて、―るの頂上なるべし」【困り入る】(こまりいる) 名詞 かきゅうやくにんのなかま 下級役人の仲間。小役人。【属僚】(ぞくりょう) 名詞 きょうぶがはとのむねのようにおおきくふく 胸部が、鳩の胸のように大きくふくらんでいること。【鳩胸】(はとむね) 名詞 いんさつくみばんなどでもじのかじょがおこ 印刷組版などで、文字の加除が行われた場合、行末の字を次行へ、または行頭の字を前行へ順次送ること。【字送り】(じおくり) 名詞 おうきゅうのあるみやこ 王宮のある都。帝王のいる都。【王都】(おうと) 名詞 きんせんのつかいかた 金銭のつかい方。金銭をつかう程度。「―が荒い」【金遣い】(かねづかい) 名詞 よすみにはしらをたてむねえんをわたしてふ 四隅に柱を立て、棟檐(のき)を渡して布帛(ふはく)で覆った仮小屋。祭儀などのときに、臨時に庭に設けるもの。幄。幄【幄舎】(あくしゃ) 名詞 そむくせむけるのいうしろやわきのほうへむ そむく《「背(そ)向ける」の意》後ろやわきの方へ向かせる。視線や顔をそらす。「【背ける】(そむける) 名詞 みさきのまわり 岬のまわり。また、岬の湾曲した所。「―の荒磯(ありそ)に寄する五百重(いほ【岬回/崎廻】(みさきみ) 名詞 こむぎこなどのまざりもののないじゅんすい 小麦粉などの混ざりもののない、純粋なそば粉。「―打ちそば」【生粉】(きこ) 名詞 いきおいよくわきでる 勢いよくわき出る。「地下水が―る」「水は石がちなる中より―りゆく」【湧き返る/涌き返る】(わきかえる) 名詞 ようじなどがねさめたばかりのときやねむい 幼児などが寝覚めたばかりのときや眠いときに機嫌が悪くなること。【寝憤り】(ねむつかり) 名詞 りつりょうせいではるべしょうにぞくしきょ 律令制で、治部省に属し、凶事の儀式、喪葬の具をつかさどった役所。大同3年鼓吹司(くすいし)に合併。【喪儀司】(そうぎし) 名詞 いたずらずきのおとこのこ いたずら好きの男の子。いたずら坊主。悪童。いたずらっこ。【悪戯小僧】(いたずらこぞう) 名詞 ちがいだなのあげいたやぶんだいつくえなど 違い棚の上板や文台机などの端に、筆などが転がり落ちないように取り付けた木。【筆返し】(ふでがえし) 名詞 いしじきかわらじきのいち 石敷き瓦敷きの一。目地(めじ)を建物と平行になるように並べる敷き方。【布敷き】(ぬのじき) 名詞 みおくることのいのけんゆずるご 見送ることの意の謙譲語。つつしんで見送ること。「賓客を―する」【拝送】(はいそう) 名詞 せんぶんやこをにとうぶんするてん 線分や弧を二等分する点。二等分点。【中点】(ちゅうてん) 名詞 たうえをしたあとかいめにおこなうじょそ 田植えをしたあと2回目に行う除草。《季夏》「―過ぎて善光寺参りかな/一茶」【二番草】(にばんぐさ) 名詞 げんきづけはげますこと 元気づけ、励ますこと。鼓舞。「士気を―する」【鼓吹】(こすい) 名詞 ぬのなどをおってしあがること 布などを織って仕上がること。また、仕上がりぐあい。【織り上(が)り】(おりあがり) 名詞 いただきをまるくぬいあげたずきん 頂を丸く縫いあげた頭巾。主に紫の布帛(ふはく)を用いた。【蛸頭巾】(たこずきん) 名詞 まんげつからしんげつになるあいだのはんつ 満月から新月になる間の半月。下弦の月。「折節秋の始めの月は、―なり」【下の弓張り】(しものゆみはり) 名詞 くすぶくすぶらせる くすぶくすぶらせる。いぶす。「蚊いぶしを―べる」【燻べる】(くすべる) 名詞 なにしかをつよめたいいかた なにしかを強めた言い方。なんでまあ…か。たきつ瀬のはやき心を―人めつづみのせきとどむらむ【何しかも】(なにしかも) 名詞 せいほうのそら 西方の空。【西天】(さいてん) 名詞 そまつでおとっていること 粗末で劣っていること。才能などの乏しいこと。また、そのさま。「蘇蘭(スカツトランド)人民の産業甚だ―な【菲薄】(ひはく) 名詞 びろしゃなほとけのいしょう 毘盧遮那(びるしゃな)仏の異称。【遍照遮那仏】(へんじょうしゃなぶつ) 名詞 ちゅーりっぷのべつめい チューリップの別名。うっこんこう。【鬱金香】(うこんこう) 名詞 しものがいをふせぐためしょくぶつなどにお 霜の害を防ぐため、植物などに覆いを掛けること。しもよけ。【除霜】(じょそう) 名詞 たんとせき たんと、せき。【痰咳】(たんせき) 名詞 じょうしつのしろざとう 上質の白砂糖。一般に白砂糖とよばれているもの。→三盆(さんぼん)【上白糖】(じょうはくとう) 名詞 だいこんにんじんなどをほそくきること 大根人参(にんじん)などを細く切ること。また、切ったもの。繊(せん)。千六本。【千切り/繊切り】(せんぎり) 名詞 いいたいことがら 言いたい事柄。言い分。「自分の―ばかり通そうとして」【言(い)条/言(い)状】(いいじょう) 名詞 たかがりのときにたかをつかうひと 鷹狩りのときに鷹を使う人。鷹匠(たかじょう)。【鷹使い】(たかつかい) 名詞 いつもおなじであることをすこしひにくって いつも同じであることを少し皮肉っていう語。おきまり。「―の自慢話」【御定まり】(おさだまり) 名詞 ならへいあんじだいくにのみやつこにしきゅ 奈良平安時代、国造に支給された田地。【国造田】(こくぞうでん) 名詞 いちかいけいねんどにおけるすべてのしゅう 一会計年度におけるすべての収入を歳入とし、すべての支出を歳出として予算に計上する方式。日本の予算制度はこの方式によ【総計予算】(そうけいよさん) 名詞 たちくたびるながいじかんたちつづけてつか たちくたびる長い時間立ちつづけて疲れる。「電車で―れる」【立ち草臥れる】(たちくたびれる) 名詞 ひさしぶり ひさしぶり。「―の対面」「―に訪問する」【久方振り】(ひさかたぶり) 名詞 かおいろをやわらげること 顔色をやわらげること。また、顔色をやわらげておだやかに話すこと。【緩頬】(かんきょう) 名詞 こいぶみなどでさしだしにんのなをかくして 恋文などで、差出人の名を隠しておきたいときに名のかわりに記す語。【御存じより】(ごぞんじより) 名詞 ことばのつづき 言葉の続き。話のついで。「―往々此辺の問題に論及したること」【語次】(ごじ) 名詞 がれにおなじ がれに同じ。【がれ場】(がれば) 名詞 ほうりつできぎょうにぎむづけられているふ 法律で企業に義務付けられている福利厚生のこと。雇用保険労災保険健康保険厚生年金保険介護保険などの社会保険料【法定福利】(ほうていふくり) 名詞 おんせんねつなどですなをあたためそのなか 温泉熱などで砂を温め、その中にからだを埋めて温まる設備。砂湯。【砂風呂】(すなぶろ) 名詞 さかなやかいじゅうのあぶらからとるはくし 魚や海獣の油からとる白色の固形脂肪。ろうそくなどに用いた。【魚蝋】(ぎょろう) 名詞 しゅくえきとしゅくえきのあいだのきょり 宿駅と宿駅の間の距離。【郵程】(ゆうてい) 名詞 きんせんとこくもつ 金銭と穀物。「地頭を置きて地方の―を取扱はしめ」【金穀】(きんこく) 名詞 しんからよろこびらくしむこと 心から喜び楽しむこと。「―を覚える」「勝利に―する」【愉悦】(ゆえつ) 名詞 まことじつにみえるさま 真実に見えるさま。本当だ。「―しくとりなし言はれむ音聞きの」【真し/実し】(まことし) 名詞 うまにおわせたにもつ 馬に負わせた荷物。「―のつづらを幸と」【駄荷】(だに) 名詞 はってなかへはいる 這って中へはいる。「村雨のまぎれにて、え知り給はぬに、かろらかにふと―り給ひて」【這ひ入る】(はいいる) 名詞 かいすいやがんえんなどからしょくえんをせ 海水や岩塩などから食塩を製造すること。日本では古くから揚浜(あげはま)入浜塩田法や天日製塩法により【製塩】(せいえん) 名詞 げんろく0ごろのはいかいのいっ 元禄(881704)ごろの俳諧の一派。また、その俳風。伊丹の池田宗旦(いけだそうたん)を祖とする。談林派の流【伊丹風】(いたみふう) 名詞 つけもののいち 漬物の一。干した守口(もりぐち)大根を5分ほどに刻み、みりん醤油砂糖をまぜた煮汁に漬けたもの。【五分漬(け)】(ごぶづけ) 名詞 しみんしゃかいのこうせいいんとしてひつよ 市民社会の構成員として必要な知識態度を養うための教育。市民教育。【公民教育】(こうみんきょういく) 名詞 えんすいのかたち 円錐の形。円錐に似た形。【円錐形】(えんすいけい) 名詞 とくべつなちくらいやかたがきをもっていな 特別な地位や肩書きをもっていないが、実質的な実力を備えている人。【無冠の帝王】(むかんのていおう) 名詞 れんにょのしごう 蓮如(れんにょ)の諡号(しごう)。【慧灯大師】(えとうだいし) 名詞 こじきふどきにみえるめがみ 古事記風土記にみえる女神。須佐之男命(すさのおのみこと)の娘。大国主神が須佐之男命から科せられた種々の試練を助け【須勢理毘売】(すせりびめ) 名詞 さいばんしょおよびさいばんちょうによりし 裁判所および裁判長により指名され、証拠調べ証人尋問準備手続きなど一定事項について訴訟行為をする、合議体の裁判所【受命裁判官】(じゅめいさいばんかん) 名詞 しがいちのどうろやひろば 市街地の道路や広場。町なか。【街頭】(がいとう) 名詞 とおくへだたったところからおがむこと 遠くへだたった所から拝むこと。「東方に向かって―する」【遥拝】(ようはい) 名詞 こうぼうじょうでじゅうようなちてん 攻防上で重要な地点。要衝。ぬま。「賊虜(あだども)の拠(を)る所は皆是―の地(ところ)なり」【要害/要】(ぬみ) 名詞 まことくうちゅうやきんぞくないぶをじゆう 真空中や金属内部を自由に動いて、電気や熱の伝導役をする電子。【自由電子】(じゆうでんし) 名詞 ふたつのでんきょくのうちでんいのたかいほ 二つの電極のうち、電位の高いほうの電極。正の電極。正極。プラスの極。⇔陰極。【陽極】(ようきょく) 名詞 りょうあしをそろえてこしをおとしはんどう 両足を揃えて腰を落とし、反動をとりながらウサギのように前へ跳躍すること。【兎跳び】(うさぎとび) 名詞 やみよのみち 闇夜の道。【闇路】(やみじ) 名詞 うまりょうのまことでごいにじょせられたも 馬寮(めりょう)の允(じょう)で五位に叙せられた者。【馬大夫】(うまのたゆう) 名詞 もれきくこと もれ聞くこと。また、もれ聞こえること。【漏聞】(ろうぶん) 名詞 じょせいとくゆうのにおいがする をんなくさしク]女性特有のにおいがする。また、女の気配がする。「―い部屋」【女臭い】(おんなくさい) 名詞 こうたいしさんきさきなどがでさきからかえ 皇太子三后などが出先から帰ること。【還啓】(かんけい) 名詞 さけをのむこと 酒を飲むこと。【酒飲み】(さけのみ) 名詞 しんせいなじょせい 神聖な女性。多く宗教的な事柄に生涯をささげた女性をさす。【聖女】(せいじょ) 名詞 ものごとのあるがままのじょうたい 物事のあるがままの状態。「老人医療の―に目を向ける」「―は経営が苦しい」【実際】(じっさい) 名詞 たいかくがひんじゃくでひんけつぎみのきょ 体格が貧弱で貧血ぎみの、虚弱で神経質な子供の体質。頸部(けいぶ)リンパ節結核のみられることが多かったところからの称【腺病質】(せんびょうしつ) 名詞 ひのくれるころ 日の暮れるころ。夕暮れ時。夕方。「日も―になる」⇔明け方。【暮れ方】(くれがた) 名詞 よるあいだこうこうちゅうのせんぱくがしん 夜間、航行中の船舶が進行方向を他船に知らせるため、両舷に掲げる色灯。右舷に緑灯、左舷に紅灯をつける。【舷灯】(げんとう) 名詞 いぶしむすこと いぶしむすこと。いぶった煙が立ちのぼること。【燻蒸】(くんじょう) 名詞 ひだりひょうえふのだいさんとうかん 左兵衛府の第三等官。大小尉がある。【左兵衛尉】(さひょうえのじょう) 名詞 やまのかげになること 山の陰になること。山にさえぎられること。また、その場所。「―に沈む月」【山陰】(やまかげ) 名詞 ぶき 武器。「軍馬を蓄え―を蓄え」【甲兵】(こうへい) 名詞 しぜんかいでおせんぶっしつをせいぶつてき 自然界で、汚染物質を生物的、化学的、物理的に分解浄化する能力の限度。また、この分解浄化能力に対して、一定の地域【環境容量】(かんきょうようりょう) 名詞 たんぜんすがたのひとがもちいたはばのひろ 丹前姿の人が用いた幅の広い帯。【丹前帯】(たんぜんおび) 名詞 いたのきごころからとおいめん 板の、樹心から遠い面。⇔木裏。【木表】(きおもて) 名詞 おしゅほうのときはなかちちきをとりだすそ 御修法(みしほ)のとき、花香乳木(にゅうもく)を取り出す僧の役名。【見丁】(けんちょう) 名詞 すんだつきがたかくのぼる 澄んだ月が高く昇る。「有明の月―りて、水の面も曇りなきに」【澄み昇る】(すみのぼる) 名詞 たんしょたんしょのかんようよみ たんしょ(端緒)の慣用読み。【端緒】(たんちょ) 名詞 ひっぱってながくしたりおおきくしたりする 引っ張って長くしたり大きくしたりすること。拡大すること。「写真の―を頼む」【引き伸ばし/引き延ばし】(ひきのばし) 名詞 むかっぱらにおなじ むかっぱらに同じ。【向か腹】(むかばら) 名詞 くろくふちどること 黒く縁どること。また、黒色の縁。「―の眼鏡」【黒縁】(くろぶち) 名詞 まえをすどおりすること 前を素通りすること。「さすがに、つらき人の御―の待たるるも、心弱しや」【前渡り】(まえわたり) 名詞 とのうえじんがつうこうのさいさきばらいが 殿上人(てんじょうびと)が通行の際、先払いが警蹕(けいひつ)の声を短く引くこと。「殿上人のは短ければ、大前(おほさ【小前/小前駆】(こさき) 名詞 ぼしょぼしょにおなじ ぼしょ(墓所)に同じ。―へ参り候【墓所】(むしょ) 名詞 ぐんかん 軍艦。艨艟(もうどう)。【艟艨】(どうもう) 名詞 やかんうみのなみがしずかになること 夜間、海の波が静かになること。【夜凪】(よなぎ) 名詞 ちょうていないのけんりょくをにぎりてんし 朝廷内の権力を握り天子の廃立を左右した、中国唐朝末期の宦官(かんがん)のこと。【定策国老】(ていさくこくろう) 名詞 やまがやけること 山が焼けること。山火事。【山焼け】(やまやけ) 名詞 せわもののじょうるり 世話物の浄瑠璃。町人社会の風俗や人情恋愛などを題材としたもの。⇔時代浄瑠璃。【世話浄瑠璃】(せわじょうるり) 名詞 せいじうえのしゅぎしゅちょうのあらそいや 政治上の主義主張の争いや、権力をめぐるたたかい。政争。【政戦】(せいせん) 名詞 さくらのはなのさくころにとれるいか 桜の花の咲くころにとれるイカ。花烏賊。《季春》【桜烏賊】(さくらいか) 名詞 おおきさがおなじであること 大きさが同じであること。【同大】(どうだい) 名詞 ことごとししくおおげさである ことごとしシク]大げさである。ものものしい。仰々(ぎょうぎょう)しい。「―くあいさつを述べる」「【事事しい】(ことごとしい) 名詞 かたわらでみること 傍らで見ること。特に、囲碁蹴鞠(けまり)双六(すごろく)などに立ち【見証】(けんぞ) 名詞 じあいのこもったおしえ 慈愛のこもったおしえ。【慈誨】(じかい) 名詞 かたなわきざしのさやをおおうふくろ 刀脇差(わきざし)の鞘(さや)を覆う袋。多く革製。すぶくろ。【寸袋】(すんぶくろ) 名詞 せいぶつのさいぼうのしゅせいぶんでありせ 生物の細胞の主成分であり生命現象に直接深く関与している、窒素を含む高分子の有機化合物。約20種のアミノ酸がペプチド【蛋白質】(たんぱくしつ) 名詞 うこんのこんけいをかんそうしふんまつにし ウコンの根茎を乾燥し粉末にした黄色染料。【鬱金粉】(うこんこ) 名詞 しょうがつにちしんねんになってはじめて 正月2日、新年になって初めて屋内の掃除をすること。《季新年》「―の門辺の雪のうすうすと/素十」【掃き初め】(はきぞめ) 名詞 えしゃしんしょがしょうじょうなどをはいれ 絵写真書画賞状などを入れて壁などに掛けるための枠。がく。【額縁】(がくぶち) 名詞 せいとうとうはのしごと 政党党派の仕事。【党務】(とうむ) 名詞 せいしつやどうさがあらあらしくてらんぼう 性質や動作があらあらしくて、乱暴なこと。また、そのさま。「―な男」[派生]そぼうさ【粗暴】(そぼう) 名詞 いにかえしてふつごうなことがおこるさま 意に反して不都合なことが起こるさま。あいにく。「―眼が冴えて【生憎】(あやにく) 名詞 じぶんのかんがえをへりくだっていうご 自分の考えをへりくだっていう語。愚意。愚考。「―にかなふ所也」【愚存】(ぐぞん) 名詞 きごころのよくあったとも 気心のよく合った友。【会心の友】(かいしんのとも) 名詞 くろいいろ 黒い色。【黒色】(こくしょく) 名詞 しょうひんとりひきじょでばいばいするしょ 商品取引所で、売買する商品の格付けを一覧表にしたもの。【格付(け)表】(かくづけひょう) 名詞 ちゅうごくずいだいのぶっきょうしょ 中国隋代の仏教書。20巻。慧遠(えおん)著。成立年未詳。仏教教理を5部に分け、大乗小乗にわたって教義を説いたもの【大乗義章】(だいじょうぎしょう) 名詞 にっこうにさらしたきろう 日光にさらした木蝋。びゃくろう。【白蝋】(はくろう) 名詞 もくてきちまでのみちのりがひじょうになが 目的地までの道のりが非常に長いこと。また、目的の達成までの時間が長くあること。また、そのさま。「―な計画」【前途遼遠】(ぜんとりょうえん) 名詞 がくもんげいどうなどにせいをださないこと 学問芸道などに、精を出さないこと。また、そのさま。「―な学生」【不勉強】(ふべんきょう) 名詞 こうせんこくがせんとうこういをおこなうこ 交戦国が戦闘行為を行うことのできる区域。一般に、交戦国の領域、公海、およびそれらの上空をさす。【交戦区域】(こうせんくいき) 名詞 ふねこうくうきなどのていきびんのうんこう 船航空機などの定期便の運航回数を減らすこと。⇔増便。【減便】(げんびん) 名詞 はるくろしおにそってにほんのたいへいよう 春、黒潮に沿って日本の太平洋岸を北上するカツオ。初鰹。→下り鰹【上り鰹】(のぼりがつお) 名詞 とりひきしじょうでおわりねがそのひのもっ 取引市場で、終わり値がその日の最も低い値段になること。⇔高値引け。【安値引け】(やすねびけ) 名詞 あいてがこまったりはずかしがったりするよ 相手が困ったり恥ずかしがったりするような言葉をかけてからかう。「仲がいいのを―す」【冷(や)かす】(ひやかす) 名詞 ばいけんたまにおなじ 売建玉(うりだてぎょく)に同じ。⇔買い玉。【売り玉】(うりぎょく) 名詞 とりたててほめる とりたててほめる。「己が好む方に―すこそ、その人の日頃の本意にもあらずやと覚ゆれ」【褒めなす】(ほめなす) 名詞 いわのねもと 岩の根元。【岩根】(いわね) 名詞 ちゅうぎいってつのこころ 忠義一徹の心。【忠肝義胆】(ちゅうかんぎたん) 名詞 ながうたなどでうたがたのしゅせきとなって 長唄などで、唄方の首席となって他の唄方をリードする人。また、その唄方としての格式。たて。【立唄】(たてうた) 名詞 こうりょうにおなじ 荒涼に同じ。―とした原野【荒寥】(こうりょう) 名詞 ふねのろをこぐひょうし 舟の櫓をこぐ拍子。櫓をこぐときの掛け声の調子。【櫓拍子/艪拍子】(ろびょうし) 名詞 そのじきではない その時期ではない。時節に合わない。「―ぬ大雪」【時ならず】(ときならず) 名詞 さだまったいちのてん 定まった位置の点。一定の地点。「円周上の―」【定点】(ていてん) 名詞 にくたいにちょくせつくつうをあたえるばち 肉体に直接苦痛を与える罰。【体罰】(たいばつ) 名詞 せいうちのべつめい セイウチの別名。【海象】(かいぞう) 名詞 えんかいのかいそうのおいしげるところにす 沿海の海藻の生い茂るところにすむ魚。メバルハタベラカサゴなど。もいお。【藻魚】(もうお) 名詞 いろいろのこんなんをはいしてことをするさ いろいろの困難を排して事をするさま。無理をして。苦労して。わざわざ。「―来てくれたんだから、ゆっくりし【折角】(せっかく) 名詞 ちょうどひんのいち 調度品の一。室内の敷物とばり軸物などが風にあおられないように押さえるおもし。風鎮や文鎮など。【鎮子】(ちんし) 名詞