にしざま 【西方】西のほう。西の方角。せいほう。「二条より―に」〈古本説話集・上〉 名詞 かいへい 【開平】ある数や代数式の平方根を求めること。開平法。 名詞 ふしげき 【節劇】《「浪花節劇」の略》浪花節を丸本歌舞伎における義太夫節のように用いて行う劇。 名詞 てらがね 【寺鐘】歌舞伎下座音楽の一。本釣鐘(ほんつりがね)または銅鑼(どら)の縁を桴(ばち)で間隔をせばめながら打つもの。寺院や愁 名詞 ひょうしき 【標識】目印。目印として設けられたもの。「交通―」 名詞 にく・い 【憎い/悪い】にく・しク] 1そのものに強い抵抗感・不快感を抱くさま。許しがたく思って嫌うさま。にくらしい。「冷 名詞 びるしゃな 【毘盧遮那】「毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)」に同じ。 名詞 うちがけ 【内掛(け)】相撲のきまり手の一。四つに組んで一方の足を相手の足の内側に掛けて後ろへ倒す技。→外掛け 名詞 くちひそむ 【む】動マ四]苦々しげに口をゆがめる。「怪しく、僻僻(ひがひが)しくもてなし給ふを、もどき、―み聞こゆ」〈源総角〉 名詞 じゅりつ 【豎立】まっすぐに正しく立つこと。「自ら―するの志」〈中村訳西国立志編〉 名詞 るじゅつ 【屡述】繰り返し述べること。 名詞 はんごくしゅご 【半国守護】室町時代、一国の半分を領有した守護。半守護。 名詞 きんあらためやく 【金改役】江戸幕府の職名。金座の長官。金箔(きんぱく)平金(ひらきん)類の取り締まりと小判一分金などの検定極印および包 名詞 ちじょうけん 【地上権】他人の土地において、建物などの工作物または竹木を所有するために、その土地を使用する物権。→地下権→空中権 名詞 せっとうざい 【窃盗罪】他人の財物を盗む罪。刑法第235条の1が禁じ、10年以下の懲役または50万円以下の罰金に処せられる。 名詞 しりん 【支輪/枝輪】建築で、軒の斗(ときょう)部分や折り上げ天井で、斜めに立ち上がって並列している弧状または字状の材。 名詞 しらかんば 【白樺】シラカバの別名。 名詞 じおり 【地織り】その地方で、主として自家用に織った織物。 名詞 じょさいぼう 【助細胞】被子植物の胚嚢(はいのう)の中の、卵細胞の両隣にある小さい細胞。助胎細胞。 名詞 しらたまの 【白玉の】枕]白玉を貫く緒(を)の意から、「を」を含む地名「緒絶えの橋」「姨捨山(をばすてやま)」などにかかる。「―緒絶え 名詞 はいげき 【排撃】相手をしりぞけようと、非難攻撃すること。「反対意見を―する」 名詞 なんどめし 【納戸飯】遊女が客の目に触れないように納戸などの物陰でする食事。「―にも浅漬ならでは」〈浮二代男二〉 名詞 かちがしら 【徒頭/徒士頭】1中世以後、徒歩の兵を率いる長。2江戸幕府の職名。徒組(かちぐみ)の長。 名詞 ごうひ 【合否】合格と不合格。また、合格か不合格かということ。「―の判定」 名詞 ちゃかっしょく 【茶褐色】やや黒みを帯びた茶色。とびいろ。「―の髪」 名詞 ふくろおおかみ 【袋狼】フクロネコ科の哺乳類。外形はオオカミに似る。体長11.3メートル、尾長5055センチ。体色は淡褐色で背から尾に 名詞 はいごかんけい 【背後関係】物事の、表面に出ない裏でのかかわりあい。「事件の―を探る」 名詞 せんぶえ 【千部会】追善や祈願のために同じ経を千人の僧が一部ずつ読む法会。一人の僧が千回読むこともある。千部読経。千部経。 名詞 でんきかがく 【電気化学】電気的エネルギーと物質の化学変化との関係を研究する化学の一部門。 名詞 せいちょうのいえ 【生長の家】大本教の信者であった谷口雅春が昭5年(30)に始めた新宗教。宇宙を永遠に流れる「いのち」の顕現としてとらえ、 名詞 ひたえのひさご 【直柄の瓠】瓢箪(ひょうたん)を縦に二つ割りにしたひしゃく。柄がなくても握れるところからの称。 名詞 きかんしえん 【気管支炎】気管支の粘膜の炎症。ウイルスや細菌の感染によって起こり、発熱悪寒咳(せき)痰(たん)などの症状がみられる。気 名詞 さんとうじゅんれい 【三塔巡礼】比叡山の三塔をめぐって参拝すること。また、その人。 名詞 けごぼう 【毛牛蒡】ゴボウで、食用とする主根に多数の細根を生じたもの。けごんぼ。 名詞 ゆうしょく 【油色】彩色画や金銀泥絵などの上に透明な油を塗り、表面を保護し、また光沢を出す技法。中央アジア、中国唐代に盛行。日本には奈 名詞 ぎゃく 【謔】音]ギャク(慣) キャク 訓]たわむれるおどける。たわむれる。たわむれ。「諧謔(かいぎゃく)」 名詞 かいかん 【開館】1図書館博物館映画館など「館」と名のつく施設の業務を新たに始めること。⇔閉館。2図書館 名詞 りょういんきょうぎかい 【両院協議会】ある議案について、衆参両議院の意見が一致しないとき、意見調整をするために設けられる機関。各議院から選挙された各10 名詞 なかづかい 【中使ひ】間に立って、双方の意思を伝えるための使い。「―の下女に暇やったれば」〈浄鑓の権三〉 名詞 ふもじ 【不文字】文字を知らないこと。学問がないこと。ふもんじ。「―のさしで者」〈咄きのふはけふ上〉 名詞 うしろづめ 【後ろ詰め】1先陣に続く後続の軍勢。予備として後方に配置する陣立て。ごづめ。「千葉屋の寄せ手かしこを捨てて、ここの―を仕(し 名詞 ほそがき 【細書き】1文字を肉細に書くこと。また、その文字。2肉細に書くのに用いる筆記具。 名詞 そこがえり 【底反り】漢文訓読で、一つの字を一度訓読したあと、再度下のほうから返って訓じること。「未」を「いまだ…ず」、「当」を「まさに 名詞 とりいつむじ 【鳥居旋毛】二つ並んでいるつむじ。「少しつむじが曲がって二つあるから―で」〈滑魂胆夢輔譚〉 名詞 おききおよび 【御聞き及び】「聞き及び」に同じ。「すでに―でしょうが」 名詞 めんめ 【面面】代]《「めんめん(面面)」の音変化》反射代名詞。自分。自分自身。「人の口の端にもかからず、―の身も無事に納まる」 名詞 ふるや 【古屋/古家】古くなった家。ふるいえ。 名詞 てんがちゃやのあだうち 【天下茶屋の仇討ち】慶長14年( 09)天下茶屋で起こった仇討ち事件。宇喜田秀家の家臣林重次郎源三郎兄弟が父のかたき当麻三郎右衛門 名詞 ろうがきぞめ 【蝋描き染(め)】生地に木蝋パラフィンなどで模様を描いて防染し、染めたのち、木蝋などを取り除いて模様を出す染色法。 名詞 しおに 【塩煮】塩味だけで煮ること。また、その料理。 名詞 さんぺいごう 【散兵壕】散兵が敵弾から身を守り、射撃するために掘る壕。 名詞 ぜんご 【前後】1ある位置を境にした、まえとうしろ。「―の車輪」「―を見回す」2時間的にみた、まえとあと。「 名詞 しひょう 【四表】四つの方角。四方。転じて、世の中。天下。「而して火熱は―に発散す」〈津田真道明六雑誌一七〉 名詞 さんだん 【讚談】1仏の功徳(くどく)をほめたたえ、語ること。また、その話。2事の是非を論じ合うこと。批評すること。「貴人、上 名詞 ちばな 【茅花】チガヤの花穂。つばな。 名詞 とつたかくけい 【凸多角形】すべての内角が二直角より小さい多角形。⇔凹多角形。 名詞 やくうん 【厄運】めぐり合わせの悪いこと。不運。 名詞 しんしょく 【浸食/浸蝕】流水雨水海水風氷河などが地表の岩石や土壌を削り取ること。また、その作用。「波が岩を―する」 名詞 おひやし 【御冷やし】水をいう女房詞。おひや。 名詞 ぬかぼし 【糠星】1夜空にちらばって見える、無数の星。2兜(かぶと)の鉢についている小さい星形の金具。 名詞 しまし 【暫し】《上代語》「しばし」の古形。「奈呉の海に舟―貸せ沖に出でて波立ち来やと見て帰り来む」〈万四〇三二〉 名詞 ちょうせんいたち 【朝鮮鼬】イタチ科の哺乳類。朝鮮半島の原産で、昭初期に日本に移入され、九州から関西にかけて野生化している。 名詞 ふせつ 【符節】「割り符」に同じ。 名詞 のうしゃ 【農舎】1収穫した農作物を処理するための小屋。2農家の家屋。いなかや。 名詞 さきょう 【左京】《内裏から南を向いて左側の意から》平城京および平安京を、朱雀大路(すざくおおじ)を境として東西に分けた東側。東の京 名詞 にゅうさんいんりょう 【乳酸飲料】「酸乳飲料」に同じ。 名詞 ゆうぐん 【友軍】味方の軍隊。「―機」 名詞 へんこうフィルム 【偏光フィルム】一定方向に振動する光だけを透過させるフィルム。液晶ディスプレーなどに使用される。 名詞 ていさつ 【偵察】ひそかに敵の動静などを探ること。「敵国の情勢を―する」「空中―」 名詞 じつぎょうせんもんがっこう 【実業専門学校】高等の実業教育を施した旧制の専門学校。高等工業学校高等商業学校高等農林学校など。 名詞 ちんそ 【賃苧】手間賃を取って麻を績(う)むこと。また、その麻。「私仕事に―績(う)み」〈浄丹波与作〉 名詞 さかさふじ 【逆さ富士】湖水などに映って逆さに見える富士山の影。 名詞 みもう 【味盲】特定の味についての味覚が先天的に欠如していること。大多数の人が感じるフェニルチオカルバミドおよび類似化合物の苦味を 名詞 すりしき 【修理職】「しゅりしき(修理職)」に同じ。「―、内匠寮(たくみづかさ)に宣旨下りて、二なう改め造らせ給ふ」〈源桐壺〉 名詞 ぜんちょう 【全長】その物の全体の長さ。 名詞 なげずきん 【投(げ)頭巾】四角い袋状に縫い、上端を後ろに折り垂らしてかぶる頭巾。江戸時代、傀儡師(くぐつし)飴(あめ)売りなどが着用。黒船頭巾。 名詞 しし 【獅子】1ライオン。古来、百獣の王とされる。2高麗から伝来したとされる、1に似た想像上の動物。木石金属などで作り 名詞 このかん 【此の間】1ある点からある点までの時間、または距離。このあいだ。「―約二時間が経過した」「―三日の行程」2ある事柄が経 名詞 しみだす 【染(み)出す/滲み出す】液体が、覆っている物を通して表面に出てくる。染み出る。「シャツに汗が―す」 名詞 こうちゅうやく 【口中薬】口内疾患の治療、または口内衛生のために用いる薬。 名詞 うすじ 【薄地】織物などの薄いもの。⇔厚地。 名詞 こころみに 【試みに】はっきりしない事柄を確かめるために、やってみるさま。「―一口食べてみる」 名詞 せいねん 【生年】1人の生まれた年。うまれどし。⇔没年。2生まれてから経過した年月。しょうねん。 名詞 えかがみ 【柄鏡】柄のついた円形の銅鏡。明(みん)からの輸入品の影響で、室町時代以降に多く作られた。 名詞 ひょうぐぐさり 【兵具鎖/兵具】兵具に用いる鎖。長円形の鐶(かん)を交互に通して折り返しつないだ鎖。多く、太刀の帯取りに用いた。俗に兵庫鎖(ひょう 名詞 がんあつ 【眼圧】眼球内の房水(ぼうすい)と硝子体(しょうしたい)の静水圧。眼球の形を維持し、角膜の透明性を保持する。房水の産生が多 名詞 ほえる 【吠える/吼える】 ほゆヤ下二] 1獣などが大声で鳴く。「虎が―える」2風波などが、荒れて大きな音を立 名詞 やち 【八千】はっせん。また、数がきわめて多いこと。多く他の語の上に付けて用いられる。「―草」 名詞 かわがらす 【川烏/河烏】スズメ目カワガラス科の鳥。全長22センチくらい。全身黒褐色。山間の渓流に留鳥として生息し、水中に潜って水底の昆虫な 名詞 けいせつ 【経説】1経書(けいしょ)の中に説かれている説。2経書の意義などを解説した書物。 名詞 こくさいじんけんしょうてん 【国際人権章典】国連総会で採択された世界人権宣言と国際人権規約(社会権規約自由権規約)の総称。社会権規約は「経済的、社会的及び文 名詞 がけい 【雅兄】1風雅の道で兄事する人。2男が男の友人に出す手紙文などで、相手を敬愛していう語。大兄。 名詞 どうりきがく 【動力学】力学のうちで、物体の運動と力との関係を取り扱う分野。→静力学 名詞 こうじん 【紅塵】1赤茶けて見える土ぼこり。市街地に立つ土ぼこりなどにもいう。「―三千丈の都会」〈独歩牛肉と馬鈴薯〉2俗人の 名詞 てんかつきゅう 【天蝎宮】黄道十二宮の第8宮。蠍(さそり)座に相当したが、歳差のため現在は乙女座の東部から天秤(てんびん)座にかけてにあたる 名詞 こわれ 【壊れ/毀れ】こわれること。こわれた物。「塀の―から犬が出入りする」「―瓶(がめ)」「―椅子」 名詞 さかしらびと 【賢しら人】利口ぶる人。また、おせっかいな人。「親にはあらで、むつかしき―の、さすがに、あはれに見え給ふ」〈源蛍〉 名詞 いちぜん 【一膳】1いくつかある膳の一つ。また、その料理。2飯などの一杯。 名詞 じゃくれい 【若齢/弱齢】年齢が若いこと。若年。 名詞 りょうのしゅうげ 【令集解】養老令の私撰の注釈書。50巻(現存35巻)。惟宗直本撰。貞観年間(859?877)ごろ成立。先行の諸注釈を集成し、 名詞 しえき 【四駅】江戸時代、江戸を起点とする五街道の最初の宿駅。日光奥州街道の千住(せんじゅ)、中山道の板橋、東海道の品川、甲州街 名詞 さきひづけこぎって 【先日付小切手】実際に振り出す日よりも将来の日付を振出日として記載した小切手。先付(さきづけ)小切手。 名詞 からこまげ 【唐子髷】中世から近世へかけての元服前の子供の髪の結い方の一。唐子のように髻(もとどり)から上を二つに分け、頭の上で二つの輪 名詞 けいこく 【惑】五星の一。火星の異称。光度の変化や逆行がはなはだしいので、その大接近は災いの前兆と考えられての名。けいわく。 名詞 だいおうざき 【大王崎】三重県、志摩半島南東端の岬。断崖上に灯台がある。伊勢志摩国立公園の景勝地の一。 名詞 もちなわ 【黐縄】鳥などを捕らえるために、もちを塗った縄。 名詞 れんぷくそう 【連福草】レンプクソウ科の多年草。山地に自生し、高さ815センチ。細長い地下茎が走り、地上部は柔軟。葉は長い柄があり、主に 名詞 おながどり 【尾長鶏】鶏の一品種。江戸末期に土佐(高知県)で作り出された。雄の尾羽は抜け換わらずに伸び続け、8メートルを超すものもある。 名詞 ふくほん 【副本】1原本の写し。特に、正本の控えとするため、正本と同一内容のものとして作成される文書。「戸籍の―」2同一の図書 名詞 かさん 【加餐】《食物を加える意から》養生すること。健康に気をつけること。多く、手紙文で相手の健康を願って用いる語。「時節柄御―く 名詞 かた 【肩】1人の腕が胴体に接続する部分の上部、および、そこから首の付け根にかけての部分。「―をもむ」「―を組む」2動物 名詞 ふうす 【副寺/副司】《唐音》禅宗寺院で会計を担当する役職。六知事の一。庫頭(くじゅう)。ふくじ。 名詞 ふたてさき 【二手先】斗(ときょう)の形式の一。柱から外方に出た二つ目の斗(ます)で丸桁(がぎょう)などを支えるもの。 名詞 とうかんきこう 【東関紀行】鎌倉中期の紀行。1巻。作者は鴨長明源光行源親行などが擬せられたが未詳。仁治3年(1242)以後に成立。京都から 名詞 あめかんむり 【雨冠】漢字の冠の一。「雲」「電」などの「雨」の称。あまかんむり。 名詞 インドくじゃく 【インド孔雀】キジ科の鳥。全長は、雄が約2メートル、雌が約1メートル。雄は頭から胸まで青色、背は緑色で光沢がある。雌は背面が褐色 名詞 へぎいた 【折ぎ板】杉檜(ひのき)などを薄く削って作った板。折敷(おしき)折り箱などを作る。へぎ。 名詞 ほんば 【本場】1ある物事が本式に行われる場所。また、盛んに行われている所。「―のフランス料理」「―仕込み」2ある物の本来の 名詞 いしゃだおし 【医者倒し】《医者を廃業させるほどの特効があるというところから》センブリの別名。 名詞 ぼくよう 【牧羊】羊を飼育すること。また、その羊。 名詞 じゅうろくミリ 【十六ミリ】ミリメートル幅のフィルム。また、それを用いる撮影機映写機。 名詞 おわせぶし 【尾鷲節】民謡の一。三重県尾鷲市付近の踊り歌座敷歌。元来は漁師のうたった船歌という。 名詞 ぼん 【坊】《「ぼう」の音変化》 1僧侶。「―さん」2(主に西日本で)男の子を丁寧に、また親しみを込めて呼ぶ語。江戸中期 名詞 ぜんがゆ 【全粥】米1、水5の割合(容量比)で炊いた固めのかゆ。→粥(かゆ) 名詞 ちょきんきょく 【貯金局】旧郵政省の内局の一。郵便為替郵便貯金郵便振替、年金恩給の支給、各官庁の歳入出金の受け入れ支払いなどに関する 名詞 さんせい 【散聖】世俗を捨て仏門に入った人を敬っていう語。特に、布袋(ほてい)尚をさす場合がある。 名詞 ちょう 【帳】音]チョウ(チャウ)(呉) 訓]とばり学習漢字]3年 1長い垂れ幕。とばり。「帳台/開帳几帳錦 名詞 かけぶすま 【掛け衾】掛け布団。《季冬》 名詞 こうけっせい 【抗血清】動物の体内に病原菌や毒素などの抗原を注射し、血液中に抗体を作らせてから採取した血清。治療や免疫の実験に用いる。 名詞 さくらうぐい 【桜】桜の花が咲くころにとれるウグイ。腹部が赤い婚姻色を帯びるところからいう。《季春》「散りうかぶ―の日(ひより)か 名詞 おおいちざ 【大一座】1多人数の興行の一団。2多人数の集まり。特に、遊里宴会などでの多人数の客。「毎晩のように忘年会の―があって 名詞 ふせぎて 【防ぎ手】相手の攻撃を防ぐ側。また、その人や、その軍勢。 名詞 あしのや 【葦の屋】「葦の丸屋(まろや)」に同じ。「―の灘(なだ)の塩焼きいとまなみつげの小櫛(をぐし)も挿さず来にけり」〈伊勢八七〉 名詞 やけだされる 【焼け出される】家を焼かれ、住む所がなくなる。「大火で―れる」 名詞 ごもんめぎん 【五匁銀】江戸幕府が、明2安永元年(176572)の間に発行した長方形の銀貨。「銀五匁」の極印がある。明五匁銀。 名詞 うるしざいく 【漆細工】器物に漆を塗って細工をすること。また、その製品。 名詞 どうし 【同旨】趣旨が同じであること。 名詞 すばしら 【須柱】築地(ついじ)の外面に一間(いっけん)ごとに露出している柱。 名詞 ぼうけいいんぞく 【傍系姻族】自分の配偶者の傍系血族および自分の傍系血族の配偶者。 名詞 けん 【鍵】ピアノオルガンタイプライターなどの、指先で押したりたたいたりする部分。キー。 名詞 じょうえんかほうふん 【上円下方墳】方形の上に円形を重ねた墳丘をもつ古墳。7世紀後半に発達。天智天皇陵がその例。 名詞 しんしゅう 【神州/神洲】1神国。日本で自国を誇っていう。2中国で、自国の美称。 名詞 ふみたおす 【踏(み)倒す】1踏みつけて倒す。「障子を―す」2代金や借金などを支払わないままですます。「家賃を―す」 名詞 けり 【来り】動ラ変]《動詞「く(来)」の連用形に「あり」の付いた「きあり」の音変化》来ている。「玉梓(たまづさ)の使の―れ 名詞 だいし 【大史】律令制で、神祇官太政官(だいじょうかん)の主典(さかん)のうち、少史の上に位するもの。 名詞 えいり 【栄利】名誉と利益。 名詞 のがす 【逃す/遁す】1にげさせる。にがす。「捕虜を―す」2つかみそこなう。失する。逸する。「機会を―す」 名詞 とねうんが 【利根運河】千葉県北西部にある、利根川と江戸川とを結ぶ運河。北方の野田市関宿を回る水運の近道として、明治23年(1890)開通 名詞 へんどうひ 【変動費】一定の生産能力のもとで、操業度の変動に応じて一定期間における総額が増減する原価要素。直接材料費超過勤務手当燃料 名詞 しんじょうもの 【進上物】進上する品物。進物(しんもつ)。 名詞 ふみよみびと 【書読み人】「書(ふみ)読み」に同じ。「如(も)し汝(いまし)に勝れる―、亦有りや」〈応神紀〉 名詞 さいなんよけ 【災難除け】災難を避けること。また、そのためのお札や祈祷(きとう)など。 名詞 なかなかに 【中中に】1中途半端に。なまじっか。「―君に恋ひずは比良の浦の海人(あま)ならましを玉藻刈りつつ」〈万二七四三〉 名詞 とりこめる 【取り籠める】] とりこむ 1中に押しこめる。とじこめる。「人質を一室に―める」2とりかこむ。 名詞 まめざくら 【豆桜】バラ科の落葉小高木。本州中部地方の山地に自生。葉は卵形で、縁に切れ込みがある。春、葉より先に淡紅色の小さい花が開き 名詞 ぎょうせいきかん 【行政機関】国の行政事務を行う国家機関。立法機関司法機関に対するもの。また、地方公共団体の行政事務を行う機関を含めていうこと 名詞 けったん 【血痰】血のまじっている痰。 名詞 ぎょうが 【仰臥】あおむけに寝ること。「ベッドに―する」⇔伏臥(ふくが)。 名詞 がいはく 【該博】名・物事に広く通じていること。学識の広いこと。また、そのさま。「―な知識」[派生]がいはくさ 名詞 うすぐもり 【薄曇り】空がほぼ全体的に薄く雲に覆われていること。また、そのような天気。気象用語としては、雲量が9以上で、巻雲巻層雲巻 名詞 わっち 【私】代]《「わたし」の音変化》一人称の人代名詞。職人や遊女などが用いた語。「―には頭(てん)から解りませぬ」〈露伴・ 名詞 かんけいもうそう 【関係妄想】自分に無関係な周囲の人々の会話や動作などを、自分に関係づける妄想。 名詞 もめんわた 【木綿綿】綿花を精製して一定の厚みにのばしたもの。布団や衣類などの中に入れる。わた。《季冬》 名詞 とうきょうラウンド 【東京ラウンド】昭年(73)9月から始まった関税および貿易に関する一般協定()における多国間の多角的貿易交渉。貿 名詞 かたこびん 【片小鬢】片方の小鬢。近世、遊郭の制裁として男の片小鬢を剃り落とす風習があった。 名詞 てんがんざい 【点眼剤】目の結膜嚢(けつまくのう)に注ぎ入れて用いる薬剤。点眼薬。目薬。 名詞 めいめいり 【冥冥裏/瞑瞑裡】「冥冥の裡(うち)」に同じ。 名詞 ちょうこん 【悵恨】うらみ嘆くこと。 名詞 ぼうえき 【防疫】感染症(伝染病)の発生流行を予防すること。感染症患者の早期発見隔離、消毒や媒介動物の駆除、予防接種などを行う。→検疫 名詞 すみきりげた 【隅切り下駄】台の四隅を切り落として隅切り角の形にした下駄。 名詞 さしば 【差羽/】タカ科の鳥。全長約50センチ、体上面が灰褐色、腹には白地に褐色の斑がある。日本では夏鳥で、秋に大群をつくり東南アジ 名詞 ゆうほう 【雄峰】雄大な山。「―モンブラン」 名詞 なかいり 【中入り】1能や狂言で、1曲が前場後場に分かれる場合、前場が終わってシテなどがいったん退場すること。2寄席相撲など 名詞 おもかげぐさ 【面影草】ヤマブキの別名。 名詞 おいでになる 【御出でになる】1「行く」「来る」「居る」の尊敬語。いらっしゃる。「日曜日は教会へ―るそうです」「もう―る 名詞 うながす 【促す】1物事を早くするようにせきたてる。また、ある行為をするように仕向ける。催促する。「―されてよ 名詞 じりつ 【而立】《「論語」為政の「三十にして立つ」から》30歳のこと。 名詞 こもんかん 【顧問官】もと、天皇の諮問に応じて意見を申し述べた官職。「枢密―」 名詞 かいがいちゅうざいいんそうごうほけん 【海外駐在員総合保険】海外長期滞在者を対象に、海外に長期滞在する場合に特有の危険を総合的に担保する目的の保険。 名詞 のみあるく 【飲(み)歩く】あちこちの店を歩き回り、酒を飲む。「なじみの店を―く」 名詞 げんう 【厳羽】中国、南宋の文人。邵武(しょうぶ)(福建省)の人。字(あざな)は儀卿(ぎけい)、号は滄浪(そうろう)。その著「滄浪 名詞 せわた 【背腸】エビの殻の下、背にある黒い線状の腸。 名詞 ふしんかた 【普請方】江戸幕府の職名。普請奉行支配下にある下奉行の指揮に従い、工事作業の現場に臨んだ。 名詞 はんもく 【反目】互いににらみ合いの状態にあること。仲が悪いこと。「隣家と―し合う」 名詞 すかしがい 【透かし貝】スカシガイ科の巻き貝。潮間帯の岩礁にすむ。貝殻は長楕円形の笠形で、殻長約2.5センチ、殻中央にくさび形の大きな穴が 名詞 りょきゃく 【旅客】「りょかく(旅客)」に同じ。 名詞 あらいがき 【洗い柿】染め色の名。薄い柿色。薄柑子(うすこうじ)。 名詞 かんぱい 【完敗】徹底的に負けること。「無得点のまま―した」⇔完勝。 名詞 ひょうそ 【疽】手足の指の皮下組織に起こる化膿(かのう)菌による炎症。強い痛みがあり、骨などに波及しやすい。ひょうそう。 名詞 こうべつ 【皇別】「新撰姓氏録(しんせんしょうじろく)」にみられる氏族の分類の一。皇族を祖先とする氏族。橘(たちばな)氏源氏平氏 名詞 もんちゅうじょ 【問注所】鎌倉室町幕府の政務機関。鎌倉幕府では訴訟の審理や文書作成などを管掌。室町幕府では主に文書記録の保管をつかさどった。 名詞 おんどけい 【温度計】温度を測定する計器。物質の規則的な熱膨張などを利用し、アルコール水銀を使う液体温度計や、金属温度計気体温度計な 名詞 じゅうきんこ 【重禁錮】旧刑法に規定されていた軽罪の主刑の一。刑期は11日以上5年以下。一定の場所に留置し、定役に服させる点で軽禁錮と異な 名詞 うんしんげっせい 【雲心月性】雲や月のように高く澄んだ心。世俗の名誉や利益を求めようとしない、無欲で清らかな心。 名詞 ひとくさり 【一齣/一】謡い物語り物などの一段落。転じて、ある話題についてひとしきり話すこと。「さわりを―語る」「小言を―聞かされる」 名詞 そうごさよう 【相互作用】1互いに働きかけ、影響を及ぼすこと。交互作用。2物体どうしが互いに万有引力や電気力の影響を及ぼし、それぞれの 名詞 ごくらくなわ 【極楽縄】東北・北陸地方の一部で、死者を座棺に納めるとき、首と両ひざとをつなぐなわ。不浄縄。 名詞 けっしょうぶんかさよう 【結晶分化作用】マグマの結晶作用に伴って、玄武岩質マグマから鉱物が晶出すると残りのマグマの化学組成が変わっていろいろの組成のマグマ 名詞 えいもん 【営門】兵営の門。陣営の門。 名詞 とうき 【陶器】1陶磁器のうち、素地(きじ)の焼き締まりが中程度で吸水性があり、釉(うわぐすり)を施した非透光性のもの。土器より 名詞 かくどけい 【角度計】角度を測定する器具。測角器。 名詞 ほにゅうき 【哺乳期】生まれてから離乳期までの、乳を主食としている時期。乳児期。 名詞 しかくだけ 【四角竹】シホウチクの別名。 名詞 もみじいちご 【紅葉苺】バラ科の落葉小低木。中部以北の山地に自生。枝にとげがあり、葉は卵形で手のひら状に切れ込みがある。4、5月ごろ、白い 名詞 じょうく 【畳句】文章や詩で、同一の句を重ねて用いる手法。また、その句。 名詞 じゅたい 【樹帯】山を取り巻いて、同じくらいの高さの木が帯状に茂っている所。 名詞 かんそう 【監倉】牢屋(ろうや)。監獄。 名詞 としん 【兎唇】口唇裂(こうしんれつ)のこと。 名詞 こしびょうろう 【腰兵糧】当座の用に、腰につけて携える食糧。「―の器物(うつはもの)引きちぎり」〈浄鑓の権三〉 名詞 わたのそこ 【海の底】海の底。海底。「―沈(しづ)く白玉風吹きて海は荒るとも取らずは止まじ」〈万・一三一七〉枕]海の極まるところの意 名詞 ないそん 【内損】内臓の病気。特に、飲酒で胃腸を悪くすること。「『病は何と申す症にて候ふや』『ただ―と見えたる』」〈咄醒睡笑七〉 名詞 まっちゃいろ 【抹茶色】抹茶のような色。柔らかい黄緑色。 名詞 じとう 【自党】自分の属する党派。 名詞 からすがみ 【烏紙】畳の縁布の下敷きに用いる紺黒色の紙。 名詞 みずかぎょう 【水稼業】「水商売」に同じ。 名詞 よっかい 【欲海】仏語。愛欲が深く広いことを、海にたとえていう語。 名詞 えいしゅつ 【詠出】詩歌を作り出すこと。詩歌の形で思想感慨を表現すること。また、その詩歌。「一編の詩現われて当時火の如 名詞 ふのり 【布海苔/海蘿】フノリ科の紅藻の総称。フクロフノリマフノリハナフノリなどがある。主に波の荒い外海の岩などに、冬から春にかけて繁 名詞 せきしゅうばんし 【石州半紙】島根県西部地方産の、コウゾを材料とした丈夫な紙。石見(いわみ)半紙。 名詞 よし 【縦】《形容詞「よし」から。「可(よ)し」と仮に許す意》 1(仮定の表現を伴って)仮に。たとえ。よしんば。万一。 名詞 ようしょく 【溶食/溶蝕】雨水や地下水によって岩石の表面が溶解し、浸食される現象。石灰岩地域ではカルスト地形ができる。 名詞 ひとおれ 【一折れ】舞や曲のひと区切り。ひとさし。ひとふし。「袖かへす所を、―、気色ばかり舞ひ給へるに」〈源花宴〉 名詞 ねんかい 【年戒】受戒して僧となってからの年数。戒臘(かいろう)。年臘(ねんろう)。 名詞 はくば 【白馬】まっ白な毛色の馬。白駒(はっく)。 名詞 ぎんい 【銀緯】銀河座標での緯度。天の川を通る銀河面を零度とし、そこからの角距離で表す。 名詞 けいこく 【渓谷/谿谷】山にはさまれた、川のある所。たに。たにま。「紅葉の―をさかのぼる」 名詞 うとうやすかた 【善知鳥安方】奥州外ヶ浜にいたという海鳥。鴨ほどの大きさで、親鳥が「うとう」と鳴くと子の鳥は「やすかた」と答えたという。「そもそ 名詞 くされる 【腐れる】くさる 腐敗する。腐る。「家々の前の狭い浅い溝には、―れた水がチョロチョロと流れて」 名詞 ゆみず 【湯水】1湯と水。湯または水。2たくさんあるものを粗末にするたとえ。 名詞 いちようらん 【一葉蘭】ラン科の多年草。日本特産。中部以北の高山に自生。高さ1020センチ。茎の根元に広楕円形の葉が1枚だけ出る。初夏、 名詞 からしゅっちょう 【空出張】実際には出張しないにもかかわらず、その手続きをして旅費手当などをもらうこと。 名詞 わがく 【楽】日本古来の伝統的な音楽。邦楽。 名詞 たかね 【高値】1値段の高いこと。高い値段。⇔安値。2取引市場で、1日とか1か月といった一定期間のうちでついた最も高い値段。 名詞 じこしょうか 【自己消化】生物体が自己の体内に保有する酵素により体の成分を分解すること。自己分解。 名詞 きわだか 【際高】 1きわだっているさま。「しるしをも―に施し給ふなるべし」〈今鏡二〉2気位が高く、いかめしいさ 名詞 ばくしょく 【爆食】並外れた量を食べること。けた外れの大食い。 名詞 おんなべや 【女部屋】1女のいる部屋。ふだん女だけが使う部屋。2下女などが寝起きする部屋。女中部屋。⇔男部屋。 名詞 がいこくぼうえき 【外国貿易】自国と外国との間に行われる商業取引。海外貿易。貿易。 名詞 かいさく 【晦朔】みそかと、ついたち。また、1か月間。「是より始めて、昼夜、―春秋、あり」〈神皇正統記序〉 名詞 せいようなし 【西洋梨】「洋梨」に同じ。 名詞 たかげた 【高下駄】歯の高い下駄。歯は差し歯で、磨り減ると差し替える。→足駄(あしだ) 名詞 だんぼうきぐ 【暖房器具】暖房用の器具。こたつストーブなど。 名詞 ぬのまき 【布巻き】1織り上がった布に折り目やしわのできるのを防ぎ、縦糸と横糸のゆがみを正すために、布を木製の棒や鉄板に巻きつけるこ 名詞 こていひょう 【固定票】選挙で、特定の政党や候補者を支持し、毎回その政党や候補者に投票するとみなされる票。⇔浮動票。 名詞 ゆうじゅうふだん 【優柔不断】気が弱く決断力に乏しいこと。また、そのさま。「―な(の)態度」 名詞 はんがん 【斑岩】多量の斑晶をもつ斑状組織の火成岩。一般に、アルカリ長石の斑晶をもつ花崗岩(かこうがん)質の組成の半深成岩をさし、花 名詞 さんしゃ 【三社】1《「さんじゃ」とも》三つの神社。特に、伊勢神宮石清水(いわしみず)八幡宮賀茂神社(または春日大社)をさす。 名詞 じっこ 【地っ子】ノリの養殖で、自分の養殖場で育ったノリの胞子によって付着したたね。地元産のノリの胞子。 名詞 たいしゃ 【対者】向かい合っている者。対象となる者。また、対戦などの相手。 名詞 みおりのみき 【三節の酒】正月の元日7日 日の三節会(さんせちえ)に供する酒。 名詞 はもん 【波紋/波文】1水面に物の落ちたときなどに、いく重にも輪を描いて広がる波の模様。2次々と周囲に動揺を伝えていくような影響。 名詞 じけ 【寺家】1てら。寺院。2寺の者。また、僧侶。「―捉へて、縄をつけ繋ぎ(か)ふ」〈霊異記中〉 名詞 まゆあい 【眉間】眉と眉との間。みけん。「異形は手をのべ、百島が―を、割れてのけとはったと打つ」〈浄用明天王〉 名詞 けいがん 【慧眼】物事の本質を鋭く見抜く力。炯眼(けいがん)。「―の士」→慧眼(えげん) 名詞 どうぶつせいきかん 【動物性器官】運動感覚神経など、動物体に特有の器官。 名詞 ねえさんかぶ 【姉さん株】仲間うちで先輩格として立てられている女性。「―の芸妓」 名詞 ぜんち 【前知】前もって知ること。予知。 名詞 かさんこっか 【家産国家】領土や人民などがすべて君主の私有物となされる国家。封建時代の国家、ことに領主国家がこれにあたる。 名詞 こか 【古家】古い家。古びた家。 名詞 きみ 【黍/稷】「きび(黍)」に同じ。 名詞 おさきぼう 【御先棒】人の手先となること。また、その人。→先棒「君こそ―に使役(つか)われるんじゃ無いか」〈藤村破戒〉 名詞 せんりょくがん 【閃緑岩】深成岩の一。花崗岩(かこうがん)に似るが、有色鉱物が多くやや黒っぽい。斜長石角閃石が主で、輝石や黒雲母(くろうん 名詞 こうしょう 【行障】天皇神祇の臨幸や霊柩(れいきゅう)の葬送などのとき、その前後左右を隠すために用いた白布の幕。歩陣(ぶじん)。歩帳 名詞 もっこう 【木瓜】紋所の名。鳥の巣が卵を包んでいるように見える図柄。また、ウリを輪切りにした形を図案化したものともいう。すだれの帽額 名詞 もののこえ 【物の声】鳥獣の声や楽器などの音色。「今めきたる―なれば」〈源帚木〉 名詞 ちょうは 【長波】1波長が110キロメートル、周波数30300キロヘルツの電波。超長波を含めていうこともある。航空通信などに利 名詞 ぶんえいせいかん 【文英清韓】]江戸初期の臨済宗の僧。伊勢の人。東福寺・南禅寺に歴住。豊臣秀頼の依頼で作った方広寺大仏殿鐘銘に「国 名詞 せこうきめん 【施工基面】道路鉄道などの基準面。軌道を直接支持する路盤の表面。 名詞 じゅうたい 【銃隊】小銃を主要式器とした部隊。 名詞 ふたあけ 【蓋明け】1蓋をあけること。2物事を始めること。特に、興行などの初日をあけること。「―早々の大入り」 名詞 ゆうさく 【優作】すぐれた作品。 名詞 かんきょう 【感興】何かを見たり聞いたりして興味がわくこと。また、その興味。「―の赴くままに筆を走らせる」「―をそそる」 名詞 おおみずあお 【大水青蛾】ヤママユガ科のガ。翅(はね)の開張811センチ、淡青緑色で、中央に一つずつ眼状紋があり、前翅の前縁は赤紫色、後ろ 名詞 やるかた 【遣る方】(打消しの語を伴って用いる)思いを晴らす方法。「―のない怒り」 名詞 ゆうし 【遊子】家を離れて他郷にいる人。旅人。「天涯の―たる予自身を」〈芥川開化の殺人〉 名詞 てんやくのかみ 【典薬頭】1典薬寮の長官。くすりのかみ。2江戸幕府の職名。若年寄に属し、官医の最上位。 名詞 だんし 【弾指】《古くは「たんじ」「だんじ」とも》 1仏語。@曲げた指の爪を親指の腹にかけて強くはじくこと。許諾 名詞 にくづき 【肉付き】《「にくつき」とも》 1肉がついていること。また、そのもの。2からだの肉のつきぐあい。太りぐあい。「―がよい」 名詞 いんよう 【引用】人の言葉や文章を、自分の話や文の中に引いて用いること。「古詩を―する」 名詞 らせつにち 【羅刹日】陰陽家で、万事に大凶とされる悪日。 名詞 おうみやど 【苧績宿】「糸宿(いとやど)」に同じ。 名詞 うわてなげ 【上手投げ】1相撲のきまり手の一。相手のまわしを上手(うわて)に取り、自分のほうに引き寄せながら腰を入れて投げ倒す技。2 名詞 おめしちりめん 【御召縮緬】《昔、貴人が着たところから》縮緬の上質のもの。縦横に練り糸を用い、横糸に強く縒(よ)りをかけて織った縮緬。縞(しま 名詞 けんしん 【欠伸】あくびをし、のびをすること。 名詞 のきからはふ 【軒唐破風】軒先の一部に装飾用につけられた唐破風。主に玄関部分につける。 名詞 わしのみね 【鷲の峰】「霊鷲山(りょうじゅせん)」に同じ。「仏の御弟子のさかしき聖だに、―をばたどたどしからず頼み聞こえながら」〈源・若菜上〉 名詞 じきょう 【字鏡】漢字書。原形は3巻か。著者未詳。平安後期ごろに成立。零本。漢字を部首によって配列し、漢字による反切類音字義な 名詞 ちんちょう 【珍鳥】珍しい鳥。奇鳥。 名詞 ひぞく 【卑属】ある人を基準として、親族関係においてあとの世代にある血族。子孫などの直系卑属と、甥(おい)姪(めい)などの傍系 名詞 げきじん 【激甚/劇甚】非常にはげしいこと。はなはだしいこと。また、そのさま。「―な被害状況」「―災害」[派生]げきじんさ 名詞 けしふんまきえ 【消し粉蒔絵】薄い絵漆で描いた上に消し粉を蒔きつけて乾燥させた、最も安価な蒔絵。消し粉蒔立(まきたて)。 名詞 このこ 【海鼠子】ナマコの卵巣を干した食品。酒の肴(さかな)などにする。 名詞 りょじ 【旅次】旅の宿り。旅宿。また、道中。 名詞 ぜんていきかん 【前庭器官】内耳にある、平衡をつかさどる器官。前庭中の卵形嚢(のう)円形嚢、および膜三半規管からなる。 名詞 おきなき 【翁忌】《「翁」は松尾芭蕉をさす》松尾芭蕉の忌日、陰暦10月12日。芭蕉忌。桃青忌。時雨忌。おきなの日。《季冬》 名詞 きぬいと 【絹糸】蚕の繭からとった糸。生糸練糸などがあり、ふつう練糸をいう。けんし。 名詞 さんしゅう 【三秋】1秋季の3か月。初秋仲秋晩秋。陰暦の789月。《季秋》23回、秋を過ごすこと。3か年。「一日―」→三春 名詞 しなかず 【品数】品物の数。また、品物の種類。「たくさんの―をそろえる」 名詞 みどりのそで 【緑の袖】《六位の者が緑の衣(ころも)を着ていたところから》六位の異称。→位階 名詞 まめしぼり 【豆絞り】紺地に白、または白地に紺で、豆粒のような丸い文様を表した絞り染め。手ぬぐいや浴衣に用いる。 名詞 へいはつ 【併発】二つ以上のことが同時に起こること。また、起こすこと。「余病を―する」 名詞 こうじょう 【厚情】厚いなさけ。心からの深い思いやりの気持ち。「御―を賜り感謝にたえません」 名詞 さやのま 【鞘の間】本堂と鞘堂の間の通路のようになっている所。また、書院造りの畳敷きの縁側。 名詞 したがいおず 【従ひ怖づ】動ダ上二]人の意のままになって、びくびくしている。「かうあながちに―ぢたる人なめり」〈源帚木〉 名詞 ざらがみ 【ざら紙】1良質でない西洋紙。新聞用紙などに用いる。ざら。2わら半紙のこと。 名詞 まてき 【魔笛】《原題、(ドイツ)》モーツァルト作曲のオペラ。2幕。1791年ウィーンで初演。王子タ 名詞 ほうげん 【放言】他への影響などを考えずに、思ったままを口に出すこと。無責任な発言。「―して世の顰蹙(ひんしゅく)を買 名詞 じゅんかつざい 【潤滑剤】機械の回転部などに塗って摩擦を少なくし、摩擦熱や摩耗を防ぐ物質。潤滑油グリースなど。 名詞 ちょうぎ 【長技】得意とする技能。特技。「体操は彼の―である」〈鴎外雁〉 名詞 ねじたく 【寝支度】寝るための用意。寝る準備をすること。「―を調える」 名詞 うみそ 【績麻】「うみお」に同じ。「髪は―をわがねたる如くなれど」〈読雨月蛇性の婬〉 名詞 しまぎり 【縞桐】木目が糸のように細かい桐材。糸柾(いとまさ)の桐材。 名詞 こそべやき 【古曾部焼】摂津国古曾部(大阪府高槻市)で産した陶器。遠州七窯(なながま)の一つで、開窯は桃山末期から江戸初期。「古曾部」の印 名詞 えんじむらさき 【臙脂紫】赤みのまさった紫色。 名詞 とおりむかいだな 【通り向(か)い棚】床の間のわきにつける飾り棚。通り棚の上に左右向かい合わせに短い棚をつけたもの。 名詞 どくりつプロ 【独立プロ】《「独立プロダクション」の略》大資本の映画会社などに所属せず、自己の資本をもとに映画を企画製作する組織。俳優や監 名詞 あとばら 【後腹】1産後の腹痛。2事がすんだあとに生じる、出費などの障害苦痛。 名詞 よここう 【横坑】ほぼ水平に掘った坑道。 名詞 さだめない 【定め無い】さだめなしク]一定しない。無常である。「―い世」 名詞 りょていほしょうせきにんほけん 【旅程保証責任保険】旅行業者が旅行の目的地や日程などに関する計画を立てた場合において、旅行予定に変更が生じるなど重要な契約内容の変更が 名詞 とくそう 【得喪】得ることと失うこと。得失。「利害―の念に擾されずして」〈雪嶺真善美日本人〉 名詞 したばき 【下穿き】腰から下につける肌着。ブリーフズボン下パンティーなど。 名詞 かくづけがいしゃ 【格付(け)会社】国債や企業の発行する債券の格付けを行い、投資家に投資リスクを判断するための情報を提供する会社。90年代半ばに米 名詞 てんなが 【点長】達筆めかして、文字の点や画を長く引いて書くさま。「手を書きたるにも…ここかしこの―に走り書き」〈源帚木〉 名詞 かんけ 【菅家】菅原氏の家系。また、特に菅原道真(すがわらのみちざね)のこと。 名詞 じばら 【地腹】子をはらんだりしていない、自然の状態の腹。常腹(じょうばら)。 名詞 げにや 【実にや】ほんとにまあ。「―、天下の鬼心の人も、え憎み奉らじ」〈落窪三〉 名詞 いわしくじら 【鰯鯨】ナガスクジラ科のヒゲクジラ。全長1720メートル。北太平洋北大西洋と南氷洋に分布。日本近海にも多い。イワシなど 名詞 なかには 【中には】多くの中でいくらかは。「がらくたばかりだが、―掘り出し物もある」 名詞 のびやか 【伸びやか】 心が穏やかで生き生きしているさま。「―な声」「―な性質」[派生]のびやかさ 名詞 ばくは 【爆破】爆発物を用いて破壊すること。「岩盤を―する」 名詞 てんねんウラン 【天然ウラン】ウラン鉱として、天然に産するウラン。ウラン238が主で、核分裂を起こす235を0.7パーセント強含む。 名詞 きん 【金】女真(じょしん)族完顔部の首長阿骨打(アクダ)が1115年に建てた国。遼(りょう)を滅ぼし、宋を南方に追って、中国 名詞 めんだんつう 【綿段通/綿緞通】紡績綿糸をまぜて織った敷物用の厚地織物。 名詞 ぐれつ 【愚劣】おろかで、おとっていること。ばかばかしいこと。また、そのさま。「―極まりない話」「―な行為」[派生] 名詞 はんながぐつ 【半長靴】すねの中ほどまでの長靴。半長。 名詞 いろはがな 【伊呂波仮名】《「いろは歌」はふつう平仮名書きをしたところから》平仮名のこと。 名詞 それそうおう 【其れ相応】それにふさわしいこと。それにつりあうこと。また、そのさま。其れ相当。「―な(の)礼はする」 名詞 もうしわたし 【申(し)渡し】申し渡すこと。また、その内容。「処分の―」 名詞 ししあいぼり 【肉合(い)彫り】彫金の技法の一。文様の輪郭を線刻し、その線の内側に沿って浅く彫り下げ、薄肉彫りふうにする。杉浦乗意の創始とされる。 名詞 さえじふ 【左衛士府】右衛士府とともに宮城の警衛などをつかさどった役所。→衛士府 名詞 としさいせいとくべつちく 【都市再生特別地区】都市再生特別措置法により規定される、都市計画法上の地域地区の一つ。都市の再生を推進するために、用途地域内において建 名詞 ひらぬい 【平縫い/平繍】日本刺繍(ししゅう)で、糸と糸との間隔をあけずに縫い埋める刺し方。 名詞 かきとり 【書き取り】1書きとること。また、その文書。2@読み上げられた語句文章をそのとおりに正しく書き写すこと。A仮名書きで 名詞 いわやと 【岩屋戸】《「いわやど」とも》岩屋の入り口。いわと。「―に立てる松の木汝(な)を見れば昔の人を相見るごとし」〈万三〇九〉 名詞 カリフォルニアまい 【カリフォルニア米】米国カリフォルニア州産の米。生産性が高く、日本の米価に比して低価格。 名詞 きんじ 【近事】近ごろの出来事。最近の事件。 名詞 きりむすぶ 【切り結ぶ/斬り結ぶ】動バ五]互いに刀をまじえて切り合う。また、激しく争う。「丁々発止と―ぶ」「論敵と激しく―ぶ」 名詞 せいごう 【正号】数が正であることを示す「+」の記号。プラス。⇔負号。 名詞 ゆうきゅうしほん 【遊休資本】投資先貸付先がなくて活用されていない資本。遊資。 名詞 まちびと 【待(ち)人】来るのを待たれている人。待っている相手。「―来たらず」 名詞 ぶち 【斑/駁/駮】《古くは「ふち」か》地色と異なった色がまだらになって入っていること。また、そのような毛並みの動物。「―の犬」 名詞 はからう 【計らう】1考え合わせて、適切に処置する。とりはからう。「便宜を―う」「よきに―え」2何かを決 名詞 ざけ 【邪気】「じゃけ」の直音表記。「―なんどの、人の心たぶらかして」〈源柏木〉 名詞 かけなげ 【掛(け)投げ】相撲の決まり手の一。相手の差し手を小手に巻き、巻いた側の足を相手の内またに入れ、はね上げるようにして投げる技。絡( 名詞 こうもんかつやくきん 【肛門括約筋】排便などに際して、肛門を広げたり縮めたりする筋。平滑筋の内肛門括約筋と、横紋筋の外肛門括約筋とからなる。 名詞 ほうきたけ 【箒茸】ホウキタケ科のキノコ。高さ約15センチ。上部がサンゴ状に多くの枝に分かれ、全体に白く、先端だけ淡紫色。秋に広葉樹林 名詞 みなとがみ 【湊紙】《もと泉(いずみ)国湊村で作られたところから》壁やふすまの腰張りなどに用いる粗製の鳥の子紙。 名詞 ちゅうかんかいきゅう 【中間階級】中間層を階級としていった言葉。中産階級。→中間層 名詞 ちょくりつけい 【直立茎】地面に垂直に伸びる茎。 名詞 さんもん 【三問】三度質問すること。また、三度訪問すること。 名詞 へきけん 【僻見】公平でない、かたよった見解。偏見。「先入の―を去り」〈逍遥内地雑居未来之夢〉 名詞 ろうそうがく 【老荘学】老子と荘子の唱えた学説。「無」を宇宙の根源とし、無為自然を唱導するもの。 名詞 ありあけづくよ 【有明月夜】「有明の月」に同じ。「みなづきの―つくづくと思へば惜しきこの世なりけり」〈桂園一枝〉 名詞 じぜんなべ 【慈善鍋】「社会鍋」に同じ。《季冬》 名詞 よこがけ 【横掛(け)】1横にして掛けること。2横幅の広い額や軸物の類。 名詞 はつね 【初子】1その月の最初の子(ね)の日。特に、正月の最初の子の日。古く、野外に出て小松を引いたり、若菜を摘んだりして遊び、 名詞 はしかくしのま 【階隠しの間】階隠しのある柱と柱との間(あいだ)。階を上った上段、簀子(すのこ)に面する庇(ひさし)の間(ま)。日隠しの間。階( 名詞 ゆきくれる 【行き暮れる】ゆきくる 歩いているうちに日が暮れる。目的地に行く途中で日が暮れる。「道に迷って―れる」 名詞 ゆかいた 【床板】建物の床に張ってある板。 名詞 みことのり 【詔/勅】《「御言宣(みことのり)」の意》 1天皇の言葉。仰せ言。大御言(おおみこと)。2古文書の様式の一。天皇の命令 名詞 こうしくさし 【孔子臭し】しかつめらしい。道学者ぶっている。「鴨の長明が―き身の取り置きも」〈浮一代男一〉 名詞 たうちしょうがつ 【田打ち正月】多く正月11日に行う農耕の予祝儀礼。田畑に出て二くわか三くわ耕したあと、松の枝を植えたりして唱え言をする。くわはじ 名詞 うちふだ 【打(ち)札】1花札などで、手の内から出す札。2立て札。高札(たかふだ)。「彼の寺に参り給ひたりけるに、書き置き給へる―あ 名詞 かんさやく 【監査役】取締役および会計参与の職務の執行を監査する株式会社の機関。会計監査業務監査を任務とする。従来、すべての株式会社に 名詞 ちゅうけん 【中堅】1社会や団体の中心となって活動する人。「会社の―として活躍している」「―幹部」2全軍の中央にあり、将軍の直接 名詞 じむいん 【事務員】会社学校などで、事務の仕事に従事する人。事務職員。 名詞 あゆこ 【鮎子】鮎の愛称。また、鮎の幼魚ともいう。若鮎。「春されば我家(わぎへ)の里の川門には―さ走る」〈万八五九〉 名詞 ひだつ 【肥立つ】1日がたつにつれて成育する。「赤ん坊が―つ」2病人や産婦が日増しに健康を回腹する。「思う 名詞 ぜんばん 【全判】枚葉(まいよう)印刷用紙の原紙標準寸法のもので、断裁されていない大きさのもの。列全判列全判などがある。全紙。 名詞 ぜんとりょうえん 【前途遼遠】目的地までの道のりが非常に長いこと。また、目的の達成までの時間が長くあること。また、そのさま。「―な計画」 名詞 りょこうき 【旅行記】旅行中の見聞や感想を書き記した文章。また、その書物。紀行。 名詞 にくてき 【肉的】肉体に関するさま。肉欲に関するさま。肉体的。「―な苦悩」⇔霊的。 名詞 かわかぶり 【皮被り】1皮をかぶっていること。また、そのもの。2包茎の俗称。 名詞 じふくなげし 【地覆長押】「地長押(じなげし)」に同じ。 名詞 ほうりん 【法輪】《(梵)の訳》仏語。仏の教え。仏法が人間の迷いや悪を打ち破り追い払うのを、古代インドの戦車 名詞 さんじゅうにビットパソコン 【32ビットパソコン】《32》32ビットのマイクロプロセッサーを搭載したパーソナルコンピュータ 名詞 ちゅうおんな 【中女】年齢が中くらいの女。18、9歳から24、5歳までの女。「―を置けば…見よげなるとて、十八、九より二十四、五迄なるを 名詞 たは 【他派】ほかの宗派党派流派。 名詞 ふんぜん 【奮然】ふるい立つさま。勇気気力などをふるい起こすさま。「―として攻撃に転じる」 名詞 じゅんぶん 【純分】金銀貨や地金に含まれている純金や純銀の分量。 名詞 かねつき 【加熱器】ガスや電気などを利用して物に熱を加える器具。ヒーター。 名詞 たいしん 【耐震】建物などがかなり強度の地震に耐え、壊れたり傷んだりしないこと。「―性」 名詞 きゆう 【喜憂】よろこびと心配。また、よろこんだり心配したりすること。「高が売女の一顰一笑(いつびんいっしょう)に― 名詞 くかいせき 【苦灰石】カルシウムとマグネシウムの炭酸塩鉱物。白色、黄褐色、淡褐色などで半透明。六方晶系。ドロマイト。白雲石(はくうんせき)。 名詞 ふくろぎれ 【袋切れ】袋物に用いる布地。 名詞 こくいんじょう 【黒印状】黒印を押してある文書。朱印より略式とされた。江戸時代には朱印は将軍に限られ、諸大名は黒印を用いた。 名詞 かめのせ 【亀ノ瀬】大阪府と奈良県との境の、大川が生駒金剛山地を横切る所にある峡谷。古くは亀ノ瀬越えとよばれた交通の難所。 名詞 ためん 【多面】1多くの平面。2多くの方面分野。「―にわたって事業を営む」 名詞 たのみて 【頼み手】頼む側の人。依頼をする人。 名詞 しろもめん 【白木綿】紡績糸を漂白したもの。また、染色していない木綿糸で織った織物。 名詞 にゅうかん 【入館】図書館・美術館など、館と名のつく施設にはいること。「―料」「―証」 名詞 ぶどうねずみ 【葡萄鼠】赤みを帯びたねずみ色。 名詞 まくうち 【幕内】1《江戸時代、将軍の相撲上覧のときに上級の力士が幔幕(まんまく)の中に座を与えられたところから》相撲で、番付の第 名詞 とりあう 【取り敢ふ】動 1余裕をもって取る。ちゃんと取る。多く、あとに打消しの表現を伴って用いる。「蓑も笠も―へで、しと 名詞 こうそうきしょうかんそく 【高層気象観測】高層の、気圧気温湿度風などの観測。気球にラジオゾンデをつり下げて飛ばし、観測する。 名詞 りょちょう 【呂調】雅楽で、呂旋法に基づく調子。六調子のうちの壱越(いちこつ)調双調(そうじょう)太食(たいしき)調。呂。⇔律調。 名詞 たわれめ 【戯れ女/遊女】1好色な女。身持ちの悪い女。「蕩子(たわれお)―の痴情にも近い多くのあわれさを考えたのも」〈藤村新生〉2あ 名詞 しんらばんしょう 【森羅万象】宇宙に存在する一切のもの。あらゆる事物現象。しんらまんぞう。[補説]人名別項。→森羅万象 名詞 なくしもの 【無くし物】落としたり置き忘れたりして、失った物。 名詞 せんぷ 【先婦】もとの妻。先妻。前婦。 名詞 ほぞん 【保存】そのままの状態に保っておくこと。「文化財を―する」「永久―」 名詞 せいちゃく 【正着】囲碁で、その場面での正しい石の打ち方。本手(ほんて)。 名詞 ばつじょ 【末女】すえの娘。まつじょ。 名詞 いんぷ 【殷富】《「殷」は盛んの意》栄えて豊かなこと。また、そのさま。「貿易を業として、―を極め」〈竜渓経国美談〉 名詞 ようばさみ 【洋鋏】指を入れる穴の先に鋭利な片刃のついた2枚の金属をねじでつなぎ、そのねじを支点に開閉して物を切断できるように作ったは 名詞 こいのやっこ 【恋の奴】恋に支配されている身を、人に使われる奴(やっこ)にたとえていう語。恋のとりこ。恋の奴隷。「徒(いたづ)らに、―にな 名詞 ちゅううのたび 【中有の旅】人の死後49日の間、霊魂が中有に迷っていること。冥途(めいど)の旅。「黄泉―の空にただ一所こそおもむき給ひけめ」〈 名詞 にぎわ・う 【賑わう】《「わう」は接尾語》 1人が集まるなどしてにぎやかになる。「行楽客で―・う」2豊かになる。 名詞 みだり 【乱り/妄り/猥り/濫り/漫り】 《五段活用動詞「みだ(乱)る」の連用形から》 1秩序を無視するさま。自分勝手であるさま。「 名詞 おしうつる 【推(し)移る】年月時勢などが変化していく。「時代が―る」 名詞 ぎょうあ 【行阿】南北朝時代の歌人語学者。俗名、源知行(みなもとのともゆき)。曾祖父光行、祖父親行、父義行と代々学者の家系に生まれ 名詞 めいしん 【迷津】《迷いの渡し場の意で、悟りの彼岸に対していう》仏語。迷いの境界。三界・六道の世界。 名詞 えきしょうテレビ 【液晶テレビ】テレビ画面に液晶を使用したテレビ。ブラウン管と比べて、薄形軽量にできる。 名詞 えいぎょうしんたく 【営業信託】信託の引き受けが営業としてなされること。営業的商行為とされる。 名詞 ようしょく 【養殖】魚貝海藻などを人工的に飼育繁殖させること。「―漁業」 名詞 はれがましい 【晴れがましい】はれがましシク] 1表立って華やかである。晴れやかで誇らしげである。「―い席に着く」「受賞式に 名詞 ひやむぎ 【冷(や)麦】細打ちにしたうどんを冷水や氷で冷やし、つゆをつけて食べるもの。《季夏》「―や嵐のわたる膳の上/支考」 名詞 ぼうずやま 【坊主山】樹木の生えていない山。はげ山。 名詞 こうそうしつげん 【高層湿原】低温過湿で塩類の乏しい貧栄養の所にできる湿原。ミズゴケが多く、泥炭化が進んで盛り上がった所ができる。高山や高緯度 名詞 どうごう 【道号】仏道に入ってつけた号。僧侶の号。また、僧侶などが字(あざな)のほかにつける名。 名詞 かいふう 【回風/廻風】つむじ風。〈日葡〉 名詞 わざとらし・い 【態とらしい】わざとら・しシク]いかにも意識してしたようで不自然である。「―・く笑ってみせる」 名詞 けいてき 【勁敵】強敵。「今の―は隠然として西洋諸国に在て存せり」〈福沢学問のすゝめ〉 名詞 ていおん 【低音】1低い声や音。2音楽で、低い音域。バス。ベース。⇔高音。 名詞 くうちょう 【空腸】小腸のうち、十二指腸と回腸との間の部分。 名詞 せんか 【戦火】戦争による火災。また、戦争。「―が広がる」「―を逃れる」「隣国と―を交える」 名詞 にゅうようしゅ 【乳用種】乳を得ることを主な目的とする品種の牛。ホルスタイン・ジャージーなど。乳牛。 名詞 かいいき 【海域】ある限られた範囲の海。「日本の―」 名詞 のりあう 【罵り合ふ】互いに悪口を言う。ののしりあう。「下(しも)ざまの人は―ひ、いさかひて」〈徒然一七五〉 名詞 おいごえ 【追(い)肥】種まきや移植したのちの作物の生育途中で施す肥料。一般に、速効性肥料を使用。補肥(ほひ)。ついひ。→基肥(もとごえ) 名詞 ぎぼし 【擬宝珠】《「ぎぼうしゅ」の音変化》 1欄干などの柱の上端につける宝珠形の装飾。青銅製が多い。宝珠頭(ほうじゅがしら)。ぎ 名詞 れいもつ 【霊物】霊妙なもの。神秘的な力のあるもの。れいぶつ。「昔より―にて」〈十訓抄一〇〉 名詞 かみどいや 【上問屋】近世、大坂で、上方地方を取引の相手とした問屋。→下問屋(しもどいや)「北浜の備前屋といふ―に季を重ね」〈浮五人女二〉 名詞 ななつめん 【七つ面】歌舞伎十八番の一。時代物。一幕。津打治兵衛藤本斗文作。元文5年(17 )江戸市村座で「姿観隅田川(すがたみすみ 名詞 うつしえ 【移し絵】水溶性の糊(のり)を塗った台紙に模様や絵を印刷したもの。水にぬらして物にはりつけ、乾ききらないうちに紙をはがすと台 名詞 ないようび 【内容美】芸術作品で、思想感情など、内容的側面の美。⇔形式美。 名詞 ないしょう 【内鞘】高等植物の茎または根の内皮のすぐ内側にあって、維管束を囲む柔組織の細胞層。根ではこれが分裂して側根を形成する。 名詞 まげしけん 【曲げ試験】板状や棒状の材料を曲げて、その強度を調べる試験。 名詞 せつ 【折】音]セツ シャク(慣) 訓]おる おり おれる学習漢字]4年〈セツ〉 1おり曲げる。おれる。「右 名詞 ほうそうげ 【宝相華】唐草文様の一種。唐草に、架空の5弁花の植物を組み合わせた空想的な花文。中国では唐代、日本では奈良平安時代に装飾文 名詞 おもに 【主に】主として。大部分。ほとんど。「大学では―物理を学んだ」→主(おも) 名詞 かいがね 【貝鐘/貝鉦】1寺で用いたほら貝と鐘。「三井寺には―鳴らいて、大衆僉議(だいしゅせんぎ)す」〈平家四〉2陣中で、号令や合 名詞 せいりきとみごろう 【勢力富五郎】318 江戸後期の博徒。下総(しもうさ)の人。本名、佐助。もと力士で、笹川繁蔵の子分。飯岡助五郎を殺 名詞 れいそく 【令息】他人を敬って、その子息をいう語。 名詞 やくがいエイズ 【薬害エイズ】の混入した血液製剤などの投与を受けたことが原因で、感染発症した後天性免疫不全症候群。80年代から増加した。 名詞 ごはんむし 【御飯蒸(し)】冷えためしを温める器具。蒸し器。 名詞 じょういしぼう 【上位子房】花びら萼(がく)のつく位置より上にある子房。アブラナイネなど。子房上位。 名詞 かいわ 【貝輪】貝製の腕輪。二枚貝や巻き貝などの貝殻に穴をあけて作ったもので、呪術(じゅじゅつ)的な意味もあったと考えられる。日本 名詞 おすもじ 【御す文字】《女房詞から》 1《御酢文字の意》「鮨(すし)」の丁寧語。「近ごろは、―でもお結びでも一口にいけますし」〈康成 名詞 かいき 【会規】会の規則。会則。 名詞 あなさがし 【穴探し】人が見過ごしている事実や人の欠点過失を好んで探し出すこと。あらさがし。 名詞 こようたい 【固溶体】複数の物質がまじり合って均一な状態になっている固体。合金の多くはこれにあたる。→混晶 名詞 しくま 【羆】《「しぐま」とも》「ひぐま」に同じ。〈名抄〉 名詞 てびきいと 【手引き糸】機械を用いないで、手で引き出して繰(く)った糸。 名詞 じょうじょう 【擾擾】乱れて落ち着かないさま。ごたごたするさま。「文を求むる者、銭を乞う者、―として絶えざ 名詞 せんいきかくへいき 【戦域核兵器】戦域において、地域的に限られた目標を攻撃する核兵器。 名詞 ひせんとういん 【非戦闘員】1交戦国の一般住民。民間人。2国際法で、交戦国の兵力に属するが、戦闘以外の事務に従事する者。軍医看護兵法 名詞 てんたい 【点苔】山水画の重要な技法で、岩石や枝幹などについたコケ小植物を示すために要所に打つ点。 名詞 ぎゃくあく 【逆悪】主君にそむくなど、道理や秩序に反する悪。 名詞 からん 【夏卵】1ミジンコワムシアリマキなどで、雌が春から夏にかけて単為生殖によって産む卵。ふつう雌が生じるところから、雌卵 名詞 ふくろぞうし 【袋草紙】《「ふくろそうし」とも》平安後期の歌学書。2巻。藤原清輔著。平治元年(1159)までに成立。歌会の作法、歌人の逸話 名詞 ぜんにょにん 【善女人】「善女(ぜんにょ)」に同じ。 名詞 うちとけまさり 【打ち解け優り】親しくうちとけるようになって、以前よりもよく見えること。「いかにぞ、―のいささかもあらば、うれしからむ」〈源末摘花〉 名詞 ソフトちょさくけん 【ソフト著作権】 ソフトウエアを著作物とみなして設定された権利。 名詞 ぎゅうタン 【牛タン】《「タン」は(舌)から》牛の舌。焼き肉やシチューの材料に用いる。 名詞 ちょくえい 【直営】出資者などが直接に経営すること。「製造元の―する販売店」 名詞 もうこうま 【蒙古馬】家畜の馬の一品種。モンゴルの原産。体つきはがっしりし、体高約1.3メートル。砂漠に住む民族に重用され、日本の在来馬 名詞 ひとわる 【人悪】性質の悪いこと。たちの悪いこと。また、そのさまや、そのような人。「―な嬢様(じょうさん)の」〈緑雨門 名詞 ぶんぽう 【分包】粉薬(こなぐすり)などを分けて一包みずつにすること。「散薬を―する」 名詞 けんげ 【見解】ものの見方や考え方。また、真理を見きわめる力。洞察力。「世俗の―には堕ちぬ心の明鏡に照らして彼れ此れ共に愛し」〈露 名詞 とのごぶり 【殿御振り】男ぶり。男まえ。「色も香もある―」〈浄太功記〉 名詞 せいゆう 【声優】声だけで出演する俳優。ラジオドラマや映画の吹き替えなどに出演する俳優。 名詞 まん 【満】1みちること。いっぱいになること。2その年月をみたしていること。年齢などを数えるとき、実際に経過した年月でい 名詞 よびいれる 【呼(び)入れる】よびいる 1呼んで中に入れる。招き入れる。「来客を家に―れる」2嫁として家に 名詞 ていじょうこう 【定常光】写真撮影に用いる、その場にある一定の明るさをもつ光。外光などの自然光のほか、室内の電球や蛍光灯、スタジオ撮影用の照 名詞 きくがしらこうもり 【菊頭蝙蝠】翼手目キクガシラコウモリ科の哺乳類。体長7センチくらい。鼻の周辺のひだや突起が複雑にあり、菊に似る。昆虫を食べる。 名詞 ようしょくもの 【養殖物】人工的に飼育繁殖された魚介類。「―のウナギ」⇔天然物。 名詞 わらいがお 【笑い顔】笑っている顔。えがお。「―で語る」 名詞 それやこれや 【其れや此れや】そのことやこのことや。いろいろ。「年の瀬は―で忙しい」 名詞 かいまくげき 【開幕劇】開幕の直後に演じる一幕物の短い劇。 名詞 これっきり 【此れっ切り/是っ切り】《「これきり」の促音添加》「これきり」をやや強めて言う語。副詞的にも用いる。「残りは―だ」「―会えない」 名詞 かながい 【金貝】蒔絵(まきえ)にはりつける金銀錫(すず)鉛など金属の薄片。また、それを漆面にはりつけた蒔絵。 名詞 へいほうしゃ 【兵法者】《「へいほうじゃ」とも》 1いくさの方法に精通している人。2剣術などの武芸にすぐれている者。兵法人。 名詞 さわあららぎ 【沢蘭】サワヒヨドリの古名。「もみてる―一株(ひともと)抜き取り」〈万四二六八題詞〉 名詞 あわたぐち 【粟田口】狂言。粟田口が刀の銘であることを知らない大名と太郎冠者を、素破(すっぱ)(詐欺師)が自分が粟田口だと言ってだます。 名詞 きせんやど 【汽船宿】汽船の乗降客や積み荷などの取り扱いを業とする宿。 名詞 かさかき 【瘡掻き】できもののできている人。特に、梅毒にかかっている人。かさっかき。 名詞 ていこくびじゅついん 【帝国美術院】大正8年()文部大臣管轄下に設立された、美術に関する諮問建議機関。帝展を主催。昭12年(37)帝国 名詞 けいひん 【景品】1商品に添えて客に贈るおまけの品物。「―付き大売り出し」2催しなどで、主催者側が参加者に贈る品物。「福引きの 名詞 はなのふぼ 【花の父母】《草木を潤し養うところから》雨や露のこと。「草木は雨露の恵み、養ひえては―たり」〈謡熊野〉 名詞 おんさはっしんき 【音叉発振器】音叉の一定周期の振動をマイクロホンなどで電気信号に変え、低周波の電圧や電流を発生させる装置。 名詞 まるたんぼう 【丸太ん棒】《「まるたのぼう」の音変化》「丸太1」に同じ。「―のような腕」 名詞 せんにょ 【仙女】1女の仙人。山姫(やまひめ)。せんじょ。2妖精。フェアリー。せんじょ。 名詞 はんめん 【版面】印刷版の表面。また、1ページの印刷面。はんづら。 名詞 げんえん 【諺苑】江戸時代の国語辞書。7巻。太田全斎著。寛政9年(1797)成立。俗語俗諺を集めていろはの各音に配し、語釈出典な 名詞 りょうや 【良夜】月の明るい夜。特に、中秋名月の夜。《季秋》「筆硯に多少のちりも―かな/蛇笏」 名詞 ゆきあんご 【雪安居】冬安居(とうあんご)の異称。 名詞 ぼうしょう 【傍証】間接的な証拠。直接の証拠とはならないが、その証明を補強するのに役立つ証拠。「―を固める」「絵のタッチ 名詞 てぼうせき 【手紡績】糸を紡ぐのに機械を用いず、主として手先で行うこと。てどり。 名詞 ほねみ 【骨身】骨と肉。また、からだ。全身。 名詞 やまつつじ 【山躑躅】ツツジ科の半落葉低木。山野に生え、葉は楕円形で両面に毛があり、枝先に集まってつく。初夏、朱赤色か紅紫色の漏斗状の花 名詞 ちきゅう 【地球】太陽系の3番目の惑星で、人類をはじめ各種生物が住む天体。太陽からの平均距離は約1.5億キロで、自転周期は23時56 名詞 のうどうめんえき 【能動免疫】自分自身で抗体を産生して免疫の状態になること。受動免疫に比べ、時間はかかるが免疫状態は長く続く。自動免疫。 名詞 げごもり 【夏籠もり】「夏安居(げあんご)」に同じ。《季夏》 名詞 せつない 【切ない】せつなしク]《「ない」は接尾語》 1悲しさや恋しさで、胸がしめつけられるようである。やりきれない 名詞 がっち 【合致】ぴったり合うこと。一致すること。「目的に―する」「二人の見解が―する」 名詞 だぼはぜ 【だぼ鯊】小さいハゼ類を軽んじた呼び方。チチブドロメアゴハゼをさすことが多く、ごりどんこなどともいう。《季夏》 名詞 えもんざか 【衣紋坂】江戸新吉原の日本堤から大門(おおもん)までの間にあった坂。遊客がここで衣服をつくろったところからこの名がある。 名詞 まめし 【忠実し】まめである。誠実である。勤勉である。「人がらも―しく、いとねんごろに思ひきこえ給へれば」〈増鏡草枕〉 名詞 ことはかり 【事計り】計画。段取り。はからい。「うたて異(け)に心いぶせし―よくせわが背子(せこ)逢へる時だに」〈万二九四九〉 名詞 おくみさき 【衽先】衽の最上端。襟と身頃に挟まれた、とがった所。剣先(けんさき)。 名詞 しんげき 【侵撃】侵入して攻撃すること。「斯(か)く速かに―せんとは念(おも)いがけなき事なるに」〈染崎延房近世紀聞〉 名詞 へいじょうしん 【平常心】ふだんと変わらない心。揺れ動くことのない心理状態。「どんな時でも―を失わない」 名詞 くさわき 【草分き/草脇】《草を押し分けて行くところから》獣類の胸先。くさわけ。「敵かからば、馬の―、太腹突いてははね落とさせ」〈太平記三七〉 名詞 てぶら 【手ぶら】手に何も持たないこと。また特に、土産などを持参しないこと。からて。「何も釣れずに―で帰る」「―で訪問する」 名詞 じょるい 【女類】女性たち。「魚類、―は口にもかけず」〈浄薩摩歌〉 名詞 はん 【反】音]ハン ホン(呉) タン(慣) 訓]そる そらす かえる かえす かえって学習漢字]3年〈ハン〉 名詞 みゆびげら 【三趾啄木鳥】キツツキ科の鳥。全長約22センチで、足指は3本。上面が黒っぽく、背と腹は白い。雄は頭頂が黄色。北海道に少数が生息。 名詞 よち 【余地】1余っている土地。あいている場所。「満員で立錐の―がない」2物事をさらに行いうるゆとり。余裕。「再考の―を残 名詞 ことがき 【事書き】1文書で「一、…の事」という書式で書くこと。また、その書式で書いたもの。箇条書き。2古文書学の用語。公文書の 名詞 じゅうおん 【重恩】かさなる恩恵。厚い恩義。ちょうおん。 名詞 こうぶんかん 【弘文館】江戸初期の林家の家塾。寛永7年( 30)林羅山が江戸上野忍岡に創立。元禄3年(10)5代将軍綱吉が湯島に移し 名詞 しんえい 【神裔】1神の子孫。2天皇家の血筋。皇族。 名詞 ねつでんしかん 【熱電子管】熱陰極からの熱電子放出を利用した電子管。真空管ブラウン管など。 名詞 きへいたい 【奇兵隊】文久3年(1863)長州藩の高杉晋作らがつくった軍隊。武士庶民を問わず参加を認めた。長州征伐戊辰(ぼしん)戦争 名詞 ざいこりつ 【在庫率】製品の出荷に対する在庫の割合。在庫量÷出荷量で算出し、景気動向をみる指標として利用される。 名詞 むじこ 【無事故】事故がないこと。また、事故を起こさないこと。「―無違反」 名詞 ぼうん 【暮雲】夕暮れの雲。夕雲。「日は蒼然たる―に包まれて落ち」〈蘆花自然と人生〉 名詞 ふうう 【風雨】1風と雨。「―にさらす」2強い風をともなって降る雨。あらし。「―をついて行く」 名詞 まかごゆみ 【真鹿児弓】古代の弓の名。「真鹿児矢(まかごや)」を射るのに用いたという。「天の―、天のはは矢を天の若日子に賜ひて」〈記上〉 名詞 ほのきく 【仄聞く】 かすかに聞く。「―けど、よくはえ知らぬは」〈宇治拾遺三〉 名詞 あまのがわぎんが 【天の川銀河】銀河系のこと。「天の川」は地球から銀河系の内側を見た眺め。→銀河系 名詞 としぎり 【年切り】1年によって、樹木の実がならないこと。幸運にあわないことのたとえ。としぎれ。「今までになどかは花の咲かずして四十 名詞 じつぶつだい 【実物大】実物と同じ大きさであること。「―の写真」 名詞 ばんしょ 【番所】1番人が詰めている所。ばんどころ。2江戸時代、交通の要所に設けて、通行人や船舶などを見張り、積み荷の検査や税 名詞 ちょくやく 【直訳】外国語の文章を、原文に忠実に一語一語をたどるように訳すこと。「英文を―する」「―体」→意訳 名詞 やっか 【薬禍】薬の誤用や副作用による災難。 名詞 やくしゃ 【役者】1能楽歌舞伎などで、役に扮(ふん)して演じる人。俳優。2駆け引きなどにたけている人。また、人前で抜け目なく 名詞 えんちゅうざひょう 【円柱座標】空間の点の位置を表す座標の一。を原点とするの直交座標をとり、点から平面に下ろした垂線の足をとす 名詞 すけ 【典侍】律令制で、内侍司(ないしのつかさ)の次官。ないしのすけ。 名詞 がくてき 【学的】学問に関する事柄であるさま。学問上の。「―な方法論」「―良心」 名詞 いい 【依依】思い慕うさま。離れがたいさま。「アリスに別れ愁心―として鬱情を漏らすに由なかりしも」 名詞 ふじまめ 【藤豆/鵲豆】マメ科の蔓性(つるせい)の一年草。葉は3枚の小葉からなる複葉。夏から秋、紫色か白色の蝶形の花が咲く。莢(さや)は鎌 名詞 おのりゅう 【小野流】真言宗の事相(じそう)における東密二流の一。平安初期の僧聖宝(しょうぼう)を祖とし、その弟子仁海(にんかい)が山城 名詞 やこうせい 【夜行性】動物で、採食生殖などの活動を主に夜間に行う性質。コウモリフクロウオオカミなどでみられる。⇔昼行性。 名詞 ひきや 【曳家/引家】建造物を解体せず、全体をそのままジャッキなどで持ち上げて別の場所に移動させること。曳家工法。 名詞 けんりょく 【権力】他人を強制し服従させる力。特に国家や政府などがもつ、国民に対する強制力。「―を振るう」「―者」 名詞 しきりょう 【識量】見識と度量。「徳望―一代の師表たるべき人物を」〈蘆花思出の記〉 名詞 さるがくし 【猿楽師】猿楽を職業とする人。 名詞 だいしんさい 【大震災】大地震による大規模な災害。特に、大正12年(23)の関東大震災をいう。 名詞 ねごと 【寝言】1眠っている間に無意識に発する言葉。2訳のわからない言葉。ばかばかしい言い分。たわごと。「そんな―を並べたっ 名詞 じょうぞく 【上蔟/上簇】成熟した蚕を、繭を作らせるため、蔟(まぶし)に移し入れること。あがり。《季夏》「炉火美しく―の夜に入るも/静塔」 名詞 こうかいどう 【公会堂】公衆の会議会合などのために設けられた建物。「日比谷―」 名詞 ごてんじょちゅう 【御殿女中】1江戸時代、宮中・将軍家・大名などの奥向きに仕えた女中。奥女中。2陰険な策謀を巡らして人を陥れようとする女、 名詞 ひっちゃく 【必着】必ず着くこと。また、必ず着くようにすること。「応募はがきは今週中に―のこと」 名詞 ごか 【五加】ウコギのこと。 名詞 ほんでん 【品田】親王内親王に、品(ほん)によって朝廷から与えられた田地。品位田。 名詞 あやおり 【綾織り】1綾を織ること。また、その人。2「綾織物」に同じ。 名詞 じゅうびおうもく 【縦鼻横目】《鼻が縦につき、目が横に切れているところから》人間。人類。 名詞 びしつ 【美質】生まれつき持っている、すぐれた性質顔かたち。 名詞 さいろう 【菜籠】1茶の湯で、花入れや炭斗(すみとり)に使う竹で編んだ籠(かご)。中国で野菜などを入れたことからこの名がある。2 名詞 ぎょうかいだんたい 【業界団体】ある特定の産業にかかわる企業や、ある特定の業務にかかわる個人を会員として構成される非営利団体。 名詞 れんじゃくあきない 【連尺商い】連尺を用いて商品を背負い、売り歩く商売。行商。 名詞 きりおとす 【切り落(と)す】1物の一部を切って本体から離す。「パンの耳を―す」2堤防の一部を壊して、水を流す。「堤防 名詞 ごようだて 【御用立て】「用立て」の謙譲語・丁寧語。「―はできかねます」 名詞 たんれつ 【単列】1列。ひとならび。 名詞 りせい 【理世】世を治めること。治世。 名詞 ししもの 【獅子物】近世の舞踊音曲で獅子を題材としたものの総称。能の「石橋(しゃっきょう)」の流れをくむ「相生獅子」などの石橋物と、 名詞 かしゃがた 【花車方/花車形】歌舞伎で、年増老女に扮する女方。また、その役柄。女歌舞伎のツレにあたる女房方(かかがた)から生まれた。老女方(ふ 名詞 おしずれいざ 【お静礼三】歌舞伎狂言。本名題「契情曾我廓亀鑑(けいせいそがくるわかがみ)」。世話物。9幕。河竹黙阿弥作。慶応3年(1867) 名詞 ほつれげ 【解れ毛】ほつれている髪の毛。ほつれがみ。 名詞 けつじょうおうじょう 【決定往生】仏語。必ず極楽に往生すること。 名詞 ていでん 【停電】送電が一時的に止まること。また、その結果電灯が消えることなどにもいう。「落雷で―する」 名詞 しちじゅうにこう 【七十二候】1二十四節気の各節気をそれぞれ三つに分けたもの。[補説]日本では具注暦などに中国渡来のものがそのまま記されてい 名詞 えんうんどう 【円運動】円周に沿って動く物体の運動。 名詞 しふ 【紙布】紙を細く裁断し、よりをかけて作った紙糸で織った織物。また、縦糸に綿や絹の糸を用いたものもいう。夏の着物地帯地な 名詞 ふうりゅう 【風流】1上品な趣があること。みやびやかなこと。また、そのさま。風雅。「―な庭」2世俗から離れて、詩歌 名詞 インドゴムのき 【インドゴムの木】クワ科の常緑高木。幹は直立し、高さ30メートルにもなり、気根を出す。葉は大きく楕円形で厚い。幹から樹液をとり天然ゴ 名詞 くもわた 【雲腸】鱈(たら)の白子(しらこ)。色が白く、形が雲を思わせる。塩漬けにして、吸い物などにする。菊腸(きくわた)。《季冬》 名詞 からしょうもん 【空証文】「そらしょうもん」の誤読。 名詞 かいごかん 【下位互換】 機能や性能で下位に位置付けられるソフトウエアなどの製品が、上位の後発製品 名詞 みさおのき 【操の木】アカネ科の常緑低木。山地に生え、葉は長楕円形でつやがあり、対生。夏、黄色の花をつけ、黒い実を結ぶ。本州以西に分布。 名詞 しゆうとうた 【雌雄淘汰】シカの角、鳥の飾り羽、ライオンのたてがみなどは、異性による配偶者の選択に有効な形質として発達したとする説。ダーウィ 名詞 むこう 【向こう】1正面。前方。また、前方の比較的離れた場所。「―に見える山」「―にいる人を手招きする」2@物を隔てた、あちら 名詞 さくしゅん 【昨春】去年の春。 名詞 うちこぼる 【打ち零る】こぼれる。あふれる。「―るる涙のあつくてかかるに」〈かげろふ中〉 名詞 ゆめばかり 【夢許り】きわめて少し。ほんのわずか。「―も聞こえさせでやみぬること」〈宇津保菊の宴〉 名詞 りんや 【林野】森林と原野。森林と野原。 名詞 なまりガラス 【鉛ガラス】酸化鉛を含有するガラス。フリントガラスはこの一種。軟らかくてカットしやすく、屈折率が大。光学ガラスやクリスタルガラ 名詞 いとおり 【糸織り】絹の縒(よ)り糸で織ること。また、その織物。平御召(ひらおめし)。 名詞 けっとうち 【血糖値】血糖の量。通常は血液1デシリットル中 80ミリグラムのほぼ一定に保たれているが、糖尿病では異常に高くなる。 名詞 かいいれしょうかん 【買入償還】会社が発行した自己の社債を流通市場から買い入れて、償還すること。市場価格が下落したときに取得することで、結果として 名詞 うつしどの 【移し殿/遷し殿】1神社の社殿改築のときなどに、臨時に神体を安置しておく仮の社殿。仮殿(かりどの)。2春日神社の社殿の一。神木 名詞 かんぼう 【奸謀/姦謀】悪だくみ。「賄賂(わいろ)をもって種々―を行い」〈藤村夜明け前〉 名詞 くうてん 【空転】1車輪などがむだに回転すること。からまわり。2何の成果もないまま、物事がむだに進行すること。 名詞 しいぜん 【至善】「しぜん(至善)」の慣用読み。〈日葡〉 名詞 こうりゅうじょう 【勾留状】被告人被疑者を勾留するために裁判所または裁判官が発する令状。 名詞 そしゅ 【粗酒】粗末な酒。上等でない酒。客に勧める酒をへりくだっていう語。 名詞 れいたいさい 【例大祭】1年に1回または2回、その神社で定められた日に行われる大祭。 名詞 えんざ 【宴座/燕坐】1「宴の座」に同じ。2座禅をすること。「面壁―すといへども習禅にはあらざるなり」〈正法眼蔵行持下〉 名詞 かんぐる 【勘繰る】あれこれ気を回して悪い意味に考える。邪推する。「何か裏があるのではないかと―る」 名詞 やまほど 【山程】たくさんあるさま。「仕事が―ある」 名詞 でんれいアールエヌエー 【伝令】がもつ遺伝情報をリボソームに伝達するリボ核酸。の塩基配列を鋳型として合成される。メッセンジャー。 名詞 こんしゅう 【今週】この週。この1週間。「―会議がある」「―号の雑誌」 名詞 よにげや 【夜逃げ屋】俗に、夜逃げを斡旋する業者のこと。借金暴力団ストーカーから避難するなどの理由で利用される。 名詞 きめん 【貴面】相手を敬って、その人と面会することをいう語。お目にかかること。「―ならねば便りも聞かず」〈浄天の網島〉 名詞 めいてつ 【明徹】名・物事にあいまいな点がなく、はっきりしていること。また、そのさま。「―な理論」 名詞 ぬかぼしそう 【糠星草】イグサ科の多年草。山のふもとに群生し、高さ2030センチ。葉は広線形。夏、黄色みを帯びた花をつける。 名詞 こしょうずきん 【胡椒頭巾】男子用の袋頭巾の一。すり盗賊などが用いたものという。 名詞 さくぼうちょう 【朔望潮】大潮(おおしお)のこと。新月または満月の1、2日後に起こる。 名詞 かいしょうき 【回照器】三角測量で、目標点を示すために、日光を反射させて信号とする器械。 名詞 きのうてき 【機能的】機能が有効に発揮されるさま。「―な配置」 名詞 るいどう 【類同】似かよっていること。同じ種類であること。また、そのさま。同類。「―性」「是等の―なる諸点あるが故に」〈 名詞 じょうめん 【定免】《「免」は年貢の賦課率のこと》江戸時代の徴税法の一。過去5年10年20年間などの田租額を平均して租額を定め、一 名詞 やまじお 【山塩】岩塩(がんえん)のこと。 名詞 しんきょ 【新居】新築または転居した、新しい住まい。また、結婚して新しく住む所。「―を構える」 名詞 まろかし 【丸かし/塊】《「まろがし」とも》丸めたもの。かたまり。まろかせ。「鉄の―をのまむ時には、天の甘露なににかせむとする」〈百座法談〉 名詞 ふきごもり 【葺き籠もり】陰暦5月4日の夜または5日のこと。地方によってこの日に菖蒲(しょうぶ)と蓬(よもぎ)で屋根を葺き、家にこもる風習がある。 名詞 にんぎょうじたて 【人形仕立て】《人形に着せる着物の仕立て方に似ているところから》 1服で、脇の下をあけたまま袖をつける仕立て方。2「比翼 名詞 おうじょうでん 【往生伝】極楽浄土に往生した人々の伝記を集めた書物。「日本往生極楽記」「続本朝往生伝」など。 名詞 じょうおう 【貞応】鎌倉前期、後堀河天皇の時の年号。1222年4月13日1224年11月20日。 名詞 ようだいがき 【容体書き】物事の状況を記した書き付け。特に、病状を書いたもの。 名詞 まじん 【魔神】《「ましん」とも》災いを起こす神。魔の神。悪魔。 名詞 ものしずか 【物静か】 1ひっそりとしているさま。静かなさま。「―な住宅地」2言動が落ち着いて穏やかなさま。 名詞 へいちつ 【閉蟄】冬期になって虫類が土中にこもること。また、そのころ。旧暦の10月上旬ごろ。→啓蟄(けいちつ) 名詞 やくほう 【薬方】薬の処方。調剤の方法。 名詞 えんどおい 【縁遠い】えんどほしク] 1きわめて関係が薄い。「庶民に―い店」2よい結婚相手になかなかめぐり会えな 名詞 かんみどころ 【甘味所/甘味処】甘い味の菓子を出す飲食店。特に、あんみつやだんごなどの菓子を供する店をいう。あまみどころ。 名詞 こけむしろ 【苔筵】1苔が一面に生えているさまを、むしろに見立てていう語。こけのむしろ。「み吉野の青根が峰(みね)の―誰か織 名詞 きおくようりょう 【記憶容量】記憶装置に蓄えることのできる情報の量。単位としてビットバイトなどを用いて表す。 名詞 らんかい 【卵塊】魚昆虫両生類などにみられる、卵のかたまり。 名詞 はえとり 【蠅取り】1ハエを取ること。また、ハエを取る道具。蠅取り器蠅取り紙蠅たたきなど。はいとり。2「蠅取蜘蛛(はえとりぐ 名詞 ふなや 【舟屋】海に面した1階を漁船の収納所に、2階を居室に作った建物。京都府の丹後半島、若狭湾に臨む伊根町に独特の建築。伊根の舟屋。 名詞 ごじゅうかた 【五十肩】50歳前後の人によく起こる、肩や腕の凝りや痛み。五十腕。 名詞 げじき 【下直】1価値のないこと。また、そのさま。「新造っ子をそう―につかっては冥利がわるい」〈万太郎末枯〉2 名詞 じっけい 【実形】実際の形。ありのままの形。 名詞 だいほうしゃくきょう 【大宝積経】《「宝積」は法の宝の集積の意》大乗経典。120巻。菩提流志(ぼだいるし)編および訳。713年完成。チベット語訳もあ 名詞 りえきほけん 【利益保険】企業が、火災などで建物機械などに損害を被ったり、休業などをした時に生じる損失の填補を目的とする保険。火災保険など 名詞 かんかく 【扞格/捍格】意見などが食い違うこと。互いに相手を受け入れないこと。「決して齟齬(そご)し―する者で無いと」〈二葉 名詞 おしひらく 【押(し)開く】1押してあける。「城門を―く」2「開く」を強めていう語。「秘法の書を―く」 名詞 りゅうしょうきょくすい 【流觴曲水】昔、中国で、陰暦3月3日に行われた宴。折れ曲がった水の流れに杯を流し、その杯が自分の前に来るまでに詩を作り、杯の酒 名詞 じひょう 【辞表】職を辞めたい旨を書いて出す文書。辞職願。「―を突きつける」「―を受理する」 名詞 じふしん 【自負心】自分の才能や仕事について自信を持ち、誇りに思う心。「―が強い」 名詞 ひょうばい 【梅】《「詩経」召南有梅から。梅の実が熟して落ちる意》女性の婚期を過ぎようとしていること。また、婚期にある男女。 名詞 びんざさら 【編木/拍板】打楽器の一。数十枚の短冊形の薄い木片などをひもで連ねたもの。両端の取っ手を持って振り合わせ、板を打ち合わせて音を出 名詞 よつのうみ 【四つの海】《「四海(しかい)」を訓読みにした語》四方の海。また、世の中。世界。「―波の声聞こえず」〈後拾遺序〉 名詞 おうたいしげきホルモン 【黄体刺激ホルモン】脳下垂体前葉から分泌される生殖腺刺激ホルモンの一。黄体に作用して黄体ホルモンを分泌させる。プロラクチン。 名詞 ほうしゃそうしょう 【放射相称】生物体の中心軸を通る相称面が3個以上あること。桜の花やヒトデなどにみられる。 名詞 ひろいあるき 【拾い歩き】1徒歩でぶらぶら行くこと。2「拾い足」に同じ。「雪解け道を―して行く」 名詞 とどうふけんじょうれい 【都道府県条例】都道府県がその自治立法権に基づき、都道府県議会の議決によって制定する条例。 名詞 まてがい 【馬刀貝/馬蛤貝/蟶貝】マテガイ科の二枚貝。内湾の干潟に多く、砂泥に垂直に穴を掘ってすむ。貝殻は細長い円筒状となり、殻長12センチくらい。 名詞 はりころす 【張り殺す】殴り殺す。「じたばたすれば―すぞ」〈露伴五重塔〉 名詞 すいきょ 【推挙/吹挙】ある人をある官職地位仕事などに適した人として推薦すること。「委員長に―する」 名詞 れんそう 【連奏】二人以上で同種の楽器を同時に演奏すること。「ギターを―する」 名詞 やばさみ 【矢挟み】岐阜県で、屋根を葺(ふ)きおわったとき、棟の上に立てる小さな幣(ぬさ)。 名詞 ちんばた 【賃機】《「ちんはた」とも》機屋から糸などの原料を受け取り、賃銭を取って機を織ること。 名詞 ぼうさ 【防砂】山地海岸河岸などで、土砂の崩壊や流出を防ぐこと。また、砂の飛来を防ぐこと。砂防。 名詞 すいもんがく 【水文学】河川湖沼地下水など陸上の水の状態や変化、環境との関係などを、水の循環の立場から研究する学問。 名詞 ほしょうにん 【保証人】ある人の身元や債務などを保証する人。「―を立てる」[補説]一般の保証人は、催告の抗弁権(民法452条)と検索の抗 名詞 かえりにゅうまく 【返り入幕】相撲で、十両に落ちた力士が、再び幕内に入ること。 名詞 くきょう 【句境】俳句を作るときの、また、句に表現された作者の心境。「趣のある―」 名詞 しおけぶり 【潮煙】「しおけむり(潮煙)」に同じ。「蹄(ひづめ)に蹴立つる―」〈浄百人上〉 名詞 たけべら 【竹篦】竹を削って作ったへら。 名詞 がくづか 【額束】鳥居の上部の横材とその下の貫(ぬき)の中央に入れる束。ここに多くは額を掲げる。額柱(がくばしら)。 名詞 そうして 【然うして】前に述べた方法手段によるさま。「―切るとうまくいく」「―食べるとおいしい魚だ」接] 1前述の事柄を受 名詞 おやじギャグ 【親父ギャグ】《多く、中年男性が口にするとされることから》俗に、言い古された冗談や、おもしろくないだじゃれ。 名詞 せいはくがん 【青白眼】人を歓迎する目つきと人を冷遇する目つき。青眼と白眼。 名詞 れんだん 【連弾/聯弾】1台のピアノを、二人で演奏すること。「師弟で―する」 名詞 こうねん 【高年】年をとっていること。年齢の高いこと。高年齢。「―初産婦」「―層」 名詞 らりこっぱい 【乱離骨灰/羅利粉灰】さんざんなありさまになること。また、そのさま。めちゃめちゃ。「敵の大将が…どうと落ちて―になったのと」 名詞 ゆきやけ 【雪焼け】1雪に反射した太陽光線で皮膚が黒くなること。《季冬》2霜焼け。 名詞 こうふう 【光風】晴れあがった春の日にさわやかに吹く風。また、雨あがりに、草木の間を吹き渡る風。 名詞 えんげん 【艶言】男女間の色めいた言葉。 名詞 こうじょうしん 【向上心】現在の状態に満足せず、よりすぐれたもの、より高いものを目ざして努力する心。「―に欠ける」 名詞 きりきりまい 【きりきり舞(い)】1片足を上げて勢いよくからだを回すこと。2慌ただしく立ち働くこと。また、あわてふためくこと。 名詞 かわずきん 【皮頭巾/革頭巾】革や毛皮で作った頭巾。特に江戸時代、火消しがかぶったもの。 名詞 たしなむ 【窘む】動マ四]苦しむ。なやむ。辛苦する。「行きてさまよひ、居てなげき、昼も夜も―みて」〈出雲国風土記〉動  名詞 うんどうしっちょう 【運動失調】個々の筋肉の運動は正常であるが、関係する神経の協調がうまくいかないため、目的とする運動を円滑にできなくなる状態。小 名詞 よろずや 【万屋】1生活に必要ないろいろな品物を売っている店。雑貨屋。なんでも屋。2なんでもいろいろなことをひととおり知ってい 名詞 けんかわかれ 【喧嘩別れ】けんかして、仲直りをしないまま別れること。 名詞 さっきだつ 【殺気立つ】殺気が、顔つきや態度にあらわれる。興奮して、敵意や憎悪をむき出しにする。「誤審から観衆が―つ」 名詞 くらつぎ 【鞍接ぎ】接ぎ木法の一。接ぎ穂か台木の一方を鞍形(くらがた)にそぎ、他方を楔形(くさびがた)に切って、その切断面を互いに密着 名詞 らっきょ 【落居】《「落ち居る」を音読みにした語》物事のきまりがつくこと。落ち着くこと。「事―してかかる謀(はかりごと)よと知りぬれ 名詞 るいじょう 【累乗】同じ数または文字を何回か掛け合わせること。また、その積。を回掛け合わせたものをと表し、の 名詞 くりさげ 【繰り下げ】1繰り下げること。「日程の―」⇔繰り上げ。2引き算で、下のけたに数を繰り入れること。 名詞 じうたいぶし 【地謡武士】自分は格別の働きもないのに、他人の功労を非難する武士。 名詞 せわぜわし 【忙忙し】《「せわせわし」とも》 1非常にせわしい。「何か―しうございまして、存じながら御無沙汰いたしました」 名詞 さんじょうのすいくん 【山上の垂訓】キリストがガリラヤ湖畔の山上で行った説教。新約聖書「マタイによる福音書」第5章から第7章に記されている。山上の説教。 名詞 ひさびさ 【久久】 長い間とだえていたさま。前のときから、長い時間が経過したさま。久しぶり。「―に訪れたチャ 名詞 かろがろ 【軽軽】「かるがる」に同じ。「綿入(わたいれ)一枚の出で立ちさえ―とした快い感じを添える」〈漱石趣味の遺伝〉 名詞 やまばち 【山蜂】スズメバチの別名。《季春》 名詞 いきなりさんぼう 【行き成り三宝】「いきなり」を強めた言い方。「さあ是からは―お先真っ暗、常闇(とこやみ)の国」〈洒塩屋之松〉 名詞 ししん 【指針】1磁石盤時計各種メーターなどの指示装置についている針。2物事を進めるうえでたよりとなるもの。参考となる基 名詞 てづまにんぎょう 【手妻人形】手遣い人形の一。引き糸により、顔面の変化、五体の一部の早替わりなどのできる人形。からくりの併用で、元禄享保(  名詞 しあい 【私愛】1かたよって公平でない愛。2ひそかに愛すること。 名詞 さんぎょうい 【産業医】職場で従業員の健康管理を担当する医師。一定規模以上の事業所では選任を義務づけられている。 名詞 だっかく 【奪格】 インドヨーロッパ語などにおける文法用語で、格の一。動作の出自(…から)手段(…によって) 名詞 かけじかけ 【掛(け)字掛(け)】「掛け物掛け」に同じ。 名詞 とうさい 【登載】1文章にして新聞雑誌などにのせること。掲載。「投書を―する」2台帳帳簿などにのせること。 名詞 うけやど 【請(け)宿】奉公人などの身元を引き受けて奉公先を世話する家。口入れ宿。桂庵(けいあん)。「―の老媼(おば)さまが言葉には」〈一 名詞 なげつける 【投(げ)付ける】なげつく 1目標に向かって投げる。また、乱暴に投げる。「相手をマットに―ける」 名詞 ぎとう 【儀刀】儀式のとき威儀を整えるために佩用(はいよう)する太刀。かざりたち。 名詞 せいじゅ 【世儒】1世俗的で見識のない儒者。2代々その家の学を伝えてきている儒者。 名詞 せいぼう 【制帽】学生警察官労働者など、ある集団に属する人々がかぶる、形や色を定めた帽子。 名詞 こうい 【更位】「重祚(ちょうそ)」に同じ。 名詞 はやい 【早い/速い】はやしク] 1(速い)物事の進む度合いが大きい。動作進行などがすみやかである。「足が―い」「 名詞 とば 【賭場】ばくちをする所。ばくちば。鉄火場。どば。「―を開く」 名詞 ふかぎ 【不可疑】疑いようのないこと。「―性」「―的」 名詞 ほうあんでん 【奉安殿】第二次大戦中まで、各学校で御真影や教育勅語などを収めていた建物。 名詞 ぎふん 【義憤】道義に外れたこと、不公正なことに対するいきどおり。「金権政治に―を覚える」 名詞 さくれつ 【錯列】順序を乱して並ぶこと。入れまぜて並べること。 名詞 ちからこぶ 【力瘤】1力をこめて腕を曲げるとき、二の腕の内側にできる筋肉の隆起。2力を入れて行うこと。熱心に尽力すること。「語学 名詞 げんりうんどう 【原理運動】54年、キリストの再臨と称する韓国の文鮮明が起こした世界基督教統一神霊教会(統一教会)の布教活動。 年代 名詞 いなかびる 【田舎びる】 ゐなかぶ いかにも田舎らしいようすである。田舎じみて、やぼな感じがする。「―びた店構え」 名詞 みたおす 【見倒す】1さげすんで見る。見さげる。「かうした仕掛けでなければ大尽が―されぬ」〈咄御前男三〉2思い 名詞 かいりょう 【飼(い)料】1家畜の、えさ。飼料(しりょう)。2家畜を養うための費用。 名詞 はなうばら 【花茨】「はないばら」に同じ。 名詞 びゃくだん 【白檀】ビャクダン科の半寄生性の常緑小高木。高さ310メートル。幹は直立して分枝し、葉は長卵形で先がとがる。花は鐘形で円 名詞 さんもんは 【山門派】天台宗の一派。比叡山を本山とする。円仁を流祖とし、さらに一三流に分かれる。→寺門派(じもんは) 名詞 ごましおあたま 【胡麻塩頭】黒い髪に白髪が入りまじった頭。 名詞 ひとくずれ 【人崩れ】多人数が退散しようとして、混雑すること。「―がして、行きあたりまはって歩(あり)かれぬぞ」〈虎清狂猿座頭〉 名詞 こんご 【今吾】現在の自分。→故吾(こご)「所謂―は古吾に非ずとは即是れなり」〈福沢文明論之概略〉 名詞 なりかたち 【形姿/形貌】すがたかたち。身なり。 名詞 さおばかり 【竿秤/棹秤】秤の一。竿の一端にはかる物をのせる皿または引っかける鉤(かぎ)を垂らし、その近くにつけた下げ緒をつまみ上げて支点と 名詞 こうしゃ 【後車】あとに続く車。 名詞 しきえ 【四季絵】春夏秋冬の自然や人事風俗の移り変わりが一目で見られるように屏風(びょうぶ)や障子などに描いた絵。四季の絵。→月次 名詞 すみばさみ 【墨挟み】「墨柄(すみづか)」に同じ。 名詞 はしかし 【捷し/敏捷し】機敏である。はしこい。「木戸の―き男ども」〈浮嵐無常物語〉 名詞 きんかんばん 【金看板】1金文字を彫りこんだ看板。2世間に対して誇示宣伝する主義や主張など。「即断即行を―に掲げる政治家」 名詞 たらちし 【垂乳し】枕]「母」にかかる。語義かかり方未詳。「―母に懐(むだ)かえ」〈万三七九一〉 名詞 やかげ 【家陰/屋陰】家のために物陰になった所。「―に消え残りたる雪の」〈徒然一〇五〉 名詞 ぎしめく 【軋めく】 1ぎしぎしと音を立てる。きしむ。〈日葡〉2りきむ。いきばる。「五郎やったり、やったり。もちっと― 名詞 もうしなおす 【申し直す】よいようにとりなして申し上げる。「下りはべるほどのいと待ち遠に苦しければにやとぞ―す」〈枕二七八〉 名詞 うませ 【馬柵】馬を囲っておく柵。「赤駒の越ゆる―の標(しめ)結ひし妹(いも)が心は疑ひもなし」〈万五三〇〉 名詞 たいせいよう 【大西洋】 三大洋の一。南北アメリカ大陸とヨーロッパ大陸アフリカ大陸との間にある大洋。総面積 名詞 ぎどうさんしのはは 【儀同三司の母】平安中期の歌人。名は貴子。円融天皇の内侍。藤原道隆の妻で、伊周定子(ていし)の母。高内侍(こうのな 名詞 うさばらし 【憂さ晴(ら)し】苦しさやつらさを、何かで紛らして除いたり忘れたりすること。気晴らし。気散じ。「酒を飲んで―する」 名詞 じきインクもじ 【磁気インク文字】磁性をもつ特殊なインクによって印字された文字。小切手のコード番号表示などに使用。 名詞 あらづくり 【粗造り】念入りにでなく、ざっとつくること。仕上げ前の段階として、大まかにつくること。また、そのもの。「―の小屋」 名詞 なき 【泣き】泣くこと。また、泣きたいほどつらいこと。「―の涙」「うれし―」「うそ―」「すすり―」 名詞 どじょうかご 【泥鰌籠】編み残した端をドジョウのひげのように延ばしてある竹籠。ひげこ。ひげかご。 名詞 わかざり 【輪飾り】わらを輪の形に編み、その下に数本のわらを垂れさげた正月の飾り物。ウラジロやユズリハなどを添えて、門口や室内に飾る。 名詞 りょうめい 【両名】「両人(りょうにん)」に同じ。 名詞 からすかんざえもん 【烏勘左衛門】1《烏と同じ頭韻の「勘左衛門」を重ねて》烏を人名に擬した語。2色の黒い人をあざけっていう語。 名詞 うらみぶし 【恨み節/怨み節】1恨みを表現する歌詞、暗い感じの曲調を持った歌曲。2恨みを込めた文句。「落選者の―」 名詞 とっけい 【篤敬】人情に厚く、つつしみ深いこと。また、そのさま。「蓋し品行の善なるものは、―正直にして」〈中村訳西国立志編〉 名詞 ばいかん 【売官】金銭財物を納めさせ、その代償に官職を授けること。特に平安時代、国費の不足を補うために盛んに行われた。→売位 名詞 せいさんじょうほうこうひょうジャスマーク 【生産情報公表マーク】生産情報公表規格を満たす方法で、給餌や動物用医薬品の投与などの情報が公表されている牛肉や豚肉、原材料や製造過 名詞 そんがいちょうさひ 【損害調査費】保険会社が、保険事故に関する調査をしたときに要した人件費や物件費などの費用。 名詞 きくもん 【鞠問/鞫問】罪を問いただすこと。鞠訊(きくじん)。「楽人陳某は―を受けたが、情を知らざるものとして釈(ゆる)され 名詞 とうおうらん 【等黄卵】黄卵が少なく、卵内にほぼ均一に分布している卵。卵割が均等に行われる。ウニナメクジウオや哺乳類などの卵。 名詞 そうち 【相知】互いに知っていること。また、その人。「―の間柄」 名詞 だおろし 【駄卸】馬に積んだ荷物を、そのままおろし売りにすること。駄売り。 名詞 げじんみっきょう 【解深密経】大乗経典。5巻。法相(ほっそう)宗の根本聖典。梵語原本は現存しないが、漢訳とチベット訳があり、唐の玄奘(げんじょう 名詞 ひょうしまく 【拍子幕】歌舞伎で、幕切れの拍子木の打ち方の一。初めに一つ大きく打ち、続いて幕を引きながら小刻みに、徐々にテンポをゆるめ、引 名詞 くう 【構ふ】鳥が巣を作る。→巣くう「つくの穴ごとに燕(つばくらめ)は巣を―ひ侍る」〈竹取〉 名詞 げんこくてきかく 【原告適格】一定の権利関係について、原告として訴訟を適法に追行し判決を受けることのできる資格。特に行政事件訴訟で問題となる。 名詞 てかがみ 【手鑑】1代表的な古筆切(こひつぎれ)やその写しを集めて帖(じょう)に仕立てたもの。もと古筆の鑑定用として作られた。古筆 名詞 しんけいせいむしょくよくしょう 【神経性無食欲症】やせようとして、あるいは太ることをおそれて厳しい食事制限をしているうちに、食欲が極度に減退して著しくやせる病気。思 名詞 まあきだいみょう 【間明き大名】縞柄(しまがら)の一。縞目の間隔の広い大名縞。 名詞 せんみょうがき 【宣命書き】宣命祝詞(のりと)などに用いた、漢字による国語の文章表記の形式の一。体言や用言の語幹などは大きく、助詞助動詞 名詞 ふゆがまえ 【冬構え】冬ごもりのしたく。冬を越すために寒さや風雪霜などを防ぐ設備をすること。《季冬》「外風呂へ歩みの板や―/紅緑」 名詞 ひきあいにん 【引合人】訴訟事件の関係者として法廷に召喚される人。証人参考人など。 名詞 やすぎぶし 【安来節】安来地方の民謡。酒席で歌われてきた騒ぎ歌で、江戸後期に出雲節が変化してできたものという。「どじょうすくい」の踊りを 名詞 にちにちそう 【日日草】キョウチクトウ科の一年草。高さ30センチ。葉は長楕円形で、対生。夏から秋にかけ、紅紫色や白色の5弁花を開く。 名詞 うわおそい 【上襲】衵(あこめ)や袿(うちき)の上に重ねる衣。うわがけ。「この衵の―は、なにの色にかつかうまつらすべき」〈枕八〉 名詞 しろくら 【白鞍/銀鞍】鞍の前輪(まえわ)後輪(しずわ)の表面を銀で張り包んだもの。しらくら。 名詞 りげん 【俚言】1俗間に用いられる言葉。里人の言葉。俗言。俚語。→雅言2その土地特有の単語や言い回し。俚語。 名詞 ふかいこう 【不開港】外国との通商貿易を許されていない港。 名詞 でんねつおんしょう 【電熱温床】苗床に電熱を熱源として利用した温床。 名詞 くろほろ 【黒保呂】矢羽にする鷲(わし)の保呂羽(ほろば)の黒いもの。「二十四差いたる―の矢負ひ」〈平家四〉 名詞 ふりぬく 【振り抜く】1きちんと最後まで振る。ふりきる。「バットを―く」2ふり放す。「相撲をば投げければ、― 名詞 ねつでんりゅう 【熱電流】異なる2種の導体をつないだ回路で、熱起電力によって流れる電流。 名詞 ききて 【聞き手/聴き手】1人の話や音楽などを聞く側の人。「―に回る」2話を聞くのがうまい人。聞きじょうず。 名詞 りきしまい 【力士舞】《「りきじまい」とも》上代、伎楽(ぎがく)の舞の一。金剛(こんごう)力士の仮装をして舞う。まら振り舞。「池神の―か 名詞 ちゃき 【茶気】1茶道の心得。2浮世ばなれした気質。風雅の気味。 名詞 せきにんじゅんびきん 【責任準備金】保険会社が保険契約上の支払いの責任を履行するために必要な資金として準備する積立金。 名詞 かくさま 【斯く様】こんなありさま。こんなふう。「世の中の常のことわり―になり来にけらし据ゑし種から」〈万三七六一〉 名詞 ぐんしれいぶ 【軍司令部】1軍の司令官が、軍団を指揮統率する本部。2旧陸軍で、日本全土を東部中部西部北部などの軍管区に分け、そ 名詞 ふたつぐし 【二つ櫛】髷(まげ)の前に2枚一対の櫛をさすこと。また、その櫛。江戸時代、遊女やはで好みの女性の間で流行した。二枚櫛。 名詞 ほどちかい 【程近い】ほどちかしク]距離時間などの隔たりが少ない。「駅に―い所」「理想に―いものになる」⇔程遠い。 名詞 あま 【天】《「あめ(天)」の古形》てん。そら。あめ。「あをによし奈良の都にたなびける―の白雲見れど飽かぬかも」〈万三六〇二 名詞 こうたおどり 【小歌踊り】民俗芸能の一。中世から近世初期に流行した小歌に合わせて踊る風流(ふりゅう)踊り。新潟県柏崎市の綾子舞、東京都西多摩 名詞 くうしゅう 【空襲】航空機で地上目標を襲撃すること。「―警報」 名詞 どうさく 【同作】1同じ作り方。また、そのような作品。2同じ人の作品。 名詞 せおいこむ 【背負い込む】不利なことや負担になることを引き受ける。しょいこむ。「多額の借金を―む」「病気を―む」 名詞 なかごさき 【中子先】三味線胡弓(こきゅう)の棹(さお)の胴を貫いて突き出ている部分。根緒(ねお)をかけるところ。根緒懸け。中木先(な 名詞 けびいし 【検非違使】1平安初期に設置された令外(りょうげ)の官の一。初め京都の犯罪風俗の取り締まりなど警察業務を担当。のち訴訟裁 名詞 みにくい 【醜い】みにくしク] 1顔や姿かたちがよくない。「―い姿」2見て不快な感じがする。嫌な気持ちがする 名詞 ろうそだい 【老措大】年とった書生。老書生。 名詞 いいだしっぺ 【言(い)出しっ屁】《最初に臭いと言い出した者が、おならをした当人だという意から》 1自分の無実潔白などを最初に言い出した者が犯人 名詞 かんさん 【漢讚】仏菩薩の徳をたたえる讚のうち、漢文で書かれたもの。多くは梵讚の漢訳であることが多い。また、中国朝鮮日本などで 名詞 やつあたり 【八つ当り】腹を立てて、関係のない人にまで当たり散らすこと。「落第した腹いせに弟に―する」 名詞 しま 【死魔】四魔の一。死を魔にたとえていう。 名詞 まえがしら 【前頭】相撲で、小結の次位、十両の上位。定数はないが、通例東西15人前後で、その第1位を前頭筆頭といい、以下前頭何枚目と数える。 名詞 かんちょう 【官長】1役所の長官。役人の長。2旧制の内閣書記官長。現在の内閣官房長官。翰長(かんちょう)。 名詞 よこわたし 【横渡し】1こちら側から向こう側へかけ渡すこと。「―に綱を張る」2流れなどを横切って向こう岸へ渡すこと。「船に乗りて、 名詞 くにあらそい 【国争い】1一国の土地や政権をめぐって争うこと。「源平の―、今日をかぎりとぞ見えたりける」〈平家一一〉2国と国との争 名詞 しんりょうじょ 【診療所】《「しんりょうしょ」とも》医師歯科医師が診察治療を行う施設のうち、病院より規模の小さいもの。医療法では入院用ベ 名詞 さいしん 【最新】いちばん新しいこと。「―の流行」「―のデータ」 名詞 やすい 【安寝】安らかに眠ること。安眠。「まなかひにもとなかかりて―しなさぬ」〈万八〇二〉 名詞 るちん 【縷陳】「縷述」に同じ。「徒らに無益の痴情を―して」〈菊亭香水世路日記〉 名詞 しおけ 【潮気】海上の、塩分を含んだ湿り気。 名詞 ろうほ 【壟畝/隴畝】1うねとあぜ。田畑。2田舎。また、民間。 名詞 すぎやりど 【杉遣り戸】杉材で作った引き戸。 名詞 ふうぞくが 【風俗画】さまざまな階層の風俗や日常生活を描いた絵画。 名詞 だいしょうまえ 【大小前】能舞台で、大鼓方と小鼓方の定位置の中間の前あたりの場所。本舞台の正面後方になる。 名詞 とりべやましんじゅう 【鳥辺山心中】岡本綺堂の戯曲。新歌舞伎の一。大正4年(15)初演。親友の弟を討った旗本菊地半九郎と、祇園の遊女お染との鳥辺山 名詞 ちゅうしょうげいじゅつ 【抽象芸術】現実の対象の再現を意図せず、色形量感など造形要素それ自体のもつ可能性を追求する芸術。20世紀初頭に始まる。抽象 名詞 みだれば 【乱れ刃】日本刀の刃文(はもん)の一。乱れうねった刃文。→直刃(すぐは) 名詞 くらしぶり 【暮らし振り】日々の生活のやり方。日常のようす。「豪勢な―」「昭初期の質素な―」 名詞 まくあいげき 【幕間劇】演劇で、長い劇の間に挟んで演じる小喜劇。本筋と関係なく、重苦しい気分を緩するためのもの。 名詞 まぶち 【目縁/】目のふち。また、まぶた。「―をほんのり紅(あから)めて」〈木下尚江良人の自白〉 名詞 こたい 【個体】1哲学で、それ以上質的に分割されない統一体で、分割されればそのものの固有性が失われてしまう存在。個物。2生存 名詞 まろがす 【転がす】ころがす。「門口に立ちたる我を撞(つ)き―し」〈鴎外訳即興詩人〉 名詞 なごりのおり 【名残の折】連歌連句を書きつける懐紙の最後の一折。百韻では4枚目、歌仙五十韻では2枚目についていう。名残。→初折 名詞 てきろく 【摘録】要点をかいつまんで書き記すこと。また、その記録。「講演を―する」 名詞 めんぼう 【麺棒/麪棒】うどん・そばをうつときに、のし板の上でこねた生地を押しのばすのに使う細長い丸い棒。麦押し。麦押す木。 名詞 ぎんかくらげ 【銀貨水母】クダクラゲ目ギンカクラゲ科の腔腸(こうちょう)動物。青藍色をし、気胞体は円盤状で直径4センチくらい、内部は多くの室 名詞 そくもく 【側目】目をそばだてること。よく注意して見ること。「蓋(けだ)し進化の理のしからしむる所、―怪訝すべき事には 名詞 とちがめ 【鼈亀】スッポンの別名。 名詞 ふくすい 【副帥】「副将」に同じ。 名詞 からしな 【芥子菜】アブラナ科の越年草。葉は基部がくさび状に細まる。春、とう立ちして高さ1メートル以上になり、黄色の十字形の花を総状に 名詞 がっぺいしょう 【合併症】一つの病気にかかっているとき、それと関連して起こる別の病症。余病。 名詞 ちょくちょうがん 【直腸癌】直腸に発生する癌。早期には下痢(げり)傾向となり、やがて血液が付着した便がみられる。 名詞 ふりうり 【振り売り】商品を担いで、物の名を唱えながら売り歩くこと。また、その人。ふれうり。 名詞 におがい 【鳰貝】ニオガイ科の二枚貝。貝殻は白色で細長く、殻長約5センチ。殻表の前半はやすり目状をし、潮間帯の泥岩に穴を掘ってすむ。 名詞 じょし 【序詞】1序としての文章。前書き。はしがき。序文。2歌や擬古文などで、意味上または音声上の連想から、ある語句を導き 名詞 ひとりむすこ 【一人息子】兄弟姉妹のない息子。または、姉妹はあっても兄弟のない息子。 名詞 じっこうぜいりつ 【実行税率】同一の輸入品目についていくつかの関税率があるとき、実際に適用される関税率。日本では、基本税率暫定税率協定税率 名詞 ぜっこう 【絶好】物事をするのに、きわめてよいこと。「―の機会」「―の行楽日」 名詞 じょうらくがじょう 【常楽我浄】仏語。 1涅槃(ねはん)の四徳。常住不変の常、安楽で苦を離れた楽、自在で障りとなるもののない我、迷いがなく無垢( 名詞 しのびごと 【忍び事】他人に知られないようにする事柄。隠しごと。内緒ごと。「かかる御―により、山里の御歩(あり)きもゆくりかに思したつな 名詞 えんかいしょく 【鉛灰色】鉛の色のような灰色。なまり色。 名詞 こけこけ 【虚仮虚仮】ばかばかしいさま。いかにも間の抜けたさま。「まんざら遊ぶも―として居るし」〈滑浮世風呂四〉 名詞 くちなおし 【口直し】1まずいものや苦い薬などを口にしたあとで、その味を消すために別のものを飲食すること。また、その飲 名詞 きんけいしょう 【錦鶏障】錦鶏の絵が描かれている宮中のふすま障子。 名詞 まいおさめ 【舞(い)納め】1舞い終わること。2最後の舞をまうこと。また、その舞。「本日の―」 名詞 がくじゅつ 【学術】1専門的な研究として行われる学問。原理と応用・技術を含めていう。「―雑誌」2学問と芸術。 名詞 ちりぎわ 【散り際】花が散るとき。また、人の死ぬときについてもいう。「いさぎよい―」 名詞 ようじょう 【葉状】木の葉のような平たい形。 名詞 めいぼ 【名簿】ある組織・団体などに属する人の氏名や住所を書き連ねた帳簿。「選挙人―」 名詞 こねまわす 【捏ね回す】1何度もこねてかき回す。「粉に水を加えて―す」2何度もあれこれしつこく考えたり言ったりす 名詞 てりかえし 【照り返し】1照り返すこと。反射。反照。「雪面の―が強い」2ランプ電灯などの背面につけ、光力を増加させる凹面鏡。反射鏡。 名詞 ゆうきすいぎんちゅうどく 【有機水銀中毒】水銀の有機金属化合物による中毒。多量摂取による急性中毒は死に至る。農薬や産業廃棄物などの環境汚染による微量の摂取で 名詞 まえがみ 【前髪】1額の上部の頭髪。「―を垂らす」2女子または元服前の男子の額の上の髪を別に束ねたもの。向こう髪。 名詞 かみがたえ 【上方絵】京坂で刊行された浮世絵版画。江戸の特産であった版画を江戸絵とよぶのに対していう。役者絵が多い。大坂絵。→江戸絵 名詞 まくらひき 【枕引き】1個の木枕を両側から二人が指先でつまんで引き合う遊戯。 名詞 みあげる 【見上げる】 みあぐ  1下から上を見る。仰ぎ見る。「夜空を―げる」「―げるばかりの大男」2 名詞 ゆにゅうかんせんしょう 【輸入感染症】国内には常在せず、海外から細菌が持ち込まれ、発生する感染症。コレラ赤痢(せきり)マラリアウイルス性肝炎など。 名詞 しはに 【底土】《「下(し)土(はに)」の意》地の底にある土。そこつち。→初土(はつに)「―は丹に黒きゆゑ」〈記中歌謡〉 名詞 カシミアやぎ 【カシミア山羊】家畜のヤギの一品種。チベットおよびインドのカシミールの原産。毛は白色のものが多く絹糸状で、高級織物の原料。 名詞 かいてんしきん 【回転資金】「運転資金」に同じ。 名詞 ほそがね 【細金】金銀の箔(はく)を細く切ったもの。仏画仏像や衣服の模様などに用いる。 名詞 はくあん 【伯庵】陶器の一種。桃山末期から江戸初期にかけての短期間、瀬戸系の窯で焼かれたとされ、茶碗が多い。江戸初期の幕府の医官曾谷 名詞 せいぜつ 【凄絶】非常にすさまじいこと。また、そのさま。「―な争い」 名詞 はんびょうにん 【半病人】心配や疲れなどで心身が病人のように弱っている人。 名詞 なっとく 【納得】他人の考えや行動などを十分に理解して得心すること。「―のいかない話」「説明を聞いて―する」 名詞 しんぼとけ 【新仏】1葬られたばかりの死者。2死後初めての盆に迎えられる死者の霊。あらぼとけ。にいぼとけ。 名詞 おもくるしい 【重苦しい】おもくるしシク] 1押さえつけられるようで、息苦しい。気分が晴れ晴れしない。「胸が―い」「会場 名詞 ようみょう 【幼名】幼年時代の名。元服以前の呼び名。おさなな。ようめい。 名詞 せいとく 【成徳】完成された徳。完全な徳。 名詞 しんくいむし 【心喰い虫】植物の芽や果実の芯などを食害するガの幼虫。 名詞 おうとう 【王党】国王を支持する党派。 名詞 しんまくえん 【心膜炎】外側の心膜の炎症。リウマチ熱結核尿毒症などで合併症として起こることが多い。心嚢炎(しんのうえん)。→心内膜炎 名詞 てんぐじょう 【天具帖/典具帖】楮(こうぞ)の良質の繊維で作った薄くて柔らかい紙。貴重品の包み紙、木版の版下などに利用。江戸時代に美濃の郡上(ぐ 名詞 こうしき 【硬式】野球テニス卓球などで、硬球を使用する方式。⇔軟式。 名詞 おおしょうがつ 【大正月】1月1日から7日までのこと。⇔小正月(こしょうがつ)。 名詞 こうじるし 【口印】接吻(せっぷん)。江戸後期の流行語。「手つけの―までやらかして」〈滑膝栗毛初〉 名詞 そりょう 【素量】具体的なある種類の量で存在しうる最小単位。「電気―」 名詞 いれこむ 【入れ込む/入れ籠む】1人や物を1か所に入れる。他のものの中に入れて、位置させる。「余計な石や植木などを―んだらし 名詞 ふうふ 【夫婦】婚姻関係にある男女の一組。夫と妻。めおと。「似た者―」→夫妻補説] 名詞 おいかぜようい 【追ひ風用意】通りすぎたあとによいかおりが漂うように、着物に香をたきしめること。「寝殿より御堂の廊に通ふ女房の―など」〈徒然四四〉 名詞 てきしゅつ 【剔出】えぐって取り除くこと。また、あばき出すこと。摘出。「不正を―する」 名詞 たんきょりりょく 【短距離力】物質間にはたらく力のうち、力の大きさが距離の2乗の逆数より速やかに減少するもの。核力のほか、核子、原子、分子の間に 名詞 げねつざい 【解熱剤】解熱に用いる薬剤。アスピリンフェナセチンなど。解熱薬。熱さまし。 名詞 いつかしら 【何時かしら】《「いつか知らぬ」の変化した語》いつのまにか。知らないうちに。「―夜が明けていた」 名詞 ふところがたな 【懐刀】1懐中に所持する護身用の小さい刀。懐剣(かいけん)。2腹心の部下。「社長の―」 名詞 はなせる 【話せる】《話すことができる意から》話し相手とするに足りる。物わかりがよい。話がわかる。「うちの校長は―せる」 名詞 ねんきぼうこう 【年季奉公】年限を定めてする奉公。年切り奉公。年季勤め。 名詞 さいしゅ 【採種】次の栽培のために植物の種子をとること。 名詞 あらりえき 【粗利益/荒利益】売上高から売上原価を差し引いた額。大まかに示される利益。売上総利益。粗利。 名詞 よめがかり 【嫁掛(か)り】嫁に養われること。 名詞 かいあさる 【買い漁る】あちこち探し求めて盛んに買う。買い集める。「稀覯本(きこうぼん)を―る」 名詞 わたりあご 【渡り腮】一つの木を他の木にのせるときの仕口で、上の木の下端に溝を作り、下の木の上端の中ほどを残した形に作り、それを互いに組 名詞 さんとうしゃ 【三等車】旧日本国有鉄道で、客車に三等級があったころの、最下級の車両。 名詞 にほんこうそくどうろほゆうさいむへんさいきこう 【日本高速道路保有・債務返済機構】 道路関係四 名詞 りょうばん 【両番】江戸幕府の大番と書院番、のちには書院番と小姓組(こしょうぐみ)番の 名詞 わへい 【平】名・ 1人や国が争いをやめて仲直りし、平になること。「―の道をさぐる」「―交渉」2世の中や気候など 名詞 かくししつけ 【隠し躾】被(きせ)をおさえるしつけ。布と同色の縫い糸で表にごく小さな針目を出して縫う。着用時にも抜かない。隠し針。 名詞 いいだくだく 【唯唯諾諾】少しも逆らわずに他人の言いなりになるさま。「―として命令に服している」 名詞 ふたば 【二葉/双葉/嫩】1発芽して最初に出る葉。双子葉植物で2枚出る。《季春》2人間の幼少のころ。また、物事の初め。「栴檀(せんだ 名詞 ぞうえ 【雑穢】病死出産月経などのけがれ。「―を掃除し」〈盛衰記二八〉 名詞 ことしり 【事知り】1よく物事を知っていること。また、その人。2男女間の関係や遊里の事情に通じていること。また、その人。わけしり 名詞 かんしつせいはいえん 【間質性肺炎】肺炎が肺の間質、すなわち肺胞壁や支持組織の部分に起こるもの。放射線薬剤ウイルスによるものや、免疫機能の低下で起 名詞 エスディーメモリーカード 【メモリーカード】 小型メモリーカードの規格の一。著作権保護機能を内蔵し、デジタルカメラや携帯音楽プレ 名詞 としさいせいきこう 【都市再生機構】平成 年(2004)都市基盤整備公団、地域振興整備公団の地方都市開発整備部門ほかが統合して設立された独立行政法人 名詞 かよいぶね 【通い船】1一定の航路を行き来する小船。2河川港湾などで、本船と陸地との間を連絡する小船。 名詞 さかがみまつり 【逆髪祭】陰暦9月24日、滋賀県大津市逢坂の蝉丸神社(関明神)で行われる祭礼。逢坂にあるから坂神の意であるが、古くから蝉丸の 名詞 かちづける 【価値付ける】物事の値うちを定める。評価する。「正当に―ける」 名詞 かかりむすこ 【掛かり息子】親が老後の頼りにしている息子。「今日は―の嫁取と、一際(ひときは)あらたまりたる服装(いでたち)にて」〈紅葉二人女房〉 名詞 みかくしべい 【見隠し塀】外側から内部が見えないように立てた塀。風の通じるように板にすかしを設ける。 名詞 いちえ 【一会】1一つの集まり。特に、法会(ほうえ)、また茶会をいう。2一度の出会い。「一期(いちご)―」 名詞 けっしょうじく 【結晶軸】結晶面の方位や対称性を示すため、結晶内に想定した三次元または四次元の座標軸。 名詞 さんきらい 【山帰来】1ユリ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。全体にサルトリイバラに似るが、とげはない。夏、白い小花を開く。中国インド 名詞 にゅうぶ 【入部】1部と名のつく団体にはいること。「運動部に―する」2国司や地頭が初めてその任国や領地にはいる 名詞 あついた 【厚板】1厚みのある板。⇔薄板(うすいた)。2厚地織物の一。生糸を横糸、練り糸を縦糸として、模様を織り出した絹織物。 名詞 まいあがる 【舞(い)上(が)る】1舞うようにして空中高くあがる。「ひばりが―る」「ほこりが―る」2浮かれていい気になる 名詞 おんみょう 【陰陽】「おんよう」の連声(れんじょう)。 名詞 もじあわせ 【文字合(わ)せ】文字でする遊戯の一。漢字の偏冠旁(つくり)をそれぞれ別の札に書いたものを、カルタのように合わせて取るもの。 名詞 ひたもの 【直物/頓物】1いっぱいに満たすさま。ぎゅうぎゅう。「これに白からむ所―入れてもて来(こ)」〈春曙抄本枕七六〉2 名詞 みそしき 【未組織】まだ組織されていないこと。 名詞 ほる 【彫る】《「掘る」と同語源》 1木石金属などに文字や模様絵などを刻み込む。また、木や石などを削って 名詞 とげとげしい 【刺刺しい】とげとげしシク] 1とげ立っている。みるからにとげのようである。「―く尖(とが)った梢を張って 名詞 さいこうかんだんけい 【最高寒暖計】「最高温度計」に同じ。 名詞 からあい 【韓藍】1ケイトウの古名。「わが屋戸(やど)の―植ゑ生(お)ほし枯れぬれど」〈万三八四〉2美しい藍色。「わが恋はや 名詞 さかぶね 【酒槽】1酒を蓄えておく大きな木製の器。2もろみを絞るときに使う長方形の木製の容器。もろみの入った多くの酒袋を容器に 名詞 ひねしょうが 【陳生姜】貯蔵しておいて用いるショウガの根茎。薬味や紅しょうがなどにする。 名詞 にざまし 【煮冷まし】いったん煮たものを冷ますこと。また、そのもの。にびやし。 名詞 かけがわら 【掛け瓦】登り軒に用いる軒平(のきひら)瓦。 名詞 だんろ 【暖炉/煖炉】火をたいて部屋を暖める炉。特に、壁に設けたもの。《季冬》「一片のパセリ掃かるる―かな/不器男」 名詞 しきゅうこう 【子宮口】子宮体部と子宮頸部の境界部位で、子宮側からみた膣への開口部。通常は閉じているが、分娩時には約10センチにまで開き、 名詞 こおりぶぎょう 【郡奉行】江戸時代、各藩に置かれて地方の行政に当たった職名。農民の管理や徴税訴訟などを扱った。郡代。 名詞 どうしゅつ 【導出】みちびきだすこと。特に、論理的に結論をひきだすこと。「新しい理論から―された方法」 名詞 かちに 【徒荷】人足が歩いて運ぶ荷物。「大坂から―でとりよせますさかひ」〈滑膝栗毛七〉 名詞 ゆびサック 【指サック】指にはめるゴム製の袋。傷口を保護したり、紙をめくるときの滑り止めに用いる。 名詞 まつおうまる 【松王丸】浄瑠璃「菅原伝授手習鑑」の登場人物。梅王丸の弟、桜丸の兄で、藤原時平の舎人(とねり)。菅丞相(かんしょうじょう)( 名詞 ころう 【固陋】古い習慣や考えに固執して、新しいものを好まないこと。また、そのさま。「旧時代の―な人々」「頑迷―」 名詞 ひとづて 【人伝】直接にでなく、他人を通して話を伝えたり、聞いたりすること。「―に消息を聞く」 名詞 かんしん 【閑心】俗事から離れた閑雅な心。「この道はひとへに―のもてあそびなる故に」〈ささめごと〉 名詞 ときおり 【時折】ときどき。ときたま。「―薄日がもれる」 名詞 ひんぼ 【牝牡】動物のめすとおす。雌雄。 名詞 にっしょう 【日商】1その日1日の総商取引高。2「日本商工会議所」の略称。 名詞 のがれことば 【逃れ言葉】言いのがれの言葉。逃げ口上。遁辞(とんじ)。「この御―こそ思ひ出づればゆゆしく」〈源東屋〉 名詞 みんぷう 【民風】一般民衆の風習。民間の風俗。 名詞 ひな 【鄙】都から離れた土地。田舎。「―にはまれなしゃれた店」 名詞 ぶな 【/山毛欅/椈】ブナ科の落葉高木。温帯の山地に分布し、高さ約30メートルになる。樹皮は灰色。葉は小さく、卵形で縁が波形。5月ごろ、 名詞 くのう 【功能】仏語。よい結果をもたらす働き。 名詞 しんぞくそうとう 【親族相盗】親族間における盗犯。直系血族配偶者同居の親族の場合は無罪または刑が免除され、その他の親族では親告罪となる。 名詞 おくづめ 【奥詰】江戸幕府の職名。5代将軍綱吉の時だけ設置された。譜代大名外様大名の中から任命。隔日に登城し、将軍の諮問に応じた。 名詞 こうがいわげ 【笄髷】婦人の髪の結い方の一。笄に髪を巻きつけた形の髷(まげ)。室町時代に宮中の女官たちが下げ髪をとめるためにしたところか 名詞 インドネシアごは 【インドネシア語派】マレーポリネシア語族の一語派。インドネシアを中心としてマダガスカル島マレー半島インドシナ半島フィリピン台 名詞 けんつい 【鉗鎚】《「鉗」は金ばさみ、「鎚」は金づちの意》禅家で、師僧が弟子を厳格に鍛え、教え導くことをたとえていう語。 名詞 おにのねんぶつ 【鬼の念仏】大津絵の画題の一。鬼が法衣を着て、鉦(かね)と撞木(しゅもく)を持った姿を描く。これを室内に張っておくと、子供の夜 名詞 すいむ 【睡夢】眠って見る夢。「―の中に一生を送る者少なからず」〈中村訳西国立志編〉 名詞 おうて 【追手】《「おひて」の音変化》 1「大手4」に同じ。⇔搦(から)め手。「佐々木兄弟四人は搦め手に廻る、北条、土肥、岡崎等 名詞 にほんがわら 【日本瓦】粘土で作った焼き瓦。素焼きのものと、表面に釉薬(うわぐすり)をかけて焼いたものとがある。セメント瓦や金属瓦に対していう。 名詞 こうきょうとうし 【公共投資】政府部門による投資。国の一般会計、地方公共団体の普通会計、特別会計のうちの非収益的事業にかかわる行政投資と、地方公 名詞 おもいみだれる 【思い乱れる】おもひみだる 1あれこれと思い悩む。「心が千々に―れる」2恋しさに心が乱れる 名詞 しんじゅつ 【神術】人間わざを超えた不思議な術。 名詞 てんねんひりょう 【天然肥料】自然の物を利用する肥料。草木灰厩肥(きゅうひ)堆肥(たいひ)など。自給肥料。 名詞 みちがく 【道楽】雅楽の演奏形式の一。行列をつくって歩きながら奏せられるもので、行幸大葬神幸などのときに行われる。 名詞 じこつごうたいしょく 【自己都合退職】雇用されている者が、自分自身の事情によって退職を申し出ること。雇用保険において、失業手当の給付まで3か月間の給付制 名詞 ますあみ 【枡網/升網】建て網の一。魚を誘導する垣網、多角形に立て回す身網と、その角に取り付ける袋網からなり、支柱などで固定する。袋網だけ 名詞 どんぶり 【丼】1食物を盛るための厚手で深い陶製の大きな鉢。どんぶりばち。2職人などの腹掛けの前部につけた大きな物入れ。 名詞 けいさん 【卦算/圭算】《易の算木(さんぎ)のような形をしているところから》文鎮(ぶんちん)。けさん。 名詞 てんつゆ 【天汁】てんぷらを食べるときにつける汁。醤油みりんだし汁を煮立てて作る。 名詞 にょしょう 【女将】料亭・旅館などの女主人。おかみ。じょしょう。 名詞 がんとう 【雁塔】古代インドのマガダ国にあった雁供養の塔。菩薩(ぼさつ)が浄肉を食う僧を戒めようとして雁に化し、空から落ちて死んだ跡 名詞 いしじき 【石敷き】平たい石を敷き詰めて舗装した所。石畳。 名詞 おおだいわれ 【大台割れ】株式相場で、値段が一つ下の桁(けた)まで下がること。 名詞 としおんな 【年女】その年の干支(えと)に当たる女性。節分の豆まきをするようになったのは近年に生じた風潮。 名詞 えんげつ 【偃月】1半円形の月。半月。弓張り月。弦月。また、その形。2兵法で、陣立ての一。中央部を後退させて半月形に組んだ陣形。 名詞 ひしょ 【飛書】1手紙を急いで送ること。また、その手紙。2匿名の投書。 名詞 もん 【悶】音]モン(呉) 訓]もだえる 1もだえ苦しむ。「悶死悶絶悶悶/苦悶煩悶」2もつれる。「悶着」 名詞 さんなく 【三惑】「さんわく」の連声(れんじょう)。 名詞 くつう 【苦痛】からだや心に感じる苦しみや痛み。「―に顔がゆがむ」「精神的―を与える」 名詞 せきり 【赤痢】急性の消化器系感染症の一。感染症予防法では、病原体によって細菌性赤痢(3類感染症)とアメーバ赤痢(5類感染症)に分 名詞 じゅうぼ 【従母】母の姉妹。母方のおば。 名詞 くちうつし 【口写し】他の人の口調や話の内容をそのままに言うこと。「彼の言葉は評論家の―だ」 名詞 いせいそこびきあみぎょぎょう 【以西底引き網漁業】東経128度30分から西の黄海東シナ海で操業する底引き網の漁業。 名詞 すぐせ 【過ぐ世】「すくせ(宿世)」に同じ。「―の夢をここに繰り返すようなもので」〈鏡花湯島詣〉 名詞 かんぱち 【間八】アジ科の海水魚。全長約1.5メートル。体形は近縁のブリに似るが、体高が高く、著しく側扁する。背面は紫青色、腹面は淡 名詞 もとめる 【求める】] もとむ 1欲しいと望む。ほしがる。「平を―める」「権力を―める」2相手に 名詞 とうすいそう 【透水層】砂や礫(れき)など粗粒の物質からなり、地下水が浸透しやすい地層。 名詞 ろくしき 【六識】仏語。六根をよりどころとし、六境を対象とする、六つの認識の働き。眼識耳識鼻識舌識身識意識の総称。 名詞 くりかた 【刳り形/繰り形】1用材にくってあけた穴。衝重(ついがさね)三宝(さんぼう)などの下にあけた穴。山形丸形州浜(すはま)形など 名詞 れきしかがく 【歴史科学】1歴史的な性格をもつ事柄や現象を研究する諸科学の総称。2一般的な法則を定立する自然科学に対し、事象の一回的 名詞 そぞろうた 【漫ろ歌】とりとめもない歌。「―うたうて、閑々(しづしづ)と向ふの尾へ渡れば」〈太平記一七〉 名詞 くろずむ 【黒ずむ】黒みを帯びる。くろばむ。「海面が―んで見える」「―んだ顔」 名詞 みずたまもよう 【水玉模様】小さな円形を一面に散らした模様。みずたま。「―のネクタイ」 名詞 ぎゃくくく 【逆九九】大きな数を被乗数、小さな数を乗数とする九九。二一(にいち)が二、三二(さんに)が六の類。 名詞 ながらく 【長らく/永らく】長い間。久しく。「―御無沙汰(ごぶさた)致しております」 名詞 はや 【甲矢/兄矢/早矢】2本持って射る矢のうち、初めに射る矢。矢をつがえたとき、3枚羽根の羽表が外側になり裏が手前になる矢。→乙矢(おとや) 名詞 おちゃひき 【御茶挽き】「茶挽き2」に同じ。→御茶を挽(ひ)く 名詞 かたこし 【肩輿】轅(ながえ)を肩に担ぐ輿。けんよ。 名詞 おきてまい 【掟米】江戸時代の小作料の名称。領主が取る年貢諸役のほかに、地主取り分の余米も含めて納入する場合にいう。定め米。 名詞 ひとあせ 【一汗】ひとしきり汗をかくこと。また、ひと働きすること。「ジョギングで―かく」 名詞 かけむしろ 【掛け筵/掛け蓆】1昔、室の内外の間仕切りに用いた、畳表(たたみおもて)に縁(へり)をつけたもの。帳(とばり)のように垂れ下げた。 名詞